過去ログ251-300

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date 2007/5/3(木)07:24
uname 困ぺい糖

subject re(3):日本は第1次大戦前のドイツ外交を反面教師にすべきだったか

KT姐様 ペルソナングラータ様 SLEEP様

20世紀初頭ドイツと戦間期日本の共通点といえば、やはり軍事力でしょう。かたや「奴ら本気だ」、かたやあの海域最大の艦隊です。

ただ、近現代の特徴として、軍事力で他を優越した国家が他国に無茶を強いるということが少なくなったというのも確かです。たとえば逆説的ですが、中世以前ならドイツもシュリーフェンプランやらの面倒な小細工をせず、モンゴルやらのように周りに見境なく攻め込んでいたはずでしょう。
その意味で19世紀以降というのはマシな時代になって行ったとはいえますが、それでも、ブツと欲望が外交の基礎という考えは引き続き残りました。

ドイツ式の思考はドイツ単独の、というよりも、マルクス主義を通じて他のソ連、中国のスタンダードになりましたが、同時に日本の官吏、軍人にも受け入れられました。アメリカンウェイをグローバルスタンダードと安易にイコールで解釈する人が結構いますが、それと同様なことが戦前の日本でも起きたのです。

予定調和の進歩史観(単線主義)とそのなかでのエリート良導、そして、他国との強調、共有よりも出し抜き、これはブツだカネだ土地だという唯物論が基本です。そして、日本にもそれを担保する武力ありというおかしな自負も加わりました。
世の中単純じゃないんですが、どうしても安易に流される人間は一見わかり易いこっちの考えに流されがちということです。

はしょった言い方で申し訳ないですが、結局、自国の実力(軍事力)を客観視できなかったのが20世紀ドイツと戦間期日本の間違いの始まりでしょう。そして、これは今日的課題です。つまり、国内外の反日の連中はまず日本の軍事力掣肘に意を注ぎます。一方で中ソの影響を受け、逆に叛意を抱いた国家、勢力はまず武力を優先します。いずれもマルクスの影響下にあります。

>帽子
あんまりかぶると頭髪が…という俗説も預かって力有りじゃないかと。
軍人さんはコードとして着用ですが、オフのときは私物もかぶらないんでしょうかね。
ちなみに屋内で脱いだときは、敬礼も挙手じゃなくて最敬礼。

昨日は街中でネクタイがほとんどなし、車も自家用ばかりで仕事モードのこっちは切れかけた 困ぺい糖

252

date 2007/5/3(木)08:36
uname betsumiya

subject マルクスとジョラス

困ぺい糖さま

第一次大戦前のドイツについてマルクス主義から理解するのは当を得ていると思います。社会民主党がその考え方を代表しているのですが、もともとマルクス主義とは「万国の労働者団結せよ」ですから、外交方針は国際主義でなければならず、自国政府に反対し、仮想敵国の労働者とも手を結び平和維持をはからねばなりません。

ですが、マルクスやエンゲルスが主張した外交方針は、厳密には米英仏の労働者と連帯し、ドイツ労働者が指導して、反動のロシア政府を打倒せよでした。そして、SPDは第一次大戦が勃発すると対ロ戦ということで戦争予算を承認して、戦争に賛成する側にまわりました。次にいったのが、"Burgfrieden"、すなわち城内平和、戦争に協力しよう、参謀本部に協力しようでした。

なぜこれが出鱈目かといえば、途中平和の道を潰したことです。日本をみても、日米戦が始まると1年後には、和平追及・東條打倒の声が自由主義の大政翼賛会代議士から起きてます。これがドイツにないんです。つまり第一次大戦勃発まではシュリーフェンプランを止めさせない限り難しかったと思いますが、半年後からは勇気のある政治家であれば「痛み分け」を主張でき、内緒にでもフランスと交渉できたはずです。おそらくこのときであれば、ロレーヌだけ返還し、アルザスは手許に置くことで和平が成立したはずです。

問題をマルクス主義・SPDだけに帰すので公平を欠くようですが、その思想、唯物論=物質主義からドイツ的発想が生まれる気がしてなりません。つまり、唯物論であれば「金」「土地」「資源」で戦争をやることになり、マルクス主義では究極的に「金」となります(貨幣の物神性)。しかし、「金」は戦争の大義にはならず、どの国民でこれで継戦を訴えられても、腰が引けるでしょう。帝政ロシアの反動性を主張することはいいのですが、「戦争」という話になれば、ロシア人が大量虐殺の憂き目にあってなければ、先制攻撃など考えられません。ドイツ参謀本部が最後までこだわったのはベルギーの保護国化でした。これは戦線内の土地を認めよということで、軍人的な発想ですが、その愚かさを誰も指摘できなかったんですね。

今、フランス大統領選でサルコジとロワイヤル(王党派みたいな名前ですね)が争っていますが、サルコジが「週35時間労働はジャンジョラスとレオンブルムの精神に反するんじゃないかね」といったのには驚きました。ジョラスは第一次大戦直前、「必ずやウンターデンリンデンに戦争に反対する労働者が現れる」といって裏切られましたが、平和主義者でなく、服役期間長期化に反対し短期現役制強化による予備師団戦力化を訴えました。ジョラスの主張は「平等」であり、「自由」が一番強いということでした。メルケルがマルクスをいわず、サルコジがジョラスをいうところが、両次大戦に最終的にフランスが勝った原因でしょうか。

一方、ロワイヤルもペルソナングラータさまからですが、「中国の人権が改善されねば、オリンピックをボイコットせよ」といっているようですから「自由よ。しからずんば死を」という根性は残っていますね。翻ってみると、民主党の前原氏は惜しい人物でした。小沢党首以下トロイカ体制というのも旧社会党左派(物質主義)復活という感じですかね。日本のテレビも古館の演説じゃなくて、サルコジ・ロワイヤル討論の実況でもやりませんかね。

別宮

253

date 2007/5/3(木)08:48
uname ロック

subject re(8):遅れているとはどういうことか?

次郎丸様

民主主義では最後の最後で国民がツケを払わねばなりません
何故ならどんなに政府や役人に責任を押し付けようにも「選んだのは国民」という事実があります
今の韓国も同じ事でノムヒョンなどの政治家ではなく それを選んだ国民の程度が知れる という事です
現在のドイツ国民はヒトラーの事を怪物といい 騙されたとも言います
しかし国民の見たい夢を見せようとした事とそれを国民が選んだのは事実です
これはもう言訳のしようがありません それだけに彼等は苦悩する事が多い
シュタイフェンベルグのヒトラー暗殺は軍人による立派なテロです
彼等はそれを称える式典にせねばならない心理状態にありますが
軍人のテロを認める事でヒトラーを否定する事が良い事かどうかは大きな疑問です
結局 あまりにも身勝手な事をすればそれが跳ね返ってくる事はわかっている
日本人だけに限るとは言いませんが 多くは公私の別を知っていると思うのです
例えば 給食費を払えるのに払わない親の「義務教育だから払わなくて良いんだ」という言訳に
多くの国民は「馬鹿げている」と反発するでしょう
これは「家計に響くからなるべくなら避けたいが 全体システムを維持するのに必要だ」
と判断する人が多いという事です
それとエリートだけに限りませんが官僚というのは
国民の選んだ凡人(と思われる)人の下について技術的な仕事と案を補佐すれば良い
例えば政策案が法律にひっかかると助言し それを回避する方法や立法案などを提示するなどです
それが嫌になっては官僚は務まらないでしょう

若い騎士が新米の時に心を寄せる女性を見つけて その人を守る為に戦え と教えられる事もあったそうです
この辺は形を変えた描写で物語に花を添えて良く出てきますね
顔も見た事が無い王や漠然と感じる国を守るより 故郷や女性 家族を守る事の方が納得できる
国を守るというより 女子供を守る事の方が有意義に思える事を理解しているのでしょう
戦前の昭和日本では 郷土愛や家族愛 恋愛などを理解しているとはあまり思えない
何か北朝鮮や中国に似ている(向こうが真似ているのかもしれない)
それを理解していないから 総動員なども進まなかったのかと私は思うのです
何より「戦え」ではなく「進んで戦う意義」を国民に提示しきれなかったのではないでしょうか?
例えば 国家社会主義と共にゲッベルス夫妻は無理心中をしていますが
こういった方向に100年遅れてもかまわない 逆に遅れている方が良かった と思うところです

軍人は悪く言えば戦争屋です 自分の仕事を否定する人も 戦闘に加われない人も守る義務がある
政治の決定にあれこれ思案を巡らすのは職を離れた時に個人の資格で行う事で
公においては政治の決定に従う事が最優先で「進んで戦う意義」など必要ありません
それは国民が決める事だったはずです
それがわかっていないといくら専門で優秀でもダメですよね

役人をコントロールするのは簡単で彼等の仕事を公開すれば良いのです
そして政治家に役人の人事を任せれば良い
国民の監視が良く利いていれば良いのです

日本の江戸期は大した物です 巨大な都市を築きましたし治安レベルも相当なものです
これは多くの市民が治安を維持する重要性を知っていたのだと思います
欧米に比べても遜色は無いというより 優れていたと思います

欧米に学ぶというより深く理解したいのはジョン・ロックなどが体系化していったものですね
(ちなみに私のHNのロックは石頭という意味です)
啓蒙主義と呼んで良いのでしょうか?
そういったものを理解し広く浸透させたいな とは思います

254

date 2007/5/3(木)09:57
uname 困ぺい糖

subject re(9):遅れているとはどういうことか?

ロック様 次郎丸様 ペルソナングラータ様

面白い指摘と思いましたのは、中世以前と言うのは、忠誠の対象(王様、殿様)がリアルで顔が見えたということです。つまり吐く息の届く距離にいたということです。(臭いとかはおいといて。)
これは関係が近代以降と異なり、法制度ではなく属人、血縁地縁に由来したということで、これがあまたの叙事詩の宝庫となりました。そしてこの事情は日本も欧州も変わりません。(アメリカは別。むしろそういうネタが無いので羨ましがっている気配が濃厚)

日本の場合、徳川幕府は幕府の鎌倉以来の訴訟調停に限られた役割を立法、行政分野まで拡大することに成功し、最後は外交(鎖国令以降)も権限に収めました。事実上日本が近代的な国家となる枠組みはこのとき定まったと見ていいのではないでしょうか。
ところが、マルクス主義者はこの徳川幕府を封建制度の遺物と看做しました。これは彼らの進歩史観から見て、明治維新後の天皇制のあてはめ論争(絶対君主と見るか、古臭い古代王権の延長と見るか)のために重要だったからです。つまり、日本における共産革命のステップの中で、明治維新をブル革とみるか、単なる封建制度の打倒と見るかで、打倒すべき大日本帝国政府はレーニンが言う帝国主義段階なのか、ブルジョワ資本主義段階までなのか、という彼らの都合によります。
直接的には、これは福本イズムとコミンテルン31年テーゼの争いとして形をなし、講座派VS労農派の論争としても現出しました。

ただ、これらをせんじつめれば、逆説的に、明治以降の日本は「遅れて」いてもらわなければ困るということです。そして、戦間期の官軍エリートにとっても、その他の知識層にとっても、社会主義は広く受け入れられていたということを考えるべきでしょう。

今後の課題として、山本ら戦間期の軍人達への社会主義の影響について、きちんとプルーフを押さえる観点から言動を読み込むことが論争に資するんではないでしょうか。

困ぺい糖

255

date 2007/5/3(木)11:09
uname 困ぺい糖

subject re(1):マルクスとジョラス

別宮様

日本のマスコミはバーナード=ショー的失態を繰り返しますから、それからだけ情報を得るとリベラルとは容共のことだという誤解をします。

欧米リベラルは根性ありで、ソ連健在な頃はフランス社会党も収容所群島を口を極めて批判しました。中国の労改、北鮮のお山送りを黙認し続けた日本の「リベラル」とは違います。
日本の場合、自由主義者と統制論者(社会主義者)が呉越同舟という政党が2大政党なんですが、与党のほうも加藤のようなのがいるのが難しいところですね。

今朝、以前読んだ小泉又の民政党解党演説を再読したんですが、彼ら翼賛議員が平和(東條倒閣)に動き出すのがその2年後です。ドイツSPDのようにならなかったのは、やはり自由主義の気骨と言うモノでしょうか。
ただ、日本の場合、統制論者(継戦主張グループ)というのは、いわゆる独裁者不在でした。つまりその時々の人事でぶら下がりをこととする下僚が裁量行政です。したがっていたって気楽なクーデタと言うのが起こしやすいところもあったかと思います。

実は阿南一党を見ていて、首班獲得後の絵が全く見えないのです。つまり、昭和帝の首を土産に降伏を密かに狙ったにしても、その後の政権構想らしきものはありませんね。
ポストと言う形獲得が目的だ、と言う点で唯物論的ではありますが、これが限界だったんでしょうか。

しかし、一方で戦後、統制主義者が社会党などで当選しているのを見ると、社会主義に何か世論支持があったと見るべきでしょう。
私は、日本の左派の場合、単純に自ら墓穴を掘ったケースが多いと見ていますが、それでもシンパシー覚える人も多いのが不思議なところです。

困ぺい糖

256

date 2007/5/3(木)16:18
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(1):マルクスとジョラス

困ぺい糖様、別宮様、皆々様

平和を訴えるが、決して軍備増強等を拒まない、軍国主義的なのに平和主義的でもある左翼、(「非平和主義的に平和を訴える左翼?」とでも言いましょうか。日本語では何がなんだかわからなくなりますが…)、ジョレスやブルムはこんな感じでしょうか。さらに「非合法的な、武力による政治闘争を放棄する」がついて、欧州左翼の背骨が出来ているのですが、これじゃ日本の左翼の言う事のまったく逆ですよね。

昨日も某国営放送が憲法九条の特集をしてましたが、受信料取り立てる局が、何ですかね、あれは… 一方、テレ朝古館がステルスをアメリカからすごい値段で売りつけられる、と唯物論的ぼやきを披露していたのはいつもの事で、これはもう不治の病(不知の病?)ですね。

仏大統領選挙候補者と中国ですが、サルコジ(愛称サルコ)も中国の人権については(オリンピックボイコットまでは言及してませんが)、きつく批判してますから、中道バイルー(この人が「オリンピックボイコット」の言いだしっぺである)の支持者がどっちに転ぼうが、フランスは全部反中でしょう。(大体、無防備なチベット人をカメラの前で射殺したり、石油利権でザイールの大虐殺を放置したりする国とは、あまり仲良くなりたくないですよネェ…) だからどっちに転んでも中国はオリンピックが終わるまで気が抜けず、結構苦しいでしょうね。日本の気を引きながら、ナントカしてくれ、というところかもしれませんよ。(南アフリカのワールドカップも大変そうですけど、同じ状況?…) 

大統領選挙候補同士のデバ(討論)は、ちょっとだけ見ましたが面白いですね。最後の最後で「障害を持つ児童の教育」について、ロワイヤル(愛称セゴ)が怒りを露わにして大盛り上がりでした。「興奮してるのではない、私は政治的不正義に対して怒ってるのです」って連呼。さて、これでどう転びますやら。

省みるに、日本は安倍と小沢ですけど、言語能力が無いんですよね、この二人… シンゾー君も、ジョージくんに「美しい奥様をお連れ頂き、感謝します」って言われてるのに、返事は原稿読むしか出来ないんだから… コイズミ時代がなつかしいなぁ。

たしかにSocialiste Royalは直訳「王統派社会主義者」ですね。彼女、選挙期間中「共和国万歳」を連呼してましたけど。
お邪魔しました。
ペルソナングラータ

257

date 2007/5/3(木)16:59
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(1):反面教師のドイツ流行進

MUTIさま

本当にとても感謝しておりますです。

記録映画は、変な演出をしすぎると、北朝鮮の将軍様の肖像のようにウソっぽくてダサい、という結果になるものですが、ここでは踏みとどまってますよね。
(個人的には、導入部でニュールンベルクの旧市街が空撮されると、その後の廃墟となる運命を知っている私としては、悲しくもなりますが…)

ただ、むしろもうちょっと(総合的に)演出を入れたほうが、良かったかも、って気もしますね… 屋内やスタジアム、主要人物のアップの多用は見ていられますが、やっぱり、ニュールンベルクって、田舎なんですよね。それに、裸の男達がみんなでひげそったり、というのは、やはり変ですね。

確かベルリン五輪の記録映画のオープニングでも、裸の人間が出てきてギリシャ彫刻の真似事をするシーンがあったはずですが、(イタリアがローマなのに対して)ドイツ人はギリシャ好きですね。でも古代ギリシャのオリンピックの真似を本当にしたら変態です。ただ、ナチス時代には「裸の有意義性」とか、結構本気で研究したようですね。みんな裸で運動する、という映像を見たことがあります。「健康的」というより「病んでるなぁ」と思えましたが…

情報のウラをとってませんが、ドイツでは今でも、中学生ぐらいまでは同室で着替え、シャワーも男女共用だ、とか聞いたことがあります。本当ですかね。(確かに、人前で服を脱いだりするのにあまり羞恥心は感じないような様子はありますが…)

ちなみに、ドイツ人のおじさんたちは、半ズボンが好きですね。昔、語学学校で同じクラスだった、良い歳をしたおじさんが、夏の間ずーっと半ズボンでした。ふつうは「いい年をした大人がスネ毛を見せるのははしたない」がスタンダードです。

北朝鮮では、パレードでの行進のあと、ビデオで足のそろい具合をチェック、ずれているヤツにはキツーいお仕置きが待っているそうですね。くわばらくわばら。

ペルソナングラータ

258

date 2007/5/4(金)08:29
uname betsumiya

subject re(2):マルクスとジョラス

ペルソナングラータさま 困ぺい糖さま

中国の国営企業がディズニーランドの真似事を北京で始めたというんで驚きました。オリエンタルランド(東京ディズニーランドの母体)が昔は京成電鉄の子会社で、谷津遊園地(薔薇園とか地味にやってた)がうまくいかず、その代替施設で始めたものです。ところが、1975年ごろですが銀行団が猛反対した経緯があります。一つは友納という知事がどうもいかがわしいという点と事業計画の年間700万人(それもコンスタント)が不可能だという点でした。じつはそれまで全国最大の遊園地は奈良のドリームランドで、年間180万人程度でした。

ところが、京成と三井不動産(これも埋立地でロクなことせず)は銀行団を押し切ったんですね。そして通産省まで介入し、ライセンス・フィーは年間40億円程度と格安に。でも、京成も三井も、今の観点からはいろいろあるでしょうが、とにかく根性がありました。銀行とか役人に欠けているのはこれで、それゆえ銀行営とか国営とかいう企業は独占企業を除いて、競争に敗退するんでしょうね。韓国の親日人士の財産没収にも驚きました。これは完全な事後立法ですよね。私有財産保護が韓国の北への対抗材料ですが自ら放棄して国民に違和感がないというのがすごいですね。

テレビ朝日では偽ディズニーランド問題で、「東南アジアなど後進国ではよくあること」と解説をいれてました。後進国でよくあって北京国営企業が許されるか、はおきまして、東南アジアに偽ディズニーランドはありませんよね。まともな国であれば、企業家がリスクに耐えられないはずです。国営企業や役人とつるんでいる企業だとできるんですね。韓国で初めに覚えた言葉がチャガでした。漢字では「仮者」で、それをさかさにしたんですね。当時の韓国人はとにかく韓国にはチャガしかないと胸を張っていました。でも、同じ「後進国」のタイでは目につくところに偽物はありません(ブランド小物はありますが、買うのは欧米人ばかり。タニヤにはありません)。大物であるのはイタリア・スイス系ばかり。なぜかといえば、英仏に圧迫され頭にきたチュラロンコン大王が、宮殿は全部イタリア風にまたスイスの山と同じモノをタイにつくれ、といったのが元です。

ロワイヤルは旗色悪そうですね。「障害を持つ児童の教育」はまずかったのでは?欧米(日本も?)では女政治家は、女らしいこというと失敗するといわれています。「ヤワ」なことをいうと、弱いとみられるんでしょうね。サルコジはあの顔ですから、「ヤワ」なフリをすれば大丈夫ですよね。

ロワイヤルはレピブリケですか?満州事変を引きこした石原莞爾も共和主義者かつ社会主義者で、事変直後「帝国の伝統を破り、天皇より独立分離せざるを得ず」と東京に電信しています。そのうえ国号は「満州国」であって宣統帝がいたにもかかわらず「満州帝国」ではないんですよね。戦後になっても、これらの事実は隠されています。日本で「共和国」というのは改憲主義ということになりますが、社会党・共産党は「共和国」とはいわないんでしょうか?両方とも国民投票法反対ですよね。でも現代フランスにもモナルシケというのがいるようですから面白いですね。

安倍首相も官房長官にそそのかされ、初めに中韓にいったのが間違いの始りでしょう。サルコジ・ロワイヤルともに中国内政について文句をいったとして、日本の首相も同様でなければ(言葉は強くなくていいですが)、国民の支持は散りますよね。北の「山送り」を問題にして、「労改」を問題にしないわけにいきませんよね。拉致被害者や日本人妻も山送りになった可能性を否定できませんからね。

別宮

259

date 2007/5/4(金)10:54
uname 困ぺい糖

subject re(3):マルクスとジョラス

別宮様 ペルソナングラータ様

TDLとディズニーシーあわせて年間2500万人を越えるようですね。ただ、開場以前の国内実績180万人では普通の投資家は少し考えます。そこを納得させるのがプランナーの知恵の出しどころなんでしょう。
普通こういった娯楽業での顧客回転数というのは新規顧客を念頭において考えるケースが多いんですが、TDLの場合は再来客(リピーターって単語を定着させたのはオリエンタルランドが最初)を稼ぐをターゲットにおいたのが大きかったと思います。

まずご指摘にあったのですが、官だとこういった場合、顧客をこういった形で分析したりしないはずです。特に平等性(満遍なくみんなが一回ずつ見る)を基準に考えるはずですので。

さて、話は変わりますが、いわゆる中国パクリの問題はこれから貿易収支云々以上の大問題になると思います。中国は自由貿易協定をと日本始め周辺国に半ば無理強い中ですが、この場合の自由取引とは、知的所有権そのものを尊重ですから、私的所有そのものを尊重しない中国政府が言い出すこと自体が大矛盾なんです。また、遅れているから何やってもいい、は、それこそ山本五十六の真珠湾正当化論理です。日本のメデイアは大方が社会主義者ですから、この考えに与しちゃうんですね。

とにかく外国は嫌いだ(進み遅れ議論の背景)、マイ正義(国民の分断差別、労改、山送りの素)ということを追求できず、逆に賛美する人たちですから。

でも、そんな国ではテーマパーク作っても、上記の発想もでないわけで、学童の遠足(社会見学)用施設に留まってしまいます。名古屋でやった博覧会の惨状を見ると特に感じますね。

ロワイヤルとサルコジの討論をTVで少し見たのですが、ロワイヤルは少し意識して強面で振舞っていました。女性候補はクリントン嫁の例もありますが、鉄女っぽく見せたほうが人気が上がるというところがあります。ただ、福祉事務所のおばさん事務みたいなメルケルの鉄仮面というのもどうかな、とも思います。

困ぺい糖

260

date 2007/5/4(金)16:27
uname SLEEP

subject re(4):マルクスとジョラス

困ぺい糖さま、別宮さま、ペルソナングラータさま

中国が「自由」貿易協定ですか?スゴイですね、それは。自分達に自由などないことをわかっていてそう言える、さすが大嘘を屁とも思わないマルクスレーニン主義の国だけあります。ちなみにドラエモンやハローキティをぱくった遊園地もあるそうですよ。知的所有権なんか理解できない蛮人と商売するのはやめて欲しい・・・
もっともイスラムの西洋人風の髪型服装は汚ないからダメ、よりはマシかなとも思います。

TDLですが、二匹目のドジョウを取りに行ったとこはもう死屍累々ですよね。長崎のハウステンボスとかけっこう頑張ってる印象でしたけど、大都市圏から離れすぎてたんでしょうか。でもフロリダのオーランドだってそんないい場所でもないでしょうし。

メルケルの鉄仮面は同感です、ドイツ人には受けるのかな?安倍さんもプレスリーの物真似しろ、とは言わないけどなんかこう余裕が欲しいですよね。中韓に行って関係改善だとマスコミは叫びますが、TOPに立つとやらなくていいことまでやっちゃうんでしょうか。

SLEEP

261

date 2007/5/4(金)16:43
uname みいこ

subject 森鴎外

 日露戦争の陸戦を調べると、病死者に相当数の脚気患者がいたことが知られています。陸軍では白米を食べていたために、ビタミンB1の摂取が足りなかったのが原因とされています。因みに海軍では脚気患者が非常に少なかったとか。

 陸兵が脚気で死んでいくので、白米をやめるべきだという意見を握りつぶしたのが、文豪であり、かつ陸軍の軍医監でもあった森鴎外でした。これは一般にはあまり知られていないですね。

 森鴎外は、自説である細菌説を押し通し、栄養失調説にかたくなに反対したそうです。陸兵に早くから玄米や豚肉を食べさせていれば、病死者は遙かに少なくてすんだかもしれません。脚気で死ぬなんて、今時聞きませんよね。これがため森鴎外はいまでは批判を浴びています。

 ところで、日露戦争海外写真集を見ると、ロシア兵に比べて日本兵は小さいですね。塹壕の中でとっくみあいになったら負けたかもしれませんね。日本で療養しているロシア人捕虜の写真を見ても、日本人より二倍くらい大きい。初めて最前線でロシア兵を見た日本人陸兵は驚いたことでしょう。

262

date 2007/5/4(金)18:13
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(5):マルクスとジョラス

SLEEPさま、困ぺい糖さま、別宮さま

パクリの偽ドラえもん、私もテレビで見ました。頭のバランスがおかしく、異様に醜いのがお茶目でした。係員の説明、「キャラクターはみんな昔話の登場人物だ」って、おいおい…

ディズニーランドはすごいらしいですね。(私は20年前に一回行ったきり…) 東京から京都へ仕事で通って来る知り合いがいますが、「休日の朝の東京駅は大変だよ。ディズニーランド(京葉線の方)へ行く人の流れがすごくて、歩けない」とぼやいていました。パリのユーロディズニーは開園からしばらく、あまりリピーターをゲット出来てない様で苦労していました。(マルヌのクルックの祟りか…?)。まぁ交通上はヨーロッパ中どこからでも来やすいのが利点ですけどね。

仏大統領の論争で、ロワイヤル女史は「夜に婦人警官が、帰宅途中に暴漢に襲われた事件があったが、私なら帰宅が遅くなる女性公務員に護衛をつける」といって、サルコジに「公務員のために公務員をつけるんですかぁ」と突っ込まれていました。社会党的な保護政策自体が、やっぱりどうもフランス人にも疑問視されているような感じがするんですよね。人物としては、フランス人は大抵嫌米基調ですから、親米のサルコジにはもともとハンデがあるんですが・・・。北京五輪ボイコットネタは、「ボイコットなどと言うなら、(ロワイヤルは)北京をなぜ訪問したのか」「北京では中国が不当に収容しているジャーナリストや弁護士などの解放を直接申し入れた」云々、というやり取りがされていたんですが、日本ではどの報道機関もこの点を言いませんね。山拓も、中朝へこそこそ行くぐらいなら、これぐらい言えればかっこいいんですが、無理ですかね…(とくにあの下半身では?)

それにしても、日本のジャーナリストは「報道の自由」「政府は介入するな」云々をうるさくいい続けるのに、中国の「同胞」には冷酷ですよね。憲法記念日も、「最低投票率も明記されてない国民投票法案など、ケッ!」と言う報道ばかりでした。イタリアはローマ法王様が(「家族の価値」などの宗教道徳的な問題がある国民投票にたいして)「ボイコットせよ」とか言い出すんですよね。たぶん日本のマスコミも、(憲法9条改正で)中国政府とかが外から横槍を入れやすくしたいんじゃないかと思いますが、日本のメディア(の化石的バカ左翼)には困りますね。

メルケルは… 「田舎の郵便局(それも東独)の局長のおばさん」かな。
ペルソナングラータ

263

date 2007/5/4(金)19:18
uname 困ぺい糖

subject re(1):露兵の体格

みいこさま

以前、国内で帝政ロシア軍の近衛兵やカデットの軍装を展示したことがあります。
近衛兵ですから、さぞや立派なサイズの、と思ったのですが、いささか拍子抜けでした。そう、丁度日本の今の中学生の標準程度のサイズの肋骨服でした。もちろん一事が万事とはいきませんが。

ただ、当時の日本兵が今の小学低学年程度の身長とはさすがに思えず、やはり、露兵も一般に思われているのよりチビだったのではないかと思いました。

さらに写真ですが、現在知られているもののうち、旅順、日本海における露兵捕虜は、そんなに体格に差ははあるかな?という印象です。黒溝台休戦中の交歓集合スナップというのが残っていますが、これだとほぼ同寸です。

ただ、将校は、露軍のほうが立派、というよりも、日本が貧弱すぎるきらいがあります。士官学校時代から、減食させて精神を鍛えるみたいな無茶をやりましたんで、育ち盛りが大きくならなかったんですね。これは終戦まで続きました。

あと、日露戦争のころは、戦闘は投射火力で決着がつく様になりました。旅順の戦死者の大多数は砲弾の破片によります。この意味ではWW1を先取りした戦訓を日本軍は得ていました。つまり、露兵、あるいは日本兵が銃剣間合いに接近する前に火力があらたかカタをつけていました。
またよく言われるゴボウ剣付き30年式小銃の長さがリーチで露兵に負けぬように設定と言う説ですが、露軍のモシンナガンもバヨネット(なんと銃身にネジ止め固定式)付きでほぼ同寸です。どっちかのリーチを気にするなら、物干し竿みたいな銃が要りますよね。
30式はモシンナガンより命中率が高いのですが、銃の設計は射撃時のスペック最適化から入ります。

さらに、日本軍と接近戦といえば日本刀と言う刷り込みがありますが、当時の将校下士用はサーベル仕立ての指揮刀です。(刃は出撃時に入れた)日本刀の前線への持ちこみは日清日露ともに禁止されていました。でも持ってきちゃった人も多かったんですけどね。
ちなみに軍刀が日本刀拵えに変わるのは、宇垣軍縮以降の大正末年になってからです。

困ぺい糖

264

date 2007/5/4(金)19:50
uname 困ぺい糖

subject re(6):マルクスとジョラス

ペルソナングラータ様 SLEEP様 別宮様

クルックの祟りというところで不覚にも笑いました。そうですねえ、あの瞬間はドイツ軍にとって悪夢だったでしょう。帝国海軍の栗田艦隊もブツブツ言われていますが、残念ながらレイテ島にはテーマパークはありません。

最近は動画配信ソフトというのが、TV番組などを放映直後すぐにファイルでアップしちゃうんで、物議を醸しますが、見ていると追加のテロップは多くが中国語、ないしは英語国民が作ったと思えないヘタな英語です。出所は明らかでしょう。運営会社がせっせと削除してもすぐにまたアップしてくるようで、いたちごっこです。

一方で日本のタミヤがジープのプラモを作れなくなったのは、アンビュランスチェイサーに入れ知恵されたらしい、今は落ち目のクライスラー(ジープの元メーカー、ウィリスを吸収)がかなり法外な意匠料を請求してきたためとも言われます。そういえば、ボーイングもP-51とかF-15の箱(いずれもボーイングが吸収)に社章を入れろ、カネよこせとウザイらしい。

元のオリジナルをそのまんまトレースだと、まだいい(イヤよくない絶対)ですが、みんな自主独立解釈とやらを威張って添加しますので、結構かけ離れたデザインになったのが、中華コピーには多いですね。
ピ●チュ×が凄惨な絵柄になったのを見たことがありますよ。

そうそう、韓国産の謎のロボットアニメ見せられて一晩笑い転げたのが何年前かな。

困ぺい糖

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267

date 2007/5/4(金)20:49
uname ロック

subject re(1):森鴎外

みいこ様

前にもここに書かせていただいた事があるのですが
森林太郎も相当悩んだようです
しかし悩んだ内容と結果は学者としては少し適性が少ない人かなと思います
彼は文豪としてのみ名が残れば良い人だと思います
医師としてみた時 私からみた森林太郎の評価は最低です
その他にも官僚や儒教的な臭いもしますのでどうも好意的評価を出せません

268

date 2007/5/4(金)23:35
uname ペルソナ・ングラータ
email

subject 最上とマスタング

困ぺい糖様

気に入っていただいたようで光栄です。

数年前、ムッソリーニが死んだ場所に近いスイスとイタリア国境近くのすごい田舎町の本屋の奥の一角に、TamiyaのP51とゼロ戦、帝国海軍巡洋艦最上(ちょっと記憶曖昧、足柄かも、と思ったけど、タミヤは出してなかったような気が…)が、ほこりをかぶってビスマルクやら、他の車モデルと一緒に並んでいたのを見たときは、いたく感銘を受けましたよ。でも、買って帰って組み立てようと思いましたが、工具類を日本にしか持っていないから断念しました。

中国、偽モノ作りの延長線では、逆に、海外から協力を仰いで作ったモノを、国内宣伝では「自国技術力の精華」とか言い出しますね。JR東日本が新幹線を売っちゃって、中国で走り出し、日本製と言うのは内緒にしたものだから、(日本の新幹線に乗ってる映像を出さないためか?)温家宝は京都に来るのに、わざわざ飛行機でした。ばれないと思ってるんですかね。それにしても、上海モーターショーなんかみても、外人を呼んでこれを開催する勇気があるだけすごい、と思いますね。

最後の文章が解らず、まずは「ピノチェトが凄惨な絵柄になった?」とか想像。(凄惨なピノチェト絵柄って、どんなんやねん… あの金色ネズミですね。)

失礼しました。
ペルソナングラータ

269

ロックさま みいこさま

日清戦争(1894/7〜95/3)の戦死者はおそらく千人台だと思います。それと満州事変(1931/9〜33/3)も千人台です。戦死者の定義は、即死者か後方におくられた負傷兵で24時間以内に死亡した者です。なぜこの定義かといえば、前線部隊はとにかく負傷者の数(欠員)を確定して、補充兵を得ることが重要で、兵が死のうが生きようが重要ではないんですね。

ですから戦没者とは大分違います。戦没者にも二通りあって、軍属の死亡者と後送されたあとの死亡者が含まれます。戦史家は勝利したときは戦死者をみて、敗北したときは戦没者をみる傾向があります(場合によると民間人死者も加えて戦争の悲惨を出そうとします)。

それに加え、日本の場合だと靖国神社霊爾簿記載者という概念があります。日清戦争だと1万7千人、満州事変だと1万1千人です。

両方の戦いともそれほど戦傷死者は多くありません。日清戦争の場合も満州事変の場合も全戦局を通して、戦闘後、日本軍が常に戦場の支配者であって、負傷者の後送は完璧に行なわれていました。

ではこの大量の戦没者はいったい何かという点です。日清戦争の場合は、軍属のチフス蔓延による死亡だと推定しています。というのは、仁川でダビに付されているケースが多く、入院後死亡したと思われます。満州事変は凍傷による死亡者だと思います(これだけで説明できないとは思いますが)。大きな作戦、チチハル・錦州・熱河はいずれも冬季の作戦です。これの反映だと思います。

ともあれ、脚気死亡で困ったという記録は『公刊戦史』上ではありません。それと、出征者の大半は戦地に半年いなかったと思います。短期間の戦争でした。半年、無強化米を食べて、そんなに脚気で死ぬものでしょうか?でも満州事変はピーク3個師団ですから、理解できません。片倉衷関東軍日誌が根本史料とされているんですが、この人は神がかった日本軍人優越論者で内容は哲学書です。どうも疾病管理など明治より落ちているとしか思えません。何か思い当たりますでしょうか?

もちろん森鴎外が病因解明に失敗したことを疑う積もりはあいません。

別宮

270

date 2007/5/5(土)08:54
uname betsumiya

subject re(1):最上とマスタング

ペルソナングラータさま 困ぺい糖さま

北京ディズニーランドを今日もテレビでやっていましたが、虎の縫いぐるみ(これはディズニーでもサンリオ系統でもないな、と思いつつ)から顔を出した男が、「ジスイズ(This isのつもり)チャオチャオフー(跳跳虎)」といってました。

中国人もやれば、オリジナルブランドをつくることが出来るじゃないか、と思われるようですが、「跳跳虎」はすぐ廃れるでしょうね。なぜかといえば、中国人は極端な舶来品信仰、ブランド志向です。なにしろ、サングラスにブランド・マークをつけたまま、運ちゃんが車運転しますから、妙な人たちです。よくても大概の国産品はすぐ廃れてしまいます。

大半の中国人は社会主義市場経済など成立しないのはわかっているんですが、言論の自由はありませんから何もいえません。ただ、排外主義については心底叩き込まれていますから、外国に憧れていても、外国人をみるといきなり暴力をふるったりするんですね。標的の第1は日本人で、日本のマスコミだけがこの状態を誉めそやします。

バンコックの歓楽街で、タニヤとパッポンというのが隣り合わせであります。タニヤというのは日本人向け(これ国辱だよなと思いつつ)で、パッポンは白人(といってもドイツ人、イタリア人が大半。富裕度の関係で、英仏人はタイまでいけず)向けです。そして歓楽の中心はボクシングのリングのようなところで、女性が踊って、興味のある人は声をかけるというシステムです。

一方、タニヤの方はうらぶれた、四条河原町の果てという感じで、日本のカラオケ・スナックのようなものがあり、吉祥寺から流れてきた日本人のおばさんが、愛想をふりまいています。でも最近、韓国人がチョロチョロきて、真似を始めており、吉祥寺のおばさんは押され気味です。

なんで、中韓人というのは嫌っている日本人の真似をしたがるんでしょうかね?

タミヤとタニヤを混同している別宮

271

date 2007/5/5(土)12:41
uname みいこ

subject re(2):露兵の体格

 義和団事件で出兵した列国の兵隊の写真を見ると、一番勇敢で、一番統制が取れて、一番活躍した日本兵が一番小さいですね。英米露兵は大きいです。日本兵は身体が小さい分、「小回りが利いて」すばしっこかったのかもしれませんね。

272

date 2007/5/5(土)17:49
uname 困ぺい糖

subject re(2):最上とマスタング

別宮様 ペルソナングラータ様

羨望と憎悪は同根だということを言った人がいるようですが、同時に羨望は憧憬、好意にも通じます。
なんで中韓人が日本を憎悪するかといえば、勝てたことがないからではないでしょうか。

司馬遼太郎が漢の高祖を賛美した言葉が生まれながらの中国人、です。つまり司馬は中国人オリジナルは最も素晴らしいということを中国に行ったときにバーナード=ショー的に吹き込まれていたんですね。
そして、中国人はそう吹き込んだからには、自分らのやることや考えは元からのものが全部正しい、と思っているわけです。
つまり、もちろん、共産主義も資本主義も外来のだから心底信じているわけではありません。

たぶん儒教も心底は信じていないのでは?官僚処世訓(従って君主に弓引くなどもってのほか)が陽明学に変じてクーデタ、叛乱賛美の湯武放伐です。

でも、実態は中国人ではない馬の骨の日本人に戦争でもなんでも対抗できなかったんですね。これはやはり憎悪の対象になりますし、成功に対する羨望も矛盾無く生まれるのではないでしょうか。

中国政府が肝いりでアニメ大国を目指すんだと言っていましたが、どうなりますか。日本における子供向け漫画映画からジャパニメーションへの道程は公的補助などまったくない世界でした。
手塚治虫も宮崎駿もマルキストだというところは、まあ、引っかかりますけど。

困ぺい糖

273

date 2007/5/5(土)20:15
uname ワルキューレ

subject 日本メディアのレベル〜徳富蘇峰の敗戦直後の文章をみて

 健全な言論が、民主主義社会の根本にあることはいうまでもありません。
 そして、日本の言論がさまざまな問題を抱えることもいうまでもありません。

 連休を利用して、大ジャーナリストとされた徳富蘇峰の、終戦後日記を読みはじめました。
 一人の人間の文章の一部を取り上げて、その人を批判するのは避けなければなりません。
  蘇峰の文章たとえば、傑作とされる近世日本国民史などはよんでおりませんが、
そのレベルのひどさは、20年9月の日記の範囲では、そのレベルの低さに絶句しました。
 @自分の言論で、戦略を授けることができ、沖縄決戦、戦争が勝てたと思い込んでいる。
自分の言論が社会的、に意味あると思い込む。
 A高飛車な、国民を啓蒙するという意識。
 B情報を集め、チェックし、疑うという、記者としての基本動作の欠如。

 文章は確かに格調があるものの、その内容に、これが大ジャーナリスト、大日本言論報国会会長。
という燦然たる肩書きを持っていたかと唖然としました。ネット右翼とほとんど同レベル。
実は、私メディアの末席におり、身を処すヒントも蘇峰日記に隠れているかと思い、よんだ面もあるのですが。
こうまで、ひどくてもメディア的「出世」ができるのかと思うと(既存メディアには、立派な人もいる一方ひどいのもいますから)
、笑ってしまうやら、哀しいやらで。

 だからといって、全員が狂っていたわけでもないでしょう。
石橋湛山は、終戦の8月に、「更正日本の進路=前途はようようたり」という、感動的な文章を書いているのですから。

 @〜Bは今のメディアにも散見されますが、こうしたものは、風土なのでしょうか。

 なくなったD・ハルバースタムは、ベトナムでの自らの誤り・自省を検証する中で、
多くの感動的なルポを生んだといいます。
 蘇峰じいさんには、そうした覚醒があるか。読み勧めたいと思います。

274

date 2007/5/5(土)20:21
uname 枯山

subject re(3):森鴎外

ロック様 みいこ様 別宮様

横より失礼致します。
細菌説の広宣をしたのは森林太郎本人なのは間違いないのですが、この説を強烈に主張していたのは彼の上司たる石黒忠悳ではないのかと私は思うのですが如何でしょうか。どうも森を見ていると昭和軍人に見られるような上司に対しての絶対忠誠と、中央至上主義(明治32年の小倉第12師団軍医部長の拝命を明らかに「左遷」と思い込むところ)が、先行して体現されていた人物に思えます。森は後の時代の東條・服部と同じように行政官僚として病院にいる事務長のような役割が期待されていたのではないでしょうか。

そもそも森が現役の陸軍軍医総監時の明治41年に寺内正毅陸軍大臣が、面前で麦飯の支給を裁可していますが、これはボスの石黒忠悳の影響力が完全に払底されたのをデモンストレーションとして行われたという風に私は解釈しております。

枯山

275

date 2007/5/5(土)22:20
uname 臨界現象

subject re(2):最上とマスタング

別宮様、臨界現象です。

横合いから失礼します。
無粋なつっこみですが、くだんの虎は「ティガー(Tigger)」という「クマのプーさん」という
ディズニーの中でも非常に人気のある作品に出てくるキャラクターです。
ちなみに、TDLの「プーさんのハニーハント」というアトラクションは非常に人気があり、
結構並びます。
なので、あれは徹頭徹尾劣化コピーにしかすぎません。

むしろ、こういうの見て、中国人自身が国辱だとは思わないんでしょうか?
日本だとパクったことがばれた時点で、製作者等に対する評価が地に落ちてしまいますし、
そういった商品を購入したり(観覧?)すれば、その人のセンスも疑われると
思うのですが・・・・

276

date 2007/5/6(日)08:33
uname betsumiya

subject re(1):日本メディアのレベル〜徳富蘇峰の敗戦直後の文章をみて

ワルキューレさま

ジャーナリストはどの国でも、リベラル人士が多いのが普通です。ただ日本のリベラルは政治家はともかく、思想軸が甘いんですね。というのは戦前でも言論弾圧をほとんどうけていないんですね。もちろん、コミンテルンの流れを組んだ共産主義は取り締まられましたが、「私有財産」の廃止などは問題になりませんし、石原莞爾の「満州にプロレタリア共和国を」というのも問題にないませんでした。

これの結果、戦間期はドイツも同じでしたが、社会主義が公理のように扱われていました。マックス・ウェーバーのいた民主党も党是は社会主義擁護でした。この社会主義とは、ブルーカラー以外の都市生活者は不要とするもので、会社でいえば経理・人事・営業・法務は無駄な部門とみなします。国家がある会社の製品の価格や数量を決定すれば、営業部門は不必要であり、二重投資という見方です。ドイツでは、この方法が戦争経済として導入され、そのあとワイマール共和国の「市場規制抜きの自由経済」となり、どの国民もむしろ戦争経済を懐かしがったんですね。

社会主義とは、必ず言論の自由のある所で大発生します。つまりジャーナリスト=賢人が役人になれば、あるいは役人がジャーナリスト的になれば、戦争も上手に指導でき、経済も上手に発展させ失業も減少させることができる、と考えます。徳富蘇峰も明治中期まではリベラルでしたが、政界上層部、とりわけ山県有朋や桂太郎に接近すると新島襄からドイツに宗旨替えしたということでしょう。言葉を悪くすれば、啓蒙主義から物質主義への転落です。一般に軍人はナポレオンほどでないと、政治思想・哲学・歴史認識を自分で編み出せるようなことはありません。1日、3時間しか寝ないで働ける人物はそうはいません。人民(地方人)は経済的利害のみで動くと考えることは、難しく考える必要がなく心地いいですよね。

軍人は局面によっては外政方針をとっさに判断する必要にも迫られます。山東出兵で福田第6師団長が青島に上陸、すると国府軍が済南に接近、そこに在留邦人が2千人いる、第3次南京事件があった、どうするか?こうなると、「いく・どの程度、何もしない」しか選択肢はありません。福田は1個連隊半と自ら済南に向かい、国府軍の猛攻に会うことになりました。この決心に、何か思想が役立つかといえば役立ちませんよね。ジャーナリトとすれば真実の情報が欲しいですが、じっさいとれない。すると、国府軍の出鱈目をいうか、福田の決心が誤りというしかありません。蘇峰は、当時の軍人の主張のまま、国府軍の出鱈目(これは事実)をいい、背後の英米の陰謀(これはウソ)があると思い込んだですね。

1930年代の日本というのは、素朴社会主義・国家主義的軍人のみが、外政方針を出せるかのように皆錯覚してしまったんですね。リベラルなジャーナリストも取材源は年端も行かない少壮軍人ですから右へならえすることになりました。蘇峰を弁護するようで恐縮ですが、ジャーナリストが戦時に入ると軍事情報を集めることは不可能です。従軍ジャーナリストは敵味方どちらかにたち応援し、言論の自由のある本国ジャーナリストは必ず自国の軍事方針(=外政方針)を批判します。でも、外政方針と戦局は関係がないはずです。あるのは、現役軍人が首相・外相をやった場合です。

蘇峰は政界上層部にいるという自信から、自分の得ている軍事情報を無邪気に信じ込んだんですね。ともあれ、太平洋戦争の指導というは出鱈目であって、ミッドウェーの敗北を東條英機は知らず、昭和天皇も知ったのは3ヵ月後のようです。するとガダルカナル米軍上陸が、本格的反攻か強行偵察のようなものかを問われれば、強行偵察と軍人であれば普通思いますよね。蘇峰も同じじゃないでしょうか?石橋湛山はどちらかといえば、経済ジャーナリストで、統制経済(=社会主義経済)が撤廃になると思い、前途洋洋と予想したんでしょう。リベラルが社会主義へ転落したことに気づかずは日本の朝日新聞的病根ですが(蘇峰も大局的にはこの範疇)、戦時報道については未解決であって、現下のイラク戦争後始末についてすら問題でしょう。

別宮

277

date 2007/5/6(日)08:48
uname betsumiya

subject re(4):森鴎外

枯山さま

石黒忠悳は初耳ですが、論旨正鵠を得ているのではないかと思います。というのは日露戦争では、森鴎外は軍医監として出征し、南山戦に参加しています。この仕事は野戦病院・包帯所の運営と自軍被害についての報告を含み、司令部にいても戦場にいく必要があり、要は最前線兵士と変わりません。

こんな仕事をやっている人が全般防疫に係ることができるかといえば不可能でしょう。給養についても、野戦給養所・輜重班の仕事であって、前線に追いつけないときは、地元の高粱メシを食べるしかなかったとあります。

鴎外の中央志向はその通りだと思いますが、軍人として弾雨をくぐっていますから、戦場から逃げるような人物ではなかったと思います。むしろヘンだなと思うのは、戦後、研究所のようなものをつくり、細菌説に固執したことです。ですが時期からみて、純粋学問的主張かもしれませんね。

別宮

278

date 2007/5/6(日)09:11
uname betsumiya

subject ティガーとは!

臨界現象さま

そうでしたか。恐れ入りました。トコトンやるもんですね。

そういえば、中国自慢のシベリア・タイガー(昔の満州虎、今は絶滅危険種)より色が濃く、ヘンだなと思っておりました。

中国人は、コピー商品を安く買うと「うまくやった」と感じるようです。それに本物を知らない可能性があります。キャノンのデジカメの偽物など、金属の表面が大昔のメッキですぐわかる代物でしたが、私の出したキャノンを見せびらかしましたが、自分のが本物と思っているのではないかと思いました。

遊園地経営者の方は、政府からのお咎め以外何も気にしないでしょう。

別宮

279

date 2007/5/6(日)10:15
uname 困ぺい糖

subject re(3):露兵の体格

みいこさま

北清事変の有名な写真と言うことで、教科書にも載りますが、撮影時期は戦闘終了から半年以上経過してからのものです。
ご覧になりますとわかりますが、全員冬服です。連合軍(日本は広島第五師団が参戦)の北京攻撃は1900年8月13日で、当時のスナップでは全員白い夏服に日本軍らしく軍帽に帽垂れです。とにかく華北の夏と言うのは暑さが半端じゃないそうで、一緒に参加した露兵も白いルパシカ型軍装でした。

体格について、この写真で即断するのはすこし躊躇します。というのは、この写真が撮られた経緯が私には少し不明なためです。一般に写真は一瞬を限られた空間だけ固定します。つまりどうしても大なり小なり撮影者の意思が介在するという意味で絵画と同じなのです。また、写らない部分と言うモノをどうするかという問題もあります。よく「写真はウソをつく」と手厳しく言われるのはこのことでしょう。
北清事変については、日本では戦後従軍写真家が撮影した作品が「北清事変写真帖」という名で販売されたようで、今でも国会図書館などで閲覧できるそうです。列国将兵との混淆写真もあるいはあるかもしれません。

また、北清事変における日本軍の活躍は、兵力と言うことがあります。当時海路師団規模を天津に揚陸可能な国は日本しかなく、これは現代も基本的には変わっていません。そしてこれが日英同盟の動機でもありました。
各国軍中最も規律厳正だったのは確かで、日本人として誉としてよいことです。明治天皇はすくなくともカイザーのように「ヤッチマエ」みたいな身も蓋もないことは仰いませんでしたし。

困ぺい糖

280

date 2007/5/6(日)11:54
uname 枯山

subject re(5):森鴎外

別宮様

森の日露戦争の仕事は前線視察官のような仕事でしたか、確かに完全に銃後に居て威張り散らすタイプではないことが分かりました。
さて後世に伝わる「森林太郎主犯説」にはどうしても私は納得できない点があります。1つは日清戦争の脚気戦没者をまるで森が主要責任者のように述べていますが、何故か当時の真の責任者たる石黒忠悳に対しては関与がないような論及をする点です。森は日清戦争当時はまだ一介の軍医部長ですから、軍医総監の石黒医務局長を無視して何かを決定したりするとは思えないのにその視点からの話が出てきていません。

2つめは、石黒が長命で昭和16年まで存命していたのに対して、森が大正11年には既に死去しているという点を考慮せず資料解釈を行っているのが目に付く点です。石黒は日本赤十字社の社長を務めたり、北里研究所の設立に賛意(本当に尽力したのは福沢諭吉ですが)を示したりと、医療関係上の実績を見ると森より功績と名声が高かったのは事実で、その医学上の係累も当然多くいるために本人の意思とは無関係に「神格化」をされるでしょうし、もし片倉の批判が戦前・戦中のものだとしたら存命人物を直接攻撃するリスクを考えた著作になるのは避けられません。こうした視点が何故か森林太郎批判には欠落していると思います。

晩年に石黒が脚気病原菌説が誤りだったと認めている点が、森と比較して潔いという意見がありますが、それは脚気調査会の結果(大正14年)も出た上で完全に誤りを指摘されたので渋々認めたということでしかないのではないでしょうか。結論から言えば森林太郎の脚気最近説は確かに誤りであり、原因の特定に失敗したということは確かですが、森主犯説というのは石黒擁護(正確に言えば石黒の威光を利用する係累)から生じたゼネラルワークスとして、当時「有名人」でかつ医学上の係累が存在しない森鴎外をスケープゴートに仕立てたと考えております。

枯山

281

date 2007/5/7(月)01:49
uname SLEEP

subject re(6):森鴎外

枯山さま、別宮さま

興味深い話で大変勉強になりますです。

ふと思ったのは、森鴎外の作家としての名声です。つまり「森は素晴らしい作家だったけど医学者としては2流だった」というのは(日本人的に)良く出来たお話ですよね。なんとなく信じたくなる魅力があると思います。卑近な例で言うとバラエティ番組の実はあの人のプライベートはこんなん、とか。

それともう一つ、これが陸軍で起きた事件である、というのも比較的有名な話である要因のような気がします。海軍に比べて陸軍は閉鎖的で非科学的という「伝説」に良くマッチしたお話だな、と思えるわけですが。

SLEEP

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286

date 2007/5/7(月)07:03
uname ロック

subject re(6):森鴎外

枯山様

たぶん表立ってやったことでも 有名人であった事でもスケープゴートとして適材だったとも言えます
日露戦後に開かれた臨時脚気病調査会で陸軍医務局長になっていたのは森ですから
身に覚えがある事ですし ここで責任をとらされる立場になってしまったのでしょう
寺内正毅自身も過去に脚気に悩まされたみたいで経験的に麦飯を肯定していたようですから
ここで森も窮まった感じなのでしょう
森自身は日清戦争での責任は薄いと私も思います
でも日露戦争あたりになるとちょっとわかりません
ご指摘の人物の他に緒方政規 青山の存在もあります
森を手下にして使った感じがしますし 森も相当悩んでいたようです
でもそんな事より 悩むところが違いますよね「どうやったら治るのか」で悩むべきです
敵弾の恐怖に打ち勝つ事は出来ても 身内の弾はやはり怖いのかもしれませんね

北里の緒方政規の脚気菌発見の論文が誤りであると指摘した事に反発していますがその論がおかしい
小池正直が麦飯が効くと認めざるを得ないと報告した事に批判をしていましたが 反対の論拠もおかしい
なんとか反論せねばならず 半ば強引な形をとっているように見えます
何より 反論するのにも「脚気菌」は見つかっていないですし
どのように菌が作用して病気をもたらすのかわからないのに 菌が原因だと言うわけです
場合によっては親玉も含めて捏造に近い事もしている これではもう医学とはいえないと思います
自分と違う学説を迷信として片付けてしまおうとしたが 旗色が悪くなるとどんな手段を使ってでも排除に走る
最後には欧州でビタミンの概念が出てくると雪崩をうって鞍替えする
鈴木の発見は「無かったことにしよう」で「さすがは欧州」です
権威に弱いというか こういうことが現実にあったわけですから
堀が欧米に比べて30年遅れていると言ったことも 妙に納得してしまうくらいです

そして同時期に比較出来る人物で北里と高木がいます
北里は緒方の論文を批判することでも後に様々な対立となってしまいますが
医学に対する態度は対立者達より遥かにマシです
高木は悪く言えば人体実験(少数でも犠牲者は出ていますので)で 何が効くかは特定できないが
食の西洋化が脚気を防止すると結論を出します
彼らのおかげで欧米に比べて30年も差はなかったと思えてきます

森は学者として評価に値するかも危ういと私は思うのです

287

date 2007/5/7(月)13:39
uname 遼馬

subject re(7):森鴎外

ロック様 皆様

 水溶性のビタミンであるために、ビタミンB1欠乏は、わりと早くきます。三ヶ月でも、かなり脚気患者が出てもおかしくないです。

 10年ほど前の日本でも、点滴中にビタミンを入れるのは保険を認めないという事を厚生省が決めました。
 その結果、妊婦にビタミンB1欠乏のベルニッケ脳症が多発したという笑えない事件があります。

 森鴎外が科学者としての適正がなかったのは確かですが、現在ですら、厚生省はこの程度のレベルです。
 そして、現在では責任者の名前はまったく出てきません。
 
 名指しで責任者呼ばわりされる森鴎外は、日本の官僚組織においては、すごく珍しい例外ですので、やはり何か陰謀があったのかと思ってしまいます。

288

date 2007/5/7(月)14:05
uname みいこ

subject re(4):露兵の体格

 教科書に載ったあの写真、おっしゃる通り何かメッセージがあるような気がします。つまり、当時の世界政治で「発言力の強い国順」に兵隊を並べたと考えれば、大いにうなづけます。列強からは背の高い兵隊を選び、日本からは背の低い兵隊を選んで並ばせたのかもしれません。

 新参者の日本は末席に控えておれ!ということでしょうね。

289

date 2007/5/7(月)15:13
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(5):露兵の体格

みいこ様

それはさすがに勘ぐり過ぎでしょう。大いにうなずけませんです。
(ただ、報道、出版界では、往々にして画像等を「恣意的」に選ぶ場合もありますがね。)

人間の背、って、あまり日に当りすぎても伸びないんですかね。(日本人も南イタリア、スペイン人も低い…) まぁ、野菜がいろいろ取れる国の人は、乳製品で生きてる国民よりも、食生活は恵まれてますけどね。

お口直しに、オモチャの兵隊さんでも見てやってくださいませ。
http://www.freewebs.com/joesoldiers/toysoldierconversions.htm
http://www.freewebs.com/joesoldiers/boxerrebellion.htm

ペルソナングラータ

290

date 2007/5/7(月)15:56
uname ペルソナ・ングラータ

subject チャイナとアラブ

別宮様、困ぺい糖様、皆様

Tiggerは「とびとびトラ」っていうんですね。知りませんでした。

私は世界地図の東シナ海のところを90度ひっくり返して、「日本列島をイタリアにすれば、朝鮮はシシリー島とチュニジアがつながったモノ、中国はアフリカじゃ。上海はアレキサンドリア(カイロ)で、奥は砂漠じゃ」と勝手に想像してます。

ただ、北アフリカ人にせよ、アラブ人にせよ、欧米の新製品は好きですけど、中国人のように「真似」したりはしませんよね。アラブ人は結構「名誉(=下劣な事は嫌い)」にうるさいんですよね。他方、中国大陸ではあまり「恥」とかの感覚がないのかもしれません。「名誉」も「席次」の問題にしてしまいますしね。漢籍好きの私としては、もう少しどうにかならんものかと悲しいんですが…

タニアはどんなところか知りませんが(四条河原町はともかく…)、女性の振る舞いやモード自体、東アジア全体で日本がスタンダードだから仕方ないでしょうね(そりゃ、他が存在しないから… 中国雑貨店の女性服なんか、ダサいものしかないですよね…)。それに女性の行動分野は、(フェミニスト人士にはおこられるでしょうが)男性と比べてずっと「自由」ですから、やはりアイデアと財力、自由平等がものを言うといえるでしょう。

イタリア版「ビッグブラザー」(リチャードギアがキスして訴えられたインド人女優は、これの本家英国版のほうで有名になった人。男女10名前後を家の中に監禁して、そこで何が起こるか観察する、という番組)に、先月中国娘が出てましたが、服装等がチャラチャラと日本的で、「おバカキャラ」で人気になっていました。 でも、この「おばか娘」キャラの本家は日本だ(たぶん…)、とは、さすがに大声で言えませんよね。

(ちなみに、この人です。 http://spettrodellalvisita.splinder.com/archive/2006-03)

つまらぬ雑談でございました。お目こぼしを。
ペルソナングラータ

291

date 2007/5/7(月)20:58
uname 次郎丸

subject re(6):露兵の体格

みいこ様

少し前まで、体格は遺伝子で決定されるという説が主でしたが、遺伝子より成長期の食生活の影響の方が顕著とのことです。成長ホルモンが大量に分泌される成長期に動物性たんぱく質を大量に摂取すると大きくなるようで、カルシウムを取ればよいではないそうです。

しかし本当にそうならばモンゴル人はなぜ背が高くないのでしょうか。彼らは動物性たんぱく以外にエネルギー源が無いわけですが、遊牧という形態は"動物性たんぱく"の余剰生産に限界があるようです。必要なエネルギーの多くを穀物で得た上で、酪農から乳製品・肉を得た方が骨格・筋肉ともに発達したように思います。

ロシアは高緯度にありますので夏の日照時間が日本よりも長く、それゆえ肥沃な土地が多く在ります。しかし、冬は凍りますから動物の生存条件が冬眠可能・冬の貧食に耐えられる等、限られてしまい食文化としては、パン食・ウォッカに偏るのではないでしょうか。

"動物性たんぱく"の量産(表現が変?)は意外に近代以降大きく発達したように思います。大量の飼料を賄える穀物生産性の向上が必須ですし、かつ都市の近郊である必要もありますから、輸送手段の発達も含めて当時のロシアではまだ過渡期だったのかもしれませんね。某T社の系列工場で若いロシア人研修生らに会いましたが、平均身長は185くらいだと思います。背の高い人ばかりじゃないようで、私たちが思うイメージというのがあるようですね。

             次郎丸

292

date 2007/5/7(月)22:03
uname 困

subject re(7):露兵の体格

みいこさま ペルソナングラータさま 次郎丸さま

近世までの農業は収量が平均ほぼ三倍だったといわれます。ようするに備蓄、種籾、年貢に回すと自家消費分は数えるほどです。そして欧州などは麦、ですが、もし食事が肉食主体とすると、飼料用として数倍の穀物が必要になります。

中世ドイツのお話として、謝肉祭とは文字通り貴重な豚を屠って大事に一年食いつなぐための加工(ソーセージ、ベーコン化)のための年に一度の村総出の「祭り」でした。
まあ、英米人の、だからドイツ人はあんな身も蓋もない真似ができるんだと、という悪口はおいておくとして、動物性タンパクとは日本に限らず手間と資源のかかった貴重品であったといえます。
だからウシのステーキなんて本当高級料理だったんですよ。時代は変わりますが、ロナルド=レーガンが母親がクズ肉を肉屋で仕入れてツナギで固めたミートパイが一番のご馳走だった述懐したら、得票が伸びたようで、さすがに欧米人にはジーンとくるお話だったんでしょうね。

ロシア兵服展示意外にも、ナポレオン期の軍服、それ以前の甲冑なども国内で公開されるようになりましたが、毎度そのサイズの可愛らしさに考えさせられます。これはなぜかといえば、当時の食生活の単調さだったといえます。実際、フランス料理などがそれっぽくなったのは19世紀以降では?そして、食材、とくに野菜類についてのバリエーションでは、イタリア料理や和食にはまだ及ばないと思います。
なんでもお菓子に砂糖とチョコを本格使用し始めたのはウィーンのようですし。

ははは、サバランも梅干は食ったことがあるまい、と田舎の自家製梅干を嘗める 困ぺい糖

293

date 2007/5/7(月)22:24
uname 困ぺい糖

subject re(1):チャイナとアラブ

ペルソナングラータ様 別宮様 皆様

ディズニーのトラは実は意外なところに縁があり、かのフライングタイガー(AVG)のマスコットキャラでもあります。
P-40戦闘機の横腹に羽生やして飛んでる漫画が描かれており、ウォルト=ディズニーが蒋介石政府から注文されてデザインしたようです。

ディズニーは開戦後は国策協力で、他にも戦意高揚の漫画やアニメを多数拵えていますが、だからといって、AVGに米政府関与の証拠なんてことにはなりませんので。FDR陰謀論者の皆さん残念でした。

中国コピーの見分けは実に簡単で、これがあると、なるほど、とかだから便利、といったオリジナルだけの特徴がスポンと抜け落ちています。したがって、買ってもメリット感じられない、が一番大きいでしょう。
「ホンタ」のバイクとやらは10000kmもいかんうちにエンジンがめげるとか。

タニヤ(タイ人)も陸軍はひどい目にあっており、中国から買った戦車の砲塔の装甲にあろうことか勝手にクラックが入っちゃったとか。

ところで、不思議に思うのですが、中国人と言うとへんに腿まで割れた裾割れ服なんですが、どこのどの写真見ても見たことないな、と。

日本の莫迦タレントが真似しないことを祈る 困ぺい糖

294

date 2007/5/7(月)23:24
uname betsumiya

subject re(2):チャイナとアラブ

困ぺい糖さま ペルソナングラータさま

昔、福田彦助という武辺者がいました。現代日本人でこの人を知る人はほとんどいないでしょう。

1928年5月、福田は熊本第6師団のうち5個大隊3500を率いて、山東省の済南に居留民保護のため駐留しました。そこに北伐のため、国民革命軍の最精鋭第1集団軍が同じく済南城に駐営しました。この軍を率いていたのは、蒋介石ですが、日本軍のあまりの寡兵をみて翌日総攻撃にかかりました。

ところが、熊本兵ですから中国兵の下手な攻めを撃砕し、攻勢移転に移り、散々な目にあわせました。スコアは驚くべきもので、戦死者は日本軍12、国府軍2800でした。20世紀の1個の戦闘記録としてはレコードではないかと。でも、日本軍にとっては小戦さです。

蒋介石は「如有一蒙毫人心、其能忘此恥辱乎?忘之乎?雪之乎?何以雪之?在自彊而己!」と興奮し、教育長官に学生に「国恥教育」をやれと命令しました。戦前の中国には6つの国恥記念日があり、そのうち5・3済南惨案、5・921個条要求、9・7北清事変北京議定書が日本関係です。戦後は5・9が代表となり国恥記念日になり国民の休日となりました。

『礼記』(漢籍好きに甘えて)の「哀公問篇」に「物の恥はもって振【すく】うに足り、国の恥はもって興すに足る」とあります。つまり、個人の恥は振り払うことができ、国の恥はそれを利用して発展に役立てることができるということでしょう。ちょっと、日本の恥とは違いますよね。

どうも大失敗・大敗を指すようですが、蒋介石は司令官としての失敗を国の恥に誤魔化している印象です。でも、中国人であれば誰でも知っている国の恥を、日本人はほとんど知らず、軍人が第3次南京事件の二の舞を防いだことも忘れているんですね。日本では行政末端のキチンとした努力はすぐ忘れられ、中国では行政はいつも失敗しても国民のせいだとなります。でも、ああいった責任転嫁と排外主義教育では、創業も創意工夫も他人への尊敬も不可能になります。ほとんどの中国人は陰では政府や共産党をボロクソにいうんですけれども・・・。

どうも、パソコンの調子が悪く、明日修理に出そうかと。10日かかるといわれましたので、その間はROMとなってしまいます。悪しからず。

別宮

295

date 2007/5/8(火)22:09
uname SLEEP

subject re(8):露兵の体格

困ぺい糖さま、次郎丸さま、ペルソナングラータさま、みいこさま

家畜というのは大きいものほど成長に時間と飼料がかかります。つまり鳥>豚>牛の順にコストが上がります。そう考えると産業革命以前においては、むしろ魚介類こそ動物蛋白質の供給源として重要だったかもしれません。イタリアや日本の食事が恵まれてるのもこの辺からでしょうか。ちなみに現在でもウサギ肉をつなぎに使ったものがあるそうですが、却ってコストが高くなるため実は高級品なんだそうで。

それはそうとイタリアの料理でながーいソーセージを円盤状にフライパンに敷いて炒める料理をTVで見まして、うわ、なんてうまそうな、と。ウィーンから伝わった料理だったんでしょうか、やるなドイツ人。

SLEEP

296

date 2007/5/8(火)23:20
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(3):チャイナとアラブ

困ぺい糖様、別宮様、皆々様。

今日のイタリーのニュースでパレスチナ版「偽ミッキーマウス」というのが流れていましたんで、おヒマのある方はお楽しみを。(これじゃ、ほとんど290番での私の発言を撤回しなきゃなりませんが…)

http://mediacenter.corriere.it/MediaCenter/
action/player?uuid=b9bb7cf2-fd59-11db-aed9-0003ba99c53b (英語字幕です)

さすがにミッキーマウスが、「アラーは正しい」「われわれは選ばれた民」「占領されたイスラムの土地を奪還せよ」「イスラエルを殲滅せよ」とか言う、というネタは、いくら中国でも考え付かないでしょうね… さすがハマスですな。(ちょっと、声優さんのアテレコが卑猥な声なんで、あまり説得力の無いミッキーですが…)

12対2800じゃ、そりゃさすがに卑屈にもなろう、というものですね。ボロ勝ちなんかは自慢できん(惜しい勝負に、頑張って勝ったらやっと自慢できる)、というのは日本人の悪癖ですから、直さなきゃいけません。

それでは、お騒がせいたしました。
ペルソナングラータ

297

date 2007/5/9(水)00:35
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(9):露兵の体格

次郎丸様、困ぺい糖さま、SLEEP様、皆々様

昔、大学の先生が「大昔の羊飼いは、今ならさしずめ自動車を連れまわしているような職業だったんだろうね」などと言っていました。自動車は大げさでしょうが、一頭売ればかなりの儲けだったことでしょうね。

フランス料理がスタンダードになったのは、困ぺい糖様の指摘のとおりで、18世紀末から19世紀にかけて、パリが経済力のおかげでここに全ての食材が集まって来るようになったからですね。そして交通の改善なども大きく影響したと言えるでしょう。昔は生肉や生魚はまず食べられなかったんですよね。生牡蠣などもってのほかで、19世紀のパリでは、アスパラガスが人気の贈り物で、とんでもない値段で売られていたそうですよ。(そういえば、チェーホフの「桜の園」には、「パリでワニを食べました」って言うセリフも… この奥様、ロシアの1千ヘクタールに及ぶさくらんぼ畑は流通システム整備に乗れずほったらかしなんですけどね。一方、ロッシーニはマカロニをわざわざナポリから取り寄せていたそうですが、パリと言うのはそれが出来る土地だったのでしょう)

一方、イタリアと日本の強みは郷土料理の層の厚さで、やはり海が近くにあると材料の仕入れが楽ですね。内陸の京都などは魚がなくて、ウナギのかわりにハモを泣く泣く手間隙かけてホネきりし、我慢して食べていたのです。江戸前には勝てませんね。

イタリアンソーセージ、「サルシッチャSalsiccia」と言いますけど、肉は豚の生肉でできていて、焼いて食べると、ハンバーグとソーセージの間みたいな感じでこれがうまいんですよねぇ。細身のは鶏肉のなどもありますし、ピエモンテには牛肉製で、生でも食べられるサルシッチャがあります。腸詰は仏語でソーシッス(Saucisse)、英語でソーセージですけど、ドイツだけ「ウルスト」Wurstといい続けるのは、本家の意地ですかね。

ただ、フランスなどに多い血入りの腸詰、肉詰めネタは、やっぱり日本人にはきついですね… 友人のイタリア人がクリスマス用血入りザンポーネ(豚足の肉詰め)を世界各国籍の友人に満遍なく食べさせてみたところ(嫌がらせかぁ?)、オーストラリア人もアメリカ人も日本人(私)もすぐに吐き出す、と言う結果がでました。

食べ物の話だと、ついつい見境も無く長話になりますが、お許しを。
ペルソナングラータ

298

date 2007/5/9(水)01:19
uname MUTI

subject re(4):チャイナとアラブ

ペルソナ・ングラータさま、
これはこれは珍しいものを拝見させていただきました。

そういえば、ゲッベルス博士も、デイズニー作品が好きだったような記憶があります。

米は嫌いだが、鼠はすき、といった人は世界に結構いるのですかね。

299

date 2007/5/9(水)22:26
uname 困ぺい糖

subject re(10):露兵の体格

ペルソナングラータ様 次郎丸様 SLEEP様 みいこ様

それでも肉が食いたい、というのは人間の切なる願望なんですね。学生や若いのに食いたいものを聞くと必ず「肉」とぬかすわけで、間違っても「ひじきの煮つけなどを」と殊勝にも言うのはいません。

食肉の保存として、塩漬け、燻製、ボイルがあり、それぞれ名をなしたんですが、ほっとくと腐敗しやすい獣肉を長く食いつなぐという知恵なんでしょう。だから、はじめは味なんて、というところでしょう。
フランシスコ=ベーコンが鶏肉に雪をつめていて肺炎喰らって死んだ故事など物語るところはその執念でしょう。

ちなみに缶詰はナポレオン時代のフランス人の発明ですが、やはり味付け加工肉の保管と前線への供給の便が開発動機です。

チェホフの「桜の園」の中の人は、あの大量のチェリーが換金作物になるという概念そのものを知らなかったんでは?でも、チェリー酒にするのはダークチェリー(アメリカンチェリー)のほうがいいとも言われますから、結構厳しいかなとも思います。

魚について言えば、甲州など内陸にいくと、もう鮮魚は限定され、彼の地のお土産が煮貝(アワビの醤油煮)、ヒット商品が酢漬けイカ(よっちゃん)です。

困ぺい糖

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