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date 2007/7/13(金)09:05 次郎丸さま イギリスは国民国家として出直したのは、アイルランド自由国が成立した1922年からではないでしょうか。大英帝国全体として、これ以上領土が増えていませんし、意欲もなくしたように思えます。これからは「名誉ある撤退」に入り、ポンド防衛から帝国特恵関税をやるなどは「一時のご乱心」にみえます。植民地がイギリス本国経済にプラスになったとはどうみても思えません。それはポンド防衛に明け暮れた戦間期が示しているのではないでしょうか。 この時代、帝国はイギリス、フランス、日本、ソ連の4つしかありません。面積はともかく支配する人口が多かったのはイギリスと日本でしょう。両国とも、帝国が経済的に見合わないことを、文民官僚はわかっていました。例えば、幣原喜重郎は満州張作霖反対派・国民党会派などから満州を買わないか、と相談されたとき「中にいる人がいなければ高く買う」と答えています。これは常識的な答えで、今、フィリピンから併合申し込みがきて、明るくイエスと答える日本人は多くないでしょう。ただ、第1次大戦前の諸国民は大きいことはいいことだ、人口・面積を増やそうと思っていたんですね。 以上は帝国についての全般的な見方ですが、イギリスは「白人植民地」をもっていた点で異なります。カナダ・オーストラリアです。南アやアイルランドはこれと一緒にすべきと思われません。南アはインドと大差はなく、日本でいえば朝鮮です。アイルランドは沖縄で、カナダは北海道に近いといえます。イギリスは結論とすれば、すべて国民国家に統合することに失敗しました。 こういった分離傾向の第1はアメリカの独立ですが、2番目にはカナダの動向が決定的でしょう。カナダの問題はアメリカの存在とケベック問題です。アメリカはカナダとの統合を十九世紀前半はあきらめていませんでした。植民地は解放されねばならない、とアメリカ人は思っていました。これを止めさせるのは、カナダが「民主政体」をもって独立する必要があります。アロー号戦争の立役者エルギンがやった1841年の憲法制定・議会発足などのエルギン改革が、アメリカの野望に終止符を打たせたといえます。エルギン自身はケベックのフランス人に手を焼いたんですけども。しかし、カナダを自治領にすれば、オーストラリアに住むイギリス人が本国に統合されたくとも、道はほぼ絶たれますよね。 国民国家のスターリンによる定義はともかく、じっさいには民主主義の単位または議会の選挙区設定の問題です。アイルランドにアイルランド独立党ができて、イギリス議会でキャスチングボートを握れば独立させるしか方法がありません。また世界連邦議会をつくったところで、中国党やインド党が多数を握れば、民主主義にはなりません。世界連邦主義を主張したエスペランチストは、民主主義の根本がわかっていなかったんですね。EC憲法だかをどうするのか、サルコジの手腕が見ものですね。フランスというのはニューカレドニアに選挙区などつくって、まだドイツによる敗北から目を覚ましていませんから。 別宮 |
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date 2007/7/14(土)00:48 別宮様、次郎丸様 仏大統領選のときのニュースでは、海外県の話題で、「シトワイヤン(市民)の義務ですもん、往復20キロを歩いて投票にきまちたわ」と訛りいっぱい話す現地人のオバサンがでてました。かの地ではこれで良いんでしょうねぇ… ユーロ札をみると、欧州の地図のほかに、4ッつ5つほど変な島とかが端っこに書かれてるんですが、南米の仏領ギアナ(!)とその他の海外県の一部(フランスの海外領土は世界中に、無意味なぐらいちっぽけな島が散らばって存在)、他にスペインポルトガル領の大西洋群島(カナリア群島等々)とかでも流通するらしいんですけど、これで良いのやら… 他にカレドニアなどで流通する「太平洋フラン(CFPフラン=仏太平洋植民地フラン)」とか「アフリカフラン(CFAフラン=アフリカ仏植民地フラン。アフリカ中西部で流通)」とかありますけど(C.F.はコロニー・フランセーズの略なんですけど、たしかこの名称のまま現存のはず…)、時代錯誤ですよね。これがユーロ経済の足を引っ張らないのか不思議です。 サルコジは先日、アルジェリア・チュニジアを周って「地中海連合Union mediterraneenne」を作るぞ、と言いふらしていたそうですから、フランスは懲りてませんね。退役した空母クレマンソーの解体すらちゃんとできないくせに、帝国の維持できるんですかねぇ。 お邪魔いたしました。 ペルソナングラータ |
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date 2007/7/14(土)07:02 次郎丸・ペルソナングラータ様 当時のイギリス、フランス、日本、ソ連は帝国>目から鱗な思いです。 たしか夜警国家を言い出したのはイギリス人でしたか、国の基本は安全に暮らせることだという話で、たとえ白人コロニーであっても本国のパワーで安全を確保してもらって且つ食えるのであれば大きな文句は言わないのでしょう。ところが時代がたつにつれて行政の役割が複雑化していきますから税のシステム(財の再配分)を中央がコントロールする政治体制では各地の実情に対応できず結局機能不全になってしまったということでしょうか。そういう意味では帝国の中ならば同床と思っていた隣のアイルランドが独自のセコムを設立した時点で、イギリス人にとりこれまでの理不尽な税金投入という徒労感を与えるのに十分だったのかもしれん。逆に同じ夢を見るのなら地方であっても多少の不満は我慢できるということですか。ポンド防衛は領内における資本主義的契約の概念によって国体が維持できると錯覚したのかもしれませんが、やはり悪あがきですね。第二次世界大戦になりますと1939年にオーストラリア・カナダは参戦こそ宣言しましたが実質イギリス本国単身ドイツに対抗することになり、何が現実か思い知った事でしょう。 一人当たりGDP(為替レート換算や購買力平価)のリストを眺めてみますと、イギリスの島嶼コロニーに混ざって蘭領がそこそこの順位に食い込んでいるのが目に付きます。カリブ海のアンティル(解体寸前)やアルバ(ほぼベネズエラ)でこんなところが韓国・台湾並だなんて信じられません。産業は観光だけですし、狭いためか不思議と移民に対して鎖国政策が通用しているんでしょうね。どっからでも入っていけそうなのですが。大金持ちの落し物でラムに明け暮れてこの水準とはなんといい加減な。ミニ自治領とはいえ、本国からの持ち出し赤字運営です。「おまえもだ!」で言えば日本に慰安婦問題の質問状を送ったオランダ議会がスポンサーですね。彼らは大国に囲まれたところをアメリカに救われた為かアメリカびいきですよね。なんか解せません。21世紀になっても白人が導いてやらねば的なものが抜け切れてない?? イギリスを見てみれば、日本が敗戦の結果、お腹を壊さずにぐんぐん成長できた事が微笑ましいくらいですが、対岸の火事といいましょうか、何故かリアルですよね。 次郎丸 |
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date 2007/7/14(土)08:30 次郎丸さま ペルソナングラータさま オランダとベルギーの間には目にみえない壁があるように思えます。オランダから北の国というのは、小さい・逃げる・暗いという特徴があります。ともあれ緯度が高すぎで、冬場の日照は9時から4時くらいまでです。通勤は真っ暗の中です。これでは出勤率上がりませんよね。加えてメシがまずい。単語の発音が難しい(名古屋弁状態)。 ノルドだか北方国民というのは全員祖国から逃げる準備してるんじゃないでしょうか。税金は高いし、いくら働いても賃金は上がりませんし、公務員か労組役員になるしか、見込みはありません。そのうえ、ゴミの分別だとかくだらない偽善が政策だと思っています。 この中でもオランダは、唯一熱帯植民地に活路を見出したんでしょう。フライングダッチマンでヨーロッパに出ずに、ジャワ・ギアナ・南アだとか暖かく(暑く)日のあたる場所にいきました。気持ちわかりますが、戦前のインドネシアへの入植者が5万人というのは異常な数字です。ちなみにイギリスのインド居住者は兵隊を除くと1万5000人程度です。 確かに蘭印への先制攻撃は国際法違反です。でも、パレンバンとかこちらの都合もありますし、当時の陸軍は5万人を捕虜にしても、管理マニュアルがありませんでした。だいたい、陸軍は南方作戦は考えていませんでした。そのうち十数人が、売られたのか、虐待に屈したか、慰安婦になったみたいですね(志願・希望はちょっと考えにくいと思います)。オランダ人が怒るのもしょうがない、といえば火に油でもっと怒ることでしょう。 一人当たりGNPは国家が小さい方が伸びる傾向があります。だいたい農業国家は考えられませんから、タックスヘイブンをやって金融業に出るとか、自由港やって原産地証明誤魔化すとか、高収入のスキマビジネスが可能なんですね。妙な独裁者がいるとアルバニア状態になりますが、コストの安い立憲君主制で、自由放任で税も免除といえば、カジノやってモナコ程度にはなりますよね。カタールとか中東でも元気いいのがいます。オランダ・デンマーク・北欧の類もこの一種かもしれません。 別宮 |
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date 2007/7/15(日)16:14 皆様 |
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date 2007/7/15(日)16:16 ウルトラザウルス様,もう過去ログ入りしてしまいましたが,韓国経済の話, かつて,高度経済成長時代の日本を指して「氷の上の乱舞」と評したエコノミスト 韓国がダメになっても日本はダメにならないというのが韓国々民のシャクの種だとすれば, そういえば,某書店で,サウジアラビアの石油が無くなりそうだ,という本を見ました。 石油が無くなったら,動ける兵器は,原潜と自転車だけ(?)。 家内の好きな戦車など, 石油が無くなったら?の話は別に項を建てます,sai夫 |
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date 2007/7/15(日)16:43 別宮様,皆様,いつもお世話になっております。 台風,如何でしたか。 警察の事を黒田長政様がとりあげていらっしゃいましたが,警察官諸氏の間では, 参院選が近づいてきました。 前任者の小泉氏は,とにかく選挙には強かった。 その うっとおしいことから離れて。 石油が枯渇したら,人類は戦争を止めるでしょうか。 @石炭から合成石油を造って兵器を動かす。 我ながら,イマジネーションの貧困と物理化学の無知に赤面します。 でも,騎兵と では,新大阪へ家内を迎えに行ってきます。 「のぞみ」は,ちゃんと動いている 明日の宵山は晴れそうでホッと安心,sai夫 |
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date 2007/7/15(日)17:12 『歴史群像』誌を購入しました。 ベルダン戦のエピソードが有りました。 このサイトでは目玉の1つなので,今さら私ごときが縷々述べなくてもよさそうなもの このサイトでも,パリ中のタクシーを徴発して兵隊を戦場へ運んだエピソードが紹介 この時点で,フランス本土の鉄道網は使えなくなっている部分があり,幹線道路も 私が感心したのは,この貧弱な道路を有効に使った方法なのですね。 列車の運用で 全部,単線鉄道の運用テクニックです。 このスピリットとアイディアが,1940年代 もう1つ,感心するのは,1910年代に,自動車の質・量がここまでのレベルに達して 福田和也氏が『新潮45』誌で連載していた「オバはんでもわかる○○○」のシリーズ 『歴史群像』誌でも触れられていましたが,この時の成功体験が,フランス陸軍首脳部に, |
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date 2007/7/15(日)19:04 sai 夫さま 軟体金属@自動車メーカーに出稼ぎ中であります 想像力不足などとんでもありません。@〜Jは程度の差こそあれ、正解と思います。 Gの「工場は石炭火力と水力発電で稼動させる」は実施済みです。 @の「石炭から合成石油を造って」ですが、これは計画中です。 Cの「原子力発電で・・」ですが、水素を自動車などの燃料に使うのはやはり危険です。 Hの「自動車が激減・・」も懐疑的です。 Iの「国際石油メジャー・・」ですが、 |
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date 2007/7/15(日)20:51 sai夫さま、軟体金属さま 今晩は。 未来エネルギーの話題は、SF的でもありますが、私達の暮らしにも直結しますし、 私も程度の差こそれあれ、十分正解になりえると思います。 技術的にできればいいなと思うのは、 Lは、おそらく高性能ロボットの出現を可能にします。 石油が十分行き届かなくなると、農業への影響も心配されます。 |
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date 2007/7/15(日)21:46 世界各地の異常気象の報告が多くあふれるようになった昨今、石油の高騰・中国の 地球温暖化のテーマは、広大ですが、ざっくばらんに考えてみました。 @ 中国の乾燥化が進む 温暖化してから寒冷化すると、ロシアには打撃が大きいような気がします。 |
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date 2007/7/15(日)22:54 街角のフクロウ様 ロシアというのは肥沃な土地を結構持っています。寒冷地では土壌改良が必要です。ですが、基本的に温暖化の恩恵を受けるという発想は間違っています。というのは温暖化によって多雨地域の降水量は増加しますが、内陸部に雨が届きません。地形や水の沸点・融点は変わりません。ロシアの内陸湖はすでに水位の低下が進んでいるでしょう。この国は化石燃料が豊富ですし、歴史的態度を見れば京都議定書などの検証できない取り決めは反故すること目に見えています。 次郎丸 |
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date 2007/7/15(日)23:19 街角のフクロウさま 地球温暖化ですが、じつは十九世紀後半には既に起きつつあり、人口爆発・化石燃料大量使用が影響しているようにもみえます。 ただ、これの因果関係について、論証されたともいい難いと思います。CO2の削減について立法化でき規制をかけられるのはECを除いては国家だけです。米中印が乗り出さない以上、日本がECに味方したところで国益に沿うかは疑問です。日本は日米という点を除いては孤立しています。また、近くで組む相手はいませんし、その構造が近い将来に変わることはまずないでしょう。 次に石油の値上がりですが、円ベースで長期間のスパンでそれほど上昇しているとは思えません。昨今のは円の安止まりが原因でしょう。この円安の原因は日本の金利が低いことが原因です。金利上げは住宅ローンや企業金利に跳ね返りますから、急にはできず頭痛いですね。 食糧については余っているのでは?アメリカでみると住宅価格は高騰を続けていますが、食糧価格は低位安定です。それと経済をみる場合、中印の民衆の動向など無視してしかるべきでしょう。徳川時代の百姓一揆が後世に残したものは何もないように、中印の難民が歴史的事件を生じさせるように思えません。食糧がなくなれば餓死して終わりでしょう。中国の1959年からの3年続きの大飢饉ではそうなりました。 日本のマスコミは取り上げませんが、今、ロンドンとニューヨークの物価は、タコ糸が切れたようになっています。経済とは、まずは「金の動き」です。ですから金をもっている人間の動向に注意すべきでしょう。 別宮 |
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date 2007/7/15(日)23:46 sai夫さま 不思議なことですが、通貨ないしは貿易収支は、いったんある傾向を生じると、百年単位で変わりません。 1997年のウォン危機の主因は、貿易収支の悪化によるものです。韓国の輸出品は基本的に全部日本製品と競合します。ところが韓国は日本より人口が少ない上に一人当たりも貧乏です。これは市場が日本より狭隘だということです。日韓技術格差なり韓国で新規意匠が出現しないことは、民族や国家とは関係なく自然なんですね。 ボルボやフィアットはいくら頑張っても、日米独仏の自動車メーカーには勝てません。スウェーデン人やオランダ、イタリア人が劣っているためではありません。ところが現代自動車は残っています。これはどうしてか? 韓国が日本車に関税100%をかけ事実上輸入禁止にしており、日本車以外についても非関税障壁を設けて、事実上、現代に国内市場を保障しているためです。国内で得た利益を国外に低価格輸出することによって吐き出しているんですね。ところが日本政府が「温情」か「韓国コネクション」か、韓国にたいして貿易上の不公正是正を訴えないんですね。あるいは、「あまり重要でない」ということかもしれません。 逆説的ですが、この日本の温情が韓国経済を駄目にしている気がします。東京に韓国車の影がない(この理由は品質のため)、ソウルにが日本車がない(この理由は関税)、これはどっかおかしく、いつか是正されるでしょう。 サウジ石油欠乏はガワール油田が止まるということでしょう。先に止まりそうな油田があるのでは? 別宮 |
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date 2007/7/16(月)07:05 国民自由主義者さま スターリンにそもそも言語学があったかは疑問ですが、『スターリン言語学精読』という本ではあったことになっているようです。 この件は、社会主義者の間で随分問題になっていた件ですが、スターリンの主張は「第3世界プロレタリアート論」というもので、欧米諸国がブルジョワとすれば、新興独立諸国や後進国がプロレタリアートで、ソ連が後進国と連合して、英米と戦うといった内容だと思います。 日本人社会主義学者は追い詰められて、なにかにすがりたいんでしょう。後進国万歳で後進国言語をスターリンが保護したから偉い、となるのでは? 一方、マールの方は読んだことがありませんが、1930年代のソ連の主張からすると「資本主義の全般的危機」(大恐慌後の先進国経済の描写)から、あらゆる面から批判を、新しい階級的言語、文学をとかいってましたから、その延長では? 著者が何を考えているのかわかりませんが、ラーゲリの数千万人の死者は泣いてますよね。 別宮 |
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date 2007/7/16(月)07:28 sai 夫 さま 鉄道から自動車への転換ですが、内燃機関利用の本質は交通のイニシアチブにあります。路線に拘束されないことが画期的な訳で、輸送量・運搬効率は鉄道に劣ります。ですからドイツの空軍が道路を攻撃しなかったことは言うに及ばすではないでしょうか。効果的なのは橋梁への爆撃でしょうが、当時の空対地攻撃能力など盲爆ですから。 新潟中越地震では、鉄道網は壊滅しました。しかし、道路は多少壊れても進めるところを探せば良いので、翌日には民間の救援物資を満載したトラックが続々と到着しはじめました。孤立したのは山古志の山岳地帯だけです。 1次大戦後、フランスが対独国境の要塞化に固執したのは現在の日本と状況がよく似ているように思います。ドイツ相手では人口・国力ともにフランス単独で勝ち目が無く、少なくとも圧勝できないことをフランス人は理解していたのでしょう。以降ラインラント進駐も含めてフランスの行動はとてもネガティブ・マインドに感じられます。これがフランスからドイツに侵入する考えを排除し、こうなると国境2州を見捨てる事ができなく・・と言う訳で、受動的防衛策が説得力を持ってしまいました。 内燃機関とイニシアチブというパラダイムに気づけば、例え国内へ進入されても柔軟に引いたり迂回したりすれば攻勢防御が成立します。ところがこれは国内への敵の侵入に目をつぶらなければなりませんから、やいの政治家は首を縦に振らないでしょう。日本の防衛方針は海上でこれをやることにあります。沖縄から海兵隊がグアムに行くのもこの延長にあるのでしょう。 次郎丸 |
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date 2007/7/16(月)11:25 SAI夫様 ガワール油田とは、サウジ北部の地下に広がる 幾層かの油層の総称とされています。したがって他の国の複数の○○油田のコンプレックスと見てよいのでは? そして、油田の寿命とは、商業的にペイできる期間と言うことです。水攻式で圧をあげてもコスト割れしそうな油田はもう廃田ということになります。 そして、ガワールに戻すなら、1949年の掘削開始以来、個々の油井では早期に枯れて水攻を導入した井戸もありますし、その後の探深によって新たに採掘可能として商業生産を始めた井戸もあります。 ガワール全体の採掘可能量は実はサウジ政府は機密としているはずです。したがってもれ出てくる情報で論じるしかなく、これと探査採掘技術の秘匿があいまって、可能採掘量論議と言うのは過去いくつも発生しましたが、いずれも群盲像を撫でる式の不確かなものばかりでした。 最近の石油危機説の多くの出所がアメリカなどの投資関係筋の話をマスコミが拾ってきたものが多いと言う点も注目すべきでしょう。相場が大きく動いていますから、何か意図的情報操作で利益出しのチャンスができると、どうしても考えたくなるのが投機をやる人間の心情です。 昨今の石油に限らない一次産品値上がりは、日本の低金利は勿論ですが、世界的に魅力的な投資先が減ってお金がだぶついていることが一因です。これはむしろ、投資家サイドが昔のロンドンの投資銀行家並に化石頭で、人口、国土、地下資源とかにこだわって今度は中国だインドだと言っていることが大きな要因と思います。 困ぺい糖 |
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date 2007/7/16(月)11:52 次郎丸様,だから鉄道路線には平行道路が必要なのですね。 日本の場合,モーダルシフトが進まない事を,国土交通体系上の問題と捉える向きが 大地震の時,帰宅難民が発生するぞ!と言われていますよね。 実は,東京に住んで 戦間期のフランスが,悪く言えば「退嬰的」な国防方針に傾いてしまった気分は, しかし,人口でドイツに劣ることも含めて,だからこそ,攻勢防御の本家として, 余談:家内は無事に帰阪しました。 N700系には乗らなかったそうです。 息子への では祇園祭の宵山に行ってきます。 |
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date 2007/7/16(月)11:59 情報操作で汗をかかずに金もうけ。 だから,私は投機家なんて連中が嫌いなんだ! いや,頭では,投機という行為も投機家という連中も,必要だとは考えているんですけどね。 それと,石油のことですが。 生物由来の油は,要するに炭素・水素・酸素の化合物です |
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date 2007/7/16(月)12:02 御両所,昨夜の大河ドラマ『風林火山』は,よかった。 騎兵が草原を駆け回るって,いいですね。 金,かかってるんだろうな。 そこだけ偉いぞ,NHK。 |
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date 2007/7/16(月)15:01 Sai夫様、奥様、ならびに皆様 祇園祭の宵山へ行かれるとのこと、お気をつけて。今年は連休のせいもあって、昨日は昼からすごい人でございました。(大体、せまい道の真ん中に鉾がすえつけられているので、ただでさえ人が渋滞するのです)。 ちなみに私は、妹夫婦の娘のお守りをまかされ、お面や風船、綿菓子その他を買いすぎて、お財布が一気に空っぽになってしまいましたです。 さて、祇園祭、ありきたりのことを書くのが好きではない私の個人的視点(偏見)ではございますが、隠されたテーマがございます。それは、「庶民の軍事への思慕」。 巡行の先頭を行くのは「長刀鉾」で、鉾(矛)はそもそも悪霊を払う武器、とは言え、ここまでデカイものを作るのはまさに根性。京都のお祭りは祇園祭以外でも結構「剣鉾」が重要な道具になっております。ちなみに今年から、お稚児さんが「しめ縄切り」で使う刀が、戦前製の軍刀から江戸時代の土佐の名刀に替わりました。 そしてもう一つ、この祭りの隠れた主役は「神功皇后(の三韓征伐)」なのであります。「先の巡行」(元来、二日別々に巡行していたものを、現在は交通規制の問題などから一緒に回っているので、「先の巡行」と「あとの巡行」の2グループに名義上分かれている)のトリを務める船鉾(今日唯一船の型をした鉾)の御神体は「神功皇后」で、船は「三韓征伐」に出発する時の軍船をかたどっているとか。御神体がつける「神面」(室町時代製)は、祇園祭の数あるアイテムの中でもっとも神性あらたかなものとされております。 そして、今日は存在していないのですが(蛤御門の変で焼失、「焼け山」という)、江戸時代までは「後の祭り(巡行)」のトリには、船鉾よりさらにデカイ「大船鉾」というのがあり、こちらは三韓征伐から凱旋する神功皇后の軍船をあらわしていたとか。今日ならばさしずめ、パレードのおわりに軍艦(空母)のレプリカがでてくるようなものでございましょうか。 三韓征伐が史実とは思えないとか、好太王碑文が捏造だ云々とか、まァ、いろいろ言われますけどね。とりあえず、今年は「北鮮の早期征伐」も神功皇后にお祈りしておきましょう。 ペルソナングラータ |
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date 2007/7/16(月)15:33 sai 夫 他皆様へ、 sai 夫> 参院選が近づいてきました。 前任者の小泉氏は,とにかく選挙には強かった。 その 現政権を見ていますと、以前車のバイヤーの方に聞いた、「不満を取り入れればよいというものではない」という話を思い出します。 なんでも、・・・ つまり、元々スホーツカーなので、多少後部座席を広くしてもそれを求める人々からの欲求を満たすには程遠い。 欠点を改善するということは、しばしば長所を殺すのと引き換えの場合があるという話です。 前政権のような一転突破方ではなく、全ての課題に取り組む本格政権を目指す、という話で就任早々に中国との関係改善に動いた訳ですが、・・・。 なんか、「後部座席の広いスポーツカー」になってきているのではないか、という気がします。 まあ、それ以前の問題として、人事で、これ程問題の多い人間を選任する内閣もちょっと稀かと。 med |
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date 2007/7/16(月)15:59 Sai夫様、他皆様へ、 石油については、以前、別宮様が指摘されていたように、単純に安くて使いやすいから使われているのだと思います。 少し前までは、石油価格が安く、採算の点から新規油田の開発がとまっていたようです。 ですから、基本的には、石油資源の確保に汲々とするのはどうかと思います。 将来の戦争ですが、石油の供給が減少したとしても、形態は変わらないと考えます。 一般には、特に軍事では、常温で液体の物質がエネルギー源として便利です。 現在の技術でも、石炭や農業生産物から、人造石油の作製は充分に可能です。 現在、人造石油が一般に使用されないのはコストの点で、天然の石油に対抗できないためです。 しかし、一旦、戦争になると、燃料費はどーでもいい話になります。 ですから、戦時で石油が足りなくなった場合、人造石油が使用されると思います。 med |
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date 2007/7/16(月)19:22 sai夫さま、medさま わかりやすい例で言えばシビックですよね、90年代前半は可変吸気エンジンを200万以下の車で唯一搭載してた車種で、ありえないぐらい速さのコストパフォーマンスに優れてました。でも後部が低すぎて人が乗れない。フルモデルチェンジで後部にも人が乗れるようになった、やったー!・・・でもださくなって売れない、それ以降ずーっとシビックは苦戦してます。そして実はプジョーの206、アウディA3、アルファ147なんかもデザイン重視で後部を狭くしてます。 安倍総理で危惧するのは、(負けた)経験がないということですね。変なマスコミの声を信じて?対中改善とか・・・いったいなにがどう改善したのかと。 石油の安さはそのとおりだと思います、自転車に乗ると時速30kmがいかに速いかよくわかります。それと省エネ低燃費を言うなら税制そのものが変ですよね。ガソリン、軽油税は高くして有料道路はゼロにすべきだと思います。実際運転のしかたで燃費なんて1割2割変わっちゃうんですよね。高速代惜しさに一般道を走る大型トラックを見るとねえ・・・ 超ハイテク帆船はありそうだと思うSLEEP |
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date 2007/7/16(月)22:26 sai夫さま 横レス失礼します。軟体金属であります。 >アルコール以外の生物燃料で今の内燃機関が動くか ただ、条件がいくつかあります。 |
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date 2007/7/16(月)22:28 皆様 只今ようやくですが積読状態にしていた『共産主義黒書―<ソ連編>』を読み始めておりますが、 @ある社会分類で恣意により社会の「敵」を創出する点(ドイツは「ユダヤ人」や「劣等者」、ロシアは「クラーク」や「人民の敵」) こうした類似点を時間軸から考えると、ドイツの絶滅政策の方法論は完全に共産ロシアをオリジナルとしているとしか思えないのですが、 枯山 |
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date 2007/7/16(月)22:33 今晩は sai夫様、皆様 風林火山は、地元にも縁があるため見ています。 |
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date 2007/7/16(月)23:25 今晩は 別宮様、次郎丸様、皆様 2,30年前は、近未来の地球は寒冷化する類の話題がでていたので、その2,30年後は 日本の地政学的孤立は、地球環境保護の視点からも不利ですね。 ロシアは温暖化で利益を得ると思っていましたが、単純ではないんですね。 |
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date 2007/7/17(火)09:10 枯山さま ヒトラーのNSDAPとはドイツ国家「社会主義」労働者党です。この社会主義が問題です。ムッソリーニの場合、元社会主義者でファシスト党をなのりましたが、絶滅収容所のようなことはやっていません。社会主義者をテロにかけたという説もありますが、あくまでも個人であって、ご指摘の「その分類に該当した集団」ではありません。もちろん「分類」とは実際の犯罪行為または予備行為とは無関係に分類してしまいます。 ボーア戦争の収容所は「戦時」の出来事です。また1914年以降の南アは完全にボーア人共和国であって、絶滅されたのはイギリス人の方でした。 敷衍していうのは辛いことですが、1931年以降の日本も同じ状態でした。「日本共産党」「自由主義学者集団」「反国体宗教団体」にたいしては、警察や憲兵特高が拷問・転向教育をやったのは紛れもない事実です。でも、官僚・軍官僚の中の社会主義集団は野放しの上、クーデターをやっても罰っすることをしませんでした。本当は「統制主義」とは社会主義のことであり、戦前の特高警察官・クーデター主義者軍人とは社会主義者であって、名乗りが違うだけのことです。 思うに、二十世紀の平時における「その分類に該当した集団」にたいするテロ行為・「教育」行為は社会主義者による他の社会主義者・自由主義者にたいする行為ではないでしょうか?帝政ロシアにおけるオフラーナ(秘密警察)も相当なものですが、日本の戦前の特高の方が手口はより陰惨です。 日本のマル経・歴が、なんとかしてボーア戦争にもっていこうとするのは、自身が社会主義者のためでしょう。また戦前過酷な弾圧をうけた(これは事実)日共の志位委員長が「拉致にこだわっていると、北朝鮮国交回復に乗り遅れる」というのは悲しいというか、社会主義者・共産主義者というのは事実・史実を大きな目でみることができない人々だと思わせます。今でも露骨な絶滅収容所が残っているのは社会主義の中国と北朝鮮だけですよね。 別宮 |
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date 2007/7/17(火)21:07 今年4月17日の国連アジア太平洋経済社会理事会では、1997年のアジア通貨危機を経験した国々の中、韓国、インドネシア、タイ、フィリピンの4カ国について、再度通貨危機の危険が迫っていると警告が発されたそうです。 韓国人が事あるごとに叫ぶ「愛国心」とか「民族意識」というのは、実は非常に乏しいからその分声が大きくなっているのでしょう。 「男達の大和」を観た時、あの年少兵の中の一人になろうとも、日本人に産まれることを選びたいと思った ウルトラザウルス |
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date 2007/7/17(火)23:33 別宮先生、その他の皆様こんにちは。 環境科学というのは、極めて歴史の浅い分野です。レイチェル・カーソンが環境問題を提起した頃から、認識された学問分野だと思いますが、 c-ROM |
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date 2007/7/18(水)07:46 c-ROMさま 街角のフクロウさま レーチェル・カーソンという方はアメリカ人と思いますが、どうも日本人にはピンとこないものがあります。というのはアメリカというのはやはり自由の国なんですね。それを脅かす思想がまったくありません。 ところが日本というのは社会主義思想が、こびりついているんですね。ついこの間まで、公害問題は「資本主義」に伴う問題だと真顔に思われていました。水俣病はチッソが「金儲け」のために、有機水銀を知りながら流したんだというんですね。産業が国有化すれば、こういった問題は全部解消するといわれていました。ダイオキシンも同じで、清掃工場反対グループが持ち出し、「化学兵器」の成れの果てであって、ともかく自分の住む所の清掃工場には反対だといいだしたんですね。 社会主義思想や「生産者でなく消費者に発想にたつ」思想というのは公害問題がでると必ず救済の方法としていわれました。ですが、中国をみてもわかりますが、国有企業は警察や司法によって取り締まることは困難です。社会主義国家に公害が多いのはこれに起因しています。公務員間の揉め事には、司法が介入できないんですね。 日本では、問題が起きると「官がやればいい」と真顔で主張されます。社会保険庁問題の根本はこれで、本来、政府補助がない共済年金や厚生年金に「官」が食い込んできたことが根本問題です。アメリカでは連邦政府が年金運用をやることは考えられませんが、日本政府は平然とやってしまい、グリーンピア問題になるんですね。日本で公害問題をいえばいうほど、官がからむ気がしてなりません。民主党が社会保険庁を取り上げたことは評価すべきですが、その年金政策が厚生年金と国民年金の統合というのでは、あきれます。年金問題の根本は国民年金であって、政府資金投入はこれにあてられています。これ自体が政府の失敗です。日本のマスメディアが年金のバランスシートを公開しろといいますが、中央政府財政にバランスシートはつくりようがありません。西原借款の教訓で財政ではいっさいリクスキャピタルをやらないというのが、最後の砦です。 アメリカ人は「排出権取引」で、CO2排出を市場化すればいいといいますが、世界には公務員がその取引に介入する国があることに気づいているのか疑問に思います。自由な意志をもつ個人が参加してこそ市場ですよね。中国ではただの土地取引に戦車だしてきますから。韓国では鉄パイプと火炎瓶です。 別宮 |
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date 2007/7/18(水)17:38 ペルソナ様 難しい議論は此方に集う硯学の皆様にお任せいたしますが、江戸期を除けば弱肉強食は世のならい。 庶民が強い”いくさびと”を思慕するのは当然の事ではないでせうか。 確かにパリ際恒例の軍事パレードの件でもさうですが、欧州にだつて「庶民の軍事への思慕」はありますよね。 1998年位にEdinburghのMilitary
Tattooに統合されて消滅してしまひましたが、例年LondonのEarls Courtでも英三軍のお祭りみたいなRoyal
Tournamentが開催されておりました。 予算の関係でRoyal Tournamentは廃止の憂き目にあひましたが、我が自衛隊でも3軍揃つて東京ドームあたりで同じやうな催しをやればなあ...とアホな事を妄想しております。 |
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date 2007/7/18(水)19:14 本当に,地震が起きてしまいました。 私,いわゆる言霊を信じていませんが,なんだか気になってしまいます。 被災された方々の境遇が1日も早く好転しますように。 |
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date 2007/7/18(水)19:19 軟体金属様,ありがとうございました。 宵山見物は,雨で,さんざんでした。 ぶーたれて帰宅した息子は,ラジコン戦車で遊んで,機嫌をなおしました。 水を吸いやすい油があるとは知りませんでした,これからも御教示おねがいします。 息子を馬好きに育てたい,sai夫 |
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date 2007/7/18(水)23:21 別宮様 昭和6年以降からジワジワと我国でも「統制・革新」と名乗る社会主義者というのは、確かに 我国が他の社会主義国家のように大規模な弾圧の犠牲を出さずに済んだのは、極度に政治権力が また、我国の現代の社会主義者連が、中共や北鮮の絶滅収容所の存在自体に無関心かつ嫌悪感も持たないところを 枯山 |
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date 2007/7/19(木)06:24 別宮様、c-ROM 様、街角のフクロウ様 環境破壊のメカニズムは科学の領域です。ところが環境とは人間という因子が絡んだシステムのことですから、問題解決となると途端に厄介になるんですね。一般的に理解されている「科学的な解決方法」とは人間が人間の外の因子を操作して改善を加えるというものです。科学と人間との繋がりを論理的に区別せず曖昧さで誤魔化している所が多いのもこの問題の難しさの一つなのでしょう。ただ、なんとかしたいという気持ち自体は人間的な意思として間違ってはいないと思います。 環境問題に対しては各分野の体系的な理解を要しますが、これをひとつの分野としてくくるのは科学分野の中ではあまり意味がありません。良い例が環境省ですね。曖昧でお手上げなものを科学とはいいません。注目すべきは人間の頭脳でしょう。 シンク・グローバル、アクト・ローカリティという言葉がありまして、環境問題に限らないはずなのですが、この分野ではしばしば引用される言葉です。「広い(世界的)視野でもって、自分の領域で実現しなさい」ということでしょうか。養老猛の本を読みますと、どうも現代人の脳はシンク・グローバルをやると万能主義的に陥りやすい性質があるようですね。ところが実際は人間は動物であり、肉体としての能力と空間的に届く範囲でしか活動できない訳です。その戒めとして「アクト・ローカリティ」と結ぶのでしょう。ところがここで、シンク・グローバル、アクト・グローバルをやろうとしたのが社会主義者なのではなかったか?という気がしてなりません。現代社会でこれをやろうとすれば、食っていけないはずです。まず肉体が持つ「欲」との整合性がとれませんから、自己矛盾に陥り、行き着くところが偽善者なんですね。 地球温暖化について広くこのメカニズムを知ろうとすることは、歴史を学ぶということとその意味において似ている気がいたします。歴史の考察をすればこそ、人類を戦争のない方に向かわしめてはいるが、将来核戦争による人類の破滅が絶対に無いとは言えないですよね。それでも「人類は破滅を避けることができるんじゃなかろか。」と思うわけであります。 地球温暖化は検証可能です。しかし、今後本当にどうなるかは不確定です。これが真実だったとしても「人類は破滅を避けることができるんじゃなかろか。」と思うわけであります。 人は人であることから免れ得ません。 次郎丸 |
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date 2007/7/19(木)08:03 枯山さま 宮本顕治は「日本のこの抜きがたい反共風土」といったそうですが、第1次大戦直後はそうとも思えないところがあり、ロシア共産革命の影響は日本でも強かったと思います。アメリカやイギリスの方がよほど抜きがたい反共風土でしょう。 共産主義を無力化するのは官憲の弾圧ではなく言論の自由でしょう。戦前の特高は、日共を打倒することには成功しましたが、軍部内の社会主義者に政権をとらしてしまったんですね。第3次南京事件の直後、陸軍の建川ら反幣原外交組が、全国で遊説会をやりました。警察は軍人の政治介入として取り締まろうしましたが、陸軍刑法の解釈でつまづきました。それが、関東軍によるテロ、はてはゴーストップ事件のようなことに発展しました。 荒木貞夫は統帥権独立と平時における陸軍刑法の一般刑法への優先を混同していましたが、日共がなぜここをつけなかったのかが疑問です。警察は軍人を取り締まることができないとすれば、軍人を篭絡すればこれほど権力奪取が簡単なことはありません。士官学校に食い込むことなど簡単ですよね。 日共人士が「中共や北鮮の絶滅収容所の存在自体に無関心かつ嫌悪感も持たない」のは、その根強い(文民)官僚意識のような気がします。特高警察と日共がグループをなして、他の世界と対立しているような印象です。石原莞爾は好きになれませんが、この人は優秀な官僚にはなれず、いわば野人です。その意味で革命家です。取り澄まして、マルクス・レーニンなど引用して文章など書いている人間が革命を実現できるとは思えません。 「10人中の8人を従わせるための、見せしめとして2人分の犠牲をあらかじめ織り込んでいる」という計算ができないのが革命家のはずですよね。 別宮 |
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date 2007/7/19(木)08:31 次郎丸さま 過去についていえば、広島・長崎への核爆弾投下より、東京大空襲の方が被害が大きく、第1次大戦の全戦死者より、インドにおけるスペイン風邪の死者がより多く、第1次、第2次大戦の全戦死者よりも共産主義者はより多く殺しています。 端的にいえば、戦争よりインフルエンザ、共産主義の方が恐ろしいと思います。核戦争ごときで人類は滅亡しませんし、地球温暖化も同様です。 グローバル思考で目立つのは『共産党宣言』の「万国の労働者団結せよ」でしょう。これは虚偽です。日本の労働者と北朝鮮の労働者が団結できるはずがありません。またそれを強制するのは戦争という手段しかありません。 グローバル「思考」であって、グローバル「行動」または他国内外政干渉ではないということでしょう。 共産主義者(レーニン主義者)の発想とは、「外部注入」です。つまり自分たち前衛(階級としてはインテリ)が、労働者階級の利害を代表して行動するので、「絶対善」であり、その範囲(政党活動)で、殺人強盗なんでもありという思想です。前衛党(コミンテルン)=共産党が(世界の)労働者階級を代表するという考え方ですから、ソ連に金をもらったところで当然ですよね。労働者から金を巻き上げるのも当然で、暮らしは料亭で豪遊しハウスキーパーに囲まれてといのが日共党員の生活でした。 今でも不破哲三は中津川でハウスキーパーに囲まれて、悠々自適のはずです。この人たちこそ世界を破壊するのに一番近い距離にあるでしょう。中共は、中国大陸を汚染の渦に放り込んでいますが、日共はどうでしょうか? 別宮 |
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date 2007/7/19(木)12:00 気象学は専門ではないですが、地球は長期的に見て寒冷化する方向に向かっています(つまり氷河期)。 |
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date 2007/7/19(木)16:11 さきちゃん様 福田定一はん、大阪外語のモンゴル語出た、あの人どすね。(ほぼ間違いないと思うんどすが、遼ちゃんの本名だけは知らないもんで、ちょっとだけ不安。)あの人も、やはり軍事オタクの一種だったんじゃないかと思います。内容はけっこう中途半端ですけど。 たぶん、町人のほうが、なまじっかな専門軍人よりも軍事好きかも知れませんね。お説のように、江戸時代の歌舞伎なんか、これでもかとやたら強いサムライがでてきて、「暫」のようにハリウッド的アクションを見せたり、あるいはワーグナーの「ジークフリート」ばりに名剣で石手水を叩き切ったりする話がありますが(石切梶原)、本物のサムライがみたら、「んなこと出来るか」と突っ込みも入れたくなったことでしょう。他方、海を渡って現代アメリカでは、文民の代表である大統領自らが戦闘機を操縦して宇宙人の侵略から国を守る映画なんか作りますし、彼らは江戸っ子と民度はそれほど変らないかもしれませんね。 一方、ピザ屋も毎日ピザばかり焼いていれば、家では白いご飯とサンマのほうが食べたくなるでしょうし、イージス艦よりおねぇちゃんのほうが魅力的に感じることもあるでしょう。まァ、そんな中でも自分の専門に対する愛情を失わないのが真のプロフェッショナル、という事でしょうか。 自衛隊も、おもしろいことをやるならば、観艦式もいいけど、東京湾などでもっと派手に大演習、そして模擬海戦でもしてくれませんかねぇ。さらにお台場に大砲をすえつけてぶっ放せば迫力満点。東京中に響き渡ります。(陸自対海自で、お台場前上陸作戦演習とか… フ○テレビが営業妨害だと言い出すでしょうが) で、本当にやるなら、島根沖が一番いいかも。半島は大混乱。2005年の対馬海戦記念にやっておけばおもしろかったのに。 いつもいつも、しょーもないことを書き込みますが、なにとぞご容赦を。 |
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date 2007/7/19(木)21:40 ペルソナングラータ様 さきちゃん様 もうお二人には釈迦に説法でしょうが、八坂神社の御神体はスサノオノミコトです。ですから、元から軍事色はあったんではないかと思っています。 庶民の軍事に対する思慕も全くないわけじゃないと思いますが、主宰実行が八坂神社はじめ卜部某(あ、私も名前失念)の66本の矛進呈に由来しますから、政官の意思も入りまくりですね。 庶民の軍事に対する憧憬と言う点では、日清日露の直後のいろいろなムーブメントをお忘れなく。東京湾での征露大勝記念の観艦式の写真帖と言うのは、それは売れたようで、今でも県庁所在地や政令都市の公立図書館には一冊くらいずつ残っているようです。 それと、福田定一(正しいですよ)元少尉はどうも近代戦が最後までわからなかったらしいですね。旅順の第三軍司令部が後ろ過ぎるとかいう批判、もうとっくに重砲の射程距離は10km以上ある時代に、そんなに寄せたら一発で指揮所壊滅だっつうの。 でもおねいさんもあまりいぢめないでください 困ぺい糖 |
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date 2007/7/20(金)06:04 別宮様 枯山様 お二人の議論を読んでいて、常々感じてきたことなのですが、日本におけるマルクス主義の影響と言うのは、公教育によるとみてよいのでしょうか。 といいますのは、日共、軍部、いずれも官公の関連人士が多いのですが、民間企業経営者にも、統制経済にシンパシーを抱いているように思える人士が多いためです。 今回地震でいろいろボロが出まくっている刈羽原発の東電はかつて同じようなデータ捏造をやって指弾を浴びたことがあります。これ、単なるモラルハザードと呼ぶにはあまりに確信犯的と思え、官公労による関与による社保庁騒ぎにも類似点があります。 日本の社会主義シンパシーというのは正義の仮面を被った出世主義で、下僚が机ですき放題ということなら、類似するお話と思うのですが。 この連中なら2割どころか他全員の犠牲も想定の範囲内とか言い出しそうな怖さを直感ですが感じています。 困ぺい糖 |
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date 2007/7/20(金)07:58 困ぺい糖様、皆々様 福田定一氏の軍事憧憬というのは異様に偏っていますけど、元来中世マニアなんですかね。変にモンゴル語なんかやっちゃったのが悪かったのか、ずれてる理由はわかりませんが。 別宮暖朗氏が、名著「坂の上の雲ではわからない旅順攻防戦」(文庫版アリ、軍事歴史ファン必携の書、未購入の人は書店へ馳せよかし)で説明されておりますが、ボーバンやセバストポリ、果てはモンゴル人の鉄砲好きまで例にだすのはお茶目と言うかなんと言うべきか… 50年の間の技術革新を無視、となると、現在では戦艦大和とイージス艦ぐらいの差でしょうか。(個人的には大和の勝利を妄想したいけど…) 読者のほうにも問題がある、って言えば、ないわけではないですけどね。軍事関係は、あまり専門知識がない私なんかでもそれらしいことを言われると、ついつい「あ〜、そうかもね〜」とおもってしまいます。軍事に縁のない庶民とはいえ、軍事ももっと勉強せねば、サギに引っ掛りますな。(そういう人は、別宮暖朗著、「軍事のイロハ」を買いませう) 日露戦争では絵葉書も異様に売れたそうですね。軍艦については、以前「女工さん」の話でも出ましたけど、「自分らが働いて作った金で買った船」が活躍したわけですから、そりゃ写真集もひとしお売れたことでしょう。祇園祭で、山鉾を自分達の金で買ったペルシャ絨毯等でしこたま飾って、にんまりしていた町衆とそれほど気概は変らなかったかもしれませんね。 祇園さん(八坂神社)の祭神はスサノオなんですが、牛頭天王でもありまして、神さんなのか仏さんなのかよくわからない存在でございます。京都も戦争で都市が全焼する憂き目にあってますから(細川勝元と山名宗全に対して、京都市議会が非難決議を出した、と言う事実は… 無い…)、厄払いにはことさら力も入りますね。 ペルソナングラータ |
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date 2007/7/20(金)08:17 困ぺい糖さま 公教育の影響、出世主義は確かにありますが、それに加え、まともな人間のボケというのがいます。ボケというか「事勿れ」主義というべきかもしれません。 『西園寺公と政局』を読んでいると、時の首相、例えば若槻礼次郎は、「日本の権益が侵害されたり、日本が正しいとして進む時にそれに向かって何等かの反抗をみた場合、その時、剣をとって立つべきである。しかしとにかく(今は)日支親善でやる」といってます。 これを若槻がいったのは、第3次南京事件、済南事件、中村大尉事件と続いた直後です。関東軍の下僚(板垣・石原・花谷)はすでに、机で好き放題始めているんですよね。若槻の「停止条件付日支親善」が誤りであって、英米と組んで(当然その範囲で限定的に)国民党を叩きにいくべきだったんでしょう。北清事変ではそうやりました。 今でも同じで、タリバンやフセインを英米がたたきにいくと、「戦争反対」というのがいますよね。大方は社会主義者ですが、一部若槻のようなボケ政治家が唱和します。こういったとき、一番責任を背負いこむのは軍人(自衛隊員)です。ボケが本来の役割を忘れて事実を隠蔽して、「親善」「友好」とオブラートを被せられたまま、俄かに「剣をとれ」といわれても嫌になりますよね。フセインはともかくタリバン=オサマ・ビンラディン味方は日本の社会主義者と中共くらいしかいません。当時の国民党はタリバン程度です。 そして驚くべきことに、西園寺公望(当然若槻も)はすでに、満州事変3人男の名前を知っており、かつそれを刺したのは社会主義者の鈴木貞一です。3人男も鈴木も陸大卒のエリートです。そして、西園寺は持ち前の自由主義者のカンから南陸相に「(陸軍に)赤がいるんじゃないか」と警告してるんですね。こういったことは今では起きないと思いますが、公安調査庁元長官とか村上ファンド主宰者というのは、元キャリア官僚ですよね。 テレ朝の古舘が「競争社会反対」「グローバリズム」反対といってましたが、「統制主義」「国家主義」に邁進するということでしょう。古舘が叫んでおかしいと感じる日本人が8割であるから、助かっているんでしょうが・・・。 別宮 |
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date 2007/7/20(金)18:02 ペルソナ・ングラータ様 少し前の仕事帰りに池袋の某大型書店で一気買いをしようと思って万札を数枚握り締めていったのですが 自衛隊の台場上陸戦は面白いと思うのですよねぇ 大昔の日本なら旅廻りの芝居一座 |
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date 2007/7/20(金)19:59 ロック様、ペルソナ様、困ぺい糖様、皆様 以前にも確か此方で吟遊詩人のお題が出たやうに記憶しております。 ただ福田さんの小説家としての読者を引き込む力量はやはり傑出したものがあります。 |
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date 2007/7/20(金)22:34 別宮先生、二等兵であります。「ハウスキーパー」といえば、 先日他界した、日共の元祖・本家、宮本氏にも大勢いたのでしょう。 すぐ「共産党」になります。 彼らは無神論者ですので、魂がどうなったか知りませんが、宮本百合子 横レス、下品?な話題で申し訳ありません。先生・皆様ごめんなさい。 |
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date 2007/7/20(金)23:58 二等兵様 下品だ、など、とんでもないですよ。美人のハウスキーパーさんがついてくるなんて、そりゃ、私も共産党員になります。 先日関西ローカルの情報番組を見てますと、中国の汚職官僚の95%が愛人を持ってると(なんと中国当局が統計を取ったらしい)いうことで、「公務員愛人禁止条例」とやらまで作ったとか言ってました。どうせ統計を取るなら、「汚職官僚の割合」の統計を取ったほうが社会にとって有益だと思いますけどねぇ。 やはり、共産主義は素晴らしい。 |