過去ログ350-388

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date 2006/12/10(日)09:28
uname betsumiya

subject re(1):石井外相のこと

渡来sさま

本日の新聞で、北朝鮮はともかく、韓国については日本人の48%が親近感を抱いているというのには驚きました。まあ、前年はもっと高かったらしいのですが、去年はこのポルに気づきませんでした。

また古い話ですが、今から30年前、韓国旅行というのは著しく男の比率が高かったんです。とにかくビジネスでいくといっても周囲にワケを説明しないと、皆にヘンな顔をされました。そのうえ、韓国政府指定の旅行者を通さないと、ビザ1通1千円の賄賂をとられました。

そして夕食というとキーセン・パーティで、内容はいうのも憚られます。夜12時になると戒厳令で外出禁止です。そのうえ、景福宮ツアーや38度線ツアーというのは外国人オンリー、ウォーカーヒルのカジノも同じでした。この時代から30年後、太陽政策だとか歴史清算とかヨン様といわれると驚きますよね。

世界にはいくつか「原理主義」を示した国旗があります。中でも韓国の「周礼」をもとにした太極旗は儒教原理主義を示したもので、上の状態も現在の太陽政策もこれが基点です。すなわち、儒教特有の「現実無視」「リアリズム」喪失です。正潤論から「正統」であれば潤統をいかに取り扱ってもよいという考え方です。そして目的(正当性)のためには人権など無視して構わないという発想です。

韓国より純度を落としていますが中国もこれでしょう。ニクソン・キッシンジャーがベトナム戦争終結をあせり、台湾を排斥し中共の国連議席を認めたのですが、こんとき毛沢東以下は中国の核保有がこれを実現させたと曲解したことは明らかです。つまり核によって正統性を得たと思いました。「パンツをはかずとも核をつくる」といったのは劉少奇です。金正日が同じように考えるのは理の当然です。

フルシチョフがアメリカに中国核施設の空襲許可をとりにいったとき、アイゼンハワーは断ったといいます。それはそうでしょう。武力として北朝鮮の核を止められるのは中国とアメリカです。両者が組めば確実でしょう。ですが、「歴史」を知ったうえで、日本は少なくとも了解を求められたさい、解答を出さねばなりません。そして、現在の北朝鮮・韓国をつくったのは日本人という面があります。疑いないのは、総督府は朝鮮の儒学政治思想を好ましいものとして、応援したことです。

戦争開始にしても軍備にしても、常に始まり決定は人間の心の中です。不幸なことに北朝鮮核は金正日の心の中から始まり決定されました。歴史が単純に繰り返すは間違いだと思います。でも、類型化したものが起きるということは、何か共通する思想に原因があります。つまり歴史研究は金正日の次の一手の分析には役立ちます。ナポレオンのモスクワ遠征とヒトラーのバルバロッサ作戦は似てますよね。作戦発起日は1週間しか違いません。

別宮

352

date 2006/12/10(日)10:03
uname 困ぺい糖

subject re(1):石井外相のこと

渡来様

特定の国やジャンルばかりを研究していると岡惚れという現象が起こります。イラク問題の関連では、コーランを「クフラーン」と読め、とか、イスラムには独自の政治がある(神聖政治?21世紀に?)があるからそれを尊重しろ、とか言い出す類です。
軍事ジャンルだって同じで、戦艦大和が主砲の一発うち(一門だけ迎角変えてポンポン撃つ)を実戦でやったと主張する戦記作家さんに手を焼いたことがあります。
出来るということとやったということは違うんですけどね。

北朝鮮の行動を知るのに朝鮮史は大事です。しかし、読むべき朝鮮史資料によいものがないというのが現実です。大概が旧総督府系の資料孫引きによるウリナラものです。そして、日本人の総督府御用学者は当時はこれまた上に例を上げたイスラム学者のような人たちばかりでした。
政教一体からくる暴力賛美と独裁OKの政治意識、それに彼らの俗耳に受けやすい社会主義がイラクとシリアのバース党支配のバックボーンですから、イスラム学者の言い分を聞いていたらフセインOKとなるのは明白です。
また、逆に莫迦右翼の主張するようにいきり立って平壌に乗り込んでも、勝利(北朝鮮の非共産化)は望めない公算があります。なんだかんだ言って、侵略としか見てもらえないはずですし、限定勝利(核破壊のみ)ではなおのこと無責任のそしりを免れません。

実はこれ、今アメリカ共和党政府が陥っているジレンマです。イラク戦争には勝利しました。しかし、以後がよくありません。
アメリカ人は戦後も統一イラクでなければならない、宗教も自由だ、という原則からスタートしましたが、もともと宗派間バラバラ、強いものが勝つ、というところでは統一という発想そのものがないのです。今までは単にバース党(スンナ派役人)が武力で優位だったから抑えていたにすぎません。
アメリカの岡惚れさんたちはこれが見えていませんでした。宗教の自由は改宗の自由も含みますが、それを彼の地でやると、体に余計な穴が開くのが現実ですし、各グループは統一した法治などということを嫌います。だから夜間外出禁止令も守られないし、銃の警察没収も進みません。

一転朝鮮にもどりますと、仕掛けてくるのは金のほうです。しかし、極論すると、今では仕掛け方がよわっちいのです。しかも日本側が上記の腐れ学者みたいのの意見に押されて反応のタイミングを拉致などの際外しまくりました。
この際はしょうがないので、周りを金の敵だらけにしてからギリギリ締め上げて、相手が何か仕掛けてくるのを待つしかありません。これなら、他国の合力も得られますから、より徹底したアクションが起せます。

繰り返しますが歴史は大事です。これは内省を含むものだからです。

ロシアについては、まあ、今のところは日本には無関心と言うところでしょう。ただ、ロシア軍は昔から努力のベクトルを思い切り間違えて突進する癖があります。そのときは、カムチャツカ半島から出てきた潜水艦を以前のように対馬沖あたりで返り討ちにしてやりましょう。

困ぺい糖

353

date 2006/12/10(日)10:31
uname 困ぺい糖

subject re(3):ハイジンガーになっちゃうよ

渡来様

パプリカ、もう見たのですか?「千年女優」の監督さんだから期待はしてたんですよ。

さて、話題の硫黄島映画をいつ見に行くかが目下の思案ですな。

漫画はさて?

フジTVもやなぎうなぎのつもりでどぜうを放出したらイカンだろうと小一時間 困ぺい糖

354 削除
355

date 2006/12/12(火)08:32
uname 黒田長政

subject 岩波傾向

別宮さま

学生時代、図書館で「思想」の表紙を見た時、「ああ、なるほど、世界には様々な思想がある。
それを色々論じたり紹介したりしているんだな」と思い、ページをめくると、ちょっと違う。左翼系の思想陳述の雑誌でした。
ですから、読まなくなりました。

「世界」の編集方針も変でした。日本国内で悲惨な境遇にある人はいくらでもいるのに、アフリカの飢餓地帯の子供を救え、とか、
書いてある。

で、なぜか、多くの大学教員には支持されて、知的な書物とされているのがよくわからなかった。
世界の恵まれない子供を救う前に、理学部の万年助手の●●さんを助けてやっていかがですか?と言いたかった。

宇都宮徳馬の「軍縮問題資料」も変だった。軽武装で、GNP1パーセント枠を突破か!?と言われていた当時の日本で出版する
意味がわからない。当時300万の人民解放軍がいた中国で出版するとか、ソ連でロシア語で出版するなら、まだ納得できたのですが…。
まぁ、かの地でそんな本を出版すれば宇都宮徳馬の生命の安全はどうなっていたかわかりません。

ご意見・ご感想をお聞かせください。

黒田                            謹言

356

date 2006/12/12(火)10:25
uname med

subject re(6):債権の踏み倒し

別宮様、困ぺい糖様、

いろいろとありがとうございます。
お二人の文を何度も読み直して、なんとか理解した、・・・ものと思います。

LCの仕組みがなんとなくですが、わかった気がします。
1930年代初期にドイツが貿易協定を結んでソ連や中国に信用供与を行っていますが、当時まともな外貨をもっていなかったらしいソ連と中国にとってはけっこう大きなことだったのでしょう。

戦時債権の支払いが、大恐慌の結果ではあるとしても、それを更に悪化させるような額ではなかった、ということで理解しました。

次に支払い停止ですが、1934年当時のイギリス、フランスの支払い停止と、先のアルゼンチンの支払い停止とでは、中身がかなり違う、ということでよるしいでしょうか?

つまり、イギリス、フランスは債権を消滅させたわけではなく、そんなに悪質なものではないと。
国内に例えると、「支払い条件を緩和してほしい」ということでしょうか。

「支払い停止」というと「アルゼンチン」の例を見ていたもので、1930年代はとんでもない事になっていたのかと考えていたのですが、・・・違うのですね。
アルゼンチンの方が異常だと。

med

357

date 2006/12/12(火)10:38
uname med

subject re(4):仲裁外交

別宮様、

ドーズ、ヤング委員会については納得しました。まあ、政府が直接ではないにしても、政府肝いりではありますよね。

日本の参加ですが、どうなのでしょう。
当時、日本は既にアメリカとあまり仲が良かったとは言いかねるところがありましたし、・・・中が悪いというほどでもないでしょうが、・・・。

日本が会議に参加していても、何か出来たのか、むしろ混乱要因ではないかと考えてしまいます。
当時のイギリスも微妙な立場ですから、・・・。
イギリス自身、ドイツの味方をするかフランスの味方をするか定まっていたとは言い難いように私は感じたのですが、ご意見はいかがでしょうか。

行司役はアメリカしかいなかったのは確かかもしれません。

med

358

date 2006/12/12(火)11:51
uname betsumiya

subject re(5):仲裁外交

medさま

日本の参加は問題あります。ただ、石井のいう通り、はずされるのも問題があります。

国際連盟では、上シュレジエンの分割については、日本の調停案が通っているので、そこそこ無能ということもないのでしょうが、これも石井の努力でしょう。最近ではカンボジア和平について、シアヌーク王制の復活という大胆なことを外務省無名氏がやりました。先はわかりませんが、ここ過去15年はマアマアでしょう。シアヌークに感謝されていないというのもミソですが。

日本の案というのは、悪くいえば「信念」が落ちていて、両派の折衷のようなところがあります。ところが、ダーダネルス海峡の通行管理権についてローザンヌ会議というのがありましたが、英仏の「合同委員会」などの提案にたいして、「ルセールセー、海峡の管理権はトルコに決まっとるワイ」と野太く叫び、トルコのイスメト・イノニュに泣いて喜ばれたというのがあります。今でも、海峡の橋とトンネルの受注は日本企業にきてますね。叫んだ動機が、日露戦争のときロシア黒海艦隊の海峡通過を拒んだことの恩返しだというのがすごいですが。

そして、中国がロシア空母ワリアーグを購入しようとしたとき、軍艦通行禁止をいわれることを恐れ、「カジノ」船で使うからとトルコ政府を誤魔化したというのがまたすごいですね。こういうことで、英仏案に反対するとなると、日本人の血が騒ぐのでは?今でも大東亜戦争について、アジアの英仏からの解放戦争だとかいう人はけっこう多いですよね。

でもだいたいの国際会議について、日本人は参加することに意義があると考えているのでは?学会とかで全般的なルールを検討するとなると、「いいから結果だけ早く教えてくれ」という超実務的な日本人は多いですよね。

別宮

359

date 2006/12/12(火)12:07
uname betsumiya

subject re(1):岩波傾向

黒田さま

『世界』もそうですが、日本では「リベラル」と「共産主義者」が同じ雑誌・同じ組織で、同じようなことをいうのが問題です。

リベラルは「軍縮宥和外交」をいい、核禁止を唱えるのであれば、あらゆる核実験に反対しなければいけません。一方、共産主義者は、「いい核と悪い核があり、ソ連の核はいい核だ」と大胆なことをいう必要があります。ところが、宇都宮徳馬は中国の核に反対といわないんですね。それゆえ、日本のリベラルに票がいかないんでしょうね。

そもそも、宇都宮徳馬は共産党員からの転向ですから、共産主義からの転向いついて、またはリベラルになぜ転向したのか、自分でわからない程度の人物ではなかったかと。つまり偽リベラルでしょう。これは民主党にも多く、民共共闘などいってますね。沖縄ではやりましたが。

一般に、リベラルとは頑固であって「自由」「平等」を基準に物事を判断する人のことです。核であれば全部反対、自由貿易は一部農民の利益に反しても、死守せねば駄目です。明治の自由党はそうでしたが、最良の部分は政友会ー自由党ー保守本流にいったのでは?軍縮をいうのであれば、あらゆる国についていわねば駄目で、その言論の自由を認めない、ソ連や中国について弾劾し続けねばなりますまい。

別宮

360

date 2006/12/12(火)23:40
uname ウルトラザウルス

subject 宇都宮とん馬の親父

 朝鮮総督、宇都宮太郎大将でしたからねぇ。以前韓国から「お前の親父は、朝鮮総督だったじゃねーか」と言われて逆上したことが、親北朝鮮になった大きな原因のようです。
 逆上が過ぎて、生前「金日成主席こそは、本当の平和主義者」だの「日中友好こそ、世界平和の大動脈」(おひ、これでは池田大作だ)だとか、今から見ればギャグとしか思えない台詞を連発していました。
 で、死後さすがに「軍縮問題資料」の赤字に耐えかね、宇都宮家の家業ミノファーゲンはスポンサーを降りました。

 成金が小金を道楽に注ぎ込んで、家を傾けかけたわけですな。株とか土地転がし、あるいはギャンブルでなかったけど、不毛な浪費には違いない。

361

date 2006/12/13(水)00:25
uname 黒田長政

subject re(1):鳥越俊太郎も酷かった…。

ウルトラザウルスさま、みなさま

宇都宮徳馬が父を尊敬しなかった、というのは、不肖の息子としかいえません。
福岡では「あいつは首相の器ではないか」と言われたという、明石元二郎台湾総督を批判する人はいません。

TVニュースを見ていると、福岡県出身の鳥越俊太郎がキャスターをつとめている番組があるのですが、
カンボジアに日本の文民警察官派遣の時、ポルポト派の自国民200万人虐殺とベトナム軍の介入を視聴者に
正確に言わず、「なんでこんなに奥歯にモノがはさまったような言い方をするんだろう?」と思っていました。

で、その後、たまたまTVニュースを見ていると、鳥越俊太郎の番組で、岡山大学で共産党とかかわりを
持った男子学生が、入党して、さらに身近な女学生2人を「オレ、共産党に入ってる…」と告白&勧誘をする特集を
やっていたのです。こんな大学当局&岡山県警を挑発する特集を何故?赤旗の読者は家族構成まで交番の警官に把握
されるのを知らぬはずはなかろうに?と疑問に思っていました。もちろん、バランスを取って、自民党員になった学生
の特集などしていません。

ウィキペディア・鳥越俊太郎で来歴を見ると、「日本共産党員の家庭で育つ」ってなんなんでしょう?
彼のような人物が上記のような事をするから、ベテラン公安刑事の、「人は出自を越えられぬ」と虚無的なセリフが
大手を振って歩く事になるのです。

鳥越さんに言いたいことは、「福岡出身の赤い貴族は向坂逸郎だけでたくさんです」ですね。

黒田                               謹言

362

date 2006/12/13(水)00:43
uname ワトソン

subject 成金道楽

とん馬がミノファーゲン製薬の創業社長だったと始めて知りました。
この会社は60年前の薬だけでいまだに食べている奇特な存在です。共産主義の精神で技術革新を認めないのか、単に社長の道楽で研究開発費が無かったか。尤も下手に新薬に投資しても大火傷を負う事があるので、今だ存在するのは結果的に社長道楽が良かったのか興味深いです。

左翼思想も結局は金持ち道楽ですね。生活に困窮しないという意味で大学教員の金持ちに含みます。道楽ですから目の前で困っている隣人(万年助手氏)よりも、遥か彼方のアフリカの子供優先なんでしょう。

363

date 2006/12/13(水)08:35
uname betsumiya

subject re(7):債権の踏み倒し

medさま

支払い停止の定義は難しいようで、SPなどの格付け機関は、支払い方法の変更の交渉に入った段階で、支払い停止とみなすようです。ですが、これは民事ですよね。

例えば日本国債の場合、特別返済条項(政府は好きなとき、国債を全額償還できる)があり、金利が高い国債などは一挙に返済し、金利の低い国債に借りかえるという手も約款上は可能です。でもこれをやられると、高い金利の国債の保有者は迷惑です。これも支払い停止の一種とされます。

つまり、債権者に不利がちょっとでも発生すれば「テーク・ノート」するぞということでしょう。

1930年代の英仏の場合、民・民の契約を、1920年代に一部政・民に変更し、アメリカ民のホルダー(年金・貯蓄銀行など)は、いったん信用力があがり喜んだ段階で、支払い条件を緩和してくれという交渉です。ホルダーにとり絶望的に不利ということはなかったはずです。それに、債権売買市場というのがあって、売却も可能です。1946年のブレトウッズ会議で、いったん清算されて、アメリカ民は実害をこうむっていません。

それと、政府の税収・支出はよくわかります。負債も国債ですからわかります。ところが、資産がよくわかりません。そもそも道路・橋というのは資産とみなせるか疑問です。ですが、外貨準備というのはどうなんでしょうか?これは日本銀行名義で国家の財産です。これが既に途方もない金額になっていて、300兆円にも達する勢いです(それに加え、年金準備がありますから、国の借金650兆円などたいしたことはない)。1946年のアメリカは今の日本の状態であって、アメリカ政府(連銀)がアメリカ民の英米債権を買い取ると、たんなる外貨準備の増加だけですよね。

アルゼンチンの場合は、国債の不渡り(利金=クーポンの支払いに応じない/ロンドンにある利金支払い代行会社の口座に当該通貨を振り込まない)であって、民であれば完全な倒産ですが、一応国家ですよね(つまり夜逃げできない)。今回、国税当局は全額無税償却を認めたようですが、アルゼンチンが支払いを再開したらどうなるのか、どうもよくわからないところがあります。確かなことは、日本的基準でどうでもよい金額が、外国では死活問題だったりするんですね。これは20世紀のアメリカにもあてはまります。そして間違いないのは金など貸したところで、相手は絶対に恩義など感じません。

別宮

364

date 2006/12/13(水)09:49
uname 渡来s

subject re(1):石井外相のこと

 別宮様・困ぺい糖様,早速の御回答,ありがとうございました。

 高校の日本史の教科書に石井外相が登場するのは「石井・ランシング協定」くらい
でしょう。 もっと知られてよい人だと思うので,残念です。

 今日は夫婦そろって有休ですが,役所と金融機関と病院めぐりで1日つぶれてしまう
予定で,あ〜あ,つまんない。  

    CX『役者魂!』の桜子役の女の子が気になる,渡来静
    USAの「押しつけ癖」はどうにかならんものか,sai夫  

365

date 2006/12/15(金)02:21
uname 臨界現象

subject 国際法への違和感?

別宮様、掲示板の皆様

第1次世界大戦時の同盟の変化を調べていたところ、このサイトを見つけました。
すごいサイトですね。
掲示板の過去ログでも非常に有益な議論が行われており、
何よりも、別宮様の著作に感心することしきりでした。

以前から感じていたことなのですが、
国際法の研究というのが、何か現実から乖離しているというか、浮き上がっているような
気がしておりました。
空想世界とまではいきませんが、ある種の違和感があります。
私だけかもしれませんが・・・・

例えば、山本草二『国際法』(有斐閣)あたりが、標準的なテキストだと思うのですが
ケロッグ=ブリアン条約(不戦条約)についてはほとんど触れず(ロカルノ条約は完全に無い)
国連憲章について様々な説明がされています。
国連憲章通りに世界が成立しているわけではないので、国際法に全く興味が持てなかったので
別宮様の説明を読んで、本当に目からうろこでした。

別宮様は法が成立した歴史的な背景を重視していると、勝手に思っているのですが
別宮様のように説明している方は、日本では他にいらっしゃいますか?
それとも海外では当たり前なのでしょうか?

366

date 2006/12/15(金)03:02
uname 高城

subject 硫黄島からの手紙

遅ればせながら、硫黄島からの手紙を見てきました。

時代考証に関しては良く分からないのですが、自分は面白く感じました。栗林中将等の合理主義と他将校(特に海軍)の玉砕主義の対立のくだりが、特に面白いと思いました。その他旧軍の良くない所あたりにリアリティーを感じたのですがどうでしょう?人物のキャラクターづくりは、良いと思ったのですが。もう少し日本軍が健闘しているシーンが欲しいとは思いましたが(粘ってはいるのですが、あっさり陥落したように見えなくもない)、アメリカの映画でアメリカ人がボロボロになるシーンも撮りづらいだろうと思うので、仕方ないかとも思います。

よろしければ、見た人は感想をお聞かせください。その他、硫黄島や栗林中将がらみで何かネタがあれば是非。

367

date 2006/12/15(金)09:00
uname med

subject re(8):債権の踏み倒し

別宮様、

betsumiya> 支払い停止の定義は難しいようで、SPなどの格付け機関は、支払い方法の変更の交渉に入った段階で、支払い停止とみなすようです。ですが、これは民事ですよね。

うーむ、そうだったのですが。一口に「支払い停止」と言っても千差万別なのですね。勉強になりました。
1930年代のヨーロッパの支払い停止は、それなりに大きな問題だったのでしょうが、それほど深刻でもなかった、ということですね。

betsumiya> そして間違いないのは金など貸したところで、相手は絶対に恩義など感じません。

これも確かに事実ですね。悲しいことですが。
正確に言うと、貸した時には多少の感謝はされますが、しばらくすると感謝は忘れ去られむしろ敵意さえ持たれてしまうように思います。
日本のODAって何だったのでしょうね。

med

368

date 2006/12/15(金)09:03
uname betsumiya

subject re(1):国際法への違和感?

臨界現象さま

国際法に限らず、法学にはマルクス主義法学というのがあって、山本草治氏始め国連のような助言機関を、あたかも安全保障機関のようにとらえます。その点で、ご指摘の直感は確かでしょう。要は安保理議決にどう従うかは各々の国家の主権に属することです。

この点で小沢一郎・旧社会党右派の国連待機軍設立構想などは決定的な誤りであって、国連議決に自動的に従い、国連官僚の指揮にしたがい戦争に参加するなど、憲法違反であるばかりでなく、議会政治家としての道義性を疑わざるを得ないと思います。権力者の座に昇ったとき、議会手続きを経ないで軍隊を出せるという安易な発想であって、同郷の東條英機とよく似ています。

そして小沢流に根拠を与えているのが、このマルクス主義法学というわけです。このあたりも東條の統制主義とよく似ていて、雪国の寝惚け社会主義の変形です。外は雪で、コタツに入って寝転がってモノを考えていると「あらぬ事」を思いつくものです。北海道一区の横路を落とすため、「北の護り」の旭川の杉村タイゾー君が出ないか、とこちらもコタツに入り昨日妄想してしまいましたが。

なぜマルクス主義が国連中心主義を出すかろいえば、元来コミンテルンに国際法という意識がなく(帝政ロシアもソ連も条約など目もくれない。しかし他国には従えと力説する)、ソ連が国連で理事国になり大国外交の中に入ったため、急に利用することを考えたためでしょう。一方、日本の学者は、一度大学内閥に入るとそこで安住しようとしますから、旧説から出ようとしないんですね。そもそも国際法は英米法ですから、国連憲章など出しても法理になりません。でもいっても無駄でしょう。

国際法については、マルクス主義の影響の薄い戦前の方がわかりやすく、東條が嫌った横田喜三郎などが、ロカルノやケロッグ・ブリアンについてわかりやすく説明しています。開戦ルールについても明解であって、キーナンや清瀬三郎など国内刑法家、小国国際法大家バールをはるかに抜いています。近時では色摩力夫さんが『国連という神話』(PHP)など発言していますが、元外交官ですね。個人的には異論がありますが・・・。

別宮

369

date 2006/12/15(金)17:09
uname 日雇い労働者

subject re(2):国際法への違和感?

betsumiyaさま
 別宮様の著作で、対米開戦がパリ不戦条約違反と指摘されましたが、東京裁判で東條が
もっぱらハーグ条約を問題にして、パリ不戦条約を意識していないのはなぜなのでしょうか?(質問1)
 今年の文芸春秋7月号に外務官僚たちの真珠湾攻撃(佐藤元英)という論文に、革新(社会主義?)
外務官僚と軍部が「無通告」開戦に、かかわったと結論付けています。
 これでは、パリ不戦条約どころか、ハーグ国際条約さえ違反している。
この論文の内容に従うと、外務省は開戦の準備の際、パリ不戦条約を問題にしていない。
 また、外務省は対米開戦の開戦手続きを準備する際、独ソ開戦を参考にしたと書いてあり
ました。私は、国際法の考え方英米流から根本的に変わったのかと感じました。
 本論文でも、政治学者の矢部貞治は、ハーグ国際条約を無視してよい。大事なのは、
戦争目的を明確にすることだ。と発言したそうです。矢部はドイツ系の学者だったか?
 日本の軍部、官界、学界がドイツ一辺倒になったのが原因の一つなのか?
 ドイツの国際法理解には、英米と違った考え方があるのでしょうか?(質問2) 
フランス戦勝利から、世界の基準はドイツになったと錯覚したのでしょうか?
(バルバロッサを当時のドイツのナチス御用国際法学者がどう弁護していたか、興味
があります。日本のドイツ流学者が翻訳、紹介して対米開戦に用立てた可能性は?)
福田和也の山本五十六の評伝に、山本が、ドイツのフランス戦の雄大さに感銘を受け、
比して日本のふがいなさを嘆く友人への手紙がありましたが、瞬間ドイツの日本海軍へ
の影響は、かなり深かったのではと感じました。技術的なことのみでなく、国際法にたいする
考え方など、国際社会に対する考え方も影響が深かったのか?東郷平八郎の英米法遵守
から、真珠湾の無通告開戦までの短期間の堕落ぶりを、かんがえるとそう思えてくるのです。
 日雇い労働者

370

date 2006/12/15(金)21:42
uname 渡来 静

subject re(1):硫黄島からの手紙

 高城様,たいしたネタではありませんが,ちょこっと。

 数年前,週刊文春の記事で,硫黄島にて日米合同慰霊祭が催された旨の記事を読みました。
旗手が持つ国旗,星条旗の方が日章旗より大きいのが記者には不満だったようです。
それが本当なら,わたしも不満ですわ。

 栗林中将の未亡人(※)も出席され,司会者が「ザ・ウィドゥ・オブ・ジェネラル
・クリバヤシ」と言うと,日米双方の全員が起立して敬意をあらわした,とのことでした。

 恩讐の彼方に…というのは,誰の言葉でしたっけ。 小説のタイトルだったかな。
ここまでくるのに2世代ぶんの時間が必要でした。

 勇敢な敵であることは単なる勝者であることより困難なのでしょうか。

 渡来sが軍事力の強化を主張しているのは戦争抑止のため,すなわち平和を創るため
です。 我らが国土を第二・第三の硫黄島や沖縄にしないために。

(※)場違いな蛇足で失礼します。 『めぞん一刻』の中で主人公の義父が,こんなこと
を言う部分がありました…未だ死んでないんじゃない,生きているんだ。 いわゆる戦争
未亡人の方々は,どんな「戦後」を生きられたのでしょうか。 勝敗を問わず,全てとは
申しませんが,主要交戦国のケース,知りたいものです。 日米,独ソ,英伊…。 どこ
かに,そのような本がないものでしょうか。

371

date 2006/12/15(金)22:24
uname 渡来 静

subject 兵科元帥

 別宮様,皆様,いつもお世話になっております。 12月も後半に入ろうとし,
今年も残すところ,わずかとなりました。 ノロウィルスだとかが暴れそうなので,
忘年会等での暴飲暴食にはお気をつけください。 

 今年の渡来sのボーナスは可処分額が増えたので…といっても少しですが…趣味の本
を去年よりは多く買えそうです。 しかし,残業手当は消滅するかもしれず,税金面で
は企業減税/個人増税の傾向,将来の子供の教育費や,悪化する(かもしれない)治安
に備えてのセキュリティ対策etc,まことに頭の痛いことです。 改革の成果って,
たのしみですね♪ 離島や山村が見捨てられるぞという警告が当たりませんように。

 失礼しました。 イーグルパブリシング『萌え萌えミリタリー階級事典』を買いました。
いつぞやの戦車学校では後悔したくせに,喉元すぎて熱さを忘れたか,というわけでは
ありません。 けっこう,おもしろかったのです。 ところどころ,気になる箇所も有り
ましたけど。 例えば,第1次大戦中のヒトラーがオーストリア帝国軍所属,などと書か
れていました。

 旧ソ連には,あのスターリンが就任した「ソ連邦大元帥(?)」でしたか,そんな階級
だか称号だかが存在しました。 他に,砲兵元帥という兵科元帥があって,珍しいのぉと
感じていたのですが,これ,ドイツからの影響なんですってね。 おどろきました。

 貴族の閥がハバをきかせていたドイツでは,兵の階級は数が少なく,将官の階級の数が
多かったそうです。 近代より前,貴族の時代には,彼らにムラなくポストをわりあてる
ために,そういう階級構成になったのだとか。 少将から元帥まで5つでしょ,と考えて
いたら,そんなに単純ではなく,大将にも騎兵大将と歩兵大将などの違いがあり,元帥に
も上級大将を兼務?している場合と兼務していない場合とがある,とか。 大関が休場の
本場所では横綱が大関を兼務して「横綱大関」になることがあるようなものでしょうか(笑)。

 今のブンデスヴェーァ(ドイツ連邦軍)は,将官は米国式に准将から始まって上級大将
が無くなり,兵や下士官の階級が多い,市民軍っぽい構成になっているそうです。

 これ,みんな陸軍の話です。 念のため。

 明治の日本では,初期の短期間,陸軍元帥が存在したことがありました。 ただ1人
が,それに任じられました。 その人は,西郷隆盛です。 しかし,すぐに制度が変更
になって,一等武官は元帥ではなく大将になり,西郷隆盛は,やはり唯1人の陸軍大将
でした。 元帥。 元帥。 なんだか,ピンとこない。 最上位は「将軍」でしょう,
やっぱり。

 べつに,この本を,おすすめは,しません。 ただ「萌え」の魔手も,こんなジャンル
にまで及ぶとなると,すこしは警戒せねば(笑)。

372

date 2006/12/15(金)22:53
uname 臨界現象

subject re(2):国際法への違和感?

別宮様

ありがとうございます。
「マルクス主義法学」というものがあるとは驚きでした。
確かに、検索をかけてもいろいろ出てくるので驚きです。
マルクス主義の影響から脱するにはなかなか時間がかかるかもしれませんね。
法学以外にもマルクス主義○○学というのが、まだ隠れているのかもしれません。

横田喜三郎は今度是非読んでみようと思います。
最高裁長官だった人なんですね。

民主党の小沢一郎の安全保障への考えはまぬけですよね。
「普通の国」というキーワードはなかんか面白いですが、
彼の「普通」は国際社会(G8)での普通ではないようですね。
ただ、彼の「豪腕」は単なる神話に過ぎないと思っています。
実は結構選挙に負けているんですよね。

373

date 2006/12/16(土)00:08
uname 改名志願

subject re(1):兵科元帥

改名志願です。渡来様ハジメマシテ
>ノロウィルスだとかが暴れそうなので,忘年会等での暴飲暴食にはお気をつけください。 
クビになった会社では大流行でした。同期の場合は一時間に何度もトイレに行かねばならず、休んでいました。
某家電量販店なので不特定多数の人が出入りする以上は仕方がない。やはり人込みは避けた方が賢明です。
外食していないからといって安心はできないようです。SARSが流行ったシナではノロウィルスは暴れているのでしょうか。
暴れてんだろうな。そして当局が弾圧してんでしょうね。北京オリンピックのためとかの理由で。これから法輪○が弾圧
されたりするのだろう。まだまだ寒くなるし。あ、ワタクシは健康体です。今の所。
皆様、御気を付けて改名志願

374 削除
375

date 2006/12/16(土)01:20
uname ウルトラザウルス

subject 満州国に将来性はあったか?

 怪我の功名と言うか、日本は敗戦の結果、金食い虫だった植民地の全てを手放す結果となり、それが戦後の高度経済成長の大きな理由となりました。
 結局、明治当初程度の領土に戻ったことは、正しかったのかも知れません。
 それを承知で持ち出す疑問ですが、事変が拡大しなかったら、満州国に発展の余地はあったのか?

 政治学の泰斗、小室直樹博士は「国際連盟が満州国を認めなくても、日本は平気でいるべきだった。そして、国際連盟にも居座るべきだった。当時の国際社会には、中国ために武力で満州国を覆そうとする国は一国もなかった」と述べています。
 当時の日本には、国家として必要不可欠な狡賢さが欠けていたのかも知れません(特に松岡洋右)。欧米列強に対して「あんたらが、アジアアフリカで散々やったこっちゃろ。今更ガタガタ言うなや」とばかりの態度を取って、そのまま国際連盟に留まる。そして、満州国の充実を喧伝し、中国による統治より遥かに素晴らしい王道楽土になったことを世界に対して証明すれば、やがて満州国も世界から公認されるときが来た可能性もあるというものです。
 もちろん、支那側が手をこまねいているわけもなく、侮日排日をよりステップアップさせたでしょう。上海事変も勃発し、日華事変も始まったかもしれません。それでも、当時の日本に政戦両略の一致があれば、南京を落とした段階で最大限寛大な和平を結び、事変を終結させる。当然、三国同盟からは離脱し、完全にファシズム陣営からは距離を置かねばなりません。
 私は、このようなシナリオがあながちIF戦記ではなく、十分実現の可能性があったと思います。
 しかし、そのためには、政治指導者にも外交官にも、もっと人材を得る必要があったでしょう。
 こうしてみると、日本を敗北に追い込んだ責任は、職業軍人より、文民政治家・外交官にあったと言えるのではないでしょうか。

 もっとも、満州を抱え込んで王道楽土を実現しようとすれば、戦後の高度経済成長はあり得なかったし、昭和40年代に入っても、陸軍は満州移駐を続けたでしょうね。あるいは、相当息苦しい世の中かも知れません。陸海軍の、ナワバリ主義丸出しの予算獲得競争も続いているでしょう。(空軍が独立して、3軍間で競争か?)
 私は若い頃、親父から叱られる度に、「昔ならお前の歳で、満州に行って戦争している」と付け加えられることが多かったのですが、シャレで済まない。
 一方、新京の大通りで61式戦車編成の満州国軍機甲師団が、溥儀帝の閲兵を受ける光景を、NHKのTVニュースが誇らしげに放送していたでしょう。
 満州や朝鮮、台湾で日本語のTV放送が行われ、NHKの全国天気予報は、南は台湾から北は大公安嶺までカバーしているでしょう。
「続いて、大陸からのニュースです。
 満州国建国日記念に当る昨日、新京では帝国建国記念の観兵式が行われました。
 溥儀皇帝陛下におかせられては、軍官学校生徒隊、更に最新鋭の装備を誇る近衛第1機甲師団を先頭とした陸海空軍部隊を閲兵され、忠勇なる五族将兵に対し『引き続きなお、一層の訓練に励み、王道楽土の守護者たることを切望する』との勅語を発せられました。……」
 満州国の国章をプリントした日本製の戦車やジェット戦闘機が、次々画面に登場する番組を見ながら、日本の青年は間もなくの入営と、満州移駐にブツクサ文句を言っているでしょう。
(あ、これでは『レッドサン・ブラッククロス』か『覇者の戦塵』の亜流だ……)

376

date 2006/12/16(土)03:11
uname 高城

subject re(2):硫黄島からの手紙

渡来静さま

渡来 静>  栗林中将の未亡人(※)も出席され,司会者が「ザ・ウィドゥ・オブ・ジェネラル ・クリバヤシ」と言うと,日米双方の全員が起立して敬意をあらわした・・・
 やはり人と違うことをして結果を出すというのは、困難でもあるし尊敬に値すると思います。関係ないことのようですが、リック・フレアーとうアメリカのプロレスラーが、強い相手を倒してこそ自らが輝くという様なことを言ってまして(ジャンプっぽいですね)非常に感心したのですが、アメリカ人にはそういうところがあるのかもしれません。視野の狭い中朝相手では、腐しあいの螺旋から抜け出せそうにありませんが(下手に褒めると自分が上だと勘違いしかねない)・・・・引越ししたいですね、日本ごと。

渡来 静> (※)場違いな蛇足で失礼します。『めぞん一刻』の中で・・・いわゆる戦争 未亡人の方々は,どんな「戦後」を生きられたのでしょうか・・・知りたいものです・・・どこかに,そのような本がないものでしょうか。
 蛇足というか、めぞん一刻いいですよね。惣一郎さんがらみにはあまり関心がないのが、男目線なのかもしれませんが。お力になれず、すみません。

高城

377

date 2006/12/16(土)08:56
uname betsumiya

subject re(3):国際法への違和感?

日雇い労働者さま

不戦条約によって、(侵略)戦争が禁止されたのですが、外務省の役人は条約の内容はわかっていたと思います。陸軍軍人も半ばわかっていたと思います。というのは、東條の論理はアメリカの経済制裁=徴発であって、それゆえ真珠湾は先制攻撃にあたらないという理屈です。

この理屈は経済制裁が挑発に当たらないという点以外は、不戦条約の趣旨はわかっている議論です。問題は海軍でしょう。一昨晩もNHKで、真珠湾・山本五十六特集をやっていました。その中で旧海軍のキャリア官僚も出ているんですが、まったく恍けたことをいっています。戦後60年たっていますが、海軍軍人で真珠湾攻撃についてパリ不戦条約の観点から論じている人はいないのでは?心配するのは、これがわからねば、イラク戦争についても北朝鮮問題についてもわからないんじゃないかという点です。例えば北朝鮮にたいする経済制裁が「挑発」に当たるかという点です。これは当たるはずがないのであって、当然、1941年のアメリカの石油禁輸も当たりません。

外務省官僚は若手はともかく、ハーグ第2回やベルサイユ条約から外交に当たっている人物は十分承知していたと思いますが、セカンドベスト(つまり奇襲開戦は成功させたいが、国際法違反の誹りは避けたい)を追求した結果、「国交断絶通知」くらいという話が出たんでしょう。そして不思議なのは昭和40年代に入ってからの、「在ワシントン大使館サボリ説」です。念がいっていることに、外務省はこれに耐えかね謝罪までしています。当り前ですが(間に合って)真珠湾5分前にハルに国交断絶を告げたところで、アメリカは全力をあげて日本に反撃してきます。史実と一緒です。旧海軍人の宣伝力と国民の山本信仰の合作ですが、こんなことをいっては、今後の国策を誤るでしょう。ともあれ歴史頓珍漢のNHKは今でも、このシナリオですよね。

また佐藤元英氏のドイツを参考にしたは鋭い見方でしょう。不戦条約の欠陥は戦争は禁止されたが、それじゃどうやって始めるのかという問題が解決されないことです。もし、テロをうけたり講和条約違反をやられたりしたらどうするかという点で、現実的なのは即刻、国連その他宣伝の場所で、大騒ぎのうえ戦争を予告しながら、先制攻撃することです。つまり従来集団安全保障をもって参戦するのと同じ方法です。これは今でもアメリカがやっています。しかし緒戦の戦果を重視するなら奇襲開戦、すなわちヒトラーのバルバロッサの方法です。金日成やフセインも同じでした。真珠湾も残念なことにそれだったということでしょう。ドイツの国際法理解はヒトラー以前は、外形主義です。第一次大戦のベルギー中立侵犯の最後通牒の期限は12時間です。これは、ハーグ条約の「予告期間」の趣旨の逸脱でしょう。ヒトラーはといえば「最後通牒だの予告付宣戦布告だのそのようなブルジョワ嗜好に我々国家社会主義者は従う必要がない」とバルバロッサ直後にいってますから、これは条約無視ということでしょう。

「山本が、ドイツのフランス戦の雄大さに感銘を受け、比して日本のふがいなさを嘆く友人への手紙」は初耳です。そういった可能性については想像しませんでした。むしろ、山本が真珠湾の着想を得たのは1940年4月の海軍演習と察知されますから、空母集中使用を編み出した山本にとり、戦車集中使用などそれがどうしたと感じられたのではないかと想像しました。むしろ、1940年5月から6月までにフランスを崩壊させた方に感心したのかもしれないと思い当たりました。

別宮

378

date 2006/12/16(土)09:33
uname betsumiya

subject re(1):兵科元帥

渡来さま

『萌え萌えミリタリー階級事典』を読まないことには、いい加減になりますが、高級軍人の階級は、貴族軍か市民軍かという分かれではなく、実戦勝利の有無が大きいのでは?

例としてあげられた西郷隆盛も戊辰戦争の野戦軍司令官(表面的には有栖川宮熾仁殿下)ですから「大将」はわかりやすいですね。ですが、金日成国防委員長殿の「将軍様」というのは、この人、大会戦を指揮したことがあるのかね、と平均的日本人は思うのでは。

これと同じ理屈で、第一次大戦勝利のフランス軍、普仏戦争勝利のドイツ軍に元帥"Feld Marschall""Marshal"が乱発されたのは当然でしょう。ただ日本は、日清日露でも直後にはくれず、ちょっと経ってから元帥になりますね。定年名簿の関係でしょうか?寺内正毅陸相が元帥になって、桂太郎首相は大将止まりですから、考えようによっては不思議ですね。まあ桂は公爵になりましたが・・・。

この伝で、第二次大戦後の(陸軍ではなくて)アメリカ海軍の元帥"Fleet Admiral"はなんかヘンですね。ニミツツとハルゼーがなってますが、キングとスプルーアンスはなっていませんね。ただ空母の名前は政治家のフォレスタルとかカール・ビンソンをつけるようですね。空母ニミッツは不愉快でとっとと退役しろと思いましたが、しましたね。レキシントンとか古戦場も不愉快ですが、松坂がレキシントンに住むのではないかと思うと感慨深いですね。もっともボストンコモンという公園の周りが高級住宅地ですから、これも独立戦争の地名ですね。この公園、灰色のリスが出ますけれども(関係ないか)。

別宮

379

date 2006/12/16(土)10:16
uname betsumiya

subject re(1):満州国に将来性はあったか?

ウルトラザウルスさま

大日本帝国を敗亡に追いやったのは「社会主義思想」=統制主義でしょう。満州国が成立してそのあと二キ三スケが入りましたが、彼らは全員社会主義者であるうえ、スターリンソ連に憧れていました。

そして、本国財政投入により「昭和製鋼所」などつくって重化学工業中心の社会主義国家を満州につくろとしました。当然、競争制限(販売先確保のため)になり、国内の日鉄の高炉新設を禁止しました。そして、この設備は今の中国の鞍鋼に使われています。ところが一貫製鉄ではなく、製鋼は義州なりに運んでやる一方、平炉設備は別にもつなど、現在からみれば使い物になりません。つまり、技術革新に追いついていけないんですね。

ところが、昭和製鋼の人が復員して、川鉄千葉をつくりました(昭和29年)。設備の中心はストリップミルといわれる連続圧延設備です。そして、このタイプの工場が臨海につかられ、15年のうちにアメリカの粗鋼生産能力を抜いてしまいました。これを、満州事変(昭和6年)をやりながら実行することは可能だったかといえば可能だったはずです。それができなかったのは当時の軍人と文民そして民間人の社会主義信奉であり、その基礎をなすドイツ嗜好です。

そのうえ始末悪いのが、儒教思考(=大アジア主義)は社会主義やドイツ嗜好と近親性があります。例えば、蒋介石が好んだのは国家社会主義であり、ドイツ軍人でした。つまり、当時の日本と中国はドイツの裾を互いに引っ張っていたんですね。これではドイツが得られたとき、距離を広げることができたでしょうか?

「ファッショ」の如きもの以外というのは、英米派であり自由主義者(リベラル)です。ところが今の民主党古株リベラルにみられるように、リベラルというのは根性が据わっていなければ、簡単に社会主義に転換、または共闘し、『朝日新聞』に代表される無責任左翼に転落します。昭和に入ると、西園寺・牧野を除けば近衛・木戸ら「重臣層」といえども、ドイツ嗜好・社会主義賛美です。つまり、昭和初年の青年が国を滅ぼしたんでしょう。自由よりも「効率」(じっさいには非効率)を優先させたためです。そして、法治や義務よりも放埓を好んだためです。

私は小室氏のようにヤワではないので、金を使わずに満州国を成功させるのであれば、満州における公用語を日本語に限定し、それができない移民中国人を山東省に放逐すべきだったと考えています。「五族協和」などチャンチャラおかしいのであって、じっさいは中国不法移民が8割という人口の現状をどうするかの問題です。満州の悪は漢民族優先をやった張作霖・学良軍閥の問題であって、それができねば、満州と中国を分離できないでしょう。代わりに誰を入れるかといえば朝鮮人しかないというのが難点ですが。

別宮

380

date 2006/12/16(土)10:29
uname ウルトラザウルス

subject ありえたもう一つの『めぞん一刻』

 10巻の頃に戻って、響子さんを三鷹に持って行かれ、こずえちゃんは別の男と結婚し、とうとう全てを失ってしまった五代君。
「おれはもう、何もかも終りだ〜〜〜」と酒浸る毎日。隣の部屋では、白目を不気味に光らせる四谷氏「時は今」

 ある日、珍しく四谷氏から「ごだーいくん、ちょっと出かけませんか。昼飯おごるから」とのお誘い。そのまま連れ出され、都内のある雑居ビルに連れ込まれる。そこでは、同じ年代の風体の上がらない男達が集まっていた。
 そのままマイクロバスに乗せられ、首都高から横横道路に入り、着いた先は神奈川県横須賀市。
 五代君が、四谷氏の陰謀を知ったのはマイクロバスが武山駐屯地第1教育団の営門をくぐった瞬間だった。
「よくも騙したな、四谷さん、あんたって人は!」
 だが、時既に遅し。四谷氏は悪魔のような正体を、とうとう明らかにしたのであった。
 2等空曹四谷虎之助、東京地連募集課広報官。人呼んで「狙った高在生は必ず撃墜するペトリオットの四谷」
「またまたまた、五代君。何をおかしなことを言うんですか。キミが勝手についてきたんでしょ。あ、そうそう。入隊試験は、私が変わりに受けておいてあげました」
 と、目を細めてあしらう四谷氏。
「嫌だ。僕は出て行く。出て行くんだ!」
 と逃げ出そうとする五代君を、背後からがきっと羽交い絞めにする山口健太郎班長(『右向け左』キャラ)。
「じゃ、後はよろしくお願いします、山口3曹。お中元は弾みますから」
「へいへい、お歳暮もよろしく」

 ……かくて始まる、『右向け左』けこ・こみるバージョン。 

381

date 2006/12/16(土)10:53
uname ロック
subject re(1):石井外相のこと

渡来s様

私の場合 歴史を知りたいのは興味本意です
そして 知る事は民主主義の根幹である議論が活発になると思うのです
議会で決するのも大切な事ですが 議論そのものも重要です
なにより議論を通じて物事や考え方が公になるのは最も望ましいことだと思うのです

プーチン ロシアをある意味分かり易いかと思います
劣勢になった時には敵で優勢になった時には味方でしょう
凄く頼り甲斐が無い国ですが それだけに予測がしやすい
そうみるといっそすっきり付き合えると思うのですよねぇ
外交とは別ですが彼等の心情というか
人を信じる事が出来ないのでしょうか そして信じるとコロっと騙される事が多いのかもしれません

382

date 2006/12/16(土)11:52
uname 若村 さき

subject re(2):硫黄島からの手紙

渡来 静さま

お久しゅうございます。若村さきでございます。

>栗林中将の未亡人(※)も出席され,司会者が「ザ・ウィドゥ・オブ・ジェネラル
・クリバヤシ」と言うと,日米双方の全員が起立して敬意をあらわした,とのことでした。

これは、数年前ではなく、1995年つまり戦後50年というか硫黄島戦50年の式典のお話だと存じます。

このことは、宮嶋茂樹さんの『不肖・宮嶋 史上最低の作戦』(太田出版、1995年/後に文春文庫)で知りました。 涙が出るほど感動的なルポです。

ご参考まで。

383

date 2006/12/16(土)12:00
uname ロック

subject re(1):兵科元帥

渡来 静様

学問とは別に趣味として階級を調べていた事があります
告白すればコスプレで一体どんな階級章をつけたら良いかで悩み
結局 私などでは将校は論外でかなり頑張って伍長あたりで落ち付きました
今でも銃器以外 ドイツ連邦軍フルセットがどこかにあったような....
ボディーアーマーが重いので工夫が必要ですが 一応上手くいったと思います

余談ですが某エアガンメーカーからP8が発売された時
新型ホルスターを装備したい誘惑に駆られましたねぇ
ただ当時 P8用ホルスターが日本で売られていたのは今でも疑問です

たぶん戦争回数が多いと階級も増えるのではないかと思います
功績に対して報いるものでもありますしねぇ
中国でも戦乱があると 〜校尉 〜将軍 というのが増えますよねぇ
ただドイツはナチスの階級もありますし
連邦軍は戦後再編ですからリセットがかかっているのでしょう

384

date 2006/12/16(土)14:00
uname 野次馬

subject re(1):兵科元帥

渡来 静様

元の話から脱線いたしますが、ドイツとソ連の元帥だらけをからかった?、こんな漫画があります。

(概要)

某国では元帥を乱発、多すぎて整理がつかない状態に。

国防大臣「そうだ。元帥に等級をつけよう。そうすりゃ整理できるだろう。」

・・・その結果、

二等元帥「上等元帥どの!二等元帥、ただいま厠から戻りましたっ!」

上等元帥「オウ。」

いしいひさいち氏「鏡の国の戦争」の一コマです。
自分的にはツボに入って、大爆笑した話でした。

しかし本当のところ、元帥間もそうですが大将同士の上下関係ってどうなってるんでしょうね。
日本の場合は年次であったり、士官学校なり兵学校での席次で上下を決めていたみたいですが。

385

date 2006/12/16(土)15:08
uname 若村 さき

subject re(2):兵科元帥

別宮さま 渡来さま

若村さきでございます。

元帥に限らないことですが、軍事用語は漢籍において使用されたことばからの転用が多いですね。漢籍における「元帥」は将軍を統べる地位です。

ちなみに漢語では「大」は美称用の接頭語なので、「王」を「大王」と呼ぶように、「元帥」を「大元帥」とも呼びます。

ですから、日本軍の統括者ということで、西郷さんが「元帥」という地位だったのは理解できると思います。当時は陸海が対等ではなく、陸軍の方が上だったので、海軍元帥はなかったのではないでしょうか。

ところが、その後、明治の元勲たちは天皇を軍を統べる地位にしようと考え、臣下の最高官を大将にしたのではないでしょうか。軍人勅諭にある「朕は汝等軍人の大元帥なるぞ」は、明治15年の煥発で、すなわち元帥府条例の前ですから、漢語通り、「元帥」=「大元帥」であるところの、陸海軍の統括者であると理解していいと思います。

それから、「元帥府」ですが、元帥府条例(明治31年)には、

第一条 元帥府ニ列セラルル陸海軍大将ニハ特ニ元帥ノ称号ヲ賜フ
第二条 元帥府ハ軍事上ニ於テ最高顧問トス

とありますので、天皇の、軍事上の最高顧問機関であるのが「元帥府」ということであり、そこのメンバーとなった陸海軍大将に下賜された「称号」が「元帥」ということです。つまり、元帥府条例によってあらたに定義された「元帥」は、漢語の意味とは切り離されたもので、「官」でも「職」でものなく、「元帥府」に列せられたから「元帥」と称されるということです。

これ以降、天皇を「大元帥」と呼ぶのは、漢籍通りですが、「大元帥」=「元帥」とはならない、日本式の「元帥」が誕生したことになります。

それから、

>寺内正毅陸相が元帥になって、桂太郎首相は大将止まりですから、考えようによっては不思議ですね。まあ桂は公爵になりましたが・・・。

に関して。何の本でしたか失念してしまいましたが、記憶では、桂太郎は政治家として活躍したかったため、終身現役となる元帥になることを根回しして避けたとありました。本当かどうかわかりませんが。あやふやで申し訳ございませんが、ご参考まで。

若村

386

date 2006/12/16(土)19:54
uname ウルトラザウルス


subject re(2):満州国に将来性はあったか?

betsumiya> 大日本帝国を敗亡に追いやったのは「社会主義思想」=統制主義でしょう。満州国が成立してそのあと二キ三スケが入りましたが、彼らは全員社会主義者であるうえ、スターリンソ連に憧れていました。
betsumiya> ところが、昭和製鋼の人が復員して、川鉄千葉をつくりました(昭和29年)。設備の中心はストリップミルといわれる連続圧延設備です。そして、このタイプの工場が臨海につかられ、15年のうちにアメリカの粗鋼生産能力を抜いてしまいました。これを、満州事変(昭和6年)をやりながら実行することは可能だったかといえば可能だったはずです。それができなかったのは当時の軍人と文民そして民間人の社会主義信奉であり、その基礎をなすドイツ嗜好です。

 そういう者達がいないと満州事変が起こらず、満州国建国もなかったのですから、結局満州国が健全に発展することは、望み薄だったということでしょうか。

betsumiya> 私は小室氏のようにヤワではないので、金を使わずに満州国を成功させるのであれば、満州における公用語を日本語に限定し、それができない移民中国人を山東省に放逐すべきだったと考えています。「五族協和」などチャンチャラおかしいのであって、じっさいは中国不法移民が8割という人口の現状をどうするかの問題です。満州の悪は漢民族優先をやった張作霖・学良軍閥の問題であって、それができねば、満州と中国を分離できないでしょう。代わりに誰を入れるかといえば朝鮮人しかないというのが難点ですが。

 結局はここでしょうか。欧米列強や支那のように、ディスアポラとかポグロムをやってでも植民地を平定する覚悟がなければ、最初からやるなということですね。
 しかし、当時も今も、日本人にここまで求めるのは酷でしょう。(実際には山内家とかは、土佐でやったのですが、それも一部の一領具足に対してのみ。)何しろ、併合後早々に朝鮮人に弁護士や医者になる道を開いてやったくらいですから。
(今になって逆恨みされるくらいなら、ほんま、朝鮮には帝政ロシア程度のことはやったったら良かったかも)

 もし、前記のIFストーリーのようになっていたら、日本皇室の内親王殿下方は、梨元宮方子殿下のように、全員李家か愛新覚羅家と政略結婚でしょうね。
 サーヤや愛子たまのために、そうならなかったのは良かったかも知れない。

387

date 2006/12/17(日)00:06
uname ウルトラザウルス

subject re(1):硫黄島からの手紙

 時代考証・軍事考証では、少々不満が……
1 栗林兵団長が参謀肩章を吊っている。
  言うまでもなく、これは参謀が装着するものであって、指揮官が吊るものではない。
2 参謀が回りにいない。
  いるのが副官のみ。これでは、戦闘指揮にならない。
3 陸海軍ごちゃまぜ
  あるいは、CEは、日本海軍陸戦隊を米海兵隊と同じく、場合によっては陸軍司令官の隷下に入る存在と勘違いしているのかも知れない。
  特殊な例外以外、そんなことはなかったのだが……

 まぁ、西連隊長が、戦車の外から射撃号令を出すところなんぞ、戦争映画のお決まりだと笑っていていいのかも(実際には、戦車の外から中には声は聞こえない。また、戦車部隊指揮官は、通常自ら指揮官車の車長を兼ねる。硫黄島のような機動戦がなかった戦場では、効果は疑問だが)。
 

388

date 2006/12/17(日)00:41
uname よしくん

subject re(3):満州国に将来性はあったか?

別宮様 ウルトラザウルス様

満鉄のあじあ号は機関車とエアコンはアメリカから、客車の張力鋼はドイツから技術を導入していますね。
戦後の新幹線は小田急にも協力を仰いでます。
設計者の島安次郎(新幹線は息子です)が私鉄出身で官営鉄道(後の国鉄)と競争を繰り広げたことも影響しているのでしょう。
こういう柔軟性を持った人間を集めて満州を開発すれば済んだことではないでしょうか?

よしくん