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date 2007/9/12(水)19:06 元寇を、韓国の国定教科書は「元・高麗連合軍の日本遠征」と書いているのだから、同じように「秀吉の朝鮮遠征」と書くのが妥当でしょう。 |
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date 2007/9/12(水)21:20 若紫様 |
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date 2007/9/12(水)23:06 MUTI様 ありがとうございます。とりあえずこの著者の本を読むところくらいから始めてみることにします。 別宮様 ある学問が「科学」と呼びうるかどうかの基準は、扱う対象が「抽象化」ができるかどうか、というところにあるのではないかと思います。 ただ、今なおある種の人々に対して、地政学が訴求力があるとすれば、それは何故なのか、ということに興味があります。 保守的な人がより所にするには大変好都合なのかもしれない、ということなのでしょうか。 |
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date 2007/9/13(木)01:59 この件に関し、身近に手に入る本としては、 |
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date 2007/9/13(木)02:11 若村様、皆々様 「侵略」という言葉を使うのが正しいのかどうかについては、私にはよくわかりませんが、「朝鮮侵略」という言い方にはどうも引っ掛ります。 というのも、秀吉の目的はあくまでも明を打倒し、「みかどには北京に移ってもらってぇ、そんでもってぇ」(意訳ですが、子供のころ読んだ本には、秀吉の言葉としてこんなことが書いてあった覚えがあります)というプランで戦争しているわけで、朝鮮半島なんかどうでもよかったはずです。(玄関の足ふきマット、とまでは言いませんが)。 第一次大戦を「独によるベルギー侵略戦争」(侵略自体は間違いではないが)といっても変ですし… 左翼的に見ると、「侵略」がどうしても「動産不動産目当て」の意味にきこえますから、そうさせたい人たちが使ってるんでしょうね。ただ、仏墺(西)の数々の戦争の主戦場になったイタリアですが、「イタリア侵略(戦争)」という言葉(概念)は歴史で使いませんから、秀吉でも同じであるべきだと思うんですけどね。「ナポレオンのイタリア侵略」(正しくはもちろん「イタリア遠征」である)とは、言いませんし、ウルトラザウルス様の言うとおりでしょう。 ペルソナングラータ |
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date 2007/9/13(木)02:49 「柔道の起源は韓国」などと詐称し始めている韓国人とつるんでいる山下氏が落選したのは、 |
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date 2007/9/13(木)08:29 若村さま 皆さま 侵略とは19世紀半ば以降の外交用語です。それ以前の国家間戦争の元気のいい側は「遠征」を企てたというべきでしょう。 秀吉の朝鮮征伐(ついこの間までの歴史的呼称。韓国学校教科書は「応永の外寇」について対馬征伐といってます。漢字圏では自分のアクションは「征」「伐」、他国のは「寇」が一般的でしょう)について「侵略」というのは、皆さまご指摘の通りで、ナポレオンの「侵略」のようでおかしいんですね。 秀吉はまた明征伐を目論んだんですが、なぜ失敗したかが日本人に理解されていないのも問題でしょう。 根本問題は朝鮮の貧困です。秀吉軍は20万もの大軍の食糧を名護屋から運んだんですね。つまり、朝鮮で徴発できる食糧がなかったんですね。ソウルに達したころは完全に兵站が途絶えました。それで南満州経由で北京にいくというのは、ベーリング海峡・アラスカを通ってニューヨークにいこうというようなものでしょう。 ここの所が後世に伝わらなかったために、日清戦争で朝鮮人を銀で雇おうとして失敗、日本から軍夫を連れてゆき、大量の死者を出しました。つまり秀吉の失敗の原因は遠征路を陸路にとったこと、大軍にすぎたことです。ヌルハチ・ホンタイジにしても、阿片戦争の英軍にしても、遠征軍の実数は2万以下です。日本というのは図抜けた国なんで、関が原の合戦というのはワーテルローより大きいんですよね。日本人がどうしてもここの所がわからないのが問題でしょう(ただ、アメリカがさらに上回っているのも見落としました。南北戦争を研究すべきでした)。 秀吉は、1万の騎兵と水軍があれば、すぐ北京を占領でき、そうすれば政権は自壊しますが、そのあと何をやりたかったんですかね?中国軍の数は多くとも、予定の日に戦場に集める能力は、1万を超えることはまずありません。倭寇は数十人で南京を占領したことがあります。若村さんの同僚は秀吉の「侵略」だといって、何を教育的成果としたいんでしょうか?日本と朝鮮はスケール差が大きすぎて「侵略」も「被侵略」もないですよね。確かにドイツとベルギーの関係と同じですが、日中は独仏より均衡していません。小国の頭をなでて「いい子いい子」すると理事に当選しやすいですか。 別宮 |
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date 2007/9/13(木)10:21 SLEEPさま タイは、日本の友邦ですから難しいところがあります。昭和天皇の発言について憶測がありますが、立憲君主に徹したいとお考えになっていたのは間違いないでしょう。明治憲法が議会制民主主義を基盤にしており「輔弼」「助言と承認」など用語の違いはありますが、現行憲法と大きな差はありません。 日本のクーデター軍人は、この議会政治・政党政治に反対し、官僚主導・官僚独裁を要求したんですね。そしてミスター官僚は東北の農民の意を体する軍官僚だというんですね。これの理論的根拠は(国家)社会主義です。戦後には、維新を唱える右翼団体や社会党・官公労に継がれました。 タイの場合は日本より貧困であり、軍事的に脆弱です。敵は英仏ですが、アメリカは孤立主義、日本は「八紘一宇」で話にならないんですね。日本人とアメリカ人は「話せばわかる」と信じ込んでいるんですね。つまり利害が相反しても、話すテーブルにつけばなんとかなる、世界は一大ファミリーと思っています。アメリカ人などスティムウェルを先頭にたてて、国民党と共産党は仲良くやるべきだと中国人に説教しました。 アメリカ人はイラクで今でも、シーアとスンニも仲良くしようね、同じイスラムじゃないか、というわけです。日本もタイもビシーも同じ枢軸じゃないか、妥協しようといってました。 こういう日本とアメリカと付き合うタイも大変です。満州事変の国際連盟総会のただ1票の棄権というのがタイ外交でしょう。タイの内政も同様で、タイ東北部はアフリカ奥地ですがバンコックは東京です。おかしくなりますよね。全党派王党派ゆえ、イデオロギー対立にならず、地域対立・縁故主義・バラマキ福祉やりあいとなります。旧王宮の正面が陸軍士官学校で、その両側がチュラロンコン・タマサト両大学です。エリート主義は避けられないでしょうが、ベトナム・ビルマと均衡がとれているうちは大丈夫でしょう。 熱帯に暮らすとわかりますが、確かに黄昏がないんですよね。勝敗は紙一重の差であって、本部が口出しすれば戦争は必敗でしょう。 別宮 |
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date 2007/9/13(木)11:21 別宮さま ウルトラザウルスさま 素朴さま 床屋の優待券さま ペルソナ・ングラータさま ご意見ご教示ありがとうございます。 >若村さんの同僚は秀吉の「侵略」だといって、何を教育的成果としたいんでしょうか? 何なのでしょう? 私が思いますに、別宮さまに学ばせていただいているこのサイト関係者とそうでない人では、「侵略」の認識が全然違うことが多いのではないでしょうか。 件の同僚は(50代半ば、W大の国史出身)、別宮さまが『東京裁判の謎を解く』の序文でふれられていた、誤った「侵略」観の持ち主ということなのでしょう。「他国内に出兵したら侵略だ」ということなのでしょうね。 しかし、件の教員個人が問題なのではなく、最大の問題は、現行の高校歴史教科書(もちろん検定済み)に「朝鮮侵略」と記述されていることです。調べたところ、山川、三省堂、実教の「日本史B」にはそういう記述がありました。これを何とかしないといけないですね。教科書にそうあるということは、大学入試にも予備校(旧左翼の溜まり場)の授業にも、堂々と「朝鮮侵略」が使われることになります。誤った「侵略」観の持ち主が再生産されていきます。 暗澹たる書き込みとなってしまいました。 若村 |
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date 2007/9/13(木)19:34 若村 さき様 侵略がどういうものかは漠然としながらもわかると思うのですよね 当時の日本は軍勢も鉄砲の数と運用においても世界一かと思われます |
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date 2007/9/14(金)08:43 若村さま ロックさま 高校教科書を書く人、予備校教師は、けっきょくマルクス主義者が多いんでしょう。マルクスには国家論がありません。というより、小邦ドイツ乱立のラインラント生まれですから、いわゆる国民国家を知らなかったし、英仏などをわかろうとしなかったんですね。ドイツは世界に冠たるですから、英仏人、いわんやアジア人に優越しなければ気が済みませんでした。この当時のドイツに住むユダヤ人は常に最良のドイツ「人」になろうとしたんですね。 マルクスの理解は国家とは夜警国家であり、それを字面で否定し、昼間も警察官は労働者階級を弾圧するといった漫画のような議論です。これだとプロイセン流参謀本部をもつドイツなど国民または貧民に利益があるかどうかなどわからないんですね。普仏戦争でマルクスは「前半はフランスの侵略」(なぜならばドイツ統一を妨害した)「後半はドイツの侵略」(アルザス・ロレーヌをとった)とドイツの「大義」にもとづく解釈をしています。 戦争を「大義」から理解しては、マルクスのように「両方侵略だ」となってしまい、形式的矛盾を生じてしまいます。 秀吉の朝鮮征伐について「日本の侵略」だという人は、暗黙裡に朝鮮半島は独立朝鮮の領土だということを前提にしています。ですが、秀吉が朝鮮人の鼻ではなくて、今中国人がチベットでやっているように全員殺害・追放をやったならば、朝鮮人はいなくなりますから、現在は何人が住んでいるかわからないですよね。19世紀以前、すなわち多国間の平時における外交官会議がない場合、領土も何もないですよね。 同じように、中国人のように天下四海は天子のおさめるところ、その中心が中華なりというんでは、領土も何もありません。日本のマルクス主義者が、「中華領土観」が正しいとみなすのであれば、日本人が4つの島に住むことも侵略でしょうね。 別宮 |
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date 2007/9/14(金)14:59 皆様、 お久しぶりです。Rでございます。 最近の報道で、「ロシアが気化爆弾の実験に成功。環境を汚染せずに核爆弾なみの威力があり、現時点で米国のそれの4倍がある。」(毎日新聞の要約) そもそも核爆弾の威力も言われる程のものか疑問ですが、「気化」のエネルギーって核分裂よりもあるのですか? 宜しくお願いいたします。 |
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date 2007/9/14(金)19:54 R様 気化爆弾はサーモバリック爆弾とも言います 単純なイメージとしては ボイラーの中にガソリンをつめて限界圧力を越えさせて爆発させた と思うと良いかもしれません 米国に使わせたくないので 核などと表現しているようですが |
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date 2007/9/14(金)20:00 若村さき様,摂津守様,ありがとうございました。 福田氏が次の首相になりませんように,sai夫 |
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date 2007/9/14(金)22:29 Rさま 燃料気化爆弾(Fuel Air Explosive)はロック様の解説のように、可燃液体が空気中で轟爆濃度に達した段階で爆発させたときの衝撃波を利用するものです。 FAE自体は上記のように、もうベトナム戦争でも使用歴があります。ただ、空気中の物質濃度の確保と言うのは結構難題で、とくに気象条件によっては威力が大きく減殺されるようです。 ただ、壕内でたとえ衝撃波を逃れても、酸欠はまぬがれませんし、とにかく、広い範囲の破壊にはもってこいでしょう。しかし、最近の核弾頭のようなハード防備の貫徹とか言うのはむりですね。 困ぺい糖 |
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date 2007/9/14(金)22:43 Sai夫様 私も嫌です… 福田首相。でも麻生首相でもぱっとしないんですが…。 そもそも、安倍内閣がつまずいたのは郵政造反議員復党からで、旧来の自民党への復帰志向が有権者から総スカンをくったのが原因だと思うんですけどね。でも、自民党の議員は逆のことを考えているんでしょう。「ぶっこわす」のは止めたいんでしょうね。(でも、小沢がすでに旧自民党のデッドコピー党を作っちゃってますから、いまさら手遅れだと思うんですけどね) とはいえ結局、小泉が全て中途半端にほったらかして5年で退陣した辺りが、全ての元凶かもしれませんね。このままだと自民党も、英自由党のように雲消霧散してしまうんじゃないかなぁ。 ローマ皇帝ディオクレティアヌスは、退位後、政治的大混乱が発生した時に復帰を懇願されて、「わしの様に、キャベツの世話の楽しさを知らないから、そんなことを言って来れるのじゃ」と断ったそうですが。 ペルソナングラータ |
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date 2007/9/14(金)23:58 別宮さま、若村さま ロックさま、皆様 軟体金属であります。 自分、日本語には無知な点もありますが、直感で。 秀吉自身、明を自分の領土にすることを戦争目的として公言しています。 戦争の名前の付け方は数パターンあります。 「朝鮮侵略」という語は、マルクス主義云々以前、日本語の問題だと思います。 |
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date 2007/9/15(土)05:43 軟体金属さま やはり侵略を使うのは問題でしょう。ここで一般的な侵略の定義(他国に侵入して財物や領土を奪い取ること:辞書より)でいいとすると、結果として正邪がどうしたや反戦平和(戦争皆悪い)に与してしまうことになると思いますよ。ウルトラザウルスさま・みなさまが既にご指摘のように、ここで侵略を使うと他の過去の歴史用語をいろいろと変えなければならなくなりますから話がおかしくなります。また、秀吉に他国を攻めたとか言っても仕方ありません。外国の領土もましてや陶器をつくる技術も要りませんから、一般的な侵略の用語を使いたい誘惑はあるかもしれませんが。兎も角、サヨクの主張を認めるのには慎重であった方がいいです。裏にロクでもない意図が含まれてますからズルズルいくことになりかねません。侵略の側面もありましたね(でも用語としては日本では使いません)で流した(戻した)方がいいです。 大体朝鮮人(韓国人)にしても潔くないでしょう。こちらは元・高麗に攻められたとか被害を声高に主張したいとは思いませんしね。何時まで言うつもりなのやら。また、彼らに唐入りだなどと主張すると益々激高しそうですね。本当は自信がなく、劣等感のかたまりなんでしょう。まあ、アメリカに攻めさせられたなどと訳の分からない女々しいことを獅子吼する人が絶えないんでこちらも言う資格があるかは怪しいです。 一般的な侵略という用語はここでは合っているように見えますが、正面から認めて言質を取られるべきではない。それ以外は軟体金属さまの仰る通りかと思います。 高城 |
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date 2007/9/15(土)05:59 ペルソナングラータ様 sai夫様 結局、今現在総選挙を指揮して戦えるだけの人材は、去年おやめになったあのお方を除くとほとんどいない、ということでしょう。 ただ、安倍首相がああいうことになった要因がテロ特措法(日米同盟)ですから、いかに党内の親中媚中が色めきたっても、福田氏としてはそう空気の読めないことはできないはず。 むしろ、この人の具体的な政策についての定見って奈辺にありや?というところが疑問なわけで、これが選挙戦でもネックになりそうな悪寒がしますな。ここが目下事実上言い散らかし状態の小沢民主と大きく異なる点でしょう。 よく考えれば、日本の外交安保(日米同盟×親中媚中)が対決軸になるという近年では珍しい選挙。この中で立ち位置についてイモを引いた側は解党的敗北も免れないでしょう。 小泉は自民党を6年かけて総裁選の公約どおりぶっ壊すことになるかもしれませんね。 困ぺい糖 |
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date 2007/9/15(土)07:19 皆々様 日本左翼の伝統芸は、まず歴史用語を変えさせて(「征伐」を「侵略」へ等々)、そのあと逆の事が起こったときには、「歴史の歪曲だ」とか言い出して実力阻止にかかりますから、教科書問題は厄介ですね。左翼の問題点は、言葉を自分で都合よく操りたがることで、言い訳は「中韓の気持ちを理解せよ」ですから、この両国の卑屈さが直っちゃうと、日本の左翼も息の根が止まっちゃうんですよね。朝日毎日が彼らを応援し続ける意味も、この辺りにあるんでしょうね。 秋の足音が聞こえてくるこのごろでございますが、そのうち教育委員会あたりが、源氏物語の「鈴虫」の巻も「マツムシ」に、「きりぎりす 鳴くや霜夜のさむしろに」を「こおろぎや・・・」にしろとか言い出したりして。(冗談ですが…) ペルソナングラータ |
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date 2007/9/15(土)08:01 ペルソナングラータさま、困ぺい糖さま 参院選で負けたあたりから「小泉復帰か?」など妄想しておりましたが、今のところ煙もないようです。 国難に面して、というのはあるかもしれません。ですが、権力と栄光より「キャベツの世話」を選べる人物というのは、うらやましいくらい爽やかな印象を受けます。 駄文失礼いたしました 影十字 |
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date 2007/9/15(土)08:47 困ぺい糖様 ペルソナングラータ様 sai夫様 イギリスの自由党崩壊後の没落ぶりはすさまじいものがあります。自由か官僚統制かで争ったら、官僚統制派が勝ってしまうのでしょう。そして、国家は没落する。 官僚に逆らう首相はこうなるという悪しき先例をまた一つつくっただけでした。失われた10年の間、ほんとうにくだらないスキャンダルで何人の首相の首がとんだことか。 これで、いろいろな法案が通せなくなりますし、官僚統制派にとっては大勝利です。 なんだかんだ言っても、自民党は少しは自由を守ろうとしていましたが、民主党にその気があるのでしょうか? 小泉? 先進国の2/3しか医者がいなくて、先進国最低の医療費(日本の老齢化率からいくと奇跡です)で、先進国最高の医療で、先進国の三倍の患者をみている状況で、日本の医療は非効率なので改革が必要と言って、改革を断行したのが小泉です。 結局の所、自民党を支持していた、郵政省の一部や医師会が全て悪いのです。自民党を支持するよりも野党を支持しながら官僚とパイプをつくる方がずっと旨みが得られます。 |
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date 2007/9/15(土)10:14 ペルソナングラータさま 皆さま 固有名詞は日常使います。それと違う用法を示されると違和感を感じるのも事実でしょう。けっこう作家泣かせでプロの校正者同士がゆずらないときがあります。 戦争の名前については、わかりやすいのは政府の命名です。ところがわが国政府の場合、実にいい加減です。明治27・8年戦役(じつは日清戦争)、明治37・8年戦役(じつは日露戦争)、欧州大戦、大正7年乃至大正11年西伯利出兵、満洲事変、北支事変、支那事変、大東亜戦争であって、「戦争」が使われたのは大東亜戦争だけです。 普通の人はこんな浮世離れした命名に従えませんから、終戦後数年してすでに日清戦争という言葉がでてきて、大正期になるとほとんどの軍人までもが、日清戦争と呼んでいます。だいたい「3」7・8の漢数字が三十ではなく卅ですから、図書館・アマゾンの索引で引けないんですよね。ただ、現代学校教科書では明治37・8年云々とやっているものはないでしょう。 日本政府は、固有名詞については干渉しないということでしょう(じっさいには能力がない)。「秀吉の朝鮮侵略」といったとき、(片方の)外交戦略の要素が入っています。中国の外交戦略は、「道義的優位」にたち「以夷制夷」する方策です。これにひっかかったのは日本人だけで、日本が支那事変に勝利しながら、アメリカと戦争を開始したなどは、近世における唯一の成功例でしょう。中国人はこの成功体験は忘れられませんから、「以夷制夷」の実現をはかるため、道義的優位のため靖国参拝を非難し日米間になんとか楔を打ち込もうとするんですね。 朝鮮人韓国人は、中国の真似をして道義的優位にたとうと秀吉の侵略を今でも声高にいうのでしょう。これにたいして日共勢力・左翼勢力は反米ですから、朝鮮の言い分を呑み、日中韓三国同盟でアメリカを討てとなります。中韓の外交戦略(中国人、モンゴロイドまたは共産主義が、世界の支配的地位を占める)実現のためには日本を引き込もうとするのは当然でしょう。手段が「(日本人の好む猫なで声で誠意を示すではなく)恫喝・国内親日勢力へのテロ」というが日本人にピンとこないのですが、それでも日本人の中には「尽くすだけ尽くせば、同じモンゴロイドだから東洋人種だからわかってくれる」というのが、多いですよね。福田「新」首相もその組のようですね。 秀吉の朝鮮征伐が朝鮮または中国への「侵略」であるのはその通りです。それであれば、それを教科書に書けという人は、日清・日露・支那事変についても、アレクサンダー・チンギスハーン・ナポレオンの外征についても同様にせねばいけません。教科書ですから、実行されたある命名法はあらゆる戦争に適用されるべきでしょう。戦争の命名法は戦争終了後数年たったあと長期間使われた(いわばマスコミによる)命名によるしかなく、それが歴史的呼称ではないでしょうか?ここ十数年のマルクス主義イデオロギー学者の命名が教科書で幅をきかせるといった傾向は、田中角栄=橋本中国課長による「進攻か侵攻か」論争によって開始されたものです。この日中間だけを特別視する態度が嫌というか非学問的なんですよね。 別宮 |
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date 2007/9/16(日)03:23 別宮様、皆々様 「以夷征夷」ですが、古来ローマ法王庁がフランス牽制のためにスペイン軍やドイツ軍を引き込んだり(あるいは逆)というパターンはありますけど、政治としてはあまりに非近代的ですね。 ローマ法王庁は策謀をやりすぎた挙句にカール五世の逆鱗を買って、1527年にはランツクネヒト軍団にローマをぐちゃぐちゃにされちゃいました。(それ以降、第二次大戦のドイツ軍まで、イタリア人は「ランジケネッキ野郎ども」とコソコソ悪口をいい続けるわけですが、中朝人の「倭寇」のトラウマとかと同じようなモンかも知れませんね。文句言う前に、ちゃんと勝ってみろ、なんですが。) 福田氏は、昨日のインタビューで「日中(アジア)外交がより上手くいく事が、日米同盟を強化する」とか言ってましたが、ちょっと理解できませんね。テロ戦争の禍がアフリカにも広がりそうなこのごろ、ヨーロッパの中国に対する印象はますます悪くなってますし、米独の中枢コンピューターに人民解放軍が違法侵入を図ろうとした、というニュースもありました。この前協力強化で会談したところの豪印両国にたいしても、説明がつかなくなりますよねぇ。さらに言えば、F22の売却問題など、夢のまた夢になってしまうでしょうね。(まぁ、いるいらないの議論は別にして…) それ以前に、イタリア史好きの私としては、同盟軸変更の恐ろしさは1930年代の最後の数年のイタリアの気の迷いから世界戦争まで行っちゃった流れだけで、充分です。くわばらくわばら。いちおう、本人は「日米同盟主軸」とはおっしゃってますがね。 ペルソナングラータ |
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date 2007/9/16(日)08:23 ペルソナングラータさま 外交は基本的には隣接国への脅威への対抗、または自国安全保障が目的です。何も、日韓友好や日中友好そのものを目的するものじゃないと思います。そのうえ、中国人が中日友好を国内的にいうことはまずありません。そんなことをいえば失脚するでしょう。 福田氏の「日中(アジア)外交がより上手くいく事が、日米同盟を強化する」は、いわれる通りレトリックがおかしいですし、「日中外交がうまくいく」とは、一体何をするんでしょうか?靖国にいかないことでしょうか?福田氏は「中国がいやがることをしない」といってますが、それではアメリカがいやがることもしないんですかね? 首相になれば変わる、というのもありますが、みててダラシないというか首相立候補決意表明のときは「白髪染め」くらいやり直したら?というのはありますよね。背筋を伸ばしてシャンとしたところがないでしょう。「貧乏くじ」というのは本人の言葉ですが言いえて妙です。 基本は中国人の「世辞」に弱いからこうなるんだ、は浜口雄幸の言ですが、日本の外務官僚がほとんど愚物なこともあります。最近の天木・佐藤(優)の発言をきいても、レバノンやロシアから世界がわかるかね?、ロシア情報レバノン情報など直接とらなくとも外交はいくらでもできる、といいたくなります。アメリカ国務省がもっとも召還に値するとされる外交官は「過度に現地に肩入れする、アメリカの立場を説明できない」人物だ(『ライシャワー自伝』)そうです。 イタリアの1930年代の外交総路線変換は、イギリスに衝撃をもたらしチェンバレンは急遽エチオピア政策を変更しました。チアノはこれをきいて「一体、イギリス人の性根はどう変わってしまったのか?ドレークがいたころの根性はどこにもない」と反スペイン感情を引き合いに出しています。イタリアの脅威はフランスとオーストリアですが、ヒトラー・ドイツはオーストリアを併合してますよね。ムッソリーニがヒトラーに助けられ、コモに戻ったとき初めにやったことはブレンナー峠の守備強化ですから、地勢的位置は挽回できないんですよね。もし、ムッソリーニがヒトラーと同盟を結ばねば、起きたのはズデーテンの前のポーランド分割、そして独ソ戦だけで、日本の参戦を招く程度のことだけかもしれません。 日本の脅威は中国とロシアで、これも変えられません。ロシアの共産主義放棄とともに中国の脅威が増大するのは、福田氏でも民主党でも変えられないでしょう。日中外交がいくら上手くいっても変わりません。中国人が心底から日本に嫉妬しており、中国の規範では嫉妬からの暴力は許されることに気づかない多くの日本人の一人ということかもしれません。 別宮 |
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date 2007/9/16(日)13:25 別宮様 中国が嫌がることをしない福田首相が誕生するというのは、なんか嫌な感じがするのです。 オーストリアの独立は、地勢上、どうしてもイタリア(ブレンナー峠)が鍵を握ります。アンシュルスのとき、ムッソリーニはブレンナー峠に伊軍を送るという「最後の手」をわざわざ放棄したんですが、ヒトラーは「(この恩は)一生涯忘れない」とドゥーチェに書いてます。ま、これでムッソリーニは自分で自分の首を絞めたんですが。 今そしてどうも気になるのが、台湾海峡です。オーストリアはこの直前に反ナチ、独立(か親独=併合へ)の国民投票をかけようとしていたんですが、ヒトラーは軍事介入=占領で阻止しました。台湾も、独立、国連加盟、国民投票等々の動きがあるんですが、阻止するにはやはり軍事介入(国連は、まぁ拒否権がつかえますが)するぐらいしか方法がないでしょうが、その時の日本の首相が、37年以前の反ナチのときのムッソリーニのようにブレンナー峠(沖縄=台湾)に軍を動かすか、38年のムッソリーニのように無視するか、で、結果が大きく変わってきますね。もしそうなったときに福田氏がどう動くかはもちろん判りませんが、少なくとも中国に間違ったサインを送りかねない気がしますねぇ。 さてオーストリア併合のもう一方の責任者は、チェンバレン=イーデンの融和外交コンビなんですが、当時の英国とくらべても最近のアメリカは、中東で足をとられた挙句、北朝鮮とヘラヘラやり始めて(ブッシュ=ライスコンビも安倍内閣の首を絞めた当事者の一人か…)、こっちもなんか嫌な感じです。福田どんも、北朝鮮への対応を変えていくつもりらしいですし(真意はまだ不明確だけど)、ここにも爆弾が… 小沢民主と福田自民で、双方が媚中競争を始めそうな勢いですが、さて極東の平和はこれからどうなりますか… ペルソナングラータ |
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date 2007/9/16(日)16:50 ロックさま、 丁寧なご教示ありがとうございました。 まあ、私もそうですが、新聞記者も「訳が分からずに」書いて報道しているんでしょうね。 またよろしくお願いします。 |
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date 2007/9/16(日)19:42 海軍乙事件に関してご教授いただきたいと思いまして投稿を致します。 海軍乙事件に関してZ号作戦計画など様々な機密書類を敵方に奪われた事件として有名ですが、 |
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date 2007/9/16(日)20:49 steinbrunner さま 海軍乙事件については、うろ覚えですが千早隆氏が詳説している通りでしょう。セブ島に不時着し、ゲリラに書類を奪われたということです。この事件について、戦陣訓にもとづき「自決」すべきだったという意見は正しくないでしょう。当時の倫理規範はともかく、この規則自体がまともな国同士の戦争では成り立たないと思います。支那事変でもこれにもとづいて軍律適用になった話はききませんし、ノモンハン事件でも自決強要はそれが特書される程度に異常であって、戦後、強要した人間がむしろ一般刑法で裁かれるべき問題だと思います。 またZ作戦書類が奪われ作戦が暴露されたという点も首肯できません。未帰還情報が伝わった段階で作戦を延期すればいい話です。それに海軍暗号は、陸軍のものに比べ極端に弱かったようで、そもそも論に戻るべきでしょう。 『ライシャワー自伝』によれば「日本の暗号解読は、特定の米軍発信地から出すメッセージを傍受し、単語の反復度数や長さから米軍部隊の性格をさぐる、いわゆる「通信量分析」がやっとらしいが、かなり巧みに行っていた。あるときー中略ーウルシー環礁に集結中の当方の空母・戦艦・巡洋艦から小艦艇の数までも送信したが、こちらの作戦表と比較してその確度に驚かされた」だそうです。 日米両海軍の暗号解読は相当の領域に達していたようです。ライシャワーは「通信量分析」といってますが、それで空母他艦隊編成までわかるものでしょうか?あまり認める人がいないのですが、暗号解読は数学ですから、日本側もアナログでしょうが米軍暗号の解読にある程度成功していたと思うんですよ。さもなくば、特攻機をあのような精度で発進させることはできませんよね。海戦の勝敗は技術など紙一重の差で決まります。落ちた書類で決まるというのは、高度情報戦の観点からは首をかしげます。つまり福留繁の海軍乙事件について法令面・実害面で非難すべきではないと思います。 それよりも問題なのは、福留氏の著作『史観真珠湾攻撃』の記述にはウソが多いことだと思います。とりわけ軍令第2部長となった以降についての開戦経緯の部分は、前回本を書いたとき、かなり調査しましたが他の海軍将校のものに比べてもいい加減であり、人格上の問題とも絡むと思います。視点が違うとは思いますが、ご参考ください。 別宮 |
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date 2007/9/16(日)21:30 別宮様 お初にお目にかかります。早速 様々な事をご教授いただきまして誠に感謝申し上げます。 暗号や情報分析に関しては堀栄三氏や完倉壽朗氏の著作にもあるように有る程度は分析できた点はあったと思います。 日露戦争の頃までは捕虜になっても罰する事もせず、逆に勲章を授与したという話すら聞いた事があります。 作戦計画と言えばドイツ電撃戦の初期の頃ですがメケレン事件がありましたが、逆にマンシュタインの作戦計画が採用され、マイナスを逆にプラスに変えてる点と思わず比較をしてしまいます。 日本海軍の通信や情報に対する認識度の低さというのはやはり鉄砲屋さんがのさばっていたからなのでしょうか? ご教授いただけたら幸いです。 |
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date 2007/9/16(日)22:24 steinbrunner> 日本海軍の通信や情報に対する認識度の低さというのはやはり鉄砲屋さんがのさばっていたからなのでしょうか? 話の出所は、阿川弘之氏ですので、そのおつもりで。 で、今はどうかというと、良く分かりません。現役時代、海自の同期に聞いたところ(もちろん)はっきりした答えは遣しませんでした。ただ、「幕勤務は、陸だとエリートだろうけど、海は違う」とか言っておりました。現代では有能な順に艦に乗せるということでしょうか? |
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date 2007/9/16(日)22:39 別宮様 先週の会合で「得利寺」の戦闘に触れられた際に、野砲兵第15聯隊長の柴五郎大佐がロシア側砲兵を「間接照準」 その方に野戦の遭遇戦で「間接照準射撃」を敢行するのは日露戦争時では大変困難だと前置きされましたが、私 しかし、この方法は理想では各砲に弾着観測の仰角・俯角・方位角が理解できる観測員が1名が入用となる関係上、 枯山 |
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date 2007/9/17(月)00:29 枯山さま 先日は、こちらこそ恐れ入りました。自衛隊特科の方の見通しの通りです。戦闘は1904年6月15日に起きましたが、陣地設営は前日午後行われたようです。 野砲兵15連隊は、3Dと5Dに分属されていましたが、中心は5Dで柴砲兵大佐は5個中隊40門のうち32門を老孤山という標高328メートルの独立高地の裏手(得利寺停車場南方16キロ)に置きました。弾着観測員は、老孤山頂上からやや下りた稜線に配置したそうです(大体敵は頂上を狙って目茶撃ちするとみたため)。 対するロシア軍のシベリア東狙第1師団の20門は竜王廟という低地(標高88メートル)に陣地をつくっていたそうです(得利寺停車場南10キロ、ですから日本軍砲兵陣地と6キロの距離)。弾着観測員はロシア砲兵陣地の発火がよくみえたそうです。この情景はピッタシ同じですね。 このときの中隊長は『公刊戦史』に名前が残っていると思いますが、砲兵少佐または大尉でしょうから、当然高等数学はできたと思います。副官中尉、少尉や下士官までできたのでは?陸軍砲兵教則を読んでも、今の数学3は超えていますけれども、それしかやりませんし、士官学校卒業生及び大学数学科の予備役将校で間に合っていたでしょう。ロシア軍はこの面で第一次大戦まで苦しみましたが、日本は識字率高いですから。 「ゆとり教育」のおかげで調子悪くなりましたが、先進国最低比率の税金投入で、高校生の数学能力全世界ナンバー1を続けていましたから、計算機登場までは砲兵については日本の独壇場でしょう。遼陽戦ではロシア砲兵は得利寺で懲りて、陣地に掩蓋をつけましたが、今度は日本軍は榴弾(得利寺では榴散弾を使用)を出してきて、陣地ごと押し潰したそうです。この実戦慣れは柴の北清事変の籠城経験が生きたのでは?イタリア軍の37ミリ駐退機付きのおかげかもしれません。 別宮 |
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date 2007/9/17(月)01:33 別宮さま 母校の教授陣が高校生向けに西洋・東洋・日本の歴史の小論をまとめた本を出しました。 私に中国古代史を講義してくださったK先生は、専門の秦漢帝国の分野から後漢末期〜三国時代の小論を載せられていました。 で、小論で批判されていたのは東京外大名誉教授の岡田英弘氏でした。後漢末〜三国の戦乱と飢饉で、漢民族の人口が激減し、 これに対し、K先生は史料を用いて、三国時代に漢民族が激減したというのは間違いである、実際は戸籍に記載されて魏呉蜀の 私の記憶では呉の孫権が兵士不足に悩み、化外の地へ部下を派遣して兵士の補充をしようとしたが、かなわず、その部下を K先生は朝日新聞の被害者でもあります。講義で侵略を進出に教科書を書き改めた、という朝日新聞の誤報が訂正された事を 一番いやだと思ったのが、K先生が批判相手に岡田氏を選んだことです。岡田氏の弟子は1人しかいません。学会で孤立している それでも、母校で最古参となられたK先生には東大や京大の先生を相手に一戦交えてほしかったです。 ご意見・ご感想をお聞かせください。 黒田 謹言 |
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date 2007/9/17(月)06:11 ウルトラサウルス様、steinbrunner さま、別宮さま 軟体金属であります。 >海軍乙事件 輸送機で最前線に機密文書を輸送しているわけです。当然、輸送機側が気づく前に敵機から突然銃撃を受け、機密文書を処分する間もなく撃墜される可能性もあります。 また、情報漏えいと自決は無関係でしょう。 >腐れ士官の捨て所 自分としては、情報担当が軽視されるようになった理由が気になります。 旅順攻防戦でも、ロシア側の陣地の規模・位置を正確に把握していれば、もう少し楽な戦いができたはずです。 以上、日露戦争の例だけを見ても、情報、少なくとも敵の位置や規模に関する情報の重要性は明白です。 |
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date 2007/9/17(月)07:02 黒田長政さま 横レス失礼します。軟体金属であります。後漢、三国と聞き、つい飛び出してしまいました。 >人口激減 少なくとも漢民族の兵力が激減したのは、正史に記載されている戦闘記録からも明らかです。 また、三国時代から西晋の政治家達も人口激減や異民族の流入を危惧する発言を多く残しています。 >戸籍と実際の人口の差異 (おまけ) |
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date 2007/9/17(月)08:24 黒田さま 軟体金属さま 岡田英資氏監修の本に名前を連ねてしまったので味方するのではないですが、K先生(黒田さまにあえていうと、岡田という名前をあげて反対者のKを具体的にいわないのはおかしいでしょう。なぜならば教師は講義の内容について公開批判されうることは当然です。著作について批判されるのと同様です)の言い分はいただけないでしょう。 中国に大きな人口変動があったのは定説ですし、「左翼」「親中御用」学者も認めています。むしろ、日本の常識が世界中で通用すると誤解しているだけでしょう。 また日本人が知らないことは、今どの省が一番人口が多いのかという点です。これが、山東省と河南省が争っている状態です。つまり中国の人口は地形に反して北に片寄っているんです。華南が開発されたのは、18世紀からです。ですから、三国時代といっても、人口では魏が圧倒的であったはずで、鼎立などするはずがないと思います。せいぜい反乱部隊がある程度の話でしょう。 それに加え日本人および中国人が誤解していることは、人口が多いことは文明の進歩を意味しないことです。K先生もここを誤解しているのでは?19世紀のイギリスの旅行記をみると、華南農村部の生活は、今のニューギニア高地人と変わりません。現在どうなっているかは興味のあるところです。白人がプアーホワイトをみると何か同情すると一緒で、日本人は黄色人種は日本人鹿児島県人程度の生活はしているだろうと思いこんでいるんですね。貧富の差は肌の色と関係するのではなく、大体は国家の違いによります。 華南は、清中期の人口爆発で人口が急増したんですね。20世紀後半の緑の革命で人口が増えたインドネシア・バングラディシュ・ナイジェリアと同じです。軟体金属さまの説に賛成で抑圧的な政府はともかく、人口と政体はそれほど関係なく、農業生産性と土地開発方法などに影響されるとみていいでしょう。また、九州とりわけ熊本人を中心に鹿児島県人に反発する勢いがありますが、明治維新で大功があったのは事実でしょう。子孫に美田を遺さず、人間至る所に青山あり、という気構えが足りんから、お前たちは芋に勝てないんだと関東では明治中期まで教えられました。 別宮 |
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date 2007/9/17(月)08:49 軟体金属さま 軍事情報は、一般的な政治情報や経済情報とかなり違います。というのは軍事についての決心は、多くの場合、「オールオアナッシング」です。日本海海戦であれば、対馬か宗谷しかありません。独ソ戦の前のスターリンは「攻撃されるか何もないか」のどちらかです。 この場合、情報は少ない方が有利です。多いと正しい情報にブロックがかかってしまいます。東郷平八郎は、台湾・沖縄を含めて、国民にいっさい情報提供を求めませんでした(もちろん戦後になって情報提供につとめた国民への顕彰は否定していません)。つまりシュアーな情報しか受け入れず、参考にした情報は実際に専門家がみたという情報2件だけです。 昭和海軍はここがわからなかったようです。生き残りの野村実は「情報の数が少なく連合艦隊司令部はあせった」と書いていますが、これが典型的な誤りを示していることはわかると思います。 第2次大戦でいえば英米は情報のうち「暗号解読情報」を上位において、首脳部の判断に供したという点が日本と異なるんでしょう。日本の場合、統帥の方法が参謀「敵情はかくかくの如し」将領「それでは対策は?」参謀「かくのごとく策案せり」将領「それでいけ」が理想とされたんですね。じっさいはこうはいきませんよね。まず、将領が「それでいけ」というためには、確実と信じられる情報が到達せねばいけませんよね。 昭和海軍は暗号解読情報を上位におくことをしなかったんでしょう。 別宮 |
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date 2007/9/17(月)09:09 別宮様 ウルトラザウルス様 はぐれメタル様 まぜっかえすようで申し訳ないのですが、20世紀以降各国が鳴り物入りで政府予算を投じて設立し、日本でも多くの論者がすぐ作れ、と主張する諜報機関なるもの、実は大半が大失敗じゃなかったのかと思います。 と、言いますのは、真珠湾、バルバロッサ、朝鮮戦争、ベトナム、そして9.11にいたるまで、各国の諜報機関の、情報を収集して政府指導者の判断に資するという一番の任務が達成されていないからです。 先日、9.11について、米本土で何かしらのテロが行われる兆候があったというお話をお聞きしたのですが、しかし、結果としてテロは実行され成功してしまったのは確かですし、直後に実行犯の面も割れたということはどういうことかと考えてしまうわけです。 また、こういうとき、情報を上げる側に問題があるのか、受ける側に問題ありなのかは、この種の論争で常に付きまといますが、それほど問題視すべきでしょうか?つまり、情報上げに失敗したとは情報将校や官僚が上の説得に失敗したことに他ならず、自律的理由(本人の資質、組織として硬直化、技術的立ち遅れ)他律的理由(聞き役の指導者が無能ないしは猜疑心旺盛、情報量の整理不全)いずれにせよちゃんと機能していないことを物語ります。 これは暗号技術、通信傍受解析などの技術マターとは次元が異なる部分です。むしろ諜報とは高度のコーディネートの能力を要する机上作業です。ただ情報を回せばいいというものではなく、相手(指導者)がどう額面どおり受け取ってくれるかということも大事であり、この場合「敵」は自国指導者ともいえます。 つまり、JFKのように事務能力皆無で「メモは三行にまとめてね」なんて臆面もなく言うような指導者に事実をきちんと伝えるにはどうしたらいいかとことで、これは猜疑心旺盛なスターリン相手にしたときも同様なエネルギーが要るわけですね。 日本の場合、縦割り(陸海軍外務省)、指導者が想像力に欠けてくれたおかげで、大戦争で悲惨なことになったと思います。各部隊や各級指揮官はよくやったんじゃないでしょうか?同じ軍人といっても、軍艦乗りや野戦攻城とは別種のキャラや才能が必要になるように思います。 困ぺい糖 |
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date 2007/9/17(月)09:58 ペルソナングラータさま 今回参院選で争われたのは地方中央格差問題といわれました。現在、東京と鳥取の一人当たり税金投入額は鳥取の方が4倍多いというんですね。ところが、杉並区に高収入高齢の伯母が一人で住んでいますが、その話によると区役所から毎月1万円の「お買い物券」が届けられるそうです。買えるのは地元商店街限定らしいですが、これはバラマキ福祉ですよね。夕張怒りますよね。とにかく杉並区は扶桑社教科書は採用するわ、それに反対する「中核」派区議が阻止のためのデモ隊を組織するわで、なんとも裕福な争いをやっています。 国民はこの事態をどう判断するのかですが、やはり知事は気に入らなくとも鳥取を応援すべきだと思います。ただこれを仕組みでやるのか、行政指導でやるのかが問題でしょう。税収の大半を国庫に納めて、そこから財務官僚が裁量で分配するというやり方は限界でしょう。 こういった内政が参院選における争点になったとはどうしても思えません。ところが福田・麻生両氏とも認めているようにみえます。 一方、安倍首相は小泉純一郎に推薦されたんですが、政策は小泉改革にアンチしているように国民にみえたんではないでしょうか。とりわけ、郵政造反組の復党は簡単にやりすぎたと思います。とにかく選挙となると人間熱くなりますから、岐阜1区の佐藤・野田両陣営の死闘などは、首相はなんらかの佐藤有利の見解を打ち出すべきで、「今」野田陣営に軍配をあげたら反発は強いですよね。ともかく野田事務所は火付けにあいました。 人間はマスコミ学上いう「確認行動」をとるんですね。野球場でナイターをみた人間が一番熱心に夜のスポーツニュースをみます。小泉改革にイエスをいった有権者が、小泉にアンチする安部に参院選に反対行動(=確認行動)をとったと思います。それで、小泉支持と伝えられた福田に、国民の多くが支持するという現象が生じたんだと思います。福田が郵政造反組に表面上厳しい態度をとるといったことにも影響されたと思います。 以上は内政ですが、福田(新)首相にはアンチ安倍で媚中はやってもらいたくないですね。安倍首相も中韓電撃訪問で媚を売っていました。福田氏は安倍路線を継承しているとしていますが、何を継承するんでしょうか?ともかくモゴモゴして政策をいわず、国民は福田支持ですから、衆院選はどうなるんでしょうか? アメリカもイラクで忙しくて北朝鮮には宥和でしょうか?昭和40年代前半のアメリカの心配は、日本が米ソ戦に巻き込まれることを恐れ、日米条約を破棄することだったようです。ラスクは「日本人はあれほど共産主義が嫌いなのに、どうして共産国家には親近感を示すのだろうか」と書いています。 ラスクの言葉をそのまま今のアメリカ人に返したいところですね。ジョージ・ワシントンは「全ての国と公平にえこ贔屓せず、深入りすることなく付き合うのが外交だ」といったそうですが、戦間期孤立外交の基礎をなしてますよね。ブッシュが英ブラウン首相にジャンパーをおくったそうですが、ブラウンは背広・ネクタイで押し通したらしいですね。福田首相にはこの程度のことはやってもらうことを期待しましょうか? ムッソリーニは初めてローマを訪問したヒトラーの格好をみて「オレはああいうの嫌いなんだよな」といったそうですね。 別宮 |
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date 2007/9/17(月)12:21 ご参考になるかどうか。 http://obiekt.seesaa.net/article/55352506.html おまけ |
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date 2007/9/17(月)17:20 別宮様,皆様,ごぶさたしております。 なかなか涼しくなってくれませんね。 国政選挙の事前予測は,ハズレる事が珍しくないそうです。 反対に,党内選挙 旦那の海軍元帥のスレッドでも語られていた通り,郵政造反組の復党を認めたのは安倍 さて。 歴史群像を購入しました。 この号に,竹橋事件の説明がありました。 そこで質問なのですが,なにかと手元不如意だったはずの明治政府,徴兵の人たちが除隊 あと,もう1つ。 兵役を満了して除隊する兵に(給金以外の)金を渡している 仲間っちは好きだけど夏目雅子さんとは似てなかったと思う,渡来静 |
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date 2007/9/17(月)18:12 渡来 静様、皆様、MUTIです。 > あと,もう1つ。 兵役を満了して除隊する兵に(給金以外の)金を渡している 他の国のことは知りませんが、現在の我が国がそうです。 >退職手当・・・任期を満了した際には、1任期(2年)で約60万円、1任期(3年)で約93万円、2任期目で約130〜137万円支給されます。 |
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date 2007/9/17(月)21:18 別宮様 なるほど得利寺の地図が全く手許に無いので戦況を掴めなかったのですが、戦況は正に間接照準を敢行したとしか考えられない状況 柴が北清事変での実戦体験により、虎の子の37ミリ速射砲を直接照準という危険な行為で喪失するのを避けたいという思いはした可能性は この苦心の新システム導入の戦果が絶大だからこそ、柴が日露戦争後に佐官では最高級の武功に値する功二級金鵄勲章を授与 枯山 |
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date 2007/9/17(月)21:53 渡来さま 竹橋事件が区切りですが、ある意味でこれが、禁衛軍(近衛軍)から国軍(National Army)への転換となりました。荒木貞夫が妙なことをいいましたが、旧軍は帝国陸海軍であって、皇軍ではありません。皇軍や王の軍隊とはルイ14世やマールボロ公の時代の軍隊です。 そもそも国軍はフランスが発祥で、ジャコバン党によって"Assemblee nationale"国民議会の軍隊として始まったことにより、この名前がついたものです。ですから対外的に階級が存在して、将官も兵卒も議会の前では平等であって、重傷を負ったとしても手当ては兵卒も将官も一緒であって、違うのは職掌だけです。それゆえフランスでは将官の間に階級差はなく、旅団を率いる将軍、師団を率いる将軍という区分けがあるだけです。 待遇も一律であって、全員終身雇用です。歩兵・騎兵士官は"St. Cyr"工兵士官"Ecole Polytechnique"卒業生、下士官は"rengages"なだけです。このレンガージュというのは再役兵のことで、要は下士官は兵卒から選ばれる制度です。いずれにせよ、徴兵または志願で軍隊に採用されたフランス人は定年制度によって予備役・後備役に編入されるとしても、一生給与・年金(恩給)は支払われます。定年にあたった場合、一時金制度があっても金額が大きいものではないでしょう。 フランスでも帝政・王政に変化しても、この雇用制度自体は守られました。現行の日本政府も帝国軍人にたいして昭和27年議員立法をもって軍人恩給支払いを再開、現在にいたっています。 自衛隊も骨格としては変わりませんが、戦前のように予備役自衛官にたいして天下りを斡旋するわけにもいかず一時金としているのかもしれません。ただ、予備役編入で生活に困っては志願制による軍隊は崩壊しますよね(戦前ですと予備役編入下士官にはタバコ屋とか幼稚園園長とか認可職業を斡旋していました)。大学優先入学制度も拡充されつつあるようです。最近、結婚式では現役自衛官は戦前の第1種兵装のような制服で出席していますから、徐々に改善されているところでしょう。 別宮 |
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date 2007/9/17(月)23:11 黒田さま 別宮さま |
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date 2007/9/18(火)04:21 別宮様 ヒトラーが始めてイタリアを訪問したとき、服装は結構評判がよくなかったようで、「労働者が、お祭りの日にお出かけするぞ、というような格好」とか言われてます。ヒトラーのほうも、それ以降ムッソリーニの前では軍服以外を着たがらなかったようですから、自覚症状があったのかもしれません。どうも黄土色のトレンチコートかなにか(に帽子)を着ていたらしんですが、何が悪かったのか… (何を着ても似合わないタイプではありますが…) まぁ、それ以外に、ムッソリーニは「ヤツは色白を隠すために、実は頬紅をさしておる」と言っていたらしいです。これが嘘か本当か知りませんが、福田氏も白髪染めはこまめにした方がいいでしょうね。首相というより、近所の商店街の洋品店の店主、といった雰囲気ですし。(どうも今晩の大阪人のインタビューを見るかぎり、だから「人柄がよさそう」とか、適当に解釈されて人気があるみたいですが…) 今晩、テレビで女子サッカーチームの試合(杭州)を見ていても、中国人の観客が皆ドイツを異常なまでに応援、ひどい中でがんばって試合をしていました。それなのに日本は最後「謝謝」の垂れ幕までつくって… これが日中友好外交の縮図だと思います。 ヨーロッパは、ブレアのあと、今度はフランスにサルコジが出てきて親米一直線ですから面白いですね。ブラウン氏は、どうも背広の着方がだらしない感じがして(特に襟周りなど)、なんか頼りない感じがするんですが、福田氏と同じで英国人にはこれが受けるんでしょうか。 ペルソナングラータ |