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date 2007/1/22(月)17:30 med様 おそらく経緯はおっしゃる通りかもしれません 細菌学の北里柴三郎は緒方の脚気病菌の発見という論文を調べた結果 陸軍でも現場の判断で麦飯を採用し明治24年には脚気は激減しておりましたが 日露戦争で結果は更に明確に出ててきます 脚気の被害が陸軍大臣として責任を追求されるほどであったからこそ 逆に全く別の話しになりますが 実効だけでは科学的ではないのは当然としても |
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date 2007/1/22(月)18:04 とある後輩さま 王子製紙(に限らず新日鉄、三菱化学といった素材産業)は「営業部」というのをもちません。つまり製品を売っているのは総合商社・専門商社なんですね。これら商社は流通・金融・価格設定を通して、ユーザーとの関係を維持しています。 洋紙製造というのは明治時代中期財界肝いりで、渋沢栄一が自分の飛鳥山の別荘の下の北区王子に王子製紙をつくったのが始まりです。ところが、それより以前から洋紙は輸入されていて、だいたい京都の紙問屋が横浜神戸に出て政府印刷所などに下ろしていたんですね。この代表が「中井」という問屋で、宮中出入り商人として格が高かったんですね。王子製紙の営業を担ったのがこの中井で、現在の社名が日本紙パルプ商事です。 印刷屋・コミュニティ新聞をやりたいといって王子製紙に紙を買いにいっても売ってくれないんですね。日本紙パルプ商事にいってもまだ無理で、都道府県にある府県商を紹介され、さらに府県商でも相手にされず、町の紙問屋を紹介されることになるでしょう。銀行の調査部・審査部というのは資金トレースをやりながら、こういった流通経路を綿密に調べ、異常取引の把握につとめているんですね。 つまり6社というのは王子製紙の指定代理店です。業界によって違いますが、メーカー・代理店というのはメーカーの方が取引上優位にたちます。なぜかというとメーカーは直接府県商にいって、6社のマージンを奪うことなく、代理店は複数のメーカーの代理店となっているのが普通だからですが、行儀の悪いこと(商権を争う)はしないという関係になっています。メーカーの人間は商人(アキンド)といいいながら距離を置くのが普通です。代理店と府県商それ以下は緊密で、紙問屋は丁稚奉公に子供を出したりしています。 銀行からみるとメーカーはリスクを負い(よく潰れる)、流通は利益の安定した堅い商売で不思議な業界にみえます。ただ、内容は日パ・神崎・本州合併の前で、合併に伴い、それらの代理店は引き継いだと思います(つまり6社から増えた)。 別宮 |
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date 2007/1/22(月)19:52 ロック様,御教示,ありがとうございました。 す〜っとしました。 視界に入ってきてはいても,関心が無いと,意識にのぼってこないものですね。 このメールアドレスは,このBBS用に設定した共通のものですが,そろそろ私自身 |
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date 2007/1/22(月)20:04 困ぺい糖様,「糖」の字がHNに含まれている貴兄のことですから,さぞ甘党 付属の竹串(←少々,幅広)で突き刺すと,ゴムの包みはパチン!と破れて,後には 駄菓子だったのですが,ゴムが破れるところが面白かったという記憶が残っています。 親戚の家で食べたのですが,伯父たちは軍隊で食べたことがあると申しておりました。 蛇足:ラムネの玉をAクラス,それには使えない品を格おちという意味でB玉と呼んだ |
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date 2007/1/22(月)20:12 PHP文庫だったと記憶してますが,『ビールうんちく読本』という本があります。 その本の中で,英国の船乗りが七つの海を制覇できたのは,船にビールを積んでいった @ビールは,ただの水より長期保存ができる。 フランスの船乗りは,ワインを積んでいったそうです。 また,中国の船乗りは「ツァ」 第二次大戦中,英国では妊婦にはビールを多めに配給したそうです。 ドイツでは |
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date 2007/1/22(月)20:21 飯盒炊爨などという難しい漢字も,ワードプロセッサーのおかげで,一発変換。 戦争写真集に,ローソクで飯盒炊爨をする洞窟内の兵士,というのがあり,ひとめ見て カンパンは,すこし食べるといいんですけど,塩辛いので,水なしでは,食べにくい メソポタミア文明の産物に「固形ビール」というのがあって,砕いて水にまぜるとビール 軍事と何の関係が?と思われる方もいらっしゃるでしょうが,これ,れっきとした行軍食 |
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date 2007/1/22(月)22:04 betsumiya> ただ、現在のところ福井という総裁は暴走中でしょう。インサイダートレーディングをやっていた人間の取り巻きとしていたという経歴は中央銀行総裁においては致命傷です。なぜ辞任しないのかさっぱりわかりません。これは干渉以前の問題です。 それはそうです。 もちろん、次が同等以上に有能であれば、まったく問題ありませんし、 また、実際問題として、世界で兆円単位の金の流れをコントロールする日銀総裁が、 もっとも、エリートは失敗の責任を取らないという悪しき伝統が、日本軍の上層部を腐らせて、 |
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date 2007/1/22(月)22:13 別宮先生、二等兵であります。二等兵は印刷屋の営業であります。 また「県商」辺りから紙が買える印刷会社・版元は中堅かそれ以上 たいがいの印刷屋はその下の二次問屋かそのまた下の三次問屋から 何せ日本の製紙業界は日本製紙・王子製紙・その他のしかないの 最近は輸入紙も増えてますが、これだって「商社」は当然絡んでいます。 しかし、別宮先生そんな事までご存知とは二等兵素直に「脱帽」であります。 |
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date 2007/1/22(月)22:15 sai夫様 1956年のスエズ戦争の頃のお話です。 ここで一計を案じたのが海軍航空隊のある士官。戦闘機や爆撃機の増槽タンクに水を入れて運んでやろうとしました。 で、次善の策として基地備蓄の缶ビールを全部艦載機に積み込んで空輸することといたしました。空挺兵の士気にどういう影響が出たかは、知りません。 と、こんなスエズのお話も近日アップ予定。勿論宣伝です。 困ぺい糖 |
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date 2007/1/22(月)22:44 軟体金属様 これは実際にはなかった戦争ですから、難しいのですが、当時の状況から類推するしかありません。 まず、米国側は1945年5月のドイツ敗北以降、「勝った気」になっていたわけで、これは重要なポイントです。 関東地区侵攻予定は1946年春ですが、その頃には、九州の山野が血の池地獄と化しており、これまたGIが10万単位で死傷していることも考えるべきでしょう。つまり、遅くともこの時点でも講和打診があったものと思われます。 一方日本側の決号作戦は参本の言い分を信じるならば、水際撃滅です。これは当初案の内線機動→柔軟防御からの後退とも取れますが、防御縦深をより浅く、戦線を多方面で用意するということのようです。ただ、薄い防御線が破られた後の後詰の防衛作戦については、実は誰も言い残していません。 むしろ、太平洋戦争を全体として捉えるなら、1945年5月以降は終結に向けての外交が主役となる時期でした。その意味で近衛、東郷のスターリン仲介案と言うのはアメリカにとっても渡りに舟でした。少なくとも日本が講和に応じる意思ありと看做せたからです。その結果がポツダム宣言です。 そして日本側は海軍は米内以下トボケ、陸軍は阿南幕府めざせで分裂気味でした。つまり実際に決号をやる気が本当にあったかどうか疑問にもなるのですが、ともあれ、当事者達は後がないと思っていました。 ただ、ここで帝国政府分裂崩壊なら、なんの苦労もなく無条件降伏勝利ですから米国としてはしてやったり、陸軍は自前政権万歳ですから両者の利害が一致なんですね。ここは面白いところでもあり、闇の部分でもあります。 困ぺい糖 |
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date 2007/1/23(火)01:23 別宮様、そして二等兵様、ありがとうございます。 ただ、別宮様のおっしゃる流通業界の「固さ」もある意味では、 日本の伝統というのを(教科書的理解でなく、皮肉でもなく)感じられます。 |
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date 2007/1/23(火)01:40 もう亡くなりましたが、私の年の離れた友人で、戦前独軍で将校をやっていた人物がおりました。何度もミュンヘンのお宅などでご厄介になったんですが、驚くほどに野菜を食べないんですね。それこそ、まったくといって良いほど。しかも、それで90歳近い寿命を全うしました。 ほかの知人に聞くと、戦前世代のドイツ人ではこれは結構普通だとのこと。ひょっとすると黒パンか、ビールか、(あるいはラードやソーセージ、チーズ等?)、なにかでちゃんとビタミン補給が出来てるんでしょうね。 黒パンの亜種(?)といえば、粉に挽いていなくて、粒のまま押し固めてそれをスライスにしたような物(色は羊羹に近い)もあります。まぁ、パンという先入観を捨ててしまえば味もなかなか珍味で、歯ごたえもプチプチ、しかもよく噛まないと飲み込めない上に、味が濃いからおかず要らずで、健康にはよさそうです。これが普通のパンよりも結構高いんですけど、ドイツ人には必需品のようですね。(伊でも、ドイツ人がよく来るアドリア海のリゾート地のミニ・スーパーなどにも置いてあったりするんですけど、私が見たときは、季節はずれで売れ残り、カビが生えてましたな。 いくら地元の人間にはどうでも良い品物だとはいえ…) |
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date 2007/1/23(火)02:43 渡部昇一氏か小室直樹氏あたりが書いていましたが この話とビーティの嫁の話だけで、戦前の米英と日本の差がわかる気がします。 |
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date 2007/1/23(火)08:35 二等兵さま とある後輩さま 談合というのは、対「官」または対「弱者」の話であって、民間の隆々たる企業がビルを建てるさい、談合をやられたとするならば、それはその企業がタダのバカなだけです。そして、総務部の調達部門というのは談合など「臭い」でわかります。役人にはこの芸当がどうしてもできません。なぜかといえば、企業の総務が談合を見逃し見返りをとれば、それは「懲戒免職」「横領」です。ところが役人は(官製でなければ)、「困ったことだ。警察しっかりしてね」というだけです。 ただ、企業が大きくなると官僚体質になりますから、頭のいい大企業は競争入札でなく、指名入札にして、落札金額不満の場合は値引き交渉をするのが一般的です。 流通業界の保守性についてはご指摘の通りです。ただ、全体として弱者保護という面があります。例えば、二等兵さまがあげておられる与信問題です。代理店は凸版印刷や大日本印刷と直接取引きをやりますが、これは両者とも潰れそうもなく、わずかですが値段を下げているんですね。ところが中小の印刷会社になると、健全なところとそうでないところがあります。すると、中小印刷により近いところにいる紙問屋の方が、より信用度合いを判断できますから、価格・支払い条件で適切な条件を出せるはずです。そして、単発(スポット)取引と継続取引で扱いが違うのも当然です。このうち継続取引の状態を日本語で「商権」といっているだけで、権利ではなく営業マンの労苦の結晶のようなものです。 ただ、これを明治時代から続けていると、日本的系列取引になるかもしれませんね。一方、英米式となると個人のつながりに重点がおかれます。これは要は接待・プレゼント攻勢・ポスト斡旋です。ただ、英米人はこれを友情というんでしょうね。アメリカの地方飛行場のそばにはオールスィートホテルというのがだいたいあります。これは、出張した人が泊まるホテルです。スィートですから、寝室と応接間(居間)があるのですが、出張マンはこの応接間に営業相手を呼びます。つまりホテルが臨時接待所です。密室で何があるのか、ちょっと恐いですよね。 ただ、絶対に間違えてはいけないのは、これらを無駄として省略してはならないことです。傍からみて奇妙でも、これがマーケットなのです。高額のモノを売り買いするとき、相手の素性をよく知り、信頼し合うことは必要条件です。 別宮 |
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date 2007/1/23(火)08:56 takaさま 福井日銀総裁という人は、辞職せずといういい訳は聞きましたが、それ以外で喋ったり、なにかしたんでしょうか?なんで有能と判断するかがわかりません。 日銀や連銀がしっかりせねばならないのはわかりますが、グリーンスパンと福井と比較して、どちらが上ですか? そして、私も若い頃数百億円のディールを毎日やっていましたが、やはり1000万円もらえるとなれば、心が動きます。でもインサイダートレーディングをやる可能性のある人物が主宰するファンドに個人的な金を投資しろと誘われたら、少なくとも上司に相談するでしょう。また証券業務担当者の株式取引は、銀行・証券では原則禁止なのはご承知でしょう? これを中央銀行総裁がやっていて見逃せますか? また、中央銀行は「投資家」「投機家」の利益など考慮してはなりません。投資家は政策決定の是非を論じるのではなくて、政策決定の内容と結果を予測するものです。債券・株式が下がったところで、利益中立または利益を得る方法はいくらでもあります。 投資家というのは「道徳」「精神力」の世界であって、法に劣った側は(マスコミには反しますが)失敗することが多いでしょう。戦間期、「国が滅びて、なんぞ国際法をや」といって戦争をやった参謀将校がいましたが、儲けた金には色があることをお忘れなく。 別宮 |
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date 2007/1/23(火)13:02 Sai夫様、 イギリス海軍はそんなにビールを積み込んでいたのでしょうか? 軍隊にアルコールというのは近代以前では当たり前で、また第2次大戦でも広く支給されていました。 で、軍隊でアルコールが広く支給されていた理由の一つがこの衛生面らしいのですね。 日本は例外になりますが。 med |
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date 2007/1/23(火)13:06 ロック様、 詳しくありがとうございます。 まあ、麦飯導入の経緯を見ると、「反対派が少数派になった」段階で導入されたという感じでしょうか。 それだけ「麦飯」に対する拒否反応、白米信仰が強かったのでしょうが、役人的決定という間は否めませんね。 med |
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date 2007/1/23(火)13:39 ペルソナ・ングラータ様、 他の方も書いていましたが、私も以前、ドイツの軍用黒パンなるものを取り寄せて試食しました。 家族は一口食べて「なかなかおいしい」との感想を言いましたが、それ以上食べようとせず、結局私が、5日間、毎日朝食として食べることになりました。 黒パンは栄養素に優れ、保存が利き、軍用として最適なのは間違いありません。 ドイツにしろイギリスにしろロシアにしろ、「粗食」ですよね。 私の知る先輩でイギリスに留学した人間、夫婦共に医師で研究者、がイギリスでハイキングに行くことに成り、日本の常識としては当たり前の弁当を作って持っていったら、あちらの教授に、 普段、粗食ですと戦争で有利ですね。 med |
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date 2007/1/23(火)14:51 別宮様、ご回答ありがとうございますm(_ _)m ところで、英米式について言及していただきましたが、 そういえば、米国滞在していた父も同じようなことを言っていた気がします。 |
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date 2007/1/23(火)15:22 とある後輩様、二等兵であります。日本だってそうですよ。 「エグゼクティブはWASP」昔読んだ「アーロン収容所」 労働者は毎日「フィッシュアンドチップ」貴族は毎日「ロースト カロリー豊富?ですから、夜のきつい労働には絶好の夜食だったの とある後輩様、良きバンカーたらんことを、お祈り申し上げます。 |
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date 2007/1/23(火)18:29 自然科学者が自分以外を排撃するというよりは、工学系の技術者たちには、そういう面があるかもしれません。 |
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date 2007/1/23(火)18:36 med様 確かに役人気質丸出しですよねぇ 麦飯は美味しくない(今のはそこそこいけますが)ですから |
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date 2007/1/23(火)18:57 sai 夫様 ビールはハンザ同盟の時代にも船積みの取引品目にもなっていますから 遠洋航海というか無寄港時間はいつでも深刻な問題だったようですが |
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date 2007/1/24(水)00:00 別宮様 学生時代の憤懣で教育をいじくるのはやめて欲しいですが、いまでも官僚が国士たれなどいう手合いが多いのは目に付きます。昭和50年代頃には通産省神話が盛んに流布されていましたが、佐橋を持ち上げるのはいかがなものかと思います。現実は彼の言う「亡国の道」だったはずの資本自由化を推進したのが日本経済の更なる飛躍になったのですから、こんな提灯記事を飛ばす記者や文士連には少々あきれますが、社会主義公理が崩壊しかけた為の苦し紛れのせつなのではないのかといまでは思うようになりました。 まだ大学では、化石化した教授が「日本は最も成功した社会主義の国」などとアジビラと代わらない内容を講義するのには、いい加減にしろと言いたくなります。彼らには間違っても経済運営はやらせず、現状から出てくる手直しを必死に従事させたほうが良いと思ってしまいます。 枯山 |
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date 2007/1/24(水)09:22 二等兵さま とある後輩さま アメリカは日本と比較して、社会の変化は非常に激しいですね。1970年代のアメリカはWASPというのがいました。当時、男は構いませんが、女の結婚相手で南欧・東欧はひっかかったでしょうね。おそらくベトナム戦争の影響と思いますが、80年代に入ると、白の間で人種を追求する人はいなくなり、差別を公言するとそちらの方が抹殺されるようになりました。 一方、イギリス貴族というのは900家程度しかありませんし、相続できるのはサーリックローに基づく一人だけで、新規がなければ年々減少します。じっさいのところ爵位をもった首相は、Splendid Isolationと日英同盟をやったソールズベリ卿が最後です。それ以降チャーチルとかイーデンとか貴族的な人もいますが、二代目的存在です。ここだけはイギリスと日本(戦前)が同じで、ヨーロッパと違うところです。 軍隊はちょっと違いますが、それでもアーロン収容所に900家の貴族が殺到したとは思えません。また爵位をもたねば上流とはいわず、アッパー・ミドル(中の上)です。また、相続方法は長子全取りですから、貴族の次男以下は学校は出してもらえますが、そのあと自分の努力です。ただ、日本と違い、叔父伯母相続ありですから、あらぬ所から財産が転がり込むことがあります。これは小説のネタですね。 そういったことで顔つきが違うと感じるのは、労働者と中産階級の間です。そして英米には正社員というのはなく、"Officer"と"Clerk","Secetary"の違いだけです。求人条件からするに、ほとんど、大学出か高校出の差であって、それでどうして顔付きが違うのかが不思議なところです。ただ、この差は絶大です。まず英語が違います。オックスフォード・アクセントというのがあって、喋らせればどこの大学かわかるくらいです。反面、女性秘書はまずブロックレターズという大文字活字体の字しか書けません。 ロンドンでは彼女らはエセックス・ガールと呼ばれますが、とにかくハロッズに恐くて入れないといいます。有名ホテルと日本大使館が近くにあるハイドパーク・コーナーに足を踏み入れたこともない、といいます。フィシャンチップスというのは労働者の食べ物ですが、フィシュでどのフィシュか特定されていませんし、屋台で多く売られていますから衛生上問題ありますよね。ハロッズから出てきた日本のお姉さんが、シャネルのバックをもって、フィシャンチップスを抱えれば、その手の職業と誤解されますよね。 "Jack the ripper"というのは地下鉄高架の下を利用した「ロンドン恐怖の館」とかいう劇場(小屋)で実演していましたが、外人で溢れかえっていました。芸人が客を指して生意気に質問するんですよ。どこからきたかと聞かれ、スウェーデンのお姉さんがストックホルムと答えたら"I don't know."といわれ、私が東京と答えたら"Yes, I know it."といわれました。するとスウェーデンが睨みつけてきました。 ともあれ、二等兵さまのご盛業を祈ります。 別宮 |
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date 2007/1/24(水)10:13 c-ROMさま まったく、その通りです。そもそも、日本は教育に投資が少なすぎ、とりわけ大学に少なすぎます。ところが、こういうと××研修室への補助はけっこう多いというんですね。 つまり、文部科学省というのは補助金行政しか頭がいかないんですね。これの解決としては、私学助成を含む私学への補助はいっさい打ち切り、国立大学の教員定数を大幅に増やすしかないでしょう。そして国立大学における学費はタダ同然とすることです。 そうすれば私学はやっていけなくなりますから冠講座を増やし、企業から資金を集めることになります。その意味で仰るエンジニアリング分野における効果はあがるはずです。アメリカでも基礎科学が盛んな大学は大金持ちがかつて寄付して、できあがった科学者を招請したところが大部分です。日本には大金持ちがいませんから、国費でやるしかありません。 ともあれ、宗教がかった大学、入学選好が学業成績によらない大学に国費を投入するというのは間違いなうえ、憲法違反です。基礎科学における賞であるはずのノーベル賞受賞者というのは全部国立大学系統です。そして、基礎科学分野以外、例えば政治などの分野で活躍している人は最近私学ばかりです。 別宮 |
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date 2007/1/24(水)10:37 medさま イギリス家庭には、包丁というものがなく、従って料理もありません。一生懸命つくるのは、朝ごはんだけで、これも卵をかいて、フライかベークかボイルかくらいしかレパートリーがありません。これに温野菜がつけば立派な"English breakfast"です。 イギリス人と日本料理を食べていたとき"All hand-made"といわれて嫌になりました。昼の家庭料理といえば朝の食べ残しによるサンドウィッチしかないのでは?凝る人はケータリング呼ぶか、デリに買い物行くかくらいでしょうね。 そのうえ、昼飯を抜いて、"Afternoon tea"に走り、マフィンとかいう黄色い砂糖パンとか、背中の丸い食パンとか、ベーズリーだか(忘れた)得たいの知れないパンを、クリーム状のバター味のものをつけムシャムシャとなります。追加でアップル・パイもきますから、これはこれで食べ切れません。イギリスで"How to cook"の本をみたら、お菓子のつくり方でした。 こんなものを食べて夕食はどうするかといえば「食べない」そして夜食で、クッキーと酒(ナイトキャップ)をやるといってました。要するに規則正しい生活がまったくできていない。出されたものをいかに有効にいかすかしか考えていません。夜パーティがあると昼抜くのが大部分です。粗食というよりケチじゃないんですかね。ただ、南欧と違って絶対的食材不足は否定できません。 ただ、日本人医師の奥さんの話には涙が出ます。イギリスで日本の弁当にいれる食材をそろえ調理するというのは並大抵の努力ではできません。根性ある人が多いものですね。 別宮 |
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date 2007/1/24(水)14:16 medさま、別宮さま 海外のミュージシャンやスポーツ選手が来日すると、必ず言うのがメシのうまさですよね。 食材の豊富さというのはやはり比較的緯度が低いこと、更には南北に長く、海も山もあることから来るのでしょうか。 お正月に飲んだ甲府ワイン、そして寒ブリ、素晴らしかったのですよ。 SLEEP |
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date 2007/1/24(水)19:20 欧米では、博士の学位を持っていると、それだけでステータスになりますが、日本だと逆で、 c-ROM |
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date 2007/1/25(木)00:14 medさま、別宮さま ペルソナングラータさま SLEEPさま 勝沼の白がモーゼルより旨いと思っております。 昨日もイギリスの田舎出のミュージシャンの小僧が、和食にいたく感動したとしゃべくってました。 イギリスも第2次大戦中ともなるともっと悲惨で、カブ汁で乳児にビタミン、とか、羊の頭を食え(統制外だから)、卵使わない塹壕ケーキとかすさまじい話が伝わっています。 困ぺい糖 |
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date 2007/1/25(木)03:06 皆々様 私も、日本のワインはとても美味いと思います。なんたって、日本のフルーツ農家の根性は世界一ですから。(その分、値段に跳ね返りますがね… 一方でワインは無理して値段を抑えてるんじゃないかと思います。お買い得品かも) 代用食といえば、昔「海草入りのパン」というのを聞いたことがありますが、どんなものだったのか興味があります。どんぐりパンぐらいなら、どんな味か想像ができるのですが… エイを食べた話は聞いたことがありますが、アンモニア臭くて大変だったようですね。日本にもこんな時代があったのですね。(世界三大臭い料理に韓国のエイ料理が入ってますから、きっと想像以上に臭いのでしょう。冷蔵輸送もちゃんと出来ない時代でしたし。) イタリアでも、「猫を捕まえて食べた」とかいうのは聞いたことがありますが、戦中の、米軍横流し物資の代用食から生まれたのがあのカルボナーラですから、敗戦国のくせに英国より恵まれてますね。パンがなくても米を食えで、「日本からの援助米を食べた」という話すら聞いたことがあるんですが、これはさすがに信じられず、ムッソリーニが気の利いたウソでも言ったんじゃないかと… 黒パンについてはMedさまとまったく同じ感想。三日目にはもうギブアップ… その日はイタリアンと中華をはしご。 P.S. |
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date 2007/1/25(木)03:11 c-ROMさま、別宮さま 院に残った人の就職難はホントに凄まじいものがあるようですね。西原理恵子の漫画にも素粒子研究をやってたけど三十代半ばで無職(ニート?)という人が出てきます。なんだかわが国はものすごい無駄遣いをしてる気がしますが、院卒や博士は給与アップという社内規定が問題ですね。大卒と同じ給料で働く気があるなら取ってやればいいのにと思いますが。 それとわが国の問題は科学を面白く伝える人材がいないことではないでしょうか。 両親に家の方角がどうこうとか言われてうんざりしたSLEEP |
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date 2007/1/25(木)08:53 c-ROMさま SLEEPさま 日本の文教予算は問題ですね。他国(まともな)に比べて著しく低いですよね。穿ちすぎかもしれませんが、法学部万能というのがあるのでは?医学部もそうですが法学部も資格取得学士部のようなところがありますよね。そのうえ、法学部というのは極度のマスプロです。一番コストがかからないうえ、試験でしめあげますよね。そのうえ、裁判官・検事・弁護士と相互人事交流があるうえ、役人に大きい顔をしています。この人たちが文教予算を握っているうちは駄目でしょう。 また、いいにくいことをいいますが自然科学系統の人は、「虚飾」「建前」をいいません。博士号取得者への定職がないと「公」にいえば、予算がくるはずがありません。ある程度、世間が納得するというか、マスコミが肯定的にとりあげるネタに仕上げないと難しいでしょう。それにはまず「教育」を前面に出す必要があるでしょう。1日ボケッとしていても、いまに素晴しいアイデアで社会に貢献できるといって予算がつくでしょうか?それにはマスプロ教育批判がいいんじゃないでしょうか?日本の法・経にみられる300人を集める授業ばかりというのは異常です。高等教育というのは、教師が3〜4人を集めて良好な雰囲気で話し合ってやるものです。芝生と疎林がみえる1階(高層ビルでなく)で、ヒントが得られるというものです。 ただイギリスでも、オックスフォードの数学研究棟はポストモダンの建物で、ゴミゴミとやっています。汚い服を着て、フケなんか飛ばしてね。ただ、こういうのをみせると予算はつきません。その結果、日本海軍は暗号をブレークされたようなものですが・・・。 純粋数学で谷山=志村仮説をつくった、谷山豊は自殺、志村五郎はプリンストンにいったんでしょうか、日本の大学の仕組みがよくわかりますよね。ともあれ、年間講師として1人年800万円(東京の給食のおばさんの水準)を支払い、1万人を雇ったところで、年間800億円の予算です。中国へのODA予算は累積3兆円で、北朝鮮の日本への歴史補償の要求も3兆円です。 加えて、給食費未納問題をマスコミがとりあげていますね。督促すると親が外車にのって文句をいうとか・・・。でもこれは真実ではないでしょう。未納者の比率をみていくと北海道と沖縄が多く、失業率とリンクしています。これの原因は貧困としか思えません。思い切って公立小中学校では給食支給を原則として全額国庫負担にしたらどうでしょう。内容は牛乳(北海道では牛乳を捨てている有様)・チーズにシフトし、ドイツから黒パンを輸入し味はいっさい考慮しない(量で勝負・毎日同じ)。食べ残し大いに結構で、工場直送でコストダウンを図る。アレルギーとか病気の子供は帰宅食事可とすればいいでしょう。副食についてはPTA会費で任意で集め、学校に寄付するとすればいいじゃないでしょうか?これmedさんに怒られますかね? 不味い給食に9年間耐えた別宮 |
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date 2007/1/25(木)15:33 別宮様、二等兵様、大変参考になります。 会社とはプラットホームだ、という二等兵様のお言葉には 下らない質問に付き合ってくださりありがとうございました。 |
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date 2007/1/25(木)19:02 別宮さま、皆様 軟体金属であります 脚気に限らず周辺の事物についてもご教授戴き、お礼申し上げます。 このケースのような科学的な事跡については、自分が当時の科学者だったらどう判断したか・・で考えるのですが、 この例に限らず、公衆衛生に関するものは再現実験が難しく、証明が難しいと痛感しました。 |
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date 2007/1/25(木)20:58 困ぺい糖さま 軟体金属であります。 米国側の事情ですが、動員解除が進み日本上陸が困難であるという点は理解できます。それに比べ、兵糧攻めはそれほど困難は無いように思えます。 米国に出来る事は、講和条件を緩めて日本の降伏を待つことと、不本意ながら兵糧攻めをすることの二本立てであると考えます。 対する日本側ですが、単純に関東の師団配置を見ると、海岸沿い(鹿島灘に51、九十九里浜に52、相模湾に53)と、内陸予備(36)の4軍編成で、この配置だけでも単純な水際決戦とは言えないように思います。 結局、決号作戦は飾りで良かったのかもしれません 原爆とソ連参戦が無ければ、飢餓に苦しむ日本と、封鎖の費用負担に苦しむアメリカの根競べが昭和21年まで続き、最後は日本政府が崩壊or天皇陛下の英断で降伏・・となったと予想します。 |
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date 2007/1/25(木)21:49 別宮さま c-ROMさま、SLEEPさま 軟体金属であります。 この話題、自分も興味を持っている分野でして・・ついつい吸引されてしまいました。ご容赦ください。 >給食費の件 このような目的税は好きではありませんが、必要ならば導入すべきとも思っています。 >博士の待遇 自分は、日本で基礎科学分野が軽視されている理由は、日本人の教育の問題だと考えます。 エンジニアリングは短期間に金になりますから投資&利益の発想で十分ですが、基礎科学は利益が出るまで数十年かかります。考古学など絶対に利益が見込めない分野もあります。 しかし、基礎科学者の方に宣伝の意図も無ければ、聞き手側も関心がありません。 |
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date 2007/1/25(木)22:57 軟体金属様 実のところ、5月のドイツ降伏は決定的でした。もともとの日本の参戦決定理由が根底からなくなったためです。そして、アメリカ政府にとっても、主敵の崩壊で、支作戦をいつまで抱えるのか?という疑問符が突きつけられることになりました。 ただ、一つ日本人もアメリカ人も今では言いたがりませんが、アメリカが英断を下すべき昭和天皇の生存を厭ったいうことはありました。ただ、それだと、後嗣が即位することができないと、ホーエンツオルレン家やロマノフ家のように君主としては断絶、従前の帝国政府は自動的に崩壊です。 もし、米軍が侵攻せず兵糧攻めでも、日本は音をあげたかと言うのは難しい設問です。あまり挙げたくないのですが、この春窮を乗り切れるかという北朝鮮で、過去の幾多の飢餓でも金日成体制は生き残ったという例もあります。 彼らの1戦後和平がなんの勝利条件の上で成り立つのかも曖昧なものです。九州で敵損を招けばよしというのも根拠薄いですよね。 また、作戦そのもの内容については、4月9日の決号作戦準備要綱で ただ、8月11日の御前会議で天皇が詰問している如く、その月中旬完成予定の九十九里の要塞ラインなどは未成でした。つまり、ここで、ご指摘のように決号を実施するやるきについて疑問符が付くのです。 むしろ、決戦態勢にかこつけた国内の統制、権力掌握に動いたと言うのが本当なのではないかと考えています。丁度ニコライ2世を追ったロシア軍に自分たちを重ね合わせたのがいたという事です。 困ぺい糖 |
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date 2007/1/25(木)23:03 ペルソナ・ングラータ> 私も、日本のワインはとても美味いと思います。なんたって、日本のフルーツ農家の根性は世界一ですから。 上物で、太刀打ちできるかな?(ヨーロッパの品評会で入選する銘柄も出てきているとはいえ、思いっきり不安。やはり、ドイツワインのカビネット以上だと、国産ワインで同額では、敵にならないと思う。) |
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date 2007/1/25(木)23:48 ウルトラザウルス様 ペルソナングラータ様 まあまあ、別に日本の醸造業者もフランス人のトップソムリエに誉めてもらおうとワイン作ってるわけではないんだし。 それにいわゆる味覚、嗅覚と言うのはやはり生活環境が絡むから微妙です。私らが逆に小樽のロゼをボルドーよりも旨いと感じるのはありでしょ。 スールストレーム(発酵イワシ缶詰)を強烈な臭気にめげずに旨いというスウェーデン人もいることだし。 そういえば、最近の関西テレビ叩きは、関西圏で納豆を持ち上げてコケた反動だという気がするぞ。 に、しても椎名林檎の新曲はよいね 困ぺい糖 |
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date 2007/1/26(金)00:14 皆様 カリフォルニアワインも200年ちょっとの歴史の上に禁酒法の打撃があります。 ワインに関しては日本国内の酒類消費が減りつつある中、全般的に伸びる傾向なので 地元の柏原ワインが飲みたい よしくん |