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date 2007/3/7(水)14:36 皆様へ 武田氏、上杉氏の川中島の戦いですが、有名なわりになにもわかっていない戦いです。 川中島全体を見ても、どちらがActionでどちらがReactionなのか不明としか言いようがありません。 全体としていえるのは、秀吉が評したように、両軍共に戦略眼が欠如していたと思います。 武田家滅亡時の同盟関係ですが、後北条家は武田家と、少なくとも同盟関係ではなかったというのが正しいでしょう。 med |
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date 2007/3/7(水)14:43 sai 夫様、 sai 夫> 余談ですが,冬戦争でスターリンがフィンランドから獲った(盗った?)カレリア地方 ソ連軍は退却時に鉱山の坑道を破壊していくのが通例でした。 カレリアの鉱山は私の手元の資料では触れられていません。恐らくはほとんど生産できなかったのでしょう。 露天掘りの石炭なんかは占領地でもたくさん取れたみたいですが。 med |
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date 2007/3/7(水)15:01 別宮様、 今回の「阿片戦争」のページは力作で感動しました。 以前から、友人に「阿片戦争」についての事を聞かれるたびに簡単に示せる資料で良いのが無く苦慮していましたが、今後はここを紹介させて頂こうと考えます。 別宮様ほど掘り下げてはいませんが、実は私も以前に、「林則徐は馬鹿」と言って友人に非難されました。 私は、林則徐は清国内の阿片を取り締まるよりも、イギリスを焼き討ちにする方が簡単で抵抗が少ないと考えたから、あのような行動に出たのだ、と、つまり外国に全く無知だったのだと主張したものです。 でも、中国映画の「阿片戦争」を「比較的プロパガンダが少ない」などという人が日本の多数派のように思います。 林則徐にしてもなんでこんなに「英雄」視されているのかさっぱり判りません。 このHPをみんなで宣伝して、「林則徐は馬鹿」と広めましょう。 med |
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date 2007/3/7(水)18:21 sai 夫様 元はみんな医薬として 多くの人の苦痛を取り除きたかったわけですよね 脳内麻薬というか脳内伝達物質というか |
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date 2007/3/7(水)20:16 med様,最後の部分について,ちょこっと。 今月の『歴史群像』誌でも,御館の乱の記事があります。 私もmed様の言われた事に 1988年の大河ドラマ『武田信玄』は,バブル期であるにもかかわらず,今となっては 武田信玄は後継者選びに失敗したとよく言われます。 しかし,後継者に関して何も言わず, 一説では,信玄は勝頼に「これからは謙信をたよれ」と遺言したとされています。 私 有名な第4回川中島合戦の「上杉謙信が,単騎,武田信玄に切りこみをかけた」は, 勝頼は必ずしも愚将ではなかった。 家を滅ぼしたのだから評価が低くなるのはやむをえない まとまりの悪い駄文で失礼しました。 風邪かもしれないので帰ります。 おやすみ |
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date 2007/3/7(水)20:26 med様,荒木村重をみると,人の世における出処進退ってなんだろう?と思う 荒木村重は決してつまらない人物ではない(なかった時期もある)と考えますが, 逃げ方のブザマも,ひどいものです。 その後,のこのこあらわれて秀吉から捨て扶持? 心の中の歯車の噛み合わせが狂ったのでしょうか? 噛み合わせが狂っても,単純な機械 |
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date 2007/3/7(水)22:18 med様 ・・が英雄視されるとは、林則徐と安重根、よく似てますね。 |
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date 2007/3/8(木)00:27 SLEEPさま 申し訳ないですが、イタリアの酒税については、真面目に考えた事がありませんでした。ドイツからの輸入ビールとかがどえらい安くて美味い(一方、イタリアビールはかなり不味い)ので、いつも一本80円ぐらいのビールを飲んでましたので…(個人的には、お金があればベルギーのビールが一番!) まぁ、ワインも安いですが。 おとつい、テレビで偶然「シシリー島産のタロッコオレンジ輸入へ向けて、障害は関税」という話をしていました。なんでも、オレンジだと日本の農家(オレンジ農家は殆んど無いから、みかん農家でしょうが…)の保護のために、季節によって税率が違い、冬場には税率が倍になる(35%)そうです。一方、「雑柑類」に分類されれば、関税は一律17%だそうで、「タロッコは皮もむきやすく、オレンジとは違うシロモノだから、そう主張して、雑かん類登録を目指す」そうです… 皮が手でむけてミカンに近いほうが、なんとなく普通のオレンジよりも「危ない」感じなんですが…オレンジの変動関税など、どうせカリフォルニア産を念頭に置いたものでしょうけど、まるで嫌がらせのようです。 酒税率については、SLEEP様の意見にもSai夫様の意見にも賛成です。「売れるもの順」というのはせこ過ぎます。他方ワインの税率は不釣合いに低いですから、ビールの代わりにもっと流行らせたいですね。缶入り発泡ワインとかダメですかね… ペルソナングラータ |
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date 2007/3/8(木)00:32 Sai夫さま ヒロポン、名前の由来までは知りませんでした。箱などに英文の表記があって、「Philo−ポン」なら、ギリシャ語説は当りでしょう。ポン=労働、というのは解らないですが。 さすがに陸軍等々が英文表記を許したとは思えませんが… (まぁ、元はギリシャ語だけど…) ペルソナングラータ |
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date 2007/3/8(木)09:30 ワトソンさま medさま 昔の話をするとき、今の状態を前提にして考える人が多いものです。とりわけ中韓人に多いんでしょう。 中国人がつくる古代劇、例えば3国志の絵とか映画ですが、みな襟がつまってズボンをはいていますし、女性は通称チャイナドレスです。でも宋代以前の中国人は現在の和服と似たような服装をしてたんですね。 これが清時代に女真の服装に替わるのですが、兵士も同様に変わりました。官吏も同じ(色が違う)ですが馬掛服という幼稚園の子供が着るフロックのようなものを上にかけるのが基本です。そして、わらじをはいて、ニッカボッカのズボン、ボタンなしの上衣です。こんなものを着て戦争に勝てるわけがありません。でもこの格好で日清戦争にでてきました。 そして得物はといえば、木の盾・青竜刀・金属のない矛・火縄銃です。騎兵隊に至ってはロバにのってでてきた(日本人将校の感想)。まず外交において、自分の意志を通すか、または相手方の意志を撥ね付けるためには、この兵備を改良せねばならないと考えるでしょう。ところが、林則徐や安重根はそう考えずに、全て現状維持で、口舌で解決しようとし、失敗するとテロに走ろうとします。現在の中国・北朝鮮要人も大差がないのでしょう。それゆえ、則徐や重根を賛美するのではないでしょうか。 根本は儒教でその通りですが、現在の中国や北朝鮮の兵備も似たところがありますよね。上記の兵装で、一点豪華主義で、ガットリングを10丁買って、使い方がわからず、平壌城で梱包されたまま日本軍に鹵獲されました。現在の中国も盛んに一点豪華主義をやってますよね。でも不思議なのは現代日本人にも、この中国と組んで、アメリカに対抗しようというのがいることですよね。 別宮 |
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date 2007/3/8(木)10:00 黒田さま 昭和40年代までの通産省の特徴は、その著しい国粋主義でしょう。そして思想なバックボーンは社会主義でした。つなげれば、国家社会主義ですが、ヒトラーのもつ前線兵士の人間への洞察力がありませんでした。これはヒトラーという個人と集合名詞官僚の差でしょう。 ドイツ自動車産業を育てたのはヒトラーです。フォルクスワーゲン、ベンツ、BMW、ポルシェみなヒトラーのペットです。そして、通産官僚のペットは冨士重工です。というのは昭和30年代、通産省が音頭をとって「国民車」(フォルクスワーゲンの直訳)構想というのをやって「スバル360」というのを税制優遇をつけて売り出させました。360ccで、狭いし、それほど安くはないし、あまり売れませんでしたが、軽自動車制度の始まりです。 じつは昭和30年代は官僚天国でした。30歳代の中央官庁の課長補佐というのはフォードの送り迎えつきでした。課長になれば目黒あたりの一庫建の官舎に住み、45歳で退職すればタダ同然の払い下げでした。当時の東京で車の一番渋滞する場所は祝田橋交差点で官庁出勤の車でごった返しました。今、高級官僚の官舎を赤坂、青山あたりに建てているのは、じつは昔の一戸建官舎をみな払い下げてしまった結果です。 こんな暮らしをやっていて、まともな自動車行政の感覚が生まれるはずがありません。まず自分でスバル360を運転しないと駄目です。本田宗一郎は、ハタと考えたんでしょう。自分のところの二輪用4サイクル360ccのエンジンの方が優れていたんですね。それを搭載してホンダN3という軽自動車を売り出しました。これがホンダ4輪進出の濫觴です。スバルの丸っこいボディと違って、四角かったんですね。これなら、ドアに頭をつけながら運転する必要がありません。 コンピューターについても通産官僚のトンマ振りは際立ってますが、もうやめます。 別宮 |
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date 2007/3/8(木)18:47 ペルソ・ナングラータさま、sai夫さま イタリアでもビールを作っているとは思いませんでした、が、イタリア人でもさすがにビールは美味くできないんでしょうか?まずいものを作るはずがないと思いますが・・・あとドイツ産ワインは白ばっかりというのも本当ですかね? シシリー島の緯度がだいたい福島県と同じですか、忘れがち(勘違い)なことって多いですよね。それはそうと真っ赤なオレンジジュースは飲んでみたいです。東京青果貿易というところで三月から四月まで輸入するそうですが。 酒税についてですが、軽油に灯油(洗浄油)を入れて脱税する事件を念頭においてました。でもたしかにタバコは重かろうが軽かろうが一律ですから(こっちは世界中一緒?)整合性と言われると困難ですね。缶入り発泡ワインは値段さえ抑えられればカンチュウハイといい勝負しそうです。 麦も黒糖も大好きなSLEEP |
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date 2007/3/8(木)19:03 皆様 花粉症で少し鼻が痛いですが 春の香りは良くわかります 先日 冤罪関係のテレビニュースを見た後 法律の事を考えて料理し |
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date 2007/3/8(木)22:56 ロックさま よく誤解がありますが、軍功に関して言えば、東郷は日高よりはるかにうえです。超えるのは、伊東や坪井(死んでいますが)くらいではないでしょうか?というのは日露以前の大きな海戦は、豊島沖・黄海しかなく艦長で両方参加したのは東郷だけです。これは司馬遼太郎のたんなる誤りでしょう。 また日高が怒った話は山本権兵衛やとりまきからきています。そして山本は軍政畑であって、海上には若いことから出ておらず、たんに人事を握っていただけです。あとで山本は日露戦争における「戦功誇り」をやっていて、「私が東郷を選んだ」を相当に力説してるんですね。でも問題は、じっさいに選ばれた艦隊司令官や軍令部から、文句が出ているかという点です。出ていませんよね。 それはなぜかといえば、第一に年功です。そして、日本の将官の位階が、各国海軍と違っているという問題があります。つまり、他の海軍の将官は4段階であるのにたいし、日本では3段階です。つまり日本の少将は、准将"Commodore"であって、艦隊司令官・司令官には役不足です。やはり、連合艦隊司令長官は「大将」、艦隊司令官には中将"Admiral"でないと釣り合いません。太平洋戦争でもこの問題にきづくと思います。 つまり戦時編成にすると上級の将官が足りなくなってしまうのです。でも日露戦争は奇襲を狙っていますから、各将官を一級ずつあげるなど出来ない相談です。すると年次的に東郷を連合艦隊司令長官にするしか途がなくなります。これは各艦隊司令官のチャートをつくってみればわかります。要は海軍とは艦長=大佐"Captain"の集まりですから、中々将官にはしないんですね。陸軍でも、じっさいには師団長は中将でなければいけませんから、戦時編制となり留守師団がでこれば、誰か中将にするか、予備役中将を現役復帰させるしかありません。 日露戦争が勃発したとき、ロシア海軍の現役将官は約100人、イギリス海軍は64人、日本海軍は37人といわれますから、軍事参事官とか軍令部次長、鎮守府など予備役復帰でしょう。けっこう人繰りは厳しかったのでは?それと日本海軍というところは、このときから年の順であって、抜擢・排斥なしです。あれだけ負け戦の太平洋戦争で敗者がどっかいかされることはありませんよね。それと、陸軍の将官は滅多に死にませんが、海軍はここ一戦で簡単に戦死しますよね。このあたりも影響しているでしょう。まあ、日本海軍に死を恐れる将校はいないですよね。 別宮 |
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date 2007/3/9(金)00:25 白州次郎の肝いりでできた役所が、通産省だったと記憶しております。 『華麗なる一族』を見ていると、当時の財界と官庁の力関係が分って、興味深いやらおぞましいやら。 |
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date 2007/3/9(金)08:46 別宮様、ワトソン様、 日本の解説本や百科事典でも阿片戦争の原因はすべてイギリス側にあるというのが多いですね。 当時の清が極端な貿易制限、要するに鎖国政策を取っていたこと、当時の(現在も?)中国民衆には購買力が無かったこと、腐敗した貿易官が多額の賄賂を要求し自分たちの儲けになる物品の輸入しか認めなかったこと、などなど、書いているのは少ないですね。 第二次大戦中の反英機運もあって、日本でも「阿片戦争」というイギリスをこらしめろ、という映画なんかが作られたのもありますが、・・・。 阿片戦争の取り扱いは、「南京事件」と同じ構図ではないかと考えます。 med |
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date 2007/3/9(金)09:10 ウルトラザウルスさま 『華麗なる一族』は神戸銀行がモデルでした。神戸はその後、日本相互と合併し太陽神戸になり、また三井と合併し、さくらになり、住友と合併して現在の三井住友にいたりました。 時代背景としては昭和30年代を念頭に入れていると思います。また、神戸が当時、都銀唯一の同族経営であったことは事実です。ただじっさいには、同族側が増資のテンポについていけず(当時は50円額面払い込み)、資本が希釈化してしまい、経営権はとっくに離れていたと思います。銀行のような資本集約型事業の場合、同族経営を維持するためには、大きくしないことがコツです。 ですから、同族のありようの描写については、事実に立脚していたとはいえません。また、当時から役員の多くは日銀と大蔵の天下りでした。この天下り役員の仕事の大半は「検査対策」でした。銀行というのは、一面、検査ばかりやっています。2年に1度、大蔵省検査、同じく日銀検査、3月末公認会計士検査および税務調査、1年に1回通常行内検査ですから、1年の半分は検査漬けです。ただ、管理職がもっとも気合が入るのは、大蔵省検査です。そして、日本の大蔵省検査は、アメリカ連銀検査より、甘いのも事実です。また、日銀と大蔵二つあるのは二重行政の気がします。 また、検査の中心は「資産調査」であって、貸出先の貸付金明細・財務諸表・担保明細などが一覧性のある表(ラインシートと呼ばれる)で、討論形式(融資課長対検査員)で行なわれます。だいたい、銀行員より大蔵省職員の方が優秀なので(大蔵省にバカはなぜかいない)、コテンパンにやっつけられるのが普通でしょう。叩けばホコリの出る身体ですから仕方がないですね。大半の大蔵省職員は国民の負託に応えるという意識はあると思いますし、「説明してください」と机を叩かれると、小心な銀行員は自殺しかねないのも事実です。 ですから、銀行界と大蔵省(金融庁)の力関係といっても、問題にもならず官上位です。ただ、大蔵省という組織が「支配」意志があったかは疑問であって、やはり議会にたいする説明責任が大きいと思います(大蔵省職員も議員宛買付け金については小声になる)。議会制民主主義は機能していると思いますが、一部国民と政党の「政府で取り締まれ、政府で補償しろ、格差是正で補助金出せ」というタカリ体質が問題でしょう。 別宮 |
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date 2007/3/9(金)10:35 sai 夫 様 川中島での上杉謙信の単騎切り込みは、9割方創作でしょうね。残念ながら。 武田信玄の後継者問題ですが、勝頼は無難な選択というか、それしかなかったのでしょう。 問題は信玄が何かにつけて勝頼は自分に劣ると周囲に植えつけていたことですね。 この辺り、長男、義信を持ち上げておいて謀反を起こされてしまった信玄のトラウマだと思いますが。 武田家は本格的に戦国大名として脱皮していたとはいい難いところがあり、家臣の統制ができていなかったと思います。 武田家の財政は信玄末期まではそれなりだったようです。 考えてみれば勝頼はけっこう不幸と思います。 med |
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date 2007/3/9(金)14:00 medさま 現在でも、中国人は「地大博物」の国と主張します。要は、地面が広く物産が豊ということですが、19世紀の貿易情況をみてもとても信じられません。まず、中国は金・銀・銅をほとんど産しません。銅についてはかつては徐州とかで産したようですが、清時代からの雲南・満州を除いては産出しません。つまり、絹と茶の輸出は必須ですが、それが止まると、銀が入らなくなるので、貨幣制度が崩壊します。 室町時代でも日本からの輸出品は銀と銅です。「地大」はともかくこれでは「博物」とはいえません。現在でもGNPに占める輸出割合は不釣合いなほど高く、ということは基礎的な輸入商品の占める割合も高いということです。ただ、大方の日本人はこれだけでも信じられないのでしょう。 それと、おかしくなるのは、中国人の人件費があまりにも安いことです。これの結果、外国人と接する中国人は異様に金持ちになってしまいます。アヘン戦争のさいの公行や外国人攻撃は、中央政府の使嗾によって、普通の民衆によってなされています。民衆がなぜこうなるかといえば、買弁や外国人の富に嫉妬するからです。北清事変も同様で、(キリスト)教民と一般民衆の争闘(といっても、民衆が教民を襲撃)も、教民が富んでいることへの嫉妬が原因です。 どうして教民が富むかといえば、キリスト教宣教師が中国人を当時月1〜2両太平銀(ほぼ貿易銀1円と等価。この当時巡査初任給が18円)で雇ったからです。雇う条件として、キリスト教への改宗を要求するのが普通です。すると本国の教団本部から改宗者一人についていくらで補助金が出ますから、宣教師は一挙両得です。ところが、当時の中国の郷紳なり地主でも月1〜2円の収入がなかったんですね。 これと同じことが今、日系企業が進出するあちこちで起きています。中国にいく大半の日本人が、いったいただの1万円が中国人にとり何を意味するかがわからないんですね(農村部の月収はそこまでいかない)。多くの「知中」日本人が、共産党強圧体制崩壊を恐れるのは、これが原因です。じっさいのところ、いつ一般民衆が嫉妬で日本人を襲撃してくるかわかりません。 一般の中国人は「なぜ中国人は戦争に敗れるか=外国人が中国を騙したからだ」「なぜ中国人は貧しいか=外国人が中国を騙したからだ」「なぜ中国政府は無能なのか=外国人が中国を騙したからだ=中国も外国人を騙せばよい」となります。そして、なぜかアメリカ人が「イエス」というんですよね。 別宮 |
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date 2007/3/9(金)16:35 SLEEPさま イタリアのビールといえば、ペローニ(Peroni)社の「ブルーリボン(Nastro azzurro)」とか、モレッティMorettiとかありますが、味はいたって中庸、可もなく不可もなく、と、昔の日本のビールのような感じでしょうか。(個人的な感想ですが)外国の本場モノとはあまり本気で勝負する気はないのでは、と思えます。 ただ、ピザを食べるときは、やっぱりビールのほうが合いますね。のめない人はコーラ、ミネラルウォーターでも、炭酸入りのほうがいい感じです。和食でも、日本酒よりビールのほうが合う品がありますね。また困ぺい糖閣下にレシピ等々をご指南いただきたいもので… タロッコオレンジ、正式かつこんなに大量に輸入する計画があったとまでは知りませんでした。しばらくすればスーパーで見かけることになりそうですね。 ペルソナングラータ |
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date 2007/3/9(金)19:08 SLEEP>缶入り発泡ワインは値段さえ抑えられればカンチュウハイといい勝負しそうです。 |
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date 2007/3/9(金)20:53 別宮様 ゲームの話しで申し訳無いのですが オンラインゲームにもその影響が現われています |
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date 2007/3/9(金)22:42 別宮様、皆様、いつも興味深く拝見させて頂いております。私、この度韓国(ソウル)へ旅行してきます。 |
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date 2007/3/10(土)08:24 ロックさま アメリカ人が上海はニューヨークだが、1マイル離れればアフリカだといっています。とにかく、中国の常識は世界の非常識です。よく、中国バブルがはじけるといいますが、中国にバブルなどありません。株価や時価が下がれば、戦車を動員してもあげます。 そもそも中国株式など株式とはいえず「バクチの玉」です。つい1年前、上海A株というのは開所以来単純平均で値下がりでした。なぜこうなるかといえば、金ができると政府にとられてしまうからです。そして、投資対象がありません。銀行の支店にいくと「当支店は令状なく預金の支払いを拒むことはありません」とわざわざ貼り紙がしてあります。預金などすると下ろせないんですね。 中国の外貨準備が1兆ドルあると日本の新聞は騒ぎますが、中国銀行は国際金融市場でローンのトリテです。日本に中国ブランドの製品は売っているんでしょうか?中国から北米へいくには津軽海峡を通るはずですが、輸送実績は韓国ほどです。国民の四分の一がインターネットをやるといいますが、電話普及率は1割未満です。車が年700万台売れるそうですが、国内乗用車生産能力は130万台にすぎません。つまり、中国は粉飾国家です。本当の戦争をやって野戦軍司令官が大敗を「大捷だ。大捷だ」と皇帝に報告する国ですから。小役人が成長率を鉛筆なめて、引き上げるなど造作もないことです。 ご指摘のように、ひがな1日、パソコンに向ってコインを集めている若者が大量にいるのが中国の実情です。緑の革命で最早農業は人がいらないんですね。ところが政府が、居住地制限をやっているんですね。よく、中国が資本主義国家(これはマルキストの表現で、啓蒙主義国家)になったなど大嘘です。職業選択の自由、居住の自由、言論の自由、身分制度のない平等な社会(共産党員という身分制度の撤廃)がなくて、産業革命が可能であるはずがありません。 別宮 |
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date 2007/3/10(土)16:45 日本が誇るお笑い芸人、TBSの筑紫哲也は先の上海証券市場の暴落が世界に波及した時も、 |
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date 2007/3/11(日)08:23 ウルトラザウルスさま 筑紫氏の番組はさすがにみなくなりました。ただ前きいていたとき、多事争論というところで、いつも他人の論点を無視して独りよがりの話をする(しかも、事実を誤って、弱い立場の他人を批判する)ので、いつもチャンネルを切り替えました。また、知りたいニュースを無視して、勝手な取り上げですよね。 欧米のエコノミストにせよアナリストにせよ、経済予測は大半はずれます。兜町の格言に、「ひとの裏いく道に花あり」というのがあって、予想屋の逆をやると、よく当たりますよ、という意味です。とりわけ、証券会社の予想屋など当たるはずがありません。植草という元野村證券の予想屋が、小泉内閣発足時赤字国債大増発をやらねば、株式市場は下がる一方だと熱心に主張していました。そして破廉恥罪で警察につかまると「小泉内閣の陰謀」だと喚きました。株屋のレベルはこんなもので、信用してもしょうがないでしょう。 ゴールドマンサックスというのも地球規模の出鱈目です。ここがつくったBRICSという、イマージングマーケット(新興市場)の幻想など誤りです。新興市場というのは手数料が高くとれるので、ブローカーには都合がいいんですね。 面積の広い後進国が成長市場じゃないですよね。また経済成長を遂げた国で高株価が実現するわけではありません。例えば韓国市場はダウ式平均で銘柄入れ替えをやらなければ、開所以来、85%の損失です。またブラジル・ロシア・インド・中国というのは、インドを除いて全部、デフォルト国であって、借金を踏み倒しています。だいたい借金を踏み倒す国はまたやるんですよね。メキシコのデフォルトは都合5回で、「借金踏み倒しを理由に、開戦してはならない」という国連決議の提案国です。そして第3回踏み倒しでフランスが軍事介入、ところが踏み倒せと主張し皇帝を射殺した大統領を応援したのは、アメリカ大統領リンカーンです。 別宮 |
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date 2007/3/11(日)22:24 ウルトラザウルス様、別宮様 ブッシュの南米歴訪で、結構色々さわぎが起きてる様子ですね。今日、ニュースでチャぺス大統領がアルゼンチンかどこかのデモにわざわざ参加して、「資本主義者は地獄に落ちるのだ、社会主義は地上の楽園だ」と発言、群集は拍手喝采、と報道されていました。地獄や天国を信じてるんですかね。それにしてもお隣の将軍様じゃあるまいし…。 そして、自分達の全ての問題や不幸の原因をとりあえずアメリカ(と、その資本)のせいにしておくという南米の体質は、やはり困りものですね。まぁ、アジア極東でも、あまりシチュエーションは変わりませんが… 結局、日本もアメリカも、問題地帯と隣り合わせにあるのは変わらないのですが、アメリカの不幸は、メキシコとの間に玄界灘すらない事でしょうね。まぁ、左翼タイプの親南米人士は(大アジア主義者も?)どこにでもいますから、「バスに乗り遅れるな」(実際には、誰も乗りたがらないから無理やりそういわざるをえない)型の「獅子身中の虫」はいなくならないでしょうけど… リミニの海水浴場の浜茶屋で、齢60過ぎの店主のおっさんが「ベニート」で、ふと「かわいそう…」と複雑な気持ちに… 有名人の名前をつけるのはやめたほうがいいですな、 とつくづく思う |
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date 2007/3/12(月)00:06 別宮先生からお許しをいただきましたので、お知らせを掲載させていただきます。 間違いなく、マイケル・ジャクソンのイベントよりお得だと思います...奮ってご参加ください! ●日程:5月19日(土)〜20日(日) ●費用:いずれも税込価格です。 ※現地集合パターンがお薦めです。JALの先得割引(1ヶ月前までに購入)で同じ飛行機の切符を買えば32,000円ですし。 ●申込:詳細は以下のURLをご参照の上、主催者の日本エアービジョン(株)浅田様までお願いします。 【ツアー詳細】 【現地集合パターンについて】 |
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date 2007/3/12(月)08:29 ペルソナングラータさま 南米は流行が、一周遅れですよね。戦後になって、アルゼンチンのペロンは国家社会主義を唱えました。ボリビアの従属経済論もなかなかですが、日本でバナナ経済といって真似をした学者がいたのにも驚きました。 これはやはり、お説の通りで「他人のせい」にしてやろうと思うとアメリカに思い当たり、アメリカの真似をしようとするとまた失敗するんですね。アメリカというのは不思議なところで、国家主義と社会主義が政治潮流として登場しませんでした。いわば、19世紀のままで20世紀がないような国です。南米諸国が戦後になって、国家主義や社会主義をやればあるいは成功すると考えるのはもっともでしょう。 そして19世紀末は、アルゼンチンの一人当たりGNPは、アメリカを上回っていたのでは?1895年統計で、そのころの人口は380万人(ブラジル1200万人)で、ブエノスアイレスに56万人住んでいました(大阪48万人、ローマ44万人)。ただ、アメリカは6200万人いて、ニューヨーク・マンハッタンは115万人(東京139万人)です。つまり、南米諸国というのは人口小国でかつ都市人口が多かったようです。今では、アルゼンチンはリトルイタリーといわれるほどイタリア系が多いのですか、多くは19世紀末に移民したといわれ、大半は農業移民でなく都市に住んだようです。 イタリアの第一次大戦前や日本の戦間期(と戦後大分あとまで)の都市人口というのは、大体が社会主義者でした。アルゼンチンの2大政党は、第一次大戦前まで自由党対保守党でしたが、戦間期グチャグチャになり、あと現在に至るまで、社会主義者対軍部の対立です。これは不毛ですよね。でも小ムッソリーニの乱立で、観客は楽しいですね(極東系と違い、怖くないですよね)。 ただ、南米の不幸の原因は、人口過少なため市場が狭く、農産物輸出と都市商工業の二つで成立する社会にならざるを得ず、工業の発展する余地がなかったことでしょう。1960年代に入ると日本を除いて先進国はみな農産物輸出国になりましたから、南米経済が下向きになるのは避けられませんでした。世界戦争に参画しないと落ちぶれるのか?という新たな疑問も提出しましたが、これも人口過少の結果でしょう。 別宮 |
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date 2007/3/13(火)01:26 モー大佐さん、おひさしぶりです。 もうすでに目にされているるかもしれませんが、 元陸上自衛隊第一次イラク復興業務支援隊長 佐藤正久氏へのインタビュー記事が載っています。 もうすでに目を通されているかも知れませんが。 |
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date 2007/3/13(火)01:59 別宮様 そういえば、「日進」「春日」はイタリア製のアルゼンチン向けの艦でした。一方、アビシニア戦に伴う制裁のときは、アルゼンチンのイタリア系市民がそそくさと母国に金銀の援助をしてますから、むかしはかなり羽振りが良かったのでしょうね。 私の知り合いもアルゼンチンに親戚がいると言っていました。かの地のイタリア人は本当に多いですね。ブエノス・アイレスも市民の半分以上がイタリア系じゃないでしょうか。19世紀末のアルゼンチンのイタリア人コミュニティの状況は「母を訪ねて三千里」がいい例ですが、マルコ少年は(日本人には不可思議な事ですが)どこへ行ってもイタリア人に会っています。ピエモンテ出身の私の知り合いもジェノバ人のマルコ少年も北イタリア出身ですから、貧乏シシリー人やらナポリ人が目立つアメリカ合衆国移民よりも、当時はかなりステータスが高かったのかもしれません。 南米の独裁者は口ばっかり達者なムッソリーニ系なのですが、アジア系はヒトラーとスターリンの悪いところばかりを足して2で割ったような感じでしょうか。まぁ、まねしたくても(無益な殺生以外は)スターリンやヒトラーはなかなか真似できませんが… ペロンは、確かムッソリーニ時代にイタリア駐在の経歴があったはずです。普通なら、独伊の事例は失敗例として反面教師になりこそすれ、決して真似などしないものですが、チャべスも「ソ連は本当の社会主義ではない」とか言い出しますから救いようがないのかもしれませんね。 無理やりオチをつけますと、ベネズエラは名前だけは「小ベネチア」(…elaは、"Citadel" のときと同じようにスペイン語の縮小辞)ですけど、マキャベリが賞賛したようなルネサンス・ヒューマニズム的(つまり神頼み排除の)ベネチア流の冷徹なリアル・ポリティークは存在しないようで… ペルソナングラータ おまけ: |
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date 2007/3/13(火)08:49 ペルソナングラータさま アルゼンチンは当時チリを仮想敵としたようです。なんでもパタゴニア領有権を争ったようですが、けっきょく1902年協定で国境紛争に片がつき、建艦競争も終わりました。 「日進」「春日」は、確かにアルゼンチンがジェノアに発注したものですが、ほかに3隻の巡洋艦があって、これは引き渡されました。一方、チリはイギリスに2隻戦艦を発注していたのですが、これも紛争解決によって不必要になったため、イギリスが日露戦争終了後買取りました。 人口380万人の国が巡洋艦5隻ですから国庫が傾きますよね。ただ、「日清」「春日」は当時の優秀艦で、7000トン級にもかかわらず兵装は10インチ4門(日進は3門)、6インチ砲8門と圧倒的で、速度は22ノットで航続距離も長いという特徴がありました。不安は航洋性でしたが、これもフランス艦と異なり、シンガポールからの荒波を乗り切りました。若いころの鈴木貫太郎が回航の指揮をとりましたが、「文字盤がみなスペイン語でわかんないだよね」とボヤいておりました。 日本海海戦のとき、アルゼンチン海軍士官を招待しましたが、隠すところは隠す立派な手記を残しました。ただ、「アントレリオスとサンタフェの青年よたて!波頭は諸君の勇気をまっている」とか書いていて、どっかのプランテーションの息子で、ブエノスアイレスとパンパを嫌っているなと思わせるものでした。またフォークランド紛争のさいは、「まさか日露戦争のことを忘れ、イギリスに味方したりはしないよね」と脅し、けっきょく日本は「局外中立」をいい、イギリスから白い目となりました。 じつは、当時の国際法では、戦時における武器売却は「戦争行為」でした。イギリスはこれをもって当時の日本政府に注意喚起したんですね。つまり、戦争が勃発する前に引渡しが済まないと、イタリアとアルゼンチンはロシアと戦争状態になりかねません。これで、イギリスは自国建造中のチリ戦艦について、ロシアとチリが戦時中売却交渉を進めたのにたいし、妨害に入ったんですね。逆に、アルゼンチン・イタリアとの交渉開始は戦争を意味したともいえます。じっさいには艤装の段階で、砲が英アームストロングのため、補充などを考えれば、露仏系転用は難しかったようです。 この国際法も、第一次大戦でわけがわからなくなりました。イギリスはドイツ港湾全面封鎖(船籍審査による/ドイツ船籍またはチャーターと疑われた船にはいっさい寄港許可を出さない。今の北朝鮮船状態)といいドイツは無制限潜水艦戦といいました(両方とも違反としか思えません)。英仏にジャムなど売って大儲けしたアメリカが初め、「ドイツにも売る」といって、次に「ルシタニアにはアメリカ人がいた」とかいい、結局ドイツに参戦しました。チリとアルゼンチンはドイツ寄り中立で、日本海軍の寄港を拒否しました(ペルー・エクアドルは歓迎。ペルーにいたっては日秘協会が大協力)。 でも、イタリアは前世紀に変わるころは、世界第二位の陸軍国であり、世界最先端の造船技術をもっていました。でも、ドレッドノートとか大革新をやられると乗り遅れますね。 別宮 |
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date 2007/3/13(火)09:25 MUTI殿 モー大佐です。追加の情報提供ありがとうございます。MUTI殿は軍事情報に精通されてますね。 今日にでも『軍事研究2007年3月号別冊』を読みます。 『東京裁判の謎を解く』にも出ていましたが、佐藤賢了を野次った国会議員は退役軍人(しかも佐藤の教官)だったんですね。 当時は退役軍人の国会議員(衆議院)が相当数いたのでしょうか? モー大佐 |
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date 2007/3/13(火)11:04 別宮様、他皆様へ、 私はこの手の話は疎いので教えて頂きたいのですが、・・・・。 今回、日興証券が上場廃止を免れるという事になりました。 私の理解しているところでは、役員の関与した粉飾決算で上場廃止を前提とした管理ポストにあったとの事ですが、・・・。 上場を廃止しないという理由は新聞によれば、・・・。 1.会社の組織ぐるみではない。 役員が関与して「組織ぐるみでない」も無いだろうという気はします。 なんで、このような結論に至ったのでしょうか? この辺り御教授頂ければ幸いです。 med |
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date 2007/3/13(火)12:27 medさま まず、粉飾決算とは何かという点からです。粉飾とは3通りあって、 1利益過大表示(日興のケース・動機は赤字経営責任の免れと株価維持) 従来問題とされたのは3だけであって、1〜2が刑法上の問題にされたことはなかったと思います。個人的な経験ですが一度、子会社決算で銀行借り入れがしたいがため、また親会社における評価をあげるため、社長と経理部長がグルになって粉飾決算をやられたことがありました。これは詐欺的であって、親会社と協議のうえ、警察及び地方検察庁に告発手続きの相談にいったことがありますが、検事は「民事不介入」といい、受理を拒みました。 ライブドアの問題は、株式分割をやりすぎ発行済み株式が増えすぎたことでしょう。一番困ったのは東証で、システムがパンクしそうになったんですね。証券監視委員会は東証から垂れ込みをうけて、自分で処理できず、検察庁にいき、あのような大捕り物になったのでしょう。一方、日興の場合は社内のリークが東証にいき、「従来ありふれたケース」ですがライブドアとの比較感から、摘発せざるを得なくなったんですね。経験則からいえば、倒産しかけの会社のほぼ100%が粉飾をやっていますし、現在上場会社でも過去をいえば大半を疑ったほうがいいでしょう。 この状態はおそらく先進国最悪です。ですから日本では途中で合併取り消しが相次ぎます。これの原因は、企業経理を「経済学部・商学部」卒業生がやっていることです。他国では「商学部」卒業かつCPA"Chartred Public Accountant"(公認会計士と訳されるが、じっさいには経済学部卒業生は簡単な試験でなれる/教育期間は短いが日本の医師と同じような制度)しか、経理部員には採用されません。そしてもし粉飾をやったCPAがいたら資格剥奪です。ですから、経理部員であるCPAは社長に粉飾を求められば退職するか損害賠償訴訟を起します。要は、日本の弁護士は違法行為をやらない、と同じようなことです。それと日本の「みんなで渡れば恐くない」の精神が問題でしょう。 でも、日本の制度にビルトインされてますから、簡単には直りませんよね。 別宮 |
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date 2007/3/14(水)03:09 別宮様 イタリア語のお気に入り海軍サイトには、日進春日は一隻あたり76万ポンドだったとありました(数字が正確かどうか解りませんが…)。今のポンドのレートでもかなりの数字ですが、さすがに想像がつきません。アルゼンチンはいつも分不相応な事ばかりするから、破産状態になってしまうんでしょうかね… イタリア海軍の公式ページの説明では、原設計にベネデット・ブリンがかかわっていたとされていますが、ガリバルディ級は結構上手くまとまった船で、海外によく売れたようですね。それに同期のフランス艦に比べれば、結構お洒落ですし…(そんな事を言うと、「松島」のエミール・ベルタンが怒るでしょうか… ダーダネルスで沈んだ「ブーべ」もタンブルホームがきついお尻でっかち娘でしたが、仏海軍には地中海ですら沈みそうな船すらありますからネェ…)アルゼンチン海軍も、自国の艦の名前に「ガリバルディ」とつけてますから可笑しなものです。 イタリアは(強い弱いはともかく)もともと海軍大国だったわけですが、ワシントン軍縮会議ではフランスと仲良く日本のほぼ半分に限定されてしまいました。栄枯盛衰とはいえ、両国は英米日の三カ国のおまけみたいな扱い… 怒らなかったんですかね。 アメリカがジャムを輸出していたのは知りませんでした。「ここからオランダに送金すれば、ドイツの親戚にチーズ等を送ります」、というビジネスとか、中立国は色々考えますね。 ペルソナングラータ |
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date 2007/3/14(水)09:16 別宮様、 回答ありがとうございます。 よく理解していませんが、ようするに日興の話は、日本古来の伝統でみんな知ってることなんでしょうか(^_^.) あーゆーのはよくあるから内容もわかっているので、まあ、しゃーないか、と。 うーむ。 ところで、ですが、会社の経営状況というのは、中に入ってみないと判らない。だから、合併の際は本格交渉に入ってから揉めるものと考えていました。 以前、北海道でけっこう大きな倒産があり、その際に地方銀行の支店長をやっていた(当時既に元)に話を聞いたのですが、・・・。 私が資産と利益と負債のバランスなんか銀行はチェックしていないのか、と聞くと、曰く、 「資産と利益と負債のバランスなんかは、新規融資のときは兎も角、一旦動き出したとこではほとんど見ない。 とのこと。 そんなもんか、と変に納得していましたが、・・・。 med |
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date 2007/3/14(水)09:33 ペルソナングラータさま ガリバルディ級はけっきょく10隻つくられ、うち7隻が海外に売られたと思います。2隻日本、3隻アルゼンチン、2隻/第一次大戦後だと思います。性能的には近代重巡の祖といえると思います。 値段ですが、1906年恐慌の前の$/£比率は1:4・4程度です。75万ポンドは330万ドルです。日本の日進・春日の回航費込み購入価格は山本権兵衛によれば400万ドルです(日本のイギリスへのシップヤード支払い価格は常にドル建て、バンクオブイングランド決済です。何かの目眩ませかもしれません)。 定評としてはアルゼンチンは鞘を抜いたのではないかということです。またアンサルドとアルゼンチン高官の間に賄賂のやり取りがあったことは確実です。ですが、三笠は750万ドルしましたし、イギリス艦より安かったと思います。この当時、戦艦と巡洋艦の価格は2割程度しか変わりません。ただ、排水量トンで半分です。性能でカバーしているので評価は難しいですね。もちろん、黄海・日本海海戦で活躍しましたから安いもんです。 アルゼンチンについて問題なのは残りのガリバルディ級3隻をロシアに国際法違反覚悟で売ろうとしたことです。『大日本外交文書』には、日本の外交官の必死の説得努力が書かれています。ただ、ロシア人もさるもので、ペルシャ経由でどうかとか、やることがセコいんですね。途中でイギリスが入り、「外形関係ない。ラプラタに日本の海軍が浮かんだらアルゼンチンは破滅ダロ。売ったらフネもないじゃないか」と怒声をあげ片がつきました。これ、動機は個人の私欲ですよね。 ガリバルディは「赤シャツ隊」を、1860年代、アルゼンチンに派遣したようです。当時、ロペツ戦争とか、南米は流血の巷でしたから、アルゼンチン人も感謝したんじゃないでしょうか? 別宮 |
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date 2007/3/14(水)10:37 medさま 日興は大企業ですから、みんな知っているということはないと思います。一つはアブク銭を儲けていた時期があります。こうなると国税というのは査察と称して、企業に会議室と個室を準備させ常駐するようになり、ソフトウェアーの中までチェックします。こうなると粉飾はやりにくくなります。このタイプの会社はトヨタを筆頭に全国に100社程度あるんじゃないでしょうか。日本じゃ最後に頼るのは「官」というのは事実です。 また、粉飾について問題になるのは、概ね上場企業です。株価がらみですね。また、銀行との関係でいえば大企業は無担保、中小企業は有担保です。だいたい担保貸しだと決算はそれほど気にならなくなります。ただ、支店長氏の「いったん動き出したらほとんどみない」発言は問題で、クビ洗った方がいいでしょう。というのは大蔵省検査(信用組合は県労政課)で、企業の決算内容を説明する必要があります。ところが、得意先上がりとかで融資経験のない支店長・次長は、本部がうまいことはずすんですんですが、「ほとんどみない」と公言するのは社会的にうまくないでしょう。免許事業ですから「官」とは国民に負託された行政であって、説明できないようでは企業責任は果たせないでしょう。 日頃、文句をいっておりますが、日本の「官」は優秀です。 日本の合併手続きというのはルールがありません。そもそも破談というのは、それまでの費用負担がパーになりますから、それだけで株主代表訴訟で訴えられかねず、また「合併」はインサイダートレーディング上の「重要事項」です。アメリカでは、一方がまず投資銀行経由で「レターオブインタレスト(インテント)」という照会をおくります。つぎに相手がうけいれたら、「デューディリジェンス」という法務手続きに入ります。これは投資銀行の下に弁護士・会計士・不動産鑑定士などの各種評価者がチームをつくり、企業の解散価値を評価するものです。一度、ボストンくんだりで、これをやりましたが延べ1週間はかかる徹底したもので、幹部職員の合併後の去就まで聞き取ります。このさい両方弁護士をたてたりしますから、けっこう真剣です。これが終了し、双方が承諾せねば合併発表はなされません。 日本だとこれがなく、経営者同士が「肝胆合い照らす仲」とかで合併交渉に入るという一風明るいやり方ですから、手続き途中で問題が起きるんでしょうね。 日本の会計制度というのは19世紀末のイギリスと一緒です。例えば償却年数が極端に短く感じます。ソフトウェアー2年はなかろうという気がします。2年であれば2000年問題などありえなかったでしょう。自動車の5年とか機械モノは押しなべて10年以下です。これは勘ぐれば企業優遇税制で、先進国で企業の租税負担率がもっとも少ないというのは共産党でなくともうなづけます。経済同友会の「それでも韓国・台湾より高い」というのは噴飯モノで、賄賂をいくら払っているか知るまいといいたくなります。北朝鮮の金剛山事業というのは、アメリカが怒っていましたが、負担しているのは現代グループです。 別宮 |
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date 2007/3/14(水)20:19 百式様,お土産話を楽しみにしております。 道中,お気をつけて。 |
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date 2007/3/14(水)20:38 別宮様,med様,日興の件では家内も怒っていました。 古巣の業界は変わらんのぉ,と言ってましたよ。 役人も会社員も,組織人という者になると,ハンコでおしたように行動様式が同じに 週刊新潮で櫻井よし子さんが注意を喚起し,週刊大衆も米連邦下院の「従軍慰安婦非難 衆議院議長までやった人の発言には重みがある。 悪いこと言っちまったなぁと思って 小泉前首相も,郵政民営化なんぞより,こっちの方で蛮勇?をふるって欲しかった。 牽強付会という御批判は,これを甘受します。 だから宣伝啓発省を創れ!と言ってるんだ,のsai夫 |
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date 2007/3/15(木)08:03 sai夫さま 河野官房長談話をやったメンタリティと日興粉飾のとは同じでしょう。 河野洋平は、じつは韓国政治家に騙されて、すなわち「従軍慰安婦の強制を認めれば、我々の国内的立場は強化される。そうすれば親日路線をとるから」といわれて、記者会見までしてわざわざ認めたんですね。一方、日興も「低収益体質のままだと、支援はできない」と常日頃、とある銀行に言われ続けて、フラフラと粉飾をやったんでしょう。ある種の日本人の弱さ「波風たてないように」「金と鉛筆で済むことなら」からきているんでしょう。 河野談話が未来の首相を拘束することはありません。ただ否認すれば、日米、日中、日韓の外交関係、とりわけ外交官の外交に悪影響を及ぼすでしょうね。個人的には、首相は断乎否認した方が、勇気のある首相として人気が出ると思いますが、小泉純一郎も「謝罪路線」でしたから、人気率が低い安部首相がやるのは現実的に困難でしょう。河野洋平は、今ごろになって、談話発表のときの経緯を公表し、「僕悪くないよ」という態度ですが、小田原の有権者に期待するしかないのでは? それと、「従軍慰安婦」問題の本質に日本人は目をそむけていませんか?これは戦前、極東にあった「公娼制度」が原因です。当時、両親が娘を女衒に売却したんですね。これの理由について「貧困」だと説明されます。これは虚偽です。「貧困」であれば、強盗を働いていいのか、と同種の問題です。じっさいには両親は「いいオベベ着て、いいものも食べられるから」といった女衒の台詞に、実情を知りながら自分も誤魔化して、私欲を満たしただけの話です。小作人であって本当に貧困にあえいでいるのであれば、土地をすてて都会に出ればいい話しです。昭和に天明の飢饉などありませんでした。 言い過ぎたかもしれませんが、西武の「栄養費」問題で、親や高校・大学の監督コーチが金を受け取っていたという話で気が滅入りました。複数人いるということは、親が子供をダシに金をもらってもいいという料簡が残っているからでしょう。ときどきある一家心中とかもそうですが、とにかく子供は私的なものだけではないと思います。 別宮 |
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date 2007/3/15(木)08:23 ペルソナングラータさま ちょっと、うろ覚えで書いて、10隻つくられたガリバルディ級の行き先を間違えました。3隻イタリア、4隻アルゼンチン、2隻日本、1隻スペイン(クリストバル・コロン)でした。スペインの1隻は米西戦争のサンチャゴデキューバ海戦で撃沈されています。 また設計者はマステア"Eduardo Mastea"という人物で、イタリアでよくある「一瞬の光芒に才能を発揮するが、そのあと伸びないデザイナー」のようです。 デザイン・コンセプトは、まず巡洋艦を戦列艦(単縦陣を組んだとき、戦艦の後ろについて戦える)としても利用でき、かつ航洋性もつける。その代わり、速度を犠牲にし20ノットで我慢する(当時22ノットの装甲巡洋艦が出ていた)という内容だったようです。ただ、アンサルドでつくった1番艦ガリバルディは元々イタリア海軍向けでした。イタリア海軍は航洋性は必要ありません。ところが、議会で予算がつかず、前渡金も払われなかったので、アンサルドは急遽アルゼンチンに船台売りすることを決めたようです。 マステアは、前後対称(前からみた左右でなくて)中央1本マストというイタリアの艦船デザインを踏襲し、縦動(ピッチング)を抑え、航洋性をよくしました。そのうえで、船体を細くせず、ある程度ズングリとさせました。これによって前後に10インチ連装砲塔を置くことを可能にしたんですね。このデザインはそのあとの条約型重巡に継承されましたから、大変な人ですね。 別宮 |
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date 2007/3/15(木)09:14 別宮様、 某支店長の話は、一応、オフレコの身内での話です。 バブル終末では北海道の潰れた銀行以外でも結構酷いところが出たようですが、なんか「見てなかった」のではないでしょうか。 日興の話でもそうですが、モラルの無い話だと思います。 med |
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date 2007/3/15(木)12:27 別宮さま、sai夫さま バブル後倒産寸前のとこを吸収合併したら株価が100円を切りそうなとこまで行った(けっこうびびった)会社に勤めてるSLEEPです。どうも消耗品どころか設備投資すら止まってたようで、本社の人たち騙されてた? 従軍慰安婦について思うのですが、どうも右の人たちはは奇麗事にこだわっているんではないでしょうか。当時売春は合法だったんだ、兵隊が女を買って何が悪いんだ?と堂々と言うべきでしょう。だいたい今だってどこの国にも売春はありますよね。 西武の件ですが、要は行き過ぎたアマチュアリズムが問題なのではないでしょうか?アメリカでも去年の今頃フットボール選手がとある企業から車をもらったとかで騒いでいましたが、あと数年我慢してプロ入りすれば数億の収入があるのに、アマチュアの縛りで明日の生活にも困る現実があれば誘惑に勝てないんじゃないでしょうか。 今年のドラフトでも、どっかの高校の監督が「勝手に指名しやがって!絶対に行かせない!」と喚いていましたが、どう考えても金が動いてたんだと思います。税務署が調査すれば一発だと思うんですが・・・ SLEEP |
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date 2007/3/15(木)16:11 別宮様 海好きの私ですが、船の構造についてはまったくわかりませんので、解りやすい説明をいただいてとてもよく理解する事ができました。ありがとうございます。ガリバルディも、第一艦がいきなり何故アルゼンチンに売られたのか解らなかったのですが、いつものように予算騒動でしたか… マスデアですが、「あと伸びない」といってしまうと可愛そうですので、一応弁護を… 彼は「条約艦時代(一応イタリアにもある)」の前のイタリア海軍の戦艦と巡洋艦の華の殆んどを担当したGeneral of Navy Engineer(Generale di Genio Navale、日本語訳は艦政本部将官でしょうか)で、ガリバルディ級のあと、ほかにもダンテ・アリギエリ級やカヴール伯級の弩級戦艦や、巡洋艦サン・ジョルジョ級なども作ってますから。バトルシップ・デザイナーとしては、彼のほかにヴィットリオ・クニベルティ(Vittorio Cuniberti)を入れて、ブリンとともにイタリア建艦大御所三羽烏、ということで如何でしょうか。(勝手な総括ですが…) でも、この中ではマスデアが一番落ちますかね。 スペインも、ジェノバのアンサルドから買った船に「コロンブス(=コロン、イタリア語ではコロンボ、出身ジェノバだし…)」とつけて、それがサンチアゴでよりによってアメリカ人に討ち取られる、というのは小話になりそうですね。コロンは最後まで抵抗した艦ですから、頑張りましたが。 ガリバルディはおせっかい親父ですかね。苦しむ共和国があれば、フランスだろうが南米だろうが、どこでも出て行きましたから。占領できなかったのは(当時仏軍が守っていた)ローマだけで、イタリアにある彼の騎馬像は全て(たぶん)、頭がローマのほうを向いてる、と教わりました。 まぁ、アルゼンチンなんかは、日露戦争のあとで、日英の二大君主国の間で分割占領ぐらいしておいたほうが、両国のためにもあとあと宿阿を残さなかったかもしれませんね。(冗談ですが…) それにしても、フランス由来(それもブルターニュ半島)の名前「マルビナス」を盾に、フォークランドの領有権を叫ぶんだから、やってられませんね。 |
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date 2007/3/15(木)16:37 別宮様 戦功評価であった事は理解しました 元々 山本は人事と建艦時の決定などに関わっていますが 人材が足りなくなるのは良くわかります それだけに濃い人が得らばれるのかもしれません 疑問が解けてすっきりしました 有難うございます |
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date 2007/3/15(木)21:18 モー大佐様、 ちょっと、私には分かりかねます。 軍人には選挙権がなかった戦前ですが、 もちろん、この私の感覚、 |
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date 2007/3/15(木)23:13 ペルソナングラータさま 誠にご指摘の通りで、マステアを調べると仰せの通りです。ただ、イギリス人の書いた資料を読むと、マステアについていきなり出てきて、なんの解説も抜きでした(といってイギリス人のせいにする)。 多分に、ガリバルディ級が優秀であったことにたいする僻みでしょう。ただ、調べると主砲配置が複雑怪奇です。当時、アンサルドとオルランド(リボルノ)は大喧嘩していたようです。そしてアンサルドは油圧式砲塔、オルランドは電動砲塔が得意でした。要は砲塔をどう回転させるかの問題です。また油圧式は英式、電動は仏式、したがって日本は油圧、ロシアは電動でした。当然のことながら、日本海軍(海軍ライター)は油圧がいいに決まっている、日本の海軍ファン(なぜかマル歴も)も油圧だとなります。でも、第一次大戦以降は電動が主流です。 ところが、アルゼンチンが2番艦サンマルタンを発注したのはオルランドで、当然電気式になり、連装8インチとなりました。ところが、これにアンサルドがアームストロング・ポッツォーリ"Pozzuoli"と組んで「芋」「威力不足」だの騒いだんですね。なんでもアームストロングが10インチ売り込みに躍起だったようです。 これに巻き込まれたのが、アンサルド発注の二番艦スペインのクリストバル・コロンです。スペインは8インチ連装電動にすべきという見解でしたが、ポッツォーリが「それなら売ってあげないよ」とすごんで、結局、主砲塔なしの引渡しになりました。スペインは自国で艤装する積もりでしたが、当時スペインは独自性を打ち出して、砲弾サイズが独特でした。ところが制式が決まらないうちにアメリカと戦争になり、木製ダミーの砲塔をつけて海戦に臨んだそうです。イタリア人の喧嘩で無茶苦茶になってしまいました。この事実が明らかになったのは、1930年代のことですが・・・。 そして、19世紀後半の科学技術の進歩は激しいですから、ガリバルディ級というのは、日露戦争のために出現したような艦です。第一次大戦では速度の点で旧式というべきでしょう。でもポッツォーリは執念で春日の前方単装主砲10インチの納入に成功しました。日本海軍唯一の10インチでした。でも仰角が45度あり、老角半島越しに、旅順口内に長距離射撃をやりました(ガハハ)。でも、取り外し不能の衝角が艦首にあり、誤って日清戦争の殊勲艦吉野の脇腹をズブリ撃沈してしまいました(ガックシ)。けっこうイタリア人とつきあうのは大変だったようです。38サンチ砲もイタリーメイドですが・・・。 別宮 |
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date 2007/3/16(金)08:54 SLEEPさま 極東に多い公娼制度というのは必ずしも「売春」に結びついていません。要は「家計を助ける」「親孝行」的な道徳を子供に安売りして、親が金を受け取り子供が「強制労働」のようなことをさせるシステムまたは制度です。 子供の労働環境はむしろいいのが普通です。江戸時代、吉原には柵があって逃がさないようにしていましたが、明治時代には取り払いになりました。それでも「逃走」すれば官憲がおったわけです。これも警察の内規で取り止めになりましたが、いっこうに遊女は逃げませんでした。要は、収入・待遇とも悪くなく、場合によれば「身請け」で普通に結婚することも可能でした。そして、「身請け料」で年間ランキングなどつくって競っているんですね。これが当時1000円を超えており、学卒初任給50円の時代ですから破格ですよね。 そして、遊女は自分を売った親に送金して、また弟の学費を助けるというのもありました。でも、千葉で起きた中国人女性による薬物殺害未遂事件をみてください。彼女が結婚料として渡された200万円は親・仲介業者・中国官憲と山分けしているに違いありません。さらに旦那殺害未遂の動機は、売春をやってインスタントマネーを稼ぎ親に仕送りすることでした。全体としてこういったシステムは(すくなくとも今の眼では)社会悪ではないでしょうか? 従軍慰安婦問題について、事後立法"Expost facto law"で裁けるかは、人権が絡んでいるだけになんともいえません。さらに、「中国・韓国にいわれたくないよね」というのもありますが、違「法」行為というのは「お互い様だ」といってもいい訳になりません。現在、日本でささやかれている「結婚斡旋業」のタブー「結婚後も妻が本国に(必要以上に)送金する。1週間でドロンする」女性を輩出する国は、中国・フィリピン・ベトナムが代表で、ロシア・タイ・東欧にはありません。それからするとやはり儒教道徳が関係しているのでは? 問題はむしろ日本人のメンタリティで、外征をやっているのに日本の兵士は現地調達が嫌なんですよね。そこが米兵と違うところでしょう。それで人件費の関係で朝鮮Pが人気でたんですね。次は日清戦争における新聞報道です。 「旅順の冬に春を鬻ぐ女のありしもをかしや。我が混成旅団の野島少佐、1日部下の舎営を巡回し、ある家の前を通りすぎけるに、屋内より蝶々と艶めく声の洩れきこえれば、怪しみて立ち寄りみるに、支那婦人四五名あり。中に雲鬢花顔の1少娘、しなよく一層の美をたたえけるが、少佐をば何と見けん、蓮歩しとやかならず馳せ来たりて頻りに媚笑を呈し、少佐を魅して巫山に遊ばんとするもののごとく、はては少佐の戎衣に手をかけんとしければ、少佐はその無礼猥涜をいきどおり、一喝して斥くるに、美人魂を消して怖れ慄き、鼠竄してまた見えずなりしと」 野島少佐の名前は確かに第2軍の戦闘序列に大隊長としてありますが、こんなことをわざわざ記者が本国に報道するというも首かしげますよね。 別宮 |