過去ログ51-100

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date 2007/7/21(土)01:29
uname 高城

subject re(2):福田さんについてあれこれ

ロックさま

別宮さまの著書のことだと思いますが、池袋のジュンク堂であれば、結構有りますよ。2階の軍事コーナーだったら、わりとまとまって置いてあります。グーグルや検索サイト等でジュンク堂と打てば、ジュンク堂のホームページに行けるので、そこで別宮暖朗で検索すれば、在庫数や何処に有るかまで分かるので、メモって行けば探すのに便利です。新宿の紀伊国屋書店なんかでも同じことは可能です。最近の大書店には検索システムも置いてあるので、それも結構便利です。本屋で実見して買うときに、先に検索しておくと探す手間が省けて便利なことは多いです。買うことが決まっているのなら、アマゾンなんかも便利ですよ。

高城

52

date 2007/7/21(土)03:29
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(3):福田さんについてあれこれ

ロック様、さきちゃん様、高城様

並木書房の本は(光人社も?)、あるところにはあるんですけど、無いところには無いんですよね… いい本をたくさん出してくれているんですけど。 ジュンク堂はミリタリの品揃えもよくて重宝しますね。ちなみに、私はヒマ人なもんで、本屋では常に店員を捕まえ(詰問して?)、案内させて、どれだけ時間がかかるかを時計ではかって、勝手に点数をつける、という隠れた楽しみを実行しております。

吟遊詩人、今日さすがに絶滅したでしょうか… 欧州でも英雄物語ネタは結構ドサ廻りの劇団などがオハコにしていたらしいですし、シチリア島では操り人形劇みたいな形で残っていたりもしますが(マフィアの島の男達は実は人形好き…)、いくら上手な語り手でも、やはりビジュアルの力にはかないませんね。オペラと映画は最強だったという事でしょう。そして、「語り部」というのは、識字率が上ってしまうと、やっぱり失業ですね。騎士モノは、たいてい従者とかがその当時の一般人的扱いで、色々な階層の聞き手がうまく感情移入できるように作ってあったみたいですけどね。

歴史小説は、先祖は騎士物語、そしてたぶん19世紀オペラ(特にフランスグランドオペラ)の兄弟(夫婦?)、子供は「風とともに去りぬ」系アメリカ映画といったところでしょうね。特にグランドオペラって、「シチリアの夕べの祈り」(ベルディ)とか「ユグノー教徒」(マイアベア)とか、史実のイベントとウソ(たいてい恋愛関係の話)の混じり具合が大河ドラマと同じ作りです。映画なら「タイタニック」みたいな感じでしょうか。

日本の問題点は、お隣にフィクションと史実の区別がつかない人たちがワンサカ存在する事と、某国営放送が大河ドラマと歴史モノ番組と教育放送を全部まとめてミートホープ流合挽きミンチにして作ってる事でしょうか。そういえば、「さかのうえ」ドラマ化、本当にするんですかね。えらいカネかかるだろうに…

そういえば四国松山で、原付のナンバーが、雲の形に変ったとか。(こっちはお手軽な話)

目指すなら、タンホイザーかな。
ペルソナングラータ

53

date 2007/7/21(土)06:07
uname 困ぺい糖

subject 宮本顕治の死

ペルソナングラータ様 二等兵様

ミヤケンこと宮本顕治がベッドの上で死んだことを迂闊にも昨日知りました。
日共自体の退潮が続いていますので、彼が逝こうがあまり影響もないのですが、いずれにせよ、オールドボルシェビキの一人の退場です。

彼のなしたこと、と言う点では、典型的党生活者だったということでしょう。
戦前のリンチ粛清、戦後のテロ関与など、いずれも日共の組織行動の指令の枠の中の行動でした。つまりアナキスト的な天衣無縫とは対極にたつ存在でした。

これは何を意味するかといえば、上が白を黒といえば黒となる、という共産主義組織の内部統制のきつさと個人の自由意志の圧殺と言う側面です。宮本自身が党内での奪権を開始するのも、徳田ら当時の執行部の多くが北京に逃げ事実上軟禁されてからです。

その意味では98年の生涯とは日本の共産主義者の遍歴のすべてといえるかもしれません。

困ぺい糖

54

date 2007/7/21(土)06:19
uname 困ぺい糖

subject re(4):福田さんについてあれこれ

ペルソナングラータ様 さきちゃん様 ロック様 高城様

最近は書店にはウィンドウショッピングと偵察目的ばかりで、もっぱらアマゾン、その他ネット通販派の私なのですが、ジュンク堂は足の便から新宿店によく行きます。一度某新宿老舗の対応の悪さにキレたことがありますんで。

ミリタリー本と言うのもどの本とも同じで店頭の棚確保というのが版元の命題になります。一度お聞きしたんですが、並木さんの場合は、重点攻略対象店みたいなものがあるらしく、そこに集中して発送するようですね。たとえば、神田のグランデなどここでもよく話題にのぼります。

坂の上の雲ですが、脚本家の自殺などイロイロあって先行き危ぶまれたんですが、NHKとしてはどうもやる方向のようですね。今様で大量のCGを使うことになる(さすがにセットで連合艦隊はきついか)とかで、その発注が出たとか出ないとか噂だけは聞きます。

このごろはあまりにバカ臭いのでNHKは見なくなりました。

でも「電脳コイル」みたいな良作もあるのが悩ましい 困ぺい糖

55

date 2007/7/21(土)07:13
uname さきちゃん

subject 慧眼ですね 並びに 豚饅頭

ペルソナ様、ならびに皆様

ペルソナ様の博識慧眼には何時も関心させて頂いておりますが、某国営放送局の大河ドラマとI Vespri Scilianiの共通点については正鵠をえたご指摘です。
時代背景のみを借りてきた上に、其処にミートホープ宜しく歴史的ナンセンスと男女の絡みを添加、最後によく攪拌してPackaging。 唯一異なるのは作者の芸術的センスですか。(大笑)

アカくなつちやつてる製作サイドや、歴史的事実とフィクションの区別がつかない某国の皆さんが作るドラマと云ふのはどうもクサクて魅力に乏しいですね。
Sant’Agataの大地主さんとして後世に残る作品を輩出し続けた天才と比較しちやぁイケマせんが。

挽き(笑)続きお肉の話で恐縮ですが、元空将の佐藤守さんのブログで中国のダンボール豚饅頭について面白いコメントが載つておりました。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/

豚饅頭を食べていたら歯に何かコリッと当たつたさうです……良く見てみると(笑)
別宮さんが以前此方でもご指摘下さつておられましたが、彼の国の屋台で飯など食ふものではありませんね。
China Schoolや中国大好きオジサン/オバサンはやはり奇人と云へませう。

56

date 2007/7/21(土)08:52
uname betsumiya

subject 中共系ハウスキーパー

二等兵さま ペルソナングラータさま 困ぺい糖さま

ハウス「キーパー」ですから、これが中共では女性だけとも限りません。政治局員にはなれませんが、幹部(これは中国語)にはけっこう女性がいます。外国人に面会できる階級だと党員級数は高いとみてよく、運転手付車・外国系ホテル宿泊権・自宅電話・昼ね個室くらいの権利をもっているのがいます。

中国銀行審査部長氏は50歳代女性でしたが、部下数百人で、男の30歳代氏は、「夜伽(鴨という)が大変なのよね」と力説してました。初め「北京烤鴨」(ペキンダック=ベイチンカオヤ)と誤解してグチャグチャになりました。これが東京出張をやると幹事銀行は大変でした。でもその女部長氏は、しんみり「下放されたとき、大変だったのアタシ」とかいってました。

どこの社会でも同じでしょうが、下積みというのがあります。日本共産党も志位クンのように抜擢もあるでしょうが、新聞配達やってる人の方が多数派ですよね。

でも、これは中国銀行本店の話(女部長氏はそのあと、どっかの副市長!に転勤になりました)で、田舎の駅とか銀行支店とかだとグッと気楽になります。唯一の応接間にカラオケおいて毎晩騒ぎ、宿直室にある風呂に入って家族グルミ裸の付き合いです。これで社会保険庁より上のソフトができるはずもなく、鉄道ダイヤと銀行勘定は狂いっぱなしです。そもそも、どうやってGNPを計算してるのかわからないのです。

別宮

57 削除
58

date 2007/7/21(土)13:38
uname ロック

subject re(1):ありがとうございます

高城様  さきちゃん様 ペルソナ・ングラータ様 困ぺい糖様

本屋の偵察のやり方をありがとうございます
今度は二階に突撃してから捕虜(店員)を得て尋問(教えてもらう)いたします
大型店はかなり久しぶりだったので相当迷いました

もう吟遊詩人はおりませんかぁ
ファンタジー世界(今やっているゲームもそうですが)では
一般的なので憧れみたいなものありましたから残念です
オペラや映画はやはり偉大ですねぇ
「西部戦線異常なし」でも見直してみます

歴史物の映画や小説創作云々はヤボなのであまりつっこみたくはないのですが
(芸術や商売なんだから演出もあるだろうよ.....と言ったら興醒めでしょう)
軍服や階級章 戦功章へのつっこみは面白おかしく見たり聞いたりします
深いファンが「この方が面白いのではないか?」と書いた物も面白いものがあったりします
それでも全体の話につっこみを入れたら醒めてしまいますし
そのまま鵜呑みにする傾向がある(私も人の事は言えませんが)のも問題ですよねぇ
史実をヒントに作った物語 と頭の中にいれておけば良いのでしょうけれどねぇ
(忠臣蔵がどうにも嫌いな私ですが)

59

date 2007/7/21(土)13:41
uname ウルトラザウルス

subject 日本のエコノミストにも、

 一国の外貨保有高を家計の貯蓄額と同一視して、「中国の外貨保有高が、日本を抜いた。今や、中国は日本以上の経済大国となった」と吹聴する手合いが出て来たのには、閉口します。
 といいつつ、私も最近まで外貨保有高の本当の意義を正確には理解していなかったのですが……
 経済というのは、本当に実態をつかむのが難しいですね。中国の正確な指標は、経済も人口も、誰にも分からないのが実情でしょう。
 日本のマスコミも、「全人代で今年の経済成長目標はX%と発表された」と「客観報道」ばかりですが、正確な統計の出せない国が、計画通りの経済成長が出せると考える辺り、大躍進当時から全然進歩していませんね。
 私は、アジア株に全然投資していないので(米国、オーストラリア、NZの外債だけ)、中国経済がどうなっても影響ありませんが。

60

date 2007/7/22(日)02:30
uname ペルソナ・ングラータ

subject 気になるあの人

困ぺい糖様、別宮様、ウルトラザウルス様

大事な「男女平等の精神」を忘れてはいけませんね。ちなみに、私には生理的に絶対好きになれない人の超絶対第一位として、中国外務省の報道官のオバちゃん(まァ、そこそこ若い人ですけど)がいるんですけど、あの鼻声を聞くといつも頭がくらくらします。日本に生まれてよかったとつくづく思います。
(ちなみに、この人→ http://japanese.china.org.cn/archive2006/txt/2006-06/14/content_2243489.htm もし彼女のファンの人がいたら、ごめんなさいませ。)

ウルトラザウルス様に対して半ば嫌がらせのようなことを書き込んでしまいますが、数年前のアジア通貨危機のときは、日本も韓国やらあちこちにかなりお金をばらまく羽目になりました。感謝? 東南アジアはともかく、韓国はどうですかね… まぁ、日本にとってはたいしたカネではない!。という事で、もう一回中国や韓国で何かあれば、やっぱり頼られるハメになるでしょうねぇ。嫌な話です。

困ぺい糖さま、宮本顕治死去のニュースを聞いて、ネットで各紙のコメントを読んだんですが、ほとんどの新聞で、「網走刑務所送り」という話は書いてあっても、「何故」がないんですよね(産経だけ「スパイリンチ事件」とあり)。 選挙中だから? だとすると、なおさらちゃんと説明する義務があると思うんですけどね。

相変わらず暴言ばかりの
ペルソナングラータ

61

date 2007/7/22(日)03:31
uname ペルソナ・ングラータ

subject アニメとウヨサヨ随想

困ぺい糖さま、さきちゃん様、ロック様

(すました顔で)「亭主、髪の毛が入ってるよ、これ人肉かい」って、一回水滸伝的英雄気取りで言ってみたいものですね。私ならたぶん即出家して菜食主義者になっちゃうでしょうけど…

福田さんの話に戻りますが、純粋に歴史小説なら良いんですけど、乃木の悪口とか、軍事論や社会批判とか、どんどん本来の小説ジャンルから脱線してしまったのが問題ですよね。(脱線しても、文章力があるから説得力があるのでたちが悪いんでしょうね。某スケベ漫画家の日露戦記は読者置いてきぼり、ブーイングのなか終わりましたけど、ある意味対照的…)

先日、イタリア人の友人が「最近の日本アニメには勢いが無い、つまらん、なぜだ」と言ってきたので、「そういえばたしかに…」と、理由を考えたんですけど、やっぱり「左翼的味付けが薄くなった」のが原因ですかね… サヨ思想は中華料理の「○の素」みたいなもんで、ある意味万能調味料。この万能さに対抗できるのは「うらない」だけですから。(あとから理由付け可能、という点で同じだし。だいたい、我がイタリア出発前には、日本に「血液型占い」なんか無かったぞ。「血液型性格判断」はあったけど。どうなっとるん?)

歴史小説ーグランドオペラの反対のパターンとして、ワーグナー的に「とんでもない設定だけど、普遍的(卑近的)心理分析で、登場人物をそれらしく見せる(深みを持たせる)」というのも有ります。神様が「契約の履行」で悶々、自暴自棄になるとか…(中小企業の社長かい!)こういう風にドイツ系、ワーグナー系劇作術だと、宇宙に戦艦飛ばしたり、汽車走らせたりも出来ますし… やっぱりアニメ向きなんですな。

フランス人みたいに、「愛だ、自由だ、戦おう」だけですむなら、話は楽なんですけどね。

そういうわけで、アニメに関しては、右が良いか左が良いかは、私にも結論出せませんです。

NHK教育といえば、少し前までBBC製作の羊たちの物語のストップモーションアニメにはまっとりました。あの局、紅白やら大河ドラマやめちゃえば受信料半額ぐらいに出来る気がするんだけど… 

ペルソナングラータ

62

date 2007/7/22(日)07:52
uname 困ぺい糖

subject re(1):気になるあの人

ペルソナングラータ様

共産党リンチ事件で宮本は検挙投獄なんですが、あれはどう見ても殺人罪ですよね。どこかで別宮様が憤慨しておられましたが、過失致死にしたのは特高検事がアカだった証拠でしょう。

終戦後すぐ、共産党の選挙運動の一環として彼はマスコミに「獄中18年」を吹きまくり、さもビッグネームのように振舞いました。党内序列が志田よりずっと低い頃ですが、共産党員をパンダか珍獣のように思っていた内外マスコミが持ち上げました。

延安期間組の野坂らとの確執もこの頃からでしょう。

実際のところで、戦後の共産党はコミンフォルムと中共の東京支店のような状況でした。それゆえ、スターリンや中共の思惑とは離れられず、51綱領に伴う武闘路線を巡る党内闘争と言うのも実はコップの中の嵐です。

今だって変わったとは思えません。拉致はいいから戦中謝罪をとか言うのは朝鮮労働通信のハモりですよね。

困ぺい糖

63

date 2007/7/22(日)08:44
uname 困ぺい糖

subject re(1):アニメとウヨサヨ随想

ぺルソナングラータ様

日本の漫画やアニメが育った1960〜1990年代と言うのはちょっと特異な時代でした。当時高校大学の漫研やらで同人誌作りに作品を描いて開陳したとき、決まって出てくる批評が「この作品にはポリシーがある(or
ない)」でした。
このポリシーとはなんぞや?ですが、社会背景がウンタラとかそれへの視座がナンタラとか、覚えたての用語を丁度先生から聞いてきた幼稚園児がママに偉そうに言うようにたどたどしくも並べるわけです。

そして、この時代というのは、日本の社会がもっとも安定感を増した時代でもありました。丁度第3共和制成立後のフランス、ビクトリア朝後期のイギリスに匹敵します。いわゆる成熟した文化芸術花盛りとなっておかしくない時代でした。

ところが、日本人は当時マルクス主義に今以上にシンパシーを持っていました。つまり国が管理してくれる平等こそ公平そのものだと信じていました。宅急便の創始者があこぎな稼ぎをしているように悪口叩かれたのは嫉妬からだけではありません。小口の荷物は郵便かチッキ(国鉄の駅留め小荷物)が一番なんで、それ以外の民間業者の徘徊はいかがわしいと感じた人も多かったのは事実です。
そして、自由な事業家への偏見は最近のホリエモン騒動まで尾を曳きます。

ところで、そんななかで作成されたアニメがこのような時代の雰囲気(多くの人々の考え)から自由でありえるはずがありません。手塚プロの作品、ジブリの一連のものは、同胞愛、圧制への抵抗といった近代人なら誰でも了解できる考えの他に、エリートによる平等社会への指導、同一国民の分断と言うことの肯定も実は含みます。これらが御伽噺のマスターピース、理想のユートピア渇望の中に組み込まれたらどうでしょう?ガンダムの1年戦争ものはそのあたりをダイレクトに映像化しています。あれはあきらかに社会主義者の考える戦争です。
そして、イタリア人、フランス人、そして英米人など、やはり時代の空気の中にいた人々が見て唸るような作品が出来上がるのではないでしょうか。

最近の日本アニメがつまらんのはこういう社会主義空気の呪縛がだいぶ薄れたせいでしょう。事実、1990年大発会暴落以来、皮肉なことに最もダメージを被ったのはこの国の社会主義思想です。なんとかしてくれるはずの国家が実は何でもできるわけがなく、むしろ足かせになっていたということに薄々気付きだしたのが90年代以降現代までです。民主党がまだまだそういう空気読めないのが問題ありなんですが…。

ちなみに今日のお勧め作品は「KURAU The phantom memory」

「シグルイ」のクオリティにはちょっと吃驚の困ぺい糖

64

date 2007/7/22(日)09:05
uname betsumiya

subject re(2):気になるあの人

困ぺい糖さま ペルソナングラータさま ウルトラザウルスさま

為替なんですが、金利差が原因で、円安行き過ぎじゃないでしょうか?円高で儲かるのは、海外旅行にいくOLだけというのが昔ありましたが、どうもピンときません。中国人の給与は不思議なことですが、日本企業が払う(手取り)のは昔から月1万2000円で変わりません。1980年頃は1人民元=70円でした。今、1人民元=16円(公定、ヤミ12円程度?)でしょう。

つまり人民元一人当たりGNPでは4・5倍に成長したかもしれませんが、円ベースで変化はなく、成長したのは人口増加程度です。中国の成長とはこの程度だと思います。

ロンドンの地下鉄初乗りが千円突破で、マクドナルドが500円突破といってますから、為替がおかしいとしか思えません。東京からユニクロをもっていくと「干天の慈雨」だそうです。今の121円は100円程度が妥当じゃないでしょうか?

中国の外務報道官の出す音は、北京的にはいい発音なんですよね。日本は中国語で「リーペン」といいますが、この「リー」は、舌を上の歯に押し付けて、両側から「ウー」というような音を出すということで、この世の女性が出す音としてはなんとも無残な音が完成します。この音を台湾人の前でやったら、軽蔑丸出しで、「それでもお前は日本人か」といわれました。

宮本顕治の予審調書によると亡くなった小畑氏の解剖所見は「頭の重大損傷は左右前部と三方に分かれ、脳硬膜下に2倍鶏卵大、クルミ大各1、ソラ豆大、エンドウ豆大各1の出血があった」とのことです。これを古畑鑑定は(村上・宮永鑑定をくつがえし)、脳の外傷と脳内出血の部位が一致しないことを理由に傷害致死にしました。ところが、小畑氏の遺族の証言によると、眼の中に硫酸が入れられ悲惨な状態であり、解剖所見はそれを隠しています。そのうえ古畑鑑定は検察が、あとから改めて取り直しているのです。また部位の不一致は、毛布の上から鈍器で殴った場合、発生しやすく、今の法医学からすると古畑鑑定はトンデモのようです。大体、硬膜の下に鶏卵2倍大の出血が起きるような打撃を加えて殺意がないなどいえるはずがありません。

ここからは想像ですが、宮本を委員長にしたのはスパイMこと松村です。戦前日共松村時代は共産党がもっとも勢力を伸張させた時代でした。つまり特高が日共を伸張させたんですね。警察・検察は情報操作して、宮本をリンチに仕向けたんでしょう。警察・検察にすれば疚しいところがありますから、死刑にはできず、また刑務所内に入れておけば手駒に使え、現にそうなりました。ソ連が加わった東京裁判で警察・検察は誰も訴追されていません。治安維持法で検挙された日共党員で死刑になったのは一人もいません。そのうえ、戦後になっても特高刑事毛利・宮内などに赤旗はインタビューを組んで、「真相はこうだ」式の記事をものにしています。戦後、憲兵特高の書いた本を読むと、どうみてもアカですよね。

別宮

65

date 2007/7/22(日)10:26
uname 枯山

subject re(2):抜きがたい反共風土

困ぺい糖様

公教育とマルクス主義(社会主義)の親和性という視点は、全く考えていなかったのですが、案外その点は大きいのではないかと思いました。私の体験に基づくもので範囲は酷く狭いのですが、思い当たる節々があります。

小中高で定期に社会問題を話のタネにして授業をしますが、結論は大抵「皆が自覚を持って何々すれば」となるのですが、この結論の下地には必ず内面指導を是とする前提が組込まれており、勢い議題から発生する議論は、長ずるに従い自然と「如何に上手い方法で内面指導をするか」という手段の洗練と「内面指導の為の大義名分」の発見に血眼になります。

これは我国の水田耕作が、長年に亘り水利(総体のパイが不変)に関して大字・小字という集団単位で、時には流血を伴う激しい争いから生じた「平等感覚」を維持するための思考方法の総本山の看板が、近代に入ると儒教から社会主義(マルクス主義)の配分平等観念に取って代わられたのではないかと考えております。

枯山

66 削除
67 削除
68

date 2007/7/22(日)18:25
uname ロック

subject re(2):アニメとウヨサヨ随想

困ぺい糖様 ペルソナ・ングラータ様

私の同人誌製作の体感ではポリシーというのはあまり言われなかったと思います
簡単に「面白ければOK」でした
特に痛快なのは 弱者が圧倒的な強者を努力と根性で粉砕する事でしょう
この辺は妬み嫉みのガス抜きみたいな娯楽とみて良いものだと思うのですけどね

手塚作品はリアルタイムで読んできましたが 当時はあまり思想的なものは感じませんでした
今見るとネームに苦しみ時事ネタを拾ってきた印象が強いです
その意味で当時の世相はかなり反映されているかもしれません
政治や思想の色が濃いアニメとなると私が知る限りでは 銀河○雄伝説くらいですねぇ
(原作者がかなりの中国贔屓ですし 他の作品は好きになれませんが)

日本アニメがつまらないのはわかります 私もアニメに興味を示さなくって久しく
最高のアニメ作品と思っているのは装甲騎兵○トムズのままです

69

date 2007/7/22(日)22:44
uname 軟体金属

subject re(1):石油は安いから

medさま

石油の利点は、使いやすい液体燃料で一番安いという点、ご指摘の通りと思います。

ただ、最近はその安さという利点も怪しくなってきているようです。

というのも、公害対策や燃料効率のさらなる向上のため、徹底的な脱硫やセタン価、オクタン価の改善が進められてきました。
今の日本の軽油の硫黄濃度は10ppm(0.001%)であり、1992年の規制値である0.5%の500分の1まで低下しています。
ここまで来ると、脱硫作業は硫黄分を取り除くというより、燃料中の炭化水素を一旦千切って再合成するレベルに近く、精製時の熱損失も膨大になってきています。
その結果、天然ガスや石炭から液体燃料を作る場合と比べて、石油を原料として軽油を造る利点が失われつつあります。

自分も、石油資源の確保に汲々とすべきでは無く、気にかけるのであればエネルギー供給の総量、
つまり石油が輸入できなくなった場合に石炭や天然ガス、ウランをどの程度使えるかという面だと考えます。

70

date 2007/7/22(日)23:09
uname 軟体金属

subject re(2):地球温暖化?寒冷化?

初心者さま

軟体金属であります。

数年前、スノーボールアース説が話題になりましたが、仰るとおり、寒冷化も人類に対して充分脅威を与えると考えます。
特に寒冷化は、「気温低下→氷床増大→太陽光線反射→さらに気温低下」のフィードバックがかかるので、暴走した場合、止められません。
北回帰線付近、台湾が氷河に覆われたらアウトです。

長期的(数百万年以上)に見た場合、気候に一番影響を与えるのは大陸の配置のようで、太陽光線反射率が高い陸地が赤道付近に集まっていると、寒冷化が進行しやすくなります。

さらに長期的(億年単位)で考えると、太陽活動の増大、プレート活動、地球磁場の消滅、隕石、太陽系外の恒星活動が問題になります。
太陽活動増大による温暖化は防ぎようがありませんし、プレート活動による海水の減少(海溝に吸い込まれる)も防げません。
地球磁場が消滅した場合、バンアレン帯がなくなるため太陽風が直接地球の大気を剥ぎ取っていきます。
巨大隕石は直径100mのツングースカでさえ10〜15メガトンの原爆相当の威力があり、仮に直径100kmの隕石が落下した場合、地球全土がマグマの海と化します。

・・と書き連ねていると、CO2増大による気候変動なんて大きなことでは無いと思ってしまう自分が居ます。

71

date 2007/7/23(月)03:10
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(3):気になるあの人

困ぺい糖さま、別宮様

今朝、テレビをつけるとちょうどK産党の委員長殿が田原総一郎に突っ込まれているところでした。マルクスは真理、欧州的社会民主主義ではなくて共産主義なんだ、とかぼそぼそ言っていて、あと30分余計に寝ておけば、と後悔しました。あの党は戦前から未来永劫まで、体質等、変えるつもりはさらさら無いんでしょうね

今朝のフィガロのニュースでも「中国経済が英仏独をぬいて、とうとう世界第三位だ」とおめでたい記事が書かれてましたが、面白いことに、近頃の環境問題、食の安全等々でちょくちょくテレビに映る中国の田舎(含む北京郊外)は、どう見ても明らかに第三世界なんですよね。水不足の北京近郊の農家なんか、アフリカレベルに思えました。だいたい、毎年毎年ずーッと同じような成長率でGDPが成長する国って、中国以外聞いたことがありません。まぁ、ソ連も粉飾は結構やってましたけどね。

ユーロも暴騰しているんですが、安月給でスーパーの託児所主任(一日たった5時間勤務)をしている知り合いの給料とわが経済力を円換算して色々比べてみるだけで、ほとんど首をつりたくなります。一ユーロ100円ぐらいが適当な額ですよねぇ。 どうせなら円安利用で、日本の家電業界とかももっと欧州に(懲罰?)攻勢をしかけてくれりゃ助かるんですけどね。 欧州の家電メーカーなんか、扇風機の前のロウソクみたいなモンなんですから、全滅するでしょうに。

少し話がそれますが、アカに染まった特高のお話で、「東京裁判の謎」の「検察バカ一代、平沼騏一郎」のセリフ「日本はアカになつた(・・・)」「今では国体明徴論者といっても赤かどうかわからぬ」etcを思い出しました。(私は個人的にはデブ森の直系先祖のような石川人佐藤賢了のエピソードがお気に入りでありますが。)本当に、戦前のオカミの中枢には、ろくな人間がいませんね。

ペルソナングラータ

72

date 2007/7/23(月)04:20
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(3):アニメとウヨサヨ随想

困ぺい糖さま、ロック様

私も、19世紀末のパリやロンドンと比べるなら、(経済成長期じゃなくて)今の日本が非常に近いと思いますね。まァ、自由は大変苦労を伴うモンですから、当時のボヘミアンたちの苦労を現代のニート(ちゃんと苦労している人限定だけど)が、パリジェンヌの自由恋愛の苦労を、今の東京のお嬢さんたちが味わってるんですけどね。(と、プッチーニの「ボエーム」をみるといつも考えてしまう私であります。)

「精神分析」や「性格判断」と、マル系理論は、成立場所、時代が近いというのもありますけど、構造が非常に似てるんですよね。「Aという事象には、実は○○という隠れた事実が裏にあるエトセトラ」で、読者に解りやすく、その気にさせてしまうというか… しかも思春期ぐらいの人間に一番吹き込みやすいネタでもあります。そしてウラがある=深い、と勘違いしやすくなります。しかもドイツ流ですから実証はしなくてもいいので、何を言っても可、なんですね。この最悪のパターンは「陰謀論」なんですが。

この手のメンタリティーは、私の個人的感想として「卑屈」さと直結しやすいと思うんですよね。理論が進行すればするほどけち臭い事を言い出したりするのは右左翼同じで、「アメリカにNOといえるようになろう」とか、「拉致問題で孤立してしまう」とか、よく大人の政治家が恥ずかしくも無く口に出せるよなぁ、と思うんですよ。アニメ左翼も、ご本家マルクス落城のあおりかなんなのか、ネタがえらくセコくなった感じはしますね。(まァ、現在50歳代から30歳代までの世代、結構若いころの教育の影響で脳内がセコイですから、その影響かもしれませんねぇ。他人事みたいに文句言える身ではありませんけどぉ…)

「ハウル」はハズレかなぁと思った私
ペルソナングラータ

おまけ
民○党「二大政党制が大事だと思う人、わが党に投票してください」
社○党「二大政党だけじゃダメだと思う人、わが党に投票してください」
共○党「どの党とも違う党が必要だと思う人、わが党に投票してください」
私  「一党独裁が本当は一番だと思う人。上の三党に投票してください。マンセー。」

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date 2007/7/23(月)09:01
uname betsumiya

subject re(4):気になるあの人

ペルソナングラータさま

佐藤賢了のような社会主義に安住できる人は幸せだったんでしょう。あるマル歴が、南京で2万人を「解決」した佐々木到一の国民党批判について「自分の頭では到底到達できないマルクスレーニン主義の理論体系」と書いているのをみて仰天しました。

ケ小平は「私ゃ、共産党宣言しか読んだことがない」といい、ギネスによると死んだとき、現役世界最古の75年間共産党員の記録を残したそうです。でも宮本顕治はもしかすると争いますか?ただ最後は予備役でなく後備役ですよ。

日本のマルクスレーニン主義者は「理論」で歴史学・経済学の分野で優位にたっていると「真顔」で信じているんですよね。日共は「科学的」社会主義といいますし、あまり日本人の支持をうけないと思われる「教科書問題」にものすごく熱心です。やればやるほどボロが出すんですけどね。

それでは、マルクスレーニン主義と社会民主主義の差はどこにあるかといえば、マルクスレーニン主義政党(共産党)とはコミンテルンの支部を意味していました。当時、ヨーロッパでは社会民主党を名乗っていたマルクス主義・プルードン主義・アナルコサンディカリズムの政党があったのですが、これが本体と分離して新しい政党をつくったんですね。ですから共産党とは、社会民主主義政党の中からソ連の指導に基づいて運動する政党を意味しました。

ところが、アジアでは社会民主党がありませんでしたから、中国や日本ではいきなり共産党がソ連の金でできたんですね。ジノビエフは「日共はヨーロッパの共産党と違って社会民主主義と無関係にでた小粒ながらしきしまった政党だ」といっています(ついでながら、朝鮮共産党は上海でできましたが、ソ連の金をめぐって幹部同士で殺人事件が起きました)。ですから、ソ連共産主義体制の崩壊とは、少なくとも戦前・戦争直後の日共理論が誤りだったことを意味します。これを日共は、驚くべきことに「参考にならない」といってみようとしないんですね。これだけ不真面目だと老衰による自然死をまつしかないですよね。

特高の話ですが、戦後社会党左派の人の話をきいたら、戦中にギロチン社に関係したアナーキストは、明るく豆腐屋をやって、プープー鳴らして「黒旗革命」のビラを配りながら豆腐を売り、なんのお咎めもなしだったそうです。なんでも、アナーキストは振るわないため特高のアナーキスト対策班が解散となり、取り締まりがなかったそうです。日本の縦割り行政もすごいなあ、と思いました。オウムというのもノーマークでしたよね。

輸出ですが、サンヨーが経営不振ということですが、戦後すぐにテレビで「サンヨー婦人」という言葉を流行らせ、母がサンヨーの洗濯機を買って喜んでいたときの顔を思い出します。市場の狭い日本で20万円の洗濯機つくって無理な販売をするより、ヨーロッパでぶんぶん売ればもっと儲かると思うんですが・・・。素人考えでしょうか?

別宮

74

date 2007/7/23(月)10:39
uname ロック

subject re(4):アニメとウヨサヨ随想

ペルソナ・ングラータ様

物語の世界を作る時に裏事情というのは作者にとって自由度が広がる事に繋がります
例えば簡単に 第四回十字軍遠征を舞台に選んで ジェノバやヴェネツィアの商人との交渉
同じキリスト教国への攻撃の裏にヴェネツィア商人の影
教皇の怒りとビザンチン帝国の継承問題に手を伸ばさせようと図る貴族と商人の陰謀
コンスタンティノープルの陥落(ニケタスも登場)
ジョフロアとベネツィアの陰謀と隠ぺい工作
ヴェネツィアが地中海で優位に立ち一番得をしたように見せれば それっぽく見えてきます
史実を見るというより史実をネタにして面白おかしく見せるわけで
この辺はマル系理論というよりは 忠臣蔵的なものと思うのですね
吉良が悪人で意地悪く陰謀好きでなければならない理由でもあります
ベニスの商人シャイロックも同じかもしれません
スケープゴート的なガス抜きの娯楽かと思うのですよね

ただ こういった物語を元にして論理を構築して現実社会の批判をしたり
歴史を覚える(私も人の事はいえませんが)のはダメでしょうね
あくまで娯楽と割り切る必要がありますが
何かのエピソードを見て歴史に興味がわくのもまた良い事かと思うのです
ただ史実だと都合が悪い人達や勢力は必ずいて サヨウヨもそうですが韓国や中国ではその傾向が強い
誤りを指摘されると怒り狂った挙句に無視を決め込む
真実を探求する姿勢は全く見られず 利用する事しか考えていないように思えてならないのです

75

date 2007/7/23(月)12:42
uname SLEEP

subject re(4):気になるあの人

ペルソナ・ングラータさま

家電の話で思い出しましたが、なぜヨーロッパでエアコンが普及しないんでしょうか?やっぱり金持ちは夏場はバカンスに行って、貧乏人は買わない(そんな金があればキャンピングカーでどっか行く?)ということでしょうか?いくら湿度が低いと言ったって暑いもんは暑いと思うんですよね。こじつけのようですが、サルコジ圧勝の流れでバカンス短縮、労働時間延長ということになったらエアコン売れるんじゃないでしょうか?ちなみに欧州で活動してた元自転車選手いわく、日本人よりは暑さに弱いということですが(当たり前か)

サンヨー頑張って欲しいですよね。プロ野球なんて誰も見てないんだからオールスターからさっさと撤退すりゃ良かったのに・・・
ツールドフランスの生中継でサルコジさん見ましたけど、エリート臭さとか頭のよさが表面に出ないナイスガイでした。小泉さんや現ブッシュ大統領に似てるかも。

SLEEP

76

date 2007/7/24(火)09:28
uname med

subject re(2):後部座席の広いスポーツカー

Sleep様、

現在の安倍政権が、小泉改革スポーツカーの後継である事をどれだけの人がおぼえているのでしょう。

郵政で党に違反した人間を復党させた辺りで、スポーツカーでなくなってしまったように思います。
でも、だからと言って朝日新聞が味方になってくれるわけではないのですが。

また、媚中外交が始まったらどうしようかと。

med

77

date 2007/7/24(火)09:38
uname med

subject re(2):石油は安いから

軟体金属様、

エネルギー総量で考える、というのに賛成します。

で、
水力は限界で、
風力は場所が限られ、
太陽光はコストが高く、・・・

結局、現行の石油と天然ガス・石炭を補完出来るのは、現状では原子力だけですかね。
反対運動が理性的に成れば、原子力のコストも下がると思いますが。

med

78

date 2007/7/24(火)09:58
uname med

subject re(5):アニメとウヨサヨ随想

困ぺい糖様、ロック様、ペルソナ・ングラータ様、

ガンダムファーストの戦争は確かに指摘されてみれば、社会主義者の考える戦争なのかもしれません。
でも、まだ「体制」対「体制」でした。

昨今のアニメは良く判らないのですが、話だけ、というかあらすじだけ読んでいると、「テロリスト」が主人公とか英雄になっているのが少なくないように思います。
この辺り、困ぺい糖様が詳しそうですが。

友人によると、ソ連崩壊の影響で混乱しているとのことでしたが。
でもアメリカ型体制に反対する方便として、テロリストをヒーローとするのは、・・・。

人気が低迷するのも判る様な気がしますが。

med

79

date 2007/7/24(火)21:38
uname ウルトラザウルス

subject 地球連邦政府が存在していない

 オープニングでは、「サイド3は、ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対し、独立戦争を挑んできた」のだそうですが、ジオン公国は公王もいれば首相もいるし、議会も存在するのですが、地球連邦はというと、軍以外何も存在しないのですよね。
 ただ、南米ジャブローに連邦軍本部があって、レビル将軍が総司令官となっているけど、政府なしで戦争できるんかいな?
(そういえば、ヤマトも、パート1では地球連邦政府が出て来なかった)
 それとも、連邦首相(?)と、総司令官をレビル将軍が兼任していたのか?大戦末期のフィンランドじゃあるまいに。
 まぁ、大戦突入直前、有力な文民政治家の急死で、軍総司令官以上の存在意義を要求されてしまうことになったスイスのアンリ・ギザン将軍のような立場にあったのかも知れません。(唐突に思い出した『アルペンローゼ』。ギザン将軍という名リーダーを最初に取り上げたが、少女マンガだったというのが、何とも)
 軍部独裁(?)で戦争ができるという、日本人らしい戦争観がいかにも日本的なのかも知れません。(それ言ったら、米国のSF映画だって、似たようなもんかも知れませんが。軍だけで、クリンゴン帝国と戦争を延々と続けるスタートレックとか)

 例外は『太陽の牙ダグラム』くらいでしょうか……

80

date 2007/7/24(火)23:09
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(5):気になるあの人

別宮様、SLEEP様

アナルコ豆腐屋、って言うのも嫌ですねぇ…(豆腐爆弾炸裂、とか…) でも、日本人はアナーキズムは生理的に嫌いですから、流行らないのは仕方ないでしょうね。おとなりの国は、無政府主義と共産主義のミックスレシピ(全体主義なのに「おらがムラに官憲は立ち入らせねぇですぢャ」国家?)みたいなもんで国を治めてますが、これこそ参考になりませんよね。それにしても、インタビュー聞いてると、志位どんにとってはソ連崩壊後、中国が世界唯一希望の星のようでしたから、この方向へ進むつもりかもしれません。

ヨーロッパの家電ですが、ドイツ事情はしらないですが、伊仏ではとにかくみんな家電に対しては異様にケチです。ドアが完全に閉じない冷蔵庫を使い続けてたり(おかげで一週間に一回霜取り。電気代の事を考えれば、買い換えるのがお得なのに… これが、私が始めて欧州暮らしを始めたときの大家)、30年前の白黒テレビが生き残っていたり、とか… 電子レンジはまず見かけないし、テレビも一家に一台しかなかったりしますし。長い間保護貿易やりすぎた反動ですかね… 良いモノをどんどん入れれば、売れると思うんですけどね。

家庭クーラーは、やっと最近普及し始めました。松下とか結構人気ですが、ただ欧州系(実質中国製)や韓国系と比べると結構高い目です(今年は円安でどうなってるか知りませんが)。問題は、イタリアは、フランスやスイスの原発から電気を買ってるのに夏はすぐ大停電の危機におちますから、これ以上エアコンが売れると恐ろしいことになるでしょうね。東電はこの夏、大丈夫ですかねぇ…

サルコジ氏は、年代は安倍氏と同じぐらいなんですけど、言語能力にはかなり差がありそうですね。内閣にどんどん女性を入れたりしてますけど、目立つ事での演出が異様に上手かったりとか、小泉前首相に近いタイプかもしれません。心配なのは、安倍ちゃんと同じくみるからに「テールエンドチャーリー」(別宮様に教えてもらった単語、使わせてもらいました)してる英国のブラウン首相でしょうか… 

今日のニュースで、ベルギーの次期首相(ほぼ間違いないらしい)が「国歌を歌ってください」といわれて、仏国歌マルセイエーズを口ずさみ大顰蹙、なんていうのもありますけどね… (フランドル系の彼に、フランス語でインタビューという時点で、セコイ面もあるんですが) 
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081185228743.html

ペルソナングラータ

81

date 2007/7/25(水)08:33
uname betsumiya

subject re(6):気になるあの人

ペルソナングラータさま

アナーキストの話は小林一(係累の方はいないとされていますが迷惑はかからないと信じますが)のことで、この人は小学校も出ず、まったく字の読み書きができなかったようです。それでも1921年にワシントン会議に対抗してソ連がモスクワで開催した極東勤労者大会というのに出席しました。そこで日本人の中で唯一レーニンに声をかけられ話したそうです。よほどウマがあったんでしょうね。

そのあと徳田球一(こちらは沖縄出身の弁護士)と金のことで喧嘩になり、青山墓地で決闘をやろうということになり、徳田がへこんだそうです。小林は浅草の4畳半勝手なしに同志3人で住んでいたそうです。そこに大杉栄と子供をつれた伊藤野枝(この女性はシュールな雰囲気です)が泊ったとき、野枝は寝返りをうてず、子供かばい手で、朝起きたとき腕が痺れて動かなかったそうで、「いい加減にしてください」といったそうです。

小林も尾花うち枯らして戦後すぐなくなりましたが、社会党の鈴木茂三郎や戦前の無産政党関係者が集まって葬式は盛会だったようです。そのとき鈴木から頼まれた大財閥の人から豆腐屋の話をききました。たいした話ではないんですが、戦後長い間、社会党というのはアナーキストから自民党左派まで幅広く受け入れていたんですね。極東勤労者大会にはそのころマルクスレーニン主義をいっていた山川・荒畑というような人は出席してません。官憲の弾圧を恐れたようですが、その後の共産党をみると志位クンのような白い手袋ばかり目だって、小林のような男は受け入れなくなりました。これじゃ革命はできませんよね。

でも、昭和22年国会で唯一、GHQ現行憲法に自力防衛が不可能になるといって反対した共産党が今「平和憲法を守ろう」とかヤワなことをいうのは、国際共産主義運動のために死んだ同志に申し訳ないと思わないんでしょうかね?徴兵制こそ労農革命に絶好の機会を提供するんですけどね。

イギリスでも家電は振るわないですね。掃除というとけっこうモップやハタキ・チリトリ出してきますよね(小学校の掃除を思い出します)。一戸建てだと家事部屋があるようで、洗濯機と十九世紀タイプの乾燥機はあるようですが、パンもオーブンに放り込み、お勝手に家電製品が見当たりませんよね。日本にきたイギリス人は電子レンジはさっぱりわからなかったようです。シカゴのおばさんが飼っていたネコが雨に濡れ、電子レンジに入れ乾かそうとしたら、「ギャー」と吠えたという笑い話は知っているようですが・・・。

ベルギーの首相の件はうしろに英独人(アングロサクソン)のシニカルな目があるような気がします。電子レンジの話も必ずシカゴと限定されてますから、絶対ポーランド人の中世的生活を皮肉ったに違いないと思います。フランス人がオリンピックの水泳に金メダルをとれるはずがない。カエルが魚に勝てるか?とかいってますから・・・。でもイギリス人がディナーでロウソクなぞつけて暗闇で食べるのは勘弁して欲しいと思います。ローソクより蛍光灯の方が地球に優しいだろ、コラという感じです。でも小泉前首相が宮中三殿の儀式に招待され(首相だけ)、あたりを見回し「うす暗いな」といったところ、侍従長に「シッシッ」といわれ、「どうもどうも」といったようで、気分がすぐ口に出ちゃいけませんよね。

別宮

82

date 2007/7/25(水)20:15
uname ロック

subject re(1):地球連邦政府が存在していない

mad様 ウルトラザウルス様

漫画やアニメは勧善懲悪物が多かったのですが
これは見る側が理解しやすかった為と思われます
それは大昔でも同じで吉良は殺されねばならないほどの悪人にならねばならなかった訳です
戦後の作品として悪役にするならどんな人達が適任でしょうか?
自分より立場が上であれば誰でも悪役に適任だったのでしょう
当然 立場がすごく上なら多くの人の立場は下になりますから感情移入しやすい
そして立場が上=吉良側 立場が下=浅野側で分ける事が可能です
元々物語の創作ですから罪悪感などありません あるのはネームを出す苦しみか楽しみでしょう
妬みからくる感情で適当に「犯罪」をでっちあげて「討たれてやむなし」にして
物語中でばっさりやってしまえば快感で妬みの感情もかなり抜けるでしょう
「悪りぃ奴ぁ畳の上じゃ死ねねえものよ」ですっきりです
そういった意味では今でいう風俗ヘルスに近い物かもしれません
ではこれが 思想に連なるものか というと
妬みの感情が思想として織り込まれているわけですから 当然思想的な臭いはすると思いますが
もっと根源的な人間の負の感情かと思うのです
時代が現代に近くなると 完全な悪人となると相当無理をして悪を作らねばならなくなります
(日本軍が連続婦女暴行殺人集団だった というのはかなり無理があるのと同じです)
勧善懲悪もガス抜きには不十分となってくるので 娯楽としては快感が薄れ工夫せねばならなくなる
「とんでも無い事をしたが 俺がお前の立場だったら同じ事をしたかもしれない」的なものになっていきます
例えば 魚を咥えたドラ猫を追いかけていったら 子猫がいてドラ猫が人間を威嚇しているなどです
人間の食に余裕があれば 子を守る親の気持ちが伝わって涙の一つも出るかもしれません
(追いかけた人間も食料難でしたら互いの生存をかけた戦いになるかもしれませんが)
そして本命になりますが 地球を背にして一歩も引かない満身創痍の旧式戦艦が登場です
矢折れ弾尽き 致命傷を負っても尚立ち上がり絶命の瞬間まで戦おうとする男の姿は
どんな国どんな人でも感動を禁じえないでしょう 有り得ない事ですが有り得ないからこそ夢物語の出番です
多様な国で同じような物語 騎士が姫様を守りぬく的な物語はありますから
わかり易いわけで 多くの人に感動(当然感動しない人もいるでしょうが)を呼び起こします
当然 さすがはプロという感性や技術があって初めて面白い作品になると思いますが
最近はみんな既存の手法で満足してしまったり 試行錯誤中で失敗続きなのかもしれません
新たな発見 というか潮流のようなものに乗り切れていないのかもしれません
そういう意味では某エーファや銀○伝は 正攻法というより奇襲だったのかもしれません

どんなに言いたい事や表現したい事があっても ウケなかったら0です
「作品として高い評価を得たが興行的には失敗だった」は要約すると「つまんねぇ」です
最近のアニメは何か勘違いをしているように思う時があり
「俺達の○○を見ろ」的なところがあります 芸術家やアマチュアならこれで良いかもしれません
芸術家は芸術を目指すわけですから漫画やアニメとは根本から目指すものが違います
背景などには優れた芸術性はあるかもしれませんが あくまで主役は物語です
アマチュアは採算度外視で商売の概念がありません でも楽しい活動ではあります
両方ともに立派な活動ですが
「俺の○○を見ろ」とくれば見る側としては
「ふーん.....だから何?」で
作者の言いたい事等は見る側にとってはどうでも良い事で見て面白ければ良いだけです
そしてそれが一番難しく それを探し出すのが感性や勘でしょう
少なくとも「楽しければ うはw おk」が現実でしょう
その意味でウケた作品は みんな勝ち組でしょうから
思想というよりは 視聴者の求めるものに応えて 楽しませた結果と見た方が良いと思われます

余談ですが
オデッサ作戦前に連邦軍の将軍が寝返りを画策して主人公に暴露されますよね
これもおかしいものです

83

date 2007/7/25(水)22:56
uname 国民自由主義者

subject re(1):ドイツ絶滅収容モデル

枯山様
レーニンの著作を読むと、西欧の民主主義(選挙制度等)に対する軽蔑罵倒等、
「わが闘争」に類似する表現が多いのに驚かされます。「帝国主義論」がヒトラーの
反ユダヤ主義の起源であることは、別宮様の著作で明らかにされていますが、ロシア
ポリシェビキのドイツにたいする政治や文化の広範囲な影響は、疑いないのでしょう。
 レ二・リーフェンシュタールの「意思の勝利」は、ロシアアヴァンギャルドと初期
のソビエト映画の影響なくしては、存在しなかったのでは?日差しを浴びて影を作り
ながら街路を行進する兵隊のシーンは、ロドチェンコの影響なしには考えられない。
 ドイツとソビエトの政治的、文化的親近性はいまだ、暗室の世界なのでしょう。
特に日本の学界では。
国民自由主義者                     

84

date 2007/7/26(木)03:47
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(7):気になるあの人

別宮様

日本のアナーキストについては、恥ずかしながらよく知らないもので、とても勉強になりました。ありがとうございました。記憶違いかもしれませんが、たしか大杉栄でしたか、子供達に変なヨーロッパ風の名前をつけていて、「森鴎外か!」、と、思いました。ムッソリーニの両親もそうですけど、アナーキストって面白いですね。(まァ、笑い事ではないんですが…)

ちなみに、ムッソリーニの父親は元来アナーキストというか左翼で、家の床下に赤旗を隠し持ちながら、表では「飲んべぇ協会」とやらを作ってその緑の旗「働きながら生きる、戦いながら死ぬ」を振ってたらしんですが(赤旗はご法度だった)、最初は鉄を打ってたのに、嫁さんのオバサンの遺産が転がり込んでからは愛人作って、土地を買って地主生活、奥さんが死んでから(1905年)は駅前の一等地に飯屋を開いて愛人とブルジョワ的に景気よく生活していたため、怒った地元の共産党員からグループを追い出されたとか。(A.Spinozaのムッソリーニの伝記の記述による)

英国にも家事用の部屋があるのですか。イタリアでは空気が乾いているので乾燥機はまず見かけませんが(勝手に乾くから)、大きい目の家にはこの部屋があります。無い家だと、洗濯機がなぜかキッチンの流し台の下にあったりして、理解不能だったり。(まァ、家事をいっぺんに出来て便利ですけど…) そういえば、確かに掃除機もまず見かけませんね。オーブンもガスオーブンで、つい気をぬくとパンが炭化していたりとか… 完全に20世紀文明を侮辱してますよね。

とにかく、Made in Japanの実力を心底味あわせてやる必要があるでしょうね。現在はさすがに輸入障壁は無いと思うんですが、海外の小商いは日本メーカー、嫌いでしょうかね。まぁ、伊仏では自動切符販売機も使えない人が結構いますから、「こわれた」とか変なクレーム対応が大変かもしれません。(台湾新幹線はフランス製券売機を使って、早速故障してるみたいですけど、どっちが悪いのやら…)

ペルソナングラータ

85

date 2007/7/26(木)05:19
uname 黒田長政

subject 閑話休題

別宮さま

司馬遼太郎は何かのエッセイで、「自分の見た夢を語るのは狂人のすること」と書いていました。

佐賀在住の友人から、オマエはまだコレを読んでいないはずだ、と、司馬遼太郎の『歳月』を手渡されました。

司法卿・江藤新平の物語です。

この本を読んだ数日後、夢の中に司馬遼太郎があらわれました。

私が92歳の祖母にすすめる様に、司馬氏に養命酒を差し出すと、言葉を発せず、手を小さく横に振り、

ウイスキー(水割り?)を飲みはじめました。私も司馬氏も無言。

で、目が覚めました。話はこれだけです。

別宮師は司馬遼太郎批判もされるのですが(坂の上の雲)、大阪人の東京に対する距離感がある、と言われてましたね。

司馬作品の良い部分とはどこでしょうか?

黒田                  駄文失礼

86

date 2007/7/26(木)08:36
uname betsumiya

subject re(8):気になるあの人

ペルソナングラータさま

イギリスで不思議に思うのはスーパーを除くと電気屋がありませんよね。街中にショーウィンドウがある小物屋(置時計・カメラ・ウォークマンの類)はありますが、インパキ系と看板犬がいて入りにくい雰囲気です。

そのうえブランドを気にしませんけども、これやはりお金がないからでは?正札も日本より3割程度高いですし、200ボルトでビリビリすると相当のショックです。買わなくて20世紀を愚弄して、19世紀に生きるという生活でしょうか。食事もイモと豆をやたら多用しますし・・・。

日本のメーカーは、代理店選びがまずいのでは?寄ってきて、金の要らない人ばかり選ぶんで、みなユダヤ人になっちゃうでしょう。ニッサンのイギリスの代理店はかつて大儲け、駐在員は貧乏してるのに、このシャイロック似のおじさんは、金を湯水のように使う方法とかのテレビ番組に出てました。すると脱税で警察につかまり、ニッサンは怒って契約解除、訴訟になってグチャグチャでした。大体、ダットサンやめちゃ駄目ですよね。コカコーラが社名変えるようなもので、失敗例の代表でMBAで教えられています。

日本のメーカーは製品はいいんでしょうが、それは理科系の話で文科系はカラキシ駄目です。戦争で負けて帰ってくるのも、大体文科系です。志位クンは理科系らしいですけれども・・・。金融などバカやって、競争の枠にも入れません。すぐ、他人の真似するから駄目なんですよね。業績悪くなると、同業他社にまず電話したりして・・・。

ムッソリーニの父親の話は初耳でした。鍛冶屋で女教師と結婚し、そのオバサンから遺産が転がり込むというのは「逆玉」の極みですね。イタリア人の好みはわかりませんが、ベルルスコーニがもてるとは?と思った次第です。

別宮

87

date 2007/7/26(木)08:53
uname betsumiya

subject re(1):閑話休題

黒田さま

司馬遼太郎作品のいい点は全体を読了して違和感がなく納得できることでしょう。これはなかなか難しいものがあります。例えば、歴史家の井上清は散々日本の悪辣な点をあげ、中国をもちあげますが、今の日中の人民をみて、どちらが幸せか考えれば、井上の答えが納得できないのは明らかです。

そこは本当はそうじゃない。島根県の漁師で、みろ不幸な人がいる、といわれても納得できるものではないでしょう。

『坂の上の雲』については、筆者は歴史小説ではなく、全部史実に立脚していると書いています。この考え方に噛み付いています。というのは、史実というのは「その道の権威」にきいてもわかりません。史実についての見解は構いませんが。近代史の井上清に昭和天皇の行跡についてきいても無駄でしょう。司馬遼太郎の第1の失敗は海軍についてゼネラルワークスの条約派的な人にきいて史実と思い込んだことです。

この範疇に入らない、戦国時代の本などは読み物として楽しく読めると思います。

別宮

88

date 2007/7/26(木)22:09
uname 困ぺい糖

subject re(2):閑話休題

別宮様 黒田様

司馬も神戸商船でマル教育を受けたクチですから、どうしても司馬「史観」はその枠から逃れることが出来ませんでした。

彼のエッセーに土地本位制度批判というのがあり、日本中で土地の取引のヒートアップが現代の退廃を招いたという主張です。しかし、不動産取引の自由の制限とは、所有権の制限、国有乃至は特定所有者への一極集中にほかなりません。民心の堕落と言う意味なら、隷属関係の肯定にもつながるこちらのほうが罪が重いでしょう。
でも、時節柄、例のバブルの地上げ騒動が喧伝されたころの所論ですから、人に受け易いという点ではこれほど受け易いお話もありませんでした。日銀三重野が総量規制で鬼平とか新聞で提灯されていましたから。

かれの才能はテーマごとの主張をまことにわかりやすく言語化することです。これはプロの作家中唯一だったでしょう。

近代史理解における海軍善玉説は聞いた相手が旧海軍省連中が多かったからでしょう。黛治夫なんかに色々聞いてちゃ、近代砲術史への理解はかなりおぼつかないものがありました。

困ぺい糖

89

date 2007/7/26(木)23:25
uname 遼馬

subject re(3):閑話休題

 黒田様、別宮様

 皆様、いろいろレスをつけて頂いていたのに、すいません。忙しくしていると、あっという間に時間がたちます。

 横入り、失礼します。司馬遼太郎の大ファンではありますが、歴史に関しては、デタラメと言っていいと思います。
 戦国時代の話も本当かどうか眉唾です。例をあげればきりがないのですが、義経の騎馬戦法を世界史初とか書いていたりして、なんだかすごいです。

 素人でさえ、膨大な間違いがわかるのですから、恐らく、本文の中身もかなり偏っていると思って間違いないのではないでしょう。

 それと小説家としての才能はまったく別物でしょうから、非難するのは間違いですが、小説とは関係のない所の解説がデタラメなのはどうにかして欲しい所です。

 それはそれとして、司馬の魅力は、主人公に感情移入できる所ではないでしょうか? 個人の行動原理としてはすごく納得できる書き方で、歴史的にデタラメかどうかなんか些細な問題に思えるぐらいです。
 最後の将軍とか、土方とか、普通ならかなり感情移入しにくい人物を、身近に感じさせる筆力は圧倒的です。

 司馬遼太郎の歴史小説の正誤表をだれかつくって欲しいです。ここが変だよ司馬遼太郎。なんて本を愛情たっぷりに書けば、そこそこ売れないでしょうか?

 

90

date 2007/7/27(金)09:24
uname betsumiya

subject 「砂填弾」

困ぺい糖さま 遼馬さま

黛治夫から阿川弘之まで、旧海軍士官の書くものは「自分の経験」から結論を出し、全般にあてはめますから、大体おかしくなります。機械モノ勝負ですから「おしなべて正しい」と思い、統計的に処理することができないんでしょう。例えば、新薬がある人に効いても、薬効があるかどうか証明できません。

同様に、重巡利根がガンビアベイを撃沈できたからといって、アナログ砲術艦隊が、空母機動部隊には勝つとは限りませんよね。ただ黛治夫がこれを真顔で主張したことについて、司馬遼太郎は、感想は書いていませんが、フンフンと聞いたと思います。黛は砲術の専門家ですが、第二次大戦の海軍戦略については「聞いても無駄」と思ったのかもしれません。では黛が、日露戦争の砲術についていうことが正しいか?司馬は正しいと思ったんでしょう。私は賛成できませんけど。

なぜかといえば黛は、三笠以下戦艦主砲の砲弾から下瀬火薬を抜き、砂を詰めれば、もっと簡単にバルチック艦隊全部簡単に沈めることができた、と書いています。こんなことは有り得るはずがありません。黛の論拠は、「203高地からの射撃で、28サンチ砲(11インチ)で、旅順艦隊の撃沈に成功した」→「徹甲弾(黛は28サンチ砲弾を事実上徹甲弾とみなした)でかつより初速の速い艦砲であれば、間違いなくロシア戦艦を撃沈できる」→「それであれば榴弾から徹甲弾にすべきであり、重量を増やす(じっさいには増えないが)ため砂を詰めろ」でした。

論拠の方はわかりにくいですが、「砂填弾」は駄目と、現代人にはすぐわかるでしょう。なぜかといえば、それなら初めから、砲弾重量・装薬・砲弾先端を調整した砲弾、つまり海軍徹甲弾をなぜ東郷は使わなかったんだ、と疑問をもつからです。

黛・阿川・司馬に共通しているのは、その強烈な「青年史観」「外(白)人コンプレックス」です。日本人の中では老人より青年(自分たちの世代)が常に正しく、日本人は白人に相当に遅れている、という信念です。戦争で負けたことがコンプレックスにつながり、青年は旧弊な老人より正しいが太平洋戦争につながったんでしょうね。一種の「姥捨て思想」で、日本海側雪国特有の進歩史観です。司馬だけライン外ですが。

ともあれ3人(おそらく太平洋戦争勃発時の海軍士官の大半も)とも、東郷平八郎より、若い世代、太平洋戦争を始めた人物群、山本五十六などが優秀と信じていたことが特徴でしょう。

別宮

91

date 2007/7/27(金)15:55
uname ロック

subject re(1):「砂填弾」

別宮様

横からになりますが 感謝と共に投稿します
阿川○之の作品は一応読んだ事がありますが 必ず何処かに穴があります
小説であるなら味として楽しめますが理解に苦しむところもあります
以前は開戦までに至るまでの「雰囲気」みたいなものが海軍にはあったのでは?と
かなり漠然としか認識できませんでしたが ここでお教えいただき おぼろげですが見えてきた気がします
(個人的な事情ですが まだ別宮様の著作を読んでいないのは心苦しいです)

私が読んで一番目立ち共通していた疑問は
東郷さんや乃木さんの評価が低い事です
いつもこれに違和感を感じていました
確かに 外交的な優位を保ち 戦力を揃え補給整備を完全にして
現地指揮官の意のままに動かせるようにする方が大切ですが
現地で勝利を掴んだのは東郷さん達のはずなのですけどね
後方で支えていた人達の「俺達も見てくれよ」
という意味なのかもしれませんが それにしてはやりすぎな気がします
戦勝の妬みでしょうか?

機関部の士官の件(一系問題?)で東郷さんが怒って邪魔をした みたいな事も言われますが
普通に考えてみても
機械を扱う事と戦う事は全く別の知識 技術と才能が必要ですから
機関から上がってきた人とは別にするのは当然と思うのです
ただ彼らの地道な努力も必要なわけで それを見る事も必要だったとは思います
統一するより 金銭や名誉的な物に置き換えても良かったかもしれませんし
東郷さんも言い方が悪かったのかもしれません
(言われたとされる人達からの視点ですから その分割り引く必要はあると思いますが)

ワシントン条約の件は用兵側としては受け入れがたいかもしれませんが
88艦隊の推進者だった加藤も十分わかっていて条約に賛成したものだと思いますし
東郷さんも「加藤が言うなら」で了解したものと思われます
ただ この条約での最大の問題点は保有戦力の比率ではなく
日英同盟の更新をせず四カ国同盟になってしまった事かと思います
(米国は日英同盟に相当警戒していた事が窺い知れます)

どんな英雄でも神格化してはいけないのは良くわかります
でもこれもおかしいのですよね
自分達から見て神様のような人だから改革が進まなかった と表現されますが
運用上 どうしても必要なら東郷さんが何を言っても強硬に主張し推進すれば良い事です
相手を神様と認めた上で悶々としているからそういう事になるわけでしょう
最初から気負けしているわけで それでは何を言っても東郷さんを納得させられないのでは? と思います

92

date 2007/7/28(土)06:44
uname 困ぺい糖

subject re(1):「砂填弾」

別宮様

メカものの難しさは格言「○○とハサミは使いよう」にあるとおり、使う人間の考えによって効果に違いだ出る点です。

黛が利根アナクロ砲(しかも命中率あんまりよくない)で空母を沈めようとしたのは確かなことですが、もし、空母以外の巡洋艦がたむろしていたらどうする?という視点が彼からはあきらかに欠落しています。

砂填弾の話しは笑えるところですが(砂と鉄はどっちが比重大きい?とか)、少々考えが偏頗すぎると読んだ当時思ったものです。あげくに空母機で真珠湾に行った山本五十六は愚将だ、俺なら日本の内庭で艦隊決戦だ、です。
その根拠も、かいつまめば、俺の言うとおり砲撃すれば間違いない、ですから、どこをどう突っ込んでよいやら。

たぶん、仰るとおりに司馬もこの時点で引いちゃったんだと思います。

対米(白)コンプレックス、青年の主張は日本のある程度の知識層にとって共通項と思います。最近も空自の次期戦闘機候補を機密保持上の懸念から米議会が輸出不許可にしましたが、考えてみれば日米関係は同盟なんですから、日本の抱える機密をアメリカが第3国にばらしちゃうということも想定できるわけです。従来のコンプレックス派反米はアメリカにしてやられることばかり心配して、こういう視点からネゴしようと言う気がないようですね。
でも、最近はイラクに行った陸自の幹部が反米傾向でたりと、少し懸念すべきこともありますね。

困ぺい糖

93

date 2007/7/28(土)08:56
uname betsumiya

subject re(2):「砂填弾」

ロックさま 困ぺい糖さま

ワシントン条約については、艦隊でも山東利権返還でもなく最大の問題は、ロックさまご指摘の通り日英同盟廃棄問題です。

外交では、大国外交と小国外交は完全に違います。ヨーロッパの英仏独墺伊露は、無責任外交はできません。クレマンソーは毎夏、必ず休暇にはババリアアルプスに出かけ、バイエルンのルプレヒトと話してたりしてますが、ドイツ人は、この「反独の虎」をテロにかけようと思った節はありません。国民もそこはわかっていたと思います。テロは正義に反するとわかっていました。もちろん、セルビア人はまったく違いました。

日本は日露戦争と第一次大戦を期に大国になりました。こうなると言葉は悪いですが「女の喧嘩」はできません。平時に揉め事が生じたさい「あいつは味方か、敵か?わが国に優しくしてくれるか、いつも辛くあたるか?資源があるか?商売はどうだ」で判断してはならず、言い分をきいて「正義」で決めざるを得なくなります。多分に国益中心・自己中だけでは決められなくなり、国際法なりを判断基準にする必要が出てきますが、これを国民に説明することは為政者の務めですが、簡単ではありません。

今でもときどき驚きますが、日英同盟のイギリスの目的がロシアの膨張を抑えることだと、左右両翼の歴史家が書いています。日本はもちろんそうですが、妥協線は鴨緑江だという見識はありました。日英がロシアの満州領土化を認めたんですから、ロシアは収まるだろうとみたんですね。ところが、ロシアの欲望は満州じゃなく対馬だったんですね。このすれ違いが戦争を招きました。ロシア・スウェーデン戦争はフィンランド湾・スカゲラクック、露土戦争はコンスタンチノープルが争点で、これと同じく、日露戦争もロシア人にとっては対馬と南朝鮮を確保して「太平洋の提督」たらんとした海峡戦争でした。

日英同盟についてイギリスの目的が満州・朝鮮かというと、まったく違います。イギリスの目的は中国内治安でした。北清事変がまた起こったさい、日本軍を応急動員してもらいたかったんですね。このことは日英同盟本文にはっきり書いてありますが、現在・過去の日本人はみようとしません。GNP第2位でも小国でいたいんですね。

イギリスの悪い予感は蒋介石の北伐で的中しました。ここでアメリカと語らって幣原喜重郎に出兵を頼み込みましたが、けんもほろろに断られました。日本が英米との絆をこれで日英同盟以前にしたのは間違いないでしょう。軍縮交渉でいくら喧嘩しようが艦隊一杯並べようが、それだけでは戦争になりません。東郷ら艦隊派がいう漸減邀撃というのはあくまでも「(専守ではないが)防衛」です。条約派のいう空母集中使用というのは「先制攻撃」です。空母集中戦術はモダンで画期的ですが国際法違反です。東郷は国際法をよく研究していました。条約派は山本権兵衛以来ゼロです。国際法違反をやってもいいのですが、それには英米のどちらかを味方につけておく必要は最低ありました。幣原が日本外交を破壊し、外交を知らない条約派が太平洋戦争を始めたんですね。

別宮

94

date 2007/7/29(日)12:43
uname ペルソナ・ングラータ

subject 「市民よ、いざ投票へ!」

フランスの新聞等々には、選挙の日には一面は「さぁ投票だ」とか「投票に行け」とか、直接的な言葉が書かれるんですが、今朝の京都新聞は淡々と「今日 参院選投開票」でした。なんか少し物足りないなぁ、と。

そういうわけで、一言書き込みたくなりまして… 

私はこれから投票に行ってまいります。

参議院議員の身分は、「(日本国)参議院議員」なのか「(日本国)参議」なのか、前から疑問なんだな、これが…。称号にふさわしい人を選びたいものでございます。

ペルソナングラータ

95

date 2007/7/29(日)18:49
uname ロック

subject re(1):「市民よ、いざ投票へ!」

ペルソナ・ングラータ様

権利行使と義務感をこめつつ投票をおこなってきました
暑い日が続くとビールが飲みたくなるのですが
今回の選挙はビールが売り切れで
発○酒や缶チュ○ハイしかないような気分でございました

96

date 2007/7/29(日)21:37
uname betsumiya

subject こりゃ惨敗ですな

ロックさま ペルソナングラータさま

今回の自民党の惨敗は、今後の日本の動向に影響します。いかにも参謀が若すぎですね。負けるべくして負けたというべきでしょう。

郵政反対派の入党ゴリ押し〜これは総裁選の公約ですが、待つことはできましたよね。ともあれ古い自民党擁護にみえます。

人事〜佐田が即クビ(事務所が架空?)で、どうして他はクビにならないか。久間失言とは、なぜ失言か?核発言でクビになりイラク派兵小泉個人決定説はお咎めなし?

松岡農相〜西のムネオで調べれば農道などホコリが出るのは当たり前。松岡農林官僚ドノはいかにも古ぼけてますよね。

でも極めつけは、首相就任直後の中韓訪問でしょう。これの打撃から立ち直れなかったんですね。右の左、つまり国民の中間にいる多数派は納得しなかったんでしょうね。

古い自民党というのは、角栄的利権政治と官僚政治が合わさったもので、これは田舎を除いて寿命が尽きています。そして田舎の人はそれなら、国民新党をとるでしょう。小泉自民党の右のうちの左の人々を安部内閣は失ったんでしょう。これは当然で、右の右より右の左の方が動揺しやすいですよね。

新しい問題、年金・地震も大間違えでしょう。年金は政府が責任をもって名寄せをして、それから国民に問うべきであって、第3者委員会が第1はおかしいでしょう。地震は三宅島・大島1万人以上避難は東京都がすぐまともな住宅を斡旋し、新潟の地震だと暑い小学校体育館に閉じ込めです。新潟=東京は3時間しかないんですよね。それに損保会社は火災保険加入者には地震保険がなくとも全額払うべきでしょう。損保会社は約款にあっても払いませんから、なくても払うべきでしょう。潰れそうになったら政府資金を入れて可でしょう。この程度は責任内閣はやるべきでしょう。関東大震災でも空襲でも払われたんですから。

加えて、東京都喘息訴訟はさっぱりわかりません。喘息患者(疑問はなぜ引っ越さないか?)のうち訴訟した人間だけに一時金が払われというのは公平を欠く印象があります。これはハンセン病とは違いませんか?

別宮

97

date 2007/7/29(日)23:31
uname COPETEN

subject re(1):こりゃ惨敗ですな

別宮様

まさしくおっしゃる通りで負けるべくして負けた、そのものです。
そして今後の日本に与える影響も大きい。

安倍さんは古い自民党に見えたんでしょうか。
小泉さんの半分でいいから、政策を国民にわかりやすい言葉で語ることができたら。

とにかく、安倍さんは思い切った内閣改造をすることです。
久間さんのようなわけわからない人を絶対に大臣・要職に選ばないこと。
そして「改革の自民党」に戻ることです。もうそれしか票は取れないことは
はっきりしました。古い自民党ではもう生き残れない。そしてあとは本来の政策に集中する。

どっちにしろ民主党には、確とした理念はありませんから、今日行った床屋のおやじでさえ
「非難してるだけで政策がころころ変わる民主党には任せられないよね〜」というぐらい
ですから、そのうちボロが出て衆院選では勝てないでしょう。
それまでにきちんとした政策上の実績をあげておくべきです。またそれをアピールすべきです。

まあ、社民と共産・9条ネット・共生などの左翼政党が負けてるのは、選挙民もわかってきてるなあ、
と思いました。もう左翼的イデオロギーは日本でも終焉まじかなんですかね。

あとはどれだけ民主党が旧社会党などの左翼くずれを切り捨てられるか、ですね。
そうすれば、本当の2大政党政治時代が来るかも?です。それがベストな政党政治かどうか
は別な問題ですが。

98

date 2007/7/30(月)00:17
uname オルセオロ

subject re(2):こりゃ惨敗ですな

 投票してきました。
ものすごく嫌気がさすのしかいなかったので、選挙区はため息ばっかでしたねえ。
それでも一応選挙区はお情けで自民党に入れましたが、比例区は別でした。
民主党は1回入れた以降は全くいれてません。
 ホントに入れたくなる候補者を立てろと思いました。タレントにしろ2世にしろ
馬鹿以外なら別にいいんですが、今回は酷すぎて投票して気分が悪くなったのは
初めてです。選挙結果は明日に確認することにします。もうちょっと選挙に勝つ気
をどの政党も持って欲しかったです。

99

date 2007/7/30(月)01:04
uname 直衛

subject re(1):こりゃ惨敗ですな

確かに安部内閣もボロが多すぎではありました。
妙に頑固だったり肝心なとこで安易に妥協してみたり。勝負勘がなさ過ぎというところでしょうか。
しかし、それにも増してマスコミ総ぐるみの安部叩きには薄ら寒いものを感じました。
毎度おなじみの左翼マスコミはともかく、保守系のはずの週刊ポストや文春などまで叩きに回っていたのはどうしたことでしょう。
短期的にはともかく、今回の選挙結果が長期的にどのような影響をもたらすのか、最低6年は付きまとわれるのですから気が重くなります。
さしあたり次の総選挙がいつになるかが焦点でしょうか。

100

date 2007/7/30(月)03:25
uname ペルソナ・ングラータ

subject 大敗北ですねぇ。

皆々様

今回、安倍執行部は本当に大馬鹿でしたね。政治と選挙に対する勝負勘が全く無いのは直衛様がおっしゃるとおりですが、先月まで国会参院で強行採決を繰り返したりするから、参議院ぐらいは野党主導が良いと国民に見られてしまったんじゃないでしょうか。なんか目先の実績作りに焦るあまりに、無理にデカい突起部を作った挙句に、包囲殲滅された野戦軍ですかね。カポレット級大敗北。

しかも、参議院は任期六年で解散なし、役に立たないようでもやはり「上院」であって、ねじれたりすると本当は衆院よりもクセモノなんですね。でも世論では「役立たずのご意見番」という認識ですから、「お灸をすえる」です。安倍首相も「結果は進退と関係なし」でしたから、世論と考え方が同じでした。だいたい、参院選の結果は最低3年間、あるいは6年間にわたって、誰が総理になろうが、何が起ころうが、この選挙の影響力が残るんですよね。こういうことを誰も説明しなかったんですが、考えてみれば、結構恐ろしい事です。

マスコミは恐ろしいですね。今回の選挙結果も、「一人区は田舎で、格差社会の怒りがでた」とか言いますけど、原因を作った小泉前首相が田舎廻りしても、大人気で人ごみが出来こそすれ、卵を投げたりする農民がいた(弱かったころのホークスで、王監督がやられたように…)、なんて話は一度もありませんでした。大嘘ですよね。この状態なら、小選挙区制では東京で田舎であれどこであれ同じ結果になるはずです。変ったとすれば、地方と都市の選挙結果に差が出なくなった(田舎=自民構図消滅)だけですけど、原因は「利権ばら撒き土建行政」をやめたからですよね。マニフェストによると小沢どんが継承するみたいですけど、民意は「無駄遣い反対」で逆ですよね。

medさまがおっしゃってた通り、安倍政治は「後部座席の広いスポーツカー」ですから、右左どちらからも叩きやすいんですよね。発足当初は中韓と仲良しで、この中途半端スポーツカーが人気だ(正しい)、って言う事にされていたんですがねぇ。運が悪いのか、日本のマスコミの故意か、小泉内閣の時には中国がいかに問題国家か、なんて話、マスコミは一言も言わなかったのに、えらい変り様ですよね。

京都の選挙区など酷いもので、自民候補が「占領下につくられた戦後レジーム脱却をした外交」とか「競争格差社会是正」とか、変なことばかり言ってたんで、炎天下に放置されたビールを無理やり一気飲みするようなもんでした。一方共産党は朝から電話かけてくるし…(選挙違反じゃないの?) まぁ、京都は「新風」って言う選択肢もありましたけど、ちょっと…

ペルソナングラータ