過去ログ251-300

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date 2007/11/13(火)03:02
uname 通りすがりの環境学徒

subject re(5):環境問題

ペルソナ・ングラータさま、はぐれメタル=軟体金属さまへ。

二酸化炭素排出権取引を京都議定書に盛り込もうと積極的にロビー活動したのは日本と欧州です。EU圏ではご存知のとおり数年前から排出量取引制度を導入しており、排出量取引市場が出来上がっています。近年中にEU圏各国ともこれにリンクする形で独自の取り組みをすることでしょう。そして日本でも2年前から出来てますが、これについては一々言わなくてもご存知だと思いますので省きます。また、後進国にエコ技術を提供する見返りとして、削減できた二酸化炭素量を日本の削減量としています。(下は蛍光灯、上は火力発電所など)もし、技術供与をせずに自努力で済ませようものなら同じ削減量でも100倍や1000倍近い費用がかかるでしょう。次に、各国のCO2排出量における虚偽報告ですが、不可能です。国際、企業排出量取引において厳選な検証を行っており、技術供与や森林事業による削減量を数値化し(その事業によって生じる二酸化炭素量を足し(輸送による二酸化炭素など))たうえで検証機関から許可が下りない限り、国際、企業排出量取引は成立しません。(検証機関は日本のみで20社あります。)さらに言えば、排出量削減枠は日本国の場合6%、企業の場合は各企業に日本国が排出量削減枠を設けています。よって削減枠の中に残存のアマゾンの森林やシナの家事は含まれません。これは日本国に限らず、どの国でも当てはまることです。そして排出量取引制度は市場原理に一番適したものであり、費用対効果の面(経済、環境両面)でこれに勝る制度は現在のところ残念ながら存在しません。

最後に、なぜ排出量取引を日本や欧州が積極的に京都議定書に盛り込もうとしたのかを簡単に述べると、金に成るからです。排出量取引市場はグローバル経済に直結すると100兆円規模の市場に拡大します。米、豪では国家としては京都議定書に批准していませんが、民間主導で4年前から取引市場が動いています。次の大統領は、共和にしろ民主にしろ、市場経済の面から温暖化対策に積極的な政権運営を迫られるでしょう、批准するかは別ですが。ただしもし批准すれば1トンあたりの相場が数日もしないうちに倍になるでしょう。それだけ魅力的な市場なのです。ですから、日本も欧州もこの制度を議定書に盛り込もうとしたわけです。建前は温暖化対策ですが、本音は金です。

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date 2007/11/13(火)07:53
uname 直衛

subject re(2):小沢はどのように対応すべきだったのか

連立に応じていた場合、民主党はかつての社会党のように有権者にとっての存在意義を失い、解体する恐れがあったと思います。
連立を組んでしまうと、政権を握り続けることが最優先となってしまい、政策的に妥協を重ねて自民党との違いがボケるためです。
民主党としてはあくまで自民党の対抗馬として政策的に対決姿勢を続け、解散総選挙に追い込むのが正しいと思いますが、対立軸としてテロ特措法を選んだのは大失敗でしょう。
マスコミは参院選同様に必死で防衛省のスキャンダル暴きで民主党をバックアップしていますが、世論はむしろ対テロ戦支援の方向に傾いています。
年金ではだまされても、国防や同盟の問題でだまさるほど国民も馬鹿ではありません(と信じたい)。

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date 2007/11/13(火)09:34
uname betsumiya

subject re(3):カトリックあれこれ

ペルソナングラータさま

ウィーンのノイエヤーレとプロムス(ただ同然)では料金の違いが・・・。保守党の基盤は労働者階級で、植民地にもっとも熱心だったのは労働者だったというのがあります。

イギリス産業が駄目なのは、産業革命がもっとも早く起きたためだ、という説があります。ともかく人口の都市集中が起きました。現在ではイギリス人で田舎に永久的に住むという人はいないのでは?でも、イギリスの労働者住宅は相当なものですよね。ロバート・オーウェンとかその反動なんですよね。

驚くのは、1900年ごろ、イギリスの都市生活者はテレビと自動車を除いて、なんでもあったのではないかと思しきことです。早めにできあがったので内需が全然発生せず、また労働者階級が上昇意欲なしで、上昇志向の労働者は"snobbish"の一言で片付けられます。原義はスト破りらしいですが、こんな言葉は英語しかありませんよね。また鼻に指をたてる仕草に品がありません。

ブルックリンに住むアメリカ人女性はイーストサイドをながめて「あそこに住む人は私たちのようにコーヒーを飲むんじゃなくて、紅茶を飲む。いつかウォルドルフ・アストリアで紅茶を飲んでやる」といいますが、ウェセックスに住むイギリス人女性は紅茶が好きでも、「インオンザパーク?怖くて入れない。ハイドパークコーナー?行ったことがない」といいます。海は統べることができても、大陸行けば田舎モンですよね。カレーを諦めて北米に行った感じがあります。

サルコジはアメリカ行って英語喋ってましたね。"fraternite"はいいですが"ami"は気持ち悪いですね。イラク問題で、民主党の代議士が、日本は米欧の橋渡しをすべきだといってましたが、これは盧武鉉が韓国が日中の橋渡しをするというようなものですよね。

孫文が「自由」「平等」「博愛」に反対し、「中国人には数千年もの間、自由がある。なんとすれば、いつも税金が安かったからだ」といっているのに驚きました。

別宮

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date 2007/11/13(火)12:46
uname ロック

subject 風邪

皆様 如何おすごしでしょうか
私は大風邪をひきまして やっと立てるようになりました

金曜あたりに変調を感じ 土曜の朝から調子が悪くなり 夜には39度の熱を出してしまいました
全く身動きが出来ないまま食事も喉を通らずでした
インフルエンザといえば 人類に広く認知されたのはスペイン風邪ですが
繁殖力が現在のものより30倍ほどあったようで
未知のウィルスに対して抗体が整わないうちに大量のウィルスと戦わねばならず
免疫系が大混乱を起こしてしまう事があったそうです

強毒性のトリインフルエンザでも同じ事があったようで
これで「免疫が強い人が死にやすい」と勘違いされる事が多いようですが
抗体が出来る前に圧倒的な数のウィルスと戦い過剰な反応になってしまうわけですから
早期に抗体を作れなかったのが原因で相対的な戦力差の結果です
ウィルスの圧倒的な数に免疫反応が追いつかず敗退してしまったわけですから
戦力をウィルスより早く調えねばなりません 免疫力強化は必須かと思われます
「韓国よ しっかりした対北朝免疫を持ってくれ」と混濁した意識の中で思いました

一般的にスペイン風邪は米国起源と言われますが
東南アジア起源とも言われます
2005年に遺伝子解析からトリインフルエンザと比較して
ウィルス複製にかかわる遺伝子上アミノ酸配列で10個くらい違う程度で
感染に関わるヘマグルチニンがトリ型のままだったようです
本来人間への感染能力が弱いはずのトリ型のままで大流行したのは驚きで
現行で流行っているインフルエンザはヘマグルチニンが人間に感染しやすいように変わっています
(今のヒトインフルエンザは全て弱毒性なのはこのせいか?)
スペイン風邪ではブタを中間宿主とする事なく トリから人→人から人への感染能力をもった可能性がある
起源がはっきりしないのは その節操が無いくらい変異し続ける性質だからなのでしょうか?
そんな事を思いつつ「しまった ワクチン接種をもっと早くやっとけば良かった」と後悔しております

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date 2007/11/13(火)14:54
uname ブラックウォーター

subject 提訴は筋違い

別宮先生
アフリカ、山西ともに恐ろしいところですね、初めて知りました。少年兵を使うのは大人が死に絶えたところというのは納得です。
チャイルドソルジャー問題で近年世界を震え上がらせたのはシェラレオネ内戦ですが、同国の平均寿命は男女とも30才前後でした。
私は外交官の遊興施設について批判的な見方をしていましたが、こんな地獄のようなところではこうしたことも致し方ありませんね。山西省帰還兵たちが政府を訴追するのは、今で言えばカレンに行っている日本人傭兵たちが政府に責任を求めるようなものでおかしな話ですね。

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date 2007/11/13(火)22:23
uname 困ぺい糖

subject 大連立

皆様

視点を自民党に持って行きますと、大連立はメリットがあります。要するに政権維持と延命が図れるわけです。

なんにせよ、選挙に負けて下野となると洒落になりません。これは河野自民が一回煮え湯を飲まされた記憶が生々しいはずです。

今回、福田首相か、小沢代表か、どっちが言い出したか、少しはっきりしない面がありますが、どちらが言い出してもおかしくない状況ではありました。

読売社主の老人は狂言回しでしょう。この手の政治的お囃子は朝日ともども日本の新聞のよくするところですが、はっきり世論形成には失敗するのが毎度のことです。本人たちは全然自覚していないのが問題で、最近支那事変当時の写真や事実報道を調べる機会があったので、とりわけ私には感慨深いものがあります。とにかく当時の現場の取材者の勇敢さに比べるとなんだ、です。

また、自民党も、党員党ではありませんので、イデオロギー的には極端な話が極右から極左まで全部そろっています。当然、親米も媚中もありで、神がかったような国粋論をぶつ人もいれば、役人天国万歳の社会主義者もゴロゴロいます。この面では官公労が公然支持の民主とも相通ずるところがあるのです。

いずれにせよ、福田首相と言うのはいまいち政治信条がはっきりしない人ですので、なかなか次の言動が読みづらいと言う面があると思います。

ただ、小泉元首相が大連立ならずを残念がったとも言われますので、次の選挙の内容で大きく変動する可能性はあります。このへんはクーポン選挙後の英自由党の消長を連想させるものがあるかと。

困ぺい糖

追伸:支那事変で集めた写真について、mixiで貼っておきましたので、よろしかったらどうぞ。
http://mixi.jp/view_album.pl?id=6084222&mode=photo

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date 2007/11/14(水)00:41
uname だだえもん

subject re(2):左翼の何が嫌か

ペルソナ・ングラータ様

そうですね、今でもまだ、社会やら歴史について真面目に知ろうとした人がまず目にするのは「左系」の本なり雑誌なりであることが多いでしょうから、論理と事実とに基づいたアピールをしていくことは確かに意義のあることだと思います。
陰謀論というと、どちらかというと「右系」の人がはまりやすいという印象はありますが、例の「9.11テロは米政府の陰謀」論については、いわゆる「市民運動」から派生した人が多くはまっているようですから、このへんについては左右の差異は実はあまり無いのかもしれません。
「9.11テロ陰謀論」なんて、「んなわけねぇだろ」という話だと思うのですが、名前を聞いたら「えっ」と思うような人までが真面目に論じているのには戦慄します。

高城様

決して不快ではありませんのでご心配なく。「論じるだけ時間の無駄」という言葉は「どうせほっとけば自滅するから大丈夫ですよ」というくらいの意味をこめていたのですが、言葉の使い方に誤りがあったかと今になって反省しております。失礼致しました。

民主党が「左翼」の範疇に入るか、左傾しているかどうかについては、判断できる材料が私の手元にないので判断を留保します。ただ、テロ特措法をめぐる一連の動きについては、明らかにいただけないと思うもので、この点については異論はありません。

「多くの人が信じてること=正しい」についても言葉足らずであったかもしれません。おそらく、高城様の仰るような「多くの人が信じていること=(正しくなくても)実現される」の方がより正確でしょう。
今のところ、民主制が政治制度としては一番ましな制度ではあるでしょうが、下手すると多数の専制につながりがち、という弊害は常にあり、それが民主制の最大の問題点といえるでしょう。

左であっても右であっても、自らの信条に命を賭け、誰に対しても誠実に対応する人は尊敬に値しますが、なかなかそういう人は少ないのが現状ということなのでしょうか。

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date 2007/11/14(水)06:58
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(4):カトリックあれこれ

別宮様

切符代のことを考慮することをすっかり忘れておりました。失礼しました。(そうじゃないと、天国のクレンペラーやベーム、カラヤンたちが怒りますよね)

日本は中小企業に活力もありますし、英国人に比べると、日本人はまだまだ"Ambitious"かも知れませんね。マスコミが「出る杭は打つ」「格差反対」で、近頃はNOVAの社長室を写したりして喜んでますが… 

バーナード・ショーが意地の悪い戯曲「ピグマリオン」で、下世話な下町の花売り娘を、言語学者が立派な英語を話せるレディに調教する、という話を書きましたけれど、これもロバート・オーウェンとかの流れの続きなのかもしれませんね。その後、アメリカ人が「マイ・フェア・レディ」と改題して面白いミュージカルに仕立て上げましたが、一幕の初っ端から“Why can't the English learn to speak?"(なぜイギリス人は英語が話せないのだ?)と歌いだしますから、ニューヨーカーにまで馬鹿にされては立つ瀬もありません。

ロンドンは、地下鉄代が1000円突破でニュースになりましたけれど、都心の主要路線はほとんど19世紀末には出来上がってるんですよね。鉄道路線もしかりですが、最近はフランスからの圧力でドーバーからロンドンのセント・パンクラス・ステーションまで高速線をやっとこ作りました。それでも国内線の車両はフランスじゃなくて日立に発注したようですが… 英国人の意地でしょうか。女王陛下は開業に当たり「ヨーロッパがもうすこし近くなりましたね」と仰られたとか。

サルコジのアメリカ好きはハンガリー移民の血のせいですかね。フランスでも日本と同じように、どういうわけか右(ドゴール主義の流れで)も左もアメリカの悪口を言うのが必須ですから奇跡的です。米仏関係をちゃんと見ている、と言う点はもちろん評価できることではあるのですが。コイズミなきあと、サルコジがいてくれるだけ、ブッシュ大統領も安心ですかね。日本はテロ特問題で、だいぶ損する事になりそうです。

ペルソナングラータ

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date 2007/11/14(水)08:35
uname betsumiya

subject re(5):カトリックあれこれ

ペルソナングラータさま

マイフェアレディーは映画しか経験がありませんが、アメリカ人がつくったんですか。情けないですね。寅さんがアメリカで改題された感じですね。

映画で「外国人だからちゃんとした英語を喋れるんだ」というのがあって驚きましたが、ロンドンのコックニー訛りは日本人には恐怖ですよね。オーストラリアにいる日本人には「ここにいると英語がますます下手になる」というのがありますが、OKを「オーカイ」といわれると、ひるみますよね。

レアルマドリッド移籍前のベッカムがこれでしたが、駐スペインイギリス大使館は必死になって矯正したとみえ、最近よくなってますね。この辺りが、イギリス人なのかもしれませんし、アメリカ移籍できることになりました。また映画の通りで、女性がより矯正しにくいようですね。イギリス人女性歌手はいても、イギリス人女性俳優はあまりいませんよね。とにかく、アナウンサーとか俳優学校の仕事の大半がBBCアクセントを教えることのようです。

アメリカ人の英語は南部を除いていうほどの方言はありませんが、文法おかしい人は多いですよね。それと"The English"というのも気味悪いですね。"The Japanese"もそうですが、大体そのあと悪口でしょう。"The American"だと自慢話です。イギリス人は"Ameri Talk"といいますけれども。ロンドンの地下鉄は"Tube"というくらいで、車両断面が丸いというのがあります。それとイギリスでは鉄道車両(地下鉄ではない)によく、各ボックスごとに出口(窓ごと出入り口がある)がついていて、自分でハンドル(レバー)回して開けるという方式があります。日本人に、走行中開くのかという疑問をもって、ハンドルをガタガタさせる人がいるんですよね。ハンドルの上には"Danger"と書いてありますから、「危険」ですよね。

でも危険な車両を設計するな、という疑問は生じます。昔、大蔵省でウィンブルドン方式といって金融自由化の危険性(自由化すると日本におけるプレーヤーは全部外資になる)を説いた人がいましたが、イギリスでは本当に起きます。発明はするものの、いつか本家が奪われるというのはなんか怖いですよね。でも危険な車両をいつまでも走らせては、他国人は見習って工夫しますよね。

別宮

260

date 2007/11/14(水)08:48
uname 高城

subject 誰がブレーキをかけるのか。

通りすがりの人に言っても仕方ないんでしょうが・・・。

環境学徒に温暖化対策が建前と言われては、京都議定書も立つ瀬がないでしょう。普通に生きてて温暖化対策の必要性を感じることはありません。温暖化対策とは政府主導の対策であって、政府(および傘下の団体・企業)の自己肥大化は止めるのが困難です。公共事業は土建屋さんを潤すためにやるべきではありませんよね。必要があればやるべきなのです。やはり問題は対策をして温暖化を止めることが可能なのか、可能だとしてかける費用に効果が見合うかということに尽きています。ここで説得的なプランを提示できない限り、国はビタ一文出す必要はないでしょう。環境業界が潤うか否かはどうでもいいことです。日本がロビー活動したことは間違っていたように思えます。

高城

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date 2007/11/15(木)00:40
uname 黒田長政

subject 食料自給率と穀物メジャー

別宮さま

関東では水曜発売のSAPIOに記事があるようですが、九州では金曜発売なので、まだ見ていません。

十数年前、大前氏が「平成維新の会」や「知事リーグ」構想を表明、のち挫折したことがありました。
それ以前、まだ大前氏が言論活動のみだった頃、雑誌記事に、以下のように意見を表明していました。

「農林水産省が農家助成のために1兆円規模の補助金を考えているようだが、バカバカしい。
1兆円あれば米国の穀物メジャー(ガーキル等の事か?)を買収できる。それで問題は解決する」

という事でした。たしか続きの文章に、農家助成の補助金が効果がでるかもわからないのに、という
文言もあったような…。当時大学生の私は「なるほど〜」と思った記憶があります。

で、このサイトで皆様の議論を拝聴するにいたり、
@小規模農家ではもうやっていけない。大規模農家の育成。
A工業の時代に農業をやると苦しくなる。金融の時代に工業をやると苦しい状況になる。
B大都市で稼いだお金で地方の田園を助けるほかないだろう。
C道州制などと、ドイツのマネなどしたら、日本は失敗する。
というような知識を得る事ができました。

で、今回、農林水産省がまた1兆円規模の農業助成金を考えていると雑誌等で知りました。
道州制にしても、大前氏の意見が出所だろう、と別宮師が書かれていましたが、いかがでしょう?
この農林省の自給率UPも視野に入れた補助金行政の是非をお聞かせください。
よろしくお願いします。

黒田              謹言

262

date 2007/11/15(木)09:04
uname betsumiya

subject re(1):食料自給率と穀物メジャー

黒田さま

大前氏の著作を何冊も読んだこともないですが、結局「自由貿易」「市場経済」がわかっていないのではないか、と疑っています。

わかりやすくいえば、経済=商売と戦争=外交・軍事は別の次元の話です。農産物自給とは外交・軍事からきたことであって、国家"State"の問題です。経済・商売は個人的"Enterprise"の問題です。この両者は自由主義経済ではクロスしません。

太平洋戦争の過程における軍人のいうことをきくと、単細胞(例えば、満州事変=花谷手記にある花谷の論)軍人はみな「世界はブロック経済に向かっている」といってます。これは世界が社会主義経済(統制経済)に向かっている(向かうべき)のかという問いが関係しています。自由経済の国であれば、「××枯渇」は関係ありません。1941年に石油不足といったところで、相手がアメリカで自由経済であれば「買えばいい」のです。戦争をやって、インドネシアに出るよりも、アメリカ商人と話した方が簡単です。

日米農業問題で、戦後アメリカがやった最悪の政策はニクソンが日本にたいし「大豆禁輸」をやったことです。これは忘れてはいけません。直接の問題は「豆腐」と「納豆」が食べられなくなったことですが、これは食生活に致命的な打撃です。ニクソンはあとになり「侘び」を入れて「日本人が直接大豆を食べるとは知らなかった」(=大豆は飼料穀物ではないのか)といい、日本の新聞は余計に怒ったのを覚えています。所詮豆腐ですがされど豆腐です。これからあと日本政府がやったことは、大豆作付けを満州と南米に奨励したことでした。つまり外交で解決しました。

カーギルを買収しても、アメリカ政府がモラルエンバーゴ("moral embargo"道徳的輸出禁止)でなく、ニクソンのようにやったら意味がありません。1兆円はゴミとなります。新聞が騒いでいる中国の資源漁りも中国にとって意味がないことがわかるでしょう。個別農産品についていえば、1ヶ所に頼らず、分散して輸入することです。牛肉輸入についても、アメリカは泣くだけでしたよね。オーストラリアやニュージーランドに輸入先が分散していたためです。

日本の農業政策で、農林省の役人が戦前頭で自給率を持ち出すことが、間違いの始まりです。じっさいには米が自給できれば、あとは「牛丼我慢」の話です。カロリーベースがおかしく、米自給を問うべきで、農地・人・品種・肥料・農薬の問題です。全世界が極端な飢饉になれば日本も運命をともにするしかありません。あるテレビ番組で農業所得保障の話をしていたら室井祐月が突然「それじゃ、お百姓さんを全部公務員にしたらいいじゃん」といってました。日本の女流文学は消えずですね。直感だけでモノをいい、生きてるんですよね。

別宮

263

date 2007/11/15(木)10:04
uname SLEEP

subject re(2):食料自給率と穀物メジャー

黒田さま、別宮さま

我々がよく耳にする食料自給率というのは一般にカロリーベースなんですね、ちなみに生産額ベースは04年のデータで80%だそうです。カロリーベースというのは食糧難にあえいだ記憶の後遺症じゃないでしょうか、コンビニやファーストフードで大量に廃棄処分される現実を考えると馬鹿げてるようにしか思えないのですが・・・だいたい思うのですが、むしろ食料品高騰のほうが国の健康対策にはいいんじゃないでしょうか。

大豆禁輸はたしかに日本人にとって悪夢ですね、長期化すれば醤油もミソもなくなるわけですから。大前氏の言うのはカーギルを買って優先的に日本に入れろということでしょうが、倉庫や農地が外国にあれば同じですよね。むしろなぜカーギルのような大企業が日本にないのかを考えるべきなんですけど。

女流作家のようなのはたくさんいますね、お百姓さんは素晴らしい仕事だとか土とともに生きるのは良いとか日本人は農業に夢見すぎなんですよね。要はただの製造業なのですが。農家なんかやりたくない頼むから土に縛り付けないでくれ、と言うのはわがままなんでしょうかね?絶望しますよ。

SLEEP

264

date 2007/11/15(木)21:16
uname 困ぺい糖

subject re(3):食料自給率と穀物メジャー

別宮様 黒田長政様 SLEEP様

最近NHKが得意な農業ネタは、コシヒカリやらヒトメボレ(なんというネーミング)の作付け農家が過剰で値崩れ、安い『標準米』(おお、懐かしきかほり)が在庫難だから国が何とかすべきだというものです。
半可通だと笑われますが、これ、全農家をコルホーズに再組織化せよという主張でしょうかね?

農業後継者難の一つの要因は、農業自体の現金収入源としての不安定さにあるのだから、これを安定させよ、(ようするに国庫金でバランスさせろ)という主張のおかしさは、工場労働者ならいつも決まった定額賃金が得られると言うマルクスが前提とした考え方を出発点としていることです。
そして、農業は一年に一回しか収入のチャンスがないというのが殺し文句みたいに使われてきました。

前提自体を疑うべきでしょう。農業従事者は雇用された労働者ではないでしょう。すべてを自発的意思と裁量に拠らねばならず、その意味では年度決算に命をかける事業主です。つまり「階級の敵」資本家の眷属に他なりません。

過去の共産革命においてもっとも血を流したのがこの人々だと言うことを考えて見るべきでしょう。でも、プロ独を主張しながら日頃は中小企業主の味方顔をする政党が日本にはあり、これを女流はじめおばさんが支持しちゃうのがお話を結構ややこしくしてはおります。

困ぺい糖

265

date 2007/11/16(金)00:24
uname だだえもん

subject re(2):食料自給率と穀物メジャー

別宮様

仰るように「自由経済が機能しているなら、不足したなら買えば済む」というのは全く道理で、いわゆる「食糧自給論」はあまり意味が無い、ということについては完全に同意するものです。

ただ、いわゆる「食料自給論」とは全く別の文脈、どちらかといえば別宮様の仰るような自由経済を前提とした文脈での問題点があるのではないか、とも思います。
最近、魚などの水産物に顕著だといわれている、いわゆる「買い負け」と呼ばれる現象のことです。
ご存知かとは思いますが、世界的に水産物の需要が急増しており、そのため価格が高騰して、日本のバイヤーが競り負けてしまう、という、あれです。

この場合、どこかの国の政府が強権を発動してルートを独り占めしているわけではなく、市場はほぼオープンです。むしろオープンであるが故の「問題」でしょう。
私の近所のスーパーでも、以前は「ノルウェー産の鯖」「チリ産の鮭」がよく並んでいましたが、最近ではこの両国の魚はあまり見かけません。まだ鮭や鯖が途絶える、というところまではいってないですから、要するに他の国から買っているのでしょう。
そのうち、手に入るどのルートにおいても買い負ける、という事態が起きるのか、との危惧を抱きます。

これはバイヤーの資金力の問題というより、「採算がとれる価格で買えない」ということが問題なわけで、いずれは価格高騰の結果を消費者に転嫁する(つまり値上げ)という形で強引に採算を取るしかなくなるのでしょう。
そうなれば絶対数が不足しない限り魚は入手できるとしても、消費者の立場としてはあまり歓迎できる事態ではありません。

食料自給、広い意味での国防とは関係がありませんが、生活者の立場としては気になる事柄です。

266

date 2007/11/16(金)02:27
uname BeauFighter

subject マジノラインの衛生状態

 初めてお邪魔させていただきます。
 マジノ線要塞については、フランスが大宣伝していたおかげで大分モダンなものと
思われている気がいたしますが、実際は穴蔵もいいところだったそうです。換気装置が
あっても能力が足りず、染み出す水で末端のトンネルはよく水没していたり、カビが
発生していて閉口したという話だったような気が致します。当然、居住環境としては
最低の部類に入るので、守備兵は規定違反なのに要塞の外に野営するようになり、
いつか規定事実となってバラック駐屯地を立てて外で過ごすのが恒常化していたとか。
 非常時なら耐えられる、っていう環境は、やっぱり辛いのですよね。

267

date 2007/11/16(金)03:22
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(6):カトリックあれこれ

別宮様

長々と話題を引きずってしまい申し訳ございませんでした。

イギリスの汽車のドアは走行中でも開くんじゃないでしょうか。しかも外開きらしく、ホームで待ってる人が往々にして一発食らうらしいです。Dangerは本人のためじゃないのかもしれませんね。(止まる前に開けさせないための恫喝?)

ドアがたくさんついた車両、日本は明治でやめましたし、イタリアにも三等車ではあったんですが、第二次大戦前で製造やめて、今はたま〜に蒸気機関車のお供で走ってるぐらいです。(そもそも、トイレに行くなら車内に通路が必要なので、車内移動できる以上ドアはたくさんいらない) イギリス人は頑固ですね。日立の「弾丸列車」(イギリス人は、なぜかこう読んでるようですが)も、英国の様式にあわせて、地下鉄銀座線のように「集電靴」(パンタグラフでなくて、地上から電気を取るためのヘラ)までつけなきゃならなかったようですから、一筋縄ではいかないでしょうね。

今、フランスでは鉄道員が大規模ストでサルコジ改革(要するに、公務員として異様に変な特権が多々あるから、それを引っぺがす、という話)と対峙してるんですが、英国病ならぬフランス病も、やっと変わっていくのでしょうか。ひとたびエラン(気概)を失うと怖いもんですよね。(伊仏のラテン系国家では、生活重視なので人生が灰色にならない分、悲壮さは英国よりは大分ましではありますが)。

日本のマスコミも「格差格差」と五月蝿いですが、昔の椅子の狭い遅い新幹線に乗せられて、30年デザインが変わらない車買わされて、標準価格米食べる生活でやや平等なのとどっちがいいのか、と、ちゃんと説明してもらいたいものだな、などと思うものです。

ペルソナングラータ

268

date 2007/11/16(金)03:34
uname ペルソナ・ングラータ

subject 直感は正しい。

皆様

室井祐月女史のコメントですが、逆説的に言えば、確かに正しいのでは? 農業を全部公営にして、毎年一兆円まで赤字は補填できます(経営がうまくいけばそれ以下に減らせるし…)、なんて、民主党がグダグダ提案しているマニフェストより、よほど効率がいいです。(イギリスはこのノリでどんどん企業の公営化しちゃいましたし…)

もちろん冗談ですけどね。おいしいものもなくなるでしょうし…
ペルソナングラータ

269

date 2007/11/16(金)07:19
uname はぐメタ=軟体金属

subject re(1):直感は正しい。

ペルソナ・ングラータさま、皆様

はぐれメタル=軟体金属であります。

室井祐月女史のコメント、自分もこの発言は戦争中であれば正しいと考えます。
軍と農業は似たところがあります。戦争中であれば、どちらも失敗すれば国民の命に関わるという点と、平時は採算が取れない(軍は戦時も)という点です。
(日本の農業が採算が取れないと断言してしまうのは悲しい話ですが)

どこの国でも兵は全員公務員ですが、にもかかわらず怠ける兵は多くありません。命の危機に直面すれば、公務員であれなんであれ努力をするということでしょう。
農業についても同様で、自分も含めた周囲全員が飢えている状況で怠けられる農業従事者はそう多くないでしょう。

今は金を出せば食糧を買える状況ですので、ここまでする必要は無いでしょうけど。
輸送途絶など、味はどうでも良いからとにかく量を確保しなければ餓死者が出るという状況ならば、選択肢の一つと考えます。

270

date 2007/11/16(金)08:14
uname betsumiya

subject re(2):直感は正しい。

はぐメタ=軟体金属さま ペルソナングラータさま

日本の女流文学は偉大ですよね。18世紀以前で、日本以外で女流文学者が出たという国はないんじゃないでしょうか?源氏物語を読んでも、古代の英雄譚のようなものとは何かが違い、超現代的です。また、購読者がいて残ったんですよね。

源氏物語の中で、光源氏が薫を六位にして漢文学を学ばせ大学にいかせたという記述がありますが、これは左系にいわせると受領階級による無能な高位貴族に批判ということですが、そうではないでしょう。紫式部にしても世襲自体を否定していません。そのうえ周囲にいた男の生態を知っていたはずです。藤原道長にしたところで、普段は博打うって酒飲んでいたでしょうし、それを書かなかっただけだと思うんですね。

むしろ、結論を出して、それによる購読者の直感を働かせることを狙ったんでしょう。室井について「直感」と書きましたが、本人もあるいは結論のおかしさには気づいているんでしょう。源氏物語についても、日本紀や白楽天と思しき記述はありますが『論語』の類はなく、紫式部は中国式の科挙などやったら、こうなるよといいたいのではないか、とも思えます。

昔、「戦争?勝敗などどうでもいいじゃないか」というご仁がいましたが、これも敗北の論理で、農業政策で「それはコルホーズ・ソフォーズか人民公社」と同じといわれれば、それに反論できなければ負けですよね。平安時代、貴族が四書五経を始めたら、滅亡だと思うんですよ。菅原道真のもう中国から入れるものはないし、危ないしお金もかかるから遣唐使止めよう、というのは政策として正しかったんでしょう。

別宮

271 削除
272

date 2007/11/16(金)08:45
uname betsumiya

subject re(3):食料自給率と穀物メジャー

だだえもんさま

ちょっと前の数字で今は変わっているかもしれませんが、全世界でとれる鮭の60%、鮪の80%は日本に輸入されているというのがありました。日本は全世界人口の3%にすぎません。これは「大東亜共栄圏」的数字、すなわち3%が全世界人口の半分を「影響圏」に入れていいのか、の類ではないでしょうか?

日本も市場に参加している以上、ルールを守る必要があります。市場のルールは高く買いたいといった人間が買えるということです。

江戸っ子のせいか、寿司の鮪で「トロ」だ「大トロ」がうまい、という人を田舎モノに感じて仕方ありません。昔はその部位は「スジ」があって、嫌われたんですね。脂身はわかりますが、鮪本来の味は劣るのははっきりしているでしょう。同様に、寿司屋にいって「白身」という人がいるとショックを受けます。白身というのは、コハダの類と鮪を除いた総称と思いますが、カレイからブリまで指すんでしょう。つまり昔はどうでもいいネタということです。でもハマチなぞ主流になってますよね。

チリの人は銀ダラの全世界生産の60%を食べているかもしれず、鮪・鮭が好まれるというのは、江戸前の寿司が全国に普及していったと同様に、日本食が全世界に普及しつつあることの証でしょう。ロンドンのフィシュ&チップスなぞ、フィシュですから何の魚でもよく特定されていません。白身でタラなんかの安魚なんでしょうが、こういうところに日本食ブームなど起きたら大変ですよね。でも、日本人の食事の好みのスタイルも江戸っ子の寿司の好みが変わらざるを得ないように、変えるしかないのでは?

ウィンブルドンで勝つのは外国人ばかりだから、テニスのルールを変えようという訳にはいきませんよね。外国人も生活者で消費者と認めてやってください。

青柳がなんでないのかと怒る別宮

273

date 2007/11/16(金)09:22
uname betsumiya

subject re(7):カトリックあれこれ

ペルソナングラータさま

大量(個別)ドア方式の車両が日本でもイタリアでもあったんですか?けっこう驚きです。またイギリスでは一等車がこれです。ビクトリア・ステーションで、切符の列が長いので衝動的にファーストクラスの窓口に飛び込んだ結果でした。お客は大体、大陸の人でしたが。

走行中開くかについては、流石に実証する勇気がありませんでした(だってどこかに赤いランプがついて、ベルが鳴るのは恐怖ですよね)。また理由は中央に通路がありますから、乗降じゃないですよね。頑固通り越して病気かもしれませんね。ダイヤが年中乱れることへの言い訳かも?何しろ、始発駅の案内板は飛行場と同じで、いつ出るかは時刻表ではなくて、案内板を見る必要があります。

弾丸列車はアメリカ人も日本の新幹線についてそう"Bullet Train"といいますね。いわれたとき"cannon-ball train"と呼べよとからんだ記憶もありませんが、小さい印象を与えるんでしょうか?でも「新幹線」というのもお役所言葉ですよね。"new trunk"はイギリス英語の直訳ですが、"trunk call"は市外電話ですよね。イギリス人には通じてもアメリカ人はわからないでしょうね。

フランスの鉄道ストはけっこう利用者怒ってますね。サッチャーの初めの時期、ストに対してイギリス人は無気力でした。イタリア人は『鉄道員』のころと同じでしょうか?

広軌にすると国鉄は横5人掛けにするのね、と思ったことがある別宮

274

date 2007/11/16(金)11:57
uname med

subject チコリ

皆様へ、

チコリという野菜をご存知でしょうか?
昨今では国産の物がサラダなんかに使われています。

知人の知人辺りにこれを栽培している農家の方がいます。
何でもチコリに手を出した当初は大変だったそうです。栽培方法が確立していないことが主ではあったようですが、周囲からも随分といじめられたようです。
役人がやってきて、何でこんな物を作っているんだ、こんなんじゃ補助金はやらん、という話だったとか。
作っている方は補助金なんて要らないから好きに作らせろ、ということなのですが、役人は指定した物を作って補助金を受け取るように、という指導をするようです。で、逆らう者は嫌われるわけです。
まあ、役人から見れば、どうせ失敗するのだろうから、確実な物を作れということなのでしょう。

でも、役人の薦める「確実な物」を作っているとジリ貧というのが現在の日本の農業のようでして、・・・。

現在は、チコリ生産は軌道に乗ったようで、高収益を上げているようです。
ところが、また、頭痛の種ができているようで、・・・。

チコリの栽培法が確立し販路も開拓された結果として、役人は掌を返したようです。
で、現在、てんさい(ビート)の転作作物としてチコリが推奨されているらしいのです。

確かに頭の痛い話です。
トン単位で取引され、工場で砂糖になっていたてんさい(ビート)とイタリアンサラダでチョボチョボと使われていたチコリとでは生産規模が違いすぎます。てんさい(ビート)生産の数パーセントでもチコリになってしまったら、数年後にはチコリが市場に溢れ、暴落するのは目に見えています。

件の農家は、「また役人が目をつけていない新しい物を考えるしかないか」、との話のようでした。

役人は何故、チコリを薦めるのか、と言えば他に適当な物がないからなのでしょう。でも市場というものが判っているのかは疑問です。

個人的には営農指導なぞ止めても良いのではないか、少なくとも押し付けは止めるべきでは、と考えますが、これに頼っている農家が少なくないのが現状であり、営農指導をやめると役人の存在価値が無くなるのもまた事実です。

悲しいことですが、日本の農家の多くが、指導された作物を言われるままに作り、貧乏で補助金付けになっているのでしょう。

この、自作農という建前ではあっても、実質は国家の小作人のような農家の所得をどうするのか、というのが現在、日本の国会で問題になっていることだと思います。

農家というのは確かに個人事業主です。
チコリを栽培した方のように、その意識を持っている方もいます。
でも、食管法が死に絶えてきた現在でも、その意識をもてない農家が大勢います。彼らをどうするのか?
国に命じられた物を作ってきた人間に、事業主の自覚を持てといっても、特に老齢の方には、まず出来る物ではありません。

実質的に社会主義で生きてきた「農家」をソフトランディングさせるのは確かに至難でしょう。でもハードランディングにすると生活保護を大量に出しそうです。

民主党の「バラマキ」は確かに一時的には彼らを助けるでしょう。しかし、これまでの社会主義的政策の延命であり、ゾンビ企業ならぬゾンビ農家を延命させるだけですから、長期的には、問題を悪化させるだけと考えます。

何か、良い考えは無い物でしょうか?

関連ですが、国家小作人的意識の農家を延命させたとしても、カロリーベースでの食料自給率は改善しないだろうと思います。
近代先進国家において農業で他の業種と同等の収益を上げるのはなかなか難しいことです。
穀物類では、農民一人当たりの収穫量を極めて大にする必要があり、日本においては恐らく米以外は困難でしょう。

アメリカなどに比べて狭い農地で戦っていくには、高収益の産物を作るしかありません。
で、ジャガイモをやめてメロンを作り、小麦をやめて長芋を作ることになります。
てんさい(ビート)をチコリに転換したら、カロリーベースでは大幅減でしょう。お役人も判っているのです。
カロリーベースでの自給率を守るためと称して、農業バラマキを推進するのは欺瞞もいいところです。

個人的には、カロリーベースでの自給率には固執する必要は無く、農地が維持されればそれでよいと考えます。
世界で穀物が高騰したら、日本の農家も穀物を作るようになるでしょう。

med

275

date 2007/11/16(金)13:25
uname ロック

subject re(1):チコリ

med様

一番良い方法は農地を農地のままに企業に売却し利用できるようにする事だと思われます
税制などの問題も絡みますが そう難しくないと思います

276

date 2007/11/16(金)15:02
uname SLEEP

subject re(4):食料自給率と穀物メジャー

だだえもんさま、別宮さま

先日アイスランド産のカレイの切り身が安かったので買いましたが、24時間スーパーで深夜二時ごろの話です。考えてみれば世界中探してもこんなことができるのは日本とアメリカぐらいですよね。おいしかったけど、脂身が多いなぁと思いました。フィッシュアンドチップスの中身はこの辺かもしれませんね。一部サメなんかも使うらしいですが。

昔、カニと言えば日本海沿岸じゃどこも子供のおやつだったそうですが、今じゃメータークラスのオスなら2万以上でしょう。名古屋や大阪から高速で食べに来るんですよね、地元民からするとそんな美味いものか?とかどうしても思ってしまうんですね。カニの缶詰というのも正直なんの冗談かと思いました。まあ高く売れるなら結構なことではあります、食べれない負け惜しみも含めて、ですが。
そういえばタコを食べるのは日本のほかじゃ地中海沿岸ぐらいだそうですが、これもそのうち世界中で食べだしてえらいことになるんですかね。たこ焼きに千円払う日が来るかもしれませんね。でもまあ市場で仲良く機会均等というのがルールであって、戦車や機関銃を持ち出すのがアホなんでしょう。社会主義者には死ぬまでわからないことかもしれませんね。

SLEEP

277

date 2007/11/16(金)22:22
uname sai 夫

subject re(8):カトリックあれこれ

 別宮様,東北新幹線のMaxの,ある車両は,3+3の6人がけでした。
あれは,ちょっと,ひどかった。

 ほれ,あの2階建ての車両です。 …あのシート,まだ有るのでしょうか。 

 初めて見た時は,でかい!と思ったものでした。 大阪に帰ってきて,はや1年。
なつかしくもあります。 いとしのMax(笑)。 ほんとは,2階建て車両は,
嫌いなんですけどね。

 東海道新幹線の普通車が3+2なのは,やむをえないと思います。 運んでいる人数
がスゴいもの。 完全複々線なら,もっとゆったりした座席だったのに。 しかし,
東海道新幹線を造る時,戦艦大和やピラミッドにたとえた人がいたくらいですから,
複々線での建設なんて,無理な話だったのでしょう。

 フランスや英国の国鉄の車両限界が小さいのは,意外でした。 TGVの車両限界
は,東海道新幹線のそれより40cmくらい小さかったはず。 あれは,いちど決め
てしまうと,後で変えるのは,ほぼ不可能ですから,これからTGVの車両が3+2
のシート採用することはないでしょう。 だから,こっち(日本)が上だ!という
つもりは,ありません。

   タイトルとは何の関係もなかったな,sai夫 

278

date 2007/11/17(土)08:51
uname betsumiya

subject re(5):食料自給率と穀物メジャー

SLEEPさま

フィッシュ&チップスは得体知れないと思います。第1に油が不明で、衣がゴワゴワしてます。大体、屋台で売るものですから。日本のお姉さんが「おいしい、おいしい」と食べていますが、シャネルなんか着てますから、雰囲気おかしくなりますよね。ロンドンのバーバリ、アクアスキュータムもヘンなんですけれども(ロンドン子はスコットランドを敵視してますから、タータンは着ない)。

イギリスではヨーロッパと違って24時間営業スーパーもありますし、日曜日営業とかセブンイレブンもできつつあります。アメリカ人の影響ではなくて、日本人のせいですかね。セブンイレブンはイトーヨーカ堂がやってるんですか?タイでチュランポカパーンとかいう会社がセブンイレブンのフランチャイズをやっていましたが、日本人の監督(スーパバイザーとか)が毎月きてうるさくてしょうがないとボヤいていました。イトーヨーカ堂勤めて、こんなとこ行かされたら気の毒だなと思いました。

カニはタラバガニ以外、上海蟹しか食べたことがありません。これも香港ですが、「蟹風味かまぼこ(カニカマ)」というのも異様に売れていました。香りということかもしれませんが、中華料理の高級食材はアワビ、昆布、フカヒレと大体日本産でしょう。しかも乾物からです。日本は資源ないみたいなことをいう人が多いですが、輸入してるのは大雑把な小麦粉とか綿、石油の類ばかりですよね。これもないわけではなく、細々とやればやっていけます。ところが中国には本当にないものばかりです。

沖縄沿岸の日中中間線の日本側で、日本の外交官が採掘するといったら、中国側が軍艦出すといったらしいですね。全世界広しといえども係争地帯で一方的に鉱物資源を採掘するというのは中国だけでしょう。西沙でもやっていますよね。戦時中、海南島にいれこんだ海軍が、フランス脅して主権宣言など余計なことをやった結果ともいえますが・・・。社会主義と中国が結合するというのは最悪ですね。

空母が欲しいと熱が出た別宮

279

date 2007/11/17(土)11:34
uname SLEEP

subject re(6):食料自給率と穀物メジャー

別宮さま

そういえばマクドナルドもフィレオフィッシュですから、魚名は出さないのが英米流なんでしょうか。もっともちゃんとHPにベーリング産スケトウダラとありますけど。たしかにタラバーガーじゃ不味そうかも。新潟のSA(柏崎あたり)でサバドッグというのが売ってました。イギリスにも24時間営業があるというのは初耳でした。ヨーロッパの左派に言わせると人権無視の過当競争でとんでもないということかもしれませんが、向こうにだって発電所や3交代の工場ぐらいありますよね、むしろそういった人の利便性を考えないのが不思議な気がします。夜中の治安が維持できないというならわかりますが。

日本人というのはないものも創意工夫でなんとかしちゃうんでしょうね、先日地元の繊維会社が人工血管の開発というのが地元紙に掲載されましたが、この辺の繊維会社は20年前はどん底でしたがそこから這い上がるのですからたいしたものです。
それにしても採掘するなら軍艦出すというのは凄いですね、さすが中華5000年の心意気でしょうか、自分らは勝手やるけどお前らはやるなよというのが本気で許されると思ってる節がありますよね。均等とか互恵とか言っても通じない野蛮人ではなあ。しかし採掘即開戦ということになればシュリーフェンや山本五十六もびっくりしますよね。あ、でも海軍はあくまで石油のためと言ってたんだから良く似たレベルなのかもしれない・・・

B52派のSLEEP(タイフーンはなんかイヤ)

280

date 2007/11/17(土)15:59
uname だだえもん

subject re(7):食料自給率と穀物メジャー

別宮様 SLEEP様

そうですね、折角「高く買うよ」と言ってる人がいるのに買えないのでは、なんのための市場だかわかりません。
「言われてみればそれもそうだ」と思いました。

また、書いた後で思ったのですが「生活者」という言葉は、なんか市民運動家のおばさんが使いそうな言葉で、どうもよくなかったと思いました。
新聞記者やニュースキャスターが「我々庶民が」とか言うのと同種の嫌らしさがあります。「お前どうみても『庶民』じゃないだろ」という人が「庶民」を僭称して何かを主張する、という。
少し反省しました。どうも食い物が絡むと人間むきになりがちです。

「たこ焼き1000円」のくだりは笑いました。そのうち「たこ焼きが1000円になる日」とかいう仮想政治経済小説を書く人が出てきたりして。
既にタコやイカは寿司ネタとしてはよく親しまれているわけですから、実はあながちありえない話ではないのかもしれません。
日本食が流行るのは、日本人としては嬉しいことではありますが、複雑な気分です。

しかしよく考えてみれば、内陸部でも江戸前の寿司が食べられる、というのはすごいことで、こんなことが可能になったのは僅々半世紀くらい前のことからではないでしょうか。
物流と冷凍技術の進歩ばんざいです。そんなわけで、ちょっとくらい魚が高くなったからといって、ガタガタ言うのは贅沢なのかもしれません。

世界中を旅している旅行好きの友人と前に話したとき「それぞれの国で一番美味いものはなにか」という話になったことがあります。
そのとき
「イギリスで一番美味いものは?」「やっぱりフィッシュアンドチップスかな」「いや、それは知ってるから、他には」「ない」
という会話をしたのを覚えています。
日本人がどこかの外国人から「一番美味い日本食は屋台のソース焼きそばですね」とか言われたら大変複雑な気分になると思うのですが、イギリス人はどう感じているのでしょうか。

軍艦出すぞ、というのはすごいですね。「出せるもんなら出してみろ」とかうっかり言おうもんなら、本当に出しかねない恐ろしさを感じます。
やっぱり空母は欲しいですね。といっても、今の状況ではとても欲しいなんて言い出せそうにも無いですが。

実はハマチが好きなだだえもん

281

date 2007/11/17(土)17:01
uname ロック

subject re(8):食料自給率と穀物メジャー

SLEEP様 別宮様 だだえもん様

日本はやりすぎと感じるくらい食べ物は豊富です
戦中 戦争直後の反動なのでしょうか ひもじいという単語に敏感に反応しますねぇ

銚子では鰯など魚屋で買うものではなくバケツでもらいに行くものだと聞いた事があります
日本ですと食べ物は収入に比べて安価で簡単に手に入ります
少しばかり高くなるとしても 二倍三倍になるわけでもないし
問題になっても「困ったな」程度で「ひもじい」にはならないと思います
ただ調理するとなると高価になりますね
素材を厳選 という前に厳選する人間の人件費や維持費がかかります
人それぞれに選べるのは良い事だと思うのですよね

野菜も収穫したものでも 早ければその日のうちに食卓に並びます
特に日本のトウモロコシの流通はすごいですよ 24時間で糖度が半分になりますから時間が勝負です
日本での食べ方の多くは穀物としてではなく 未熟のままで茹でてその甘味を楽しみますからね
家庭の冷蔵庫がスーパーに移転しただけなのですが
食料備蓄という面では少し不安です
大災害などが起こった時の為に3日分くらいの食料はあった方が良いかと思うのです
水以外は我慢すれば良い事なのですが 人間腹が減ると怒りっぽくなりますしね

中国は軍艦をおそらく出すと思いますが何も出来ず 出しただけになると思います
やってもせいぜい海上保安庁に嫌がらせしてくる程度だと思います
相手がベトナムならともかく 日本相手に無茶な事は出来ないでしょう

私は鯛が好きなのですが.....

282

date 2007/11/17(土)23:56
uname 熱烈読者

subject 別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

さっそく発売日に購入しました。別宮先生の「戦史 上海決戦と南京事件」や兵頭二十八さんの歴史講座4本はもちろんのこと、他のコラムも粒ぞろいで、非常にできのいいムックだと思います。これはお買い得ですね。できるだけ客観的であろうとするポジションが素晴らしいです。エモーショナルに流れていない。

最近は、いくらレフトの連中でも堂々と「30万人の南京市民虐殺」を主張する文章はとんと目にしなくなりましたね。数の問題はさておき、虐殺があったのは事実だから謝罪すべきというのが主な論調でしょうか?これは例の沖縄集会と同じで論理のすり替え以外の何物でもないです。数を前面に出して騒ぎ立てたのだから、そこはきっちり落とし前をつけてもらわないと。

別宮先生がおっしゃっていた通り、南京が死体の山であったのは当たり前ですよね。激戦地だったのですから。問題は、その死体が兵士のものであったのか、無辜の市民であったのかですよね。

熱烈読者

283

date 2007/11/18(日)00:07
uname よしくん

subject re(1):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

熱烈読者様

私も早速読みました。
昨今の日中戦争が日本を100%善か、悪かで描くものが多い中、史実を明らかにするというスタンスだったのには好感が持てました。
この種の本がもっと世に出回る必要があるのでしょう。
日本に必要なのは海外での宣伝と思います。
華僑に協力を仰げる中国と違い、日系人に期待できない以上自国民でやる必要がありますが、可能な話なのですがね。

よしくん

284

date 2007/11/18(日)03:32
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(1):チコリ

med様、皆様

チコリの類ですが、エンダイブとか、ラディッキョ(赤紫色で、ほろ苦い。雰囲気は紫キャベツっぽい野菜)とか、サラダに入れると見た目の華が違ってくるからとてもいいんですけど、日本人はキャベツ好きですからライバル強し、で、大量生産されると行き場がなさそうですね。(一方イタリアではキャベツが全然売れないのよね)

私は日本の農業に、それほど悲観的ではありません。たまに一年とかあけて日本へ帰ってくると、スーパーにエリンギだの、デコポンだの、ラ・フランスだのと、以前にはまったく見たこともないものが並んでいて驚きます。新しい作物に手を出すのは一種の博打ですけど、高齢化が言われているとはいえ、結構根性のある人間もいるんだな、と、感心します。となると問題はお役人の頭でしょうね。

昔100円ショップが出始めたころ、近所にも小さな個人経営の店ができ、その後(当然のように)つぶれました。農業も同じでしょうね。小さいところで、他の真似をしても、なかなかうまく行く物ではありませんから。

あまりいいアイデアは浮かんでこないんですが、結局日本は兼業農家が多いんですから、副業のほうでどんどん儲けてもらって、やめたい人はやめて、土地をかんたんに小作人に貸せるシステムを作るのが一番手っ取り早いのかもしれませんね。(わが田畑を売る、って言うのは、日本人あまり好みませんし) 結局、地方の工業やサービス業が発展すれば、農業もうまく行くんじゃないですかね。(これも難しい問題ですが…)

ペルソナングラータ

285 削除
286

date 2007/11/18(日)04:15
uname ペルソナ・ングラータ

subject re(3):直感は正しい。

別宮様、軟体金属様

室井女史の話は、結局将来5年間程度のレベルの超近眼視的未来展望をもって、「一番効率がいい」といえばこうなる、と言う感じですかね。戦争なら当然これが一番大事です。でも、戦争にかこつけてダラダラと「国家総動員法」なんか作っちゃったら、やっぱり最後ヘロヘロになってしまいました…

紫式部ですが、変な社会主義的解釈をする以前に、この物語の主役自身が、何の努力もいらない光源氏ですよねぇ。サヨク男の直感(と言うか、屁理屈)もレベル低いんでしょうね。源氏の長男夕霧の大将のばあい、下の位から努力させられたおかげかいなか、男女関係その他の領域は全然ダメのマメ男になってしまった、と言う設定ですから、紫式部の観察眼は深く鋭いと思います。(遊んでない男なんか魅力無し、と言うことでしょうか…) 

守屋次官のゴルフ三昧じゃないですけど、もう少し若いうちから「ちゃんと遊べる」ようにしておいてあげたほうが、いい官僚は出来るかもしれません。石破大臣はプラモデル作りが好きらしいですけど、漫画好きの麻生氏もそうですが、やはり政治家のほうが遊び時間の使い方は上手そうですね。19世紀のヨーロッパのように、高級官僚は縁故で採用したほうが、科挙的システムを採るよりもいい気がしますね。

遣唐使廃止ですが、言いだしたのが、漢文の大家であった菅原道真だというのは、なかなか面白いと思います。中途半端に漢文をかじった挙句にベタ惚れ、と言う現代日本のシナ通とは違ったんですね。

若村さき様が読んだら、きっと赤点もらってしまう
ペルソナングラータ

287

date 2007/11/18(日)07:19
uname 困ぺい糖

subject re(4):直感は正しい。

ペルソナングラータ様

平安貴族はヒマだったという解釈がマル系のおかげでいきわたってしまって、困ったものだと思っていますが、政治を「まつりごと」というくらいで、年中行事のラインアップを式どおりこなすと言うのもえらいことです。

当時と今では輸送にかかるタイムラグも考慮に入れねばなりませんし、おかげで待ちの時間が発生するのは確かなところですが、今でも忙しい忙しい言いながら皆さん一服付けますでしょ?

当時の殿上、地下人の最大の関心事はやはり人事だったようで、除目をめぐる大騒動は日記、草紙、その他あまた残されています。と、言いますか、こういうことが詳細に記述されている古代中世文学と言うのは世界中でもわが国だけでしょう。つまりにっくき敵の生首刎ね飛ばして王者になった英雄様万歳よりはよほど近代的で洗練されたものかと。

昔読んだ探偵小説でアイリッシュ系の警官を指して、お前さんたちが体にペイントして裸で暴れまわってた頃からそれぐらい俺らには常識だったぞ、とイタ系がくさす場面がありましたが、まあ、こんな意識もちょっと。

当時の文学の解釈と言うのは実は今、二つに分離してしまっており、一つは兄がお嘆きのマル系解釈、もう一つはひたすらポエトリーに耽美にとなにか目に星が浮かびそうな浪漫派的解釈の間、そして、これを超えたものがなかなか出てきません。このへん新機軸が打ち出せたなら、面白いんですが。

藤原道長と紫式部はアレになったと聞いて職員室に飛んできました! 困ぺい糖

288

date 2007/11/18(日)08:47
uname betsumiya

subject re(2):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

熱烈読者さま よしくんさま

外交論争のようなところで、あまり自国を非難してはならないと思うのですが、兵頭二十八師がいう「日本はなぜ自衛戦争といわないのか」は鋭い指摘です。

これの最大原因は官僚の自己保身です。満州事変のとき日本が主張したのは「自衛」「民族自決」です。こんな訳ないでしょう。柳条溝事件がじっさい、蒋介石の密使によって実行されたとしても、自衛戦争にはならないうえ、「民族自決」は見え透いてますよね。ところが石原一味をかばうために、軍・外官僚が「大義名分」をこさえたんですね。

そのあと、蒋介石はニヒルに日本人を多数惨殺テロに出ましたよ。これこそ柳条溝よりはるかにわかりやすい対テロ戦争開始の大義名分になります。ところが、文民政府も石原参謀本部も「犯人不明」なんかいって、何もしてませんよね。ブッシュの9・11でもそのとき犯人など不明ですよね。オーストリアのベルヒトルトですら、「警察の報告、そんな問題じゃない」と明快そのものです。北朝鮮テロや最近の北京大使館などへの暴徒の襲撃にたいしても、「そんな事実はない」というのがいますよね。社会党の中川オバは「私たちも被害者だ。北朝鮮に騙された」といいましたが、社会党の親北宣伝で被害をうけた拉致被害者について何も思っていませんよね。

去年の暮れ、久間防衛相が「日本政府はアメリカのイラク戦争を支持していない。小泉首相の個人的見解じゃないか」といったとき、これはと思い出版関係の方と話したんですが、「防衛庁内局で歴代もっとも人気のある大臣は久間氏だ」といわれアングリしたことがありました。クビにできないテールエンドチャーリー首相はともかく、守屋事件でようやく納得できました。

支那事変でも石原派の参謀将校、堀場一雄(今風には内局の課長)など浩瀚な『支那事変戦争指導史』を著しましたが、全編これ石原弁護で、石原が蒋介石の陽動作戦にひっかかったことを隠蔽しようとしています。結果、蒋介石に開戦意図はなく「偶発戦争」だというんですね。偶発戦争など近代戦争ではありません。ところが南京事件の関係で、書類を片端から燃やしたもんだから現代史家は堀場の説明からいっさい出られないんですね。これじゃ対外宣伝どころではありませんよね。

塩川正十郎の「シビリアンコントロールを再度考えるべき」に痺れた別宮

289

date 2007/11/18(日)09:12
uname betsumiya

subject 芋・蕪・豆

SLEEPさま だだえもんさま ロックさま

イギリスのスーパーにいくと季節によっては、芋、蕪、豆しかないんですよ。ステーキ頼んで"Vegetable"は?といわれアイルテイクイットなどといったら、米が出てきました。とにかくイギリスでビニールハウスみませんよね。

これは中国でも同じで、内陸にいくと食用油は羊のどこか絞ったものだといわれました。

結局、日本は国土が南北に長く、アメリカでいえばメーンからメキシコシティまであります。そのうえ海中に煙っていますから、恵まれてますよね。香港にいったら牛乳もホルスタインからじゃなく、黒毛和牛みたいのからとっていますから限界ですよね。

天気予報をみると、釧路で零下、沖縄で28度ですもんね。他国の食い物をけなすのも、大概にしないといけませんかね。

別宮

290

date 2007/11/18(日)13:25
uname だだえもん

subject インパール作戦

別宮様

今「技術戦としての第二次大戦」を読んでいるところです。
数字と固有名詞の嵐で、私のような者は一度読んだだけでは頭に入らず、したがってまとまった感想はまだ書けないのですが、一つだけ気になったことがありましたので書かせて頂きます。

「比島の悪戦に比べたら『軽量級』の失敗にすぎないインパール作戦が『愚かな日本軍』の見本例のように格上げされている」と兵頭二十八氏が仰っている部分ですが(312ページ)、フィリピン戦が大失敗であることはまさにそのとおりだとは思いますし、規模的にもインパール作戦は第二次大戦の戦いとしては大きいとはいえないにしても、やはりこれはこれで「『馬鹿作戦』の典型」として語り継がれるべきではないかと私は思います。

理由は、インパール作戦そのものの問題もさることながら、この作戦の認可に至るまでの過程が、日本の組織によくある病理を示しているのではないかと思うからです。

以下は別宮様には「釈迦に説法」のたぐいであるとは思いますが、インパール作戦というのは、第15軍司令部の参謀、隷下の師団長だけでなく、ビルマ方面軍、南方軍、大本営という上級司令部までがことごとく反対、あるいは消極的だった作戦です。
学生時代、意思決定過程についてのレポートを書く際、このインパール作戦をとりあげたことがあり、それで少し調べたのですが、「こんなに皆が反対してたのなら、何故止められなかったんだろう」という素朴な疑問がどうしても拭えなかったのを覚えています。

皆がそろって馬鹿ばかりで、客観的にみれば無謀そのものの作戦を「いけるぞー」と思ってやってやっぱり大失敗、というのならまだわかるのですが。
「こんなのやってもダメだから止めましょうよ」と皆が思ってもみんな口には出せないで、それでやっぱり大失敗、というのはあまり他には類似例の無いケース(私が無知なだけで、他にもあるのかもしれませんが)ですし、それ故に後世に反面教師として語り継がれるべきものだと思います。

結局とめられなかったのは何が原因だったのでしょう?
牟田口が自己顕示欲の強い意固地な男だったからとか、上司の河辺が牟田口を贔屓していて、それを参謀が「軍司令官の意向だからしょうがない」と感じる諦めの空気が漂っていたからとか、上級司令部は、「あまり現場に波風を立てたくない」と思っていたからなのか。やはりチャンドラ・ボースに対する義理も立てときたいし、ここらで一発大花火を打ち上げたい、という野心が大本営側にもあったからか…いずれも推測の域を出ませんが。

援蒋ルートを絶ちたいのなら、上記の本で別宮様が仰っているように、内陸ではなく海沿いのほうに出る、というのが筋でしょう。結局、必要があったのかすらわからないのです。

それこそ故山本七平氏の「空気」が当事者を支配していたから、ということになるのかもしれません。
こういうとき敢えて「空気」を読まないで言ったり行動したりする勇気のある人間がいれば、事態は変えられるのかもしれませんが、なかなか出てこないというのがいかにも「日本的」であり、それゆえ繰り返しになりますが、「ある種の典型」として語り継がれるべき「意義」があるのだと思います。
(今でも「このプロジェクトは絶対こけると思うんだけど、発案者の○○取締役は社長のお気に入りだから言っても無駄だよねえ」とかいう話はいくらでもあるでしょうし。)

佐藤幸徳師団長の、抗命罪で死刑になる危険を冒してまで独断で撤退した、という勇気には敬意を表しますが、まことに酷な言い方ですがそれなら作戦決行前にその勇気を発揮して欲しかった…いや、これは後世の傲慢というやつですね。

今年の流行語大賞の有力候補が「KY」と聞いて暗澹たる気分になっただだえもん

291

date 2007/11/18(日)16:46
uname はぐメタ=軟体金属

subject re(1):インパール作戦

だだえもんさま

いきなりの横レスで申し訳ありません。はぐれメタル=軟体金属であります。

インパール作戦ですが、自分も「『馬鹿作戦』の典型」として語り継ぐべき作戦と考えます。

フィリピン戦の損害がインパールと比べて数倍大きかったことは確かですが、フィリピン戦はアメリカ軍に仕掛けられた戦闘です。
当然、仕掛けたアメリカ側はしっかりと準備を行うでしょうから、日本側がボロ負けするのも仕方ないという面もあります。

それに対し、インパールは日本側が仕掛けた作戦です。普通なら日本側が勝って当然です。
実際、同時期に行われた打通作戦は日本側圧勝で終わっています。こちらも戦略的価値としては微妙ですが、士気高揚ぐらいには効いたことでしょう。

にもかかわらず、インパールでは日本側が敗北。しかも原因は補給の失敗。トドメに補給の失敗は作戦開始前から誰もがわかっていたのに、誰も作戦を止めなかった。病気としか言いようがありません。

「KY」が流行語になるあたり、日本人は何かの遺伝病に冒されているのではないかと疑いたくなります。

292

date 2007/11/18(日)17:05
uname はぐメタ=軟体金属

subject re(5):直感は正しい。

別宮さま、困ぺい糖さま、ペルソナングラータさま

はぐれメタル=軟体金属であります。

>日本文学
日本の古代の文学は世界的にもレベルが高いと考えます。
ただ、レベルが高すぎるのも問題です。一般的な恋愛のパターンは、既に源氏物語で網羅されています。故に、現代の作家は何を書いても源氏物語のパクリから抜け出せません。
SFでも、竹取物語や浦島太郎は火薬すらなかった時代の作品とは思えません。
電波的な雑誌が「浦島太郎こそUFOが人間を拉致した証拠だ!」と叫ぶのもわかります。

>農民を公務員
「農民を公務員にする」は昔で言う屯田兵に近いものがあるのでしょうけど、困ぺい糖さまの仰る取り、5年程度しか持たないと思います。
屯田兵を五年間もやって、それでも量が確保できなければ暴動が起きるでしょう。
逆に量が確保できたらできたで、今度は労働力が余剰になるでしょうから、暇人が大量発生します。
田舎で農作業を1日4時間やって、あとは暇に過ごすというのは、想像するだけでも辛いです。

>高級官僚
遊ばない男に魅力が無いと断言するつもりはありませんが、単純作業を休み無く繰り返すことは明らかに問題があります。
工場でも作業効率を改善するためには、ある程度、思考や準備の時間が必要です。その時間を与えなければ、工程改善すらできないのです。
総理大臣が朝から晩まで単純作業に追われている国に先があるとも思えず、博打とまではいかずとも、教養を得るための読書時間ぐらいは持ってしかるべきでしょう。

293

date 2007/11/18(日)17:23
uname はぐメタ=軟体金属

subject re(1):大連立

臨界現象さま、十四号館さま、直衛さま、困ぺい糖さま

レス遅れて申し訳ありません。はぐれメタル=軟体金属であります。

様々なご意見、有難く拝読させていただきました。
民主党にとって大連立はメリット(閣僚経験や実績作り)もデメリット(分解の危機)も多く、判断が難しいということは理解できました。
自分が小沢氏の立場でも、ここまで頭の中で意見を巡らせられれば、一旦、党内に持ち帰って幹部会を開くことになったと思います。

「民主党は対立軸をテロ対策に置くべきではなかった」は、自分も全面的に賛成です。
民主党は自ら分裂の危機を招いたと言ってよいでしょう。

自民党の落ち度、防衛省や年金問題を突けば確実に民主党は次の衆院選で勝てたはずです。

294

date 2007/11/18(日)20:05
uname betsumiya

subject re(2):インパール作戦

だだえもんさま 軟体金属さま

別の視点からですが、ビルマ方面軍は大アジア主義者が集められていたんですね。河辺正三、片倉衷の線だといわれます。現在の大アジア主義者というのは、加藤紘一とか前の阿南駐中大使が有名ですが、有体にいえば、ちょっとヘンな人ですよね。

牟田口とかその幕僚もみな同じで、人を人と思わないんですね。殴る、蹴るは当たり前で、部下の人間の尊厳などありませんよね。これでは戦力として十分な効果を発揮できないのは当然でしょう。

http://www3.kiwi-us.com/~ingle/pacific%20war/akyab.html

を参考にしてもらいたいんですが、花谷というのは当時の基準でも、とんでもない男でした。でも、これとビルマを戦場に選ぶのは別の話ですよね。アメリカと戦争して勝つ方法は消耗戦しかありません。ワシントンDCまでいくというのは山本五十六くらいの話です。するとキルレシオが良好な場所を選ぶしかありません。

この点で太平洋は日本側補給の点で戦ってはいけない場所です。B29の空襲なぞ怖れず、サイパンなど放置するしかありません。補給が続かなければ、すぐ撤退すべきです。ところが、補給の点ではビルマはまだいいのです。また攻勢に出るか守勢をとるか、両方とも苦しいでしょう。この点で太平洋島嶼は日本だけ苦しいんですね。海戦負け=島嶼戦負けです。

第二次大戦とは独日対残り地球全部の戦いです。日本はソ連とは戦わずに、打倒するにはペルシャ・ルートを遮断すればいいのです。インドで騒ぎを起こし、パーレビー朝を倒し、イスラム教徒の支持を得ればペルシャ・ルートは遮断できるはずです。もし日独統合幕僚部があればそうしたでしょう。ですが、海軍が弱いのに艦隊決戦に勝つ気で温存の走ってましたよね。ですから、戦略という視点にたつと、元々統帥2元でどうしようもないんですね。ですが、ビルマ戦を先行あるいは第一次アキャブから、そのまま海軍小艦艇の協力を得て、チッタゴン・カルカッタに出る想像は許されてよいのではないでしょうか?

別宮

295

date 2007/11/18(日)22:45
uname 困ぺい糖

subject re(6):直感は正しい。

皆様

紫式部に関して言えば、源氏物語のキャラ作りの上手さに瞠目してしまいます。そしてネーミングの秀逸さも。
「少将」という当時の官名を使い、しかもそれで本人の性格からどうなるかという命運まで示唆してしまう。とても12世紀の人とは思えません。
そして、見事に「源氏」はサスペンスになっています。

ここらあたりは若村さきさんなどご専門の方にそろそろ譲ったほうがボロが出なくていいのでしょうが、もうひとつ私が前から気にしていますのが、平安から中世にかけての日本の説話文学のレベルの高さです。
これまた登場人物の名でもってその強さ弱さ強欲さ、気弱さまで表現していますね。
受領の某といえば、もう、強欲の塊、馬から落ちて落馬して、がけ下に落ちても、そこになる実を独り占めしようと人を呼ぶ、といった具合です。

実はこの中世説話(今昔物語、古今著聞集、日本霊異記)から今でもフィクションライターのネタが多く見つかるもので、いろいろ同工異曲するということもあります。それだけ水脈が深いということでしょうね。

九尾の狐の殺生石に最近関心有の困ぺい糖

296

date 2007/11/18(日)23:50
uname だだえもん

subject re(3):インパール作戦

そうですね、確かに大アジア主義者には変な人が多そうです。思わず笑ってしまいました。
でもいくら変であっても、加藤紘一や阿南前駐中大使も、部下を殴ったりはしてないでしょう、おそらく。

花谷という人は、連隊長の会同の時には、軍靴を履いたまま足をテーブルに投げ出して、気に入らなければ大佐クラスでも平気で殴るというとんでもない男だったと、前にどこかで読んだことがあるのですが、改めて読むとちょっと呆然とします。
何故こんなのをクビにできなかったのか、と後世の我々は思うわけですが。

ただ、「タマはもったいなくてやれない」的なことを言う小花谷は、今でも企業の幹部とかに多くいます。
(「納期は延ばせん、人は増やせん、時間が無いなら徹夜してやれ、死ぬ気でやれ」とか。何べんその手の言葉を聞いたかわかりません。)
だから、この手の人間がのさばっていても、さほど不思議な事態ではないでしょう。
少なくとも後世の我々は、「嫌なら辞める」という自由があるだけ、はるかにましです。

「孫子」に確か「敵から奪った糧はこちらの糧の二十倍に相当する」という意味の記述があったと思いました。大アジア主義者の「桃太郎戦術」偏重は、もしかするとその影響があるのかもしれないと思いました。
「孫子」は決して補給軽視を謳っているわけではありませんが、そういう風にとられてしまう素地が無くも無いとは思います。

しかしここでも「乃木希典の呪い」が出てくるのは、なんと言うか陳腐な表現しか出てこないのですが、「歴史の皮肉」を感じます。
乃木の「不当評価」が、どれだけ後世に害をなしているか、ということになるのでしょうか。

素直に考えれば、ドイツと同盟しているのなら、できる限りドイツが戦っているところに近いところへ行こうとするはずで、海軍が何故インド洋作戦を軽視したのか、いぶかしく思います。
結局、海軍にとってドイツはいないのと同様で、最初から視野の外だった、ということになるのでしょうか。「省益あって国益なし」という話がここでも出てくるのですが。

297

date 2007/11/19(月)08:47
uname betsumiya

subject re(4):インパール作戦

だだえもんさま

大アジア主義というのは、割と普遍的なイズムで、要は日中共同して欧米と文化的もしくは軍事・外交的に戦えということです。これにはまる人は、大体、肌の色人種論に凝っているようにみえます。加藤、阿南両氏ともそういうところがありますよね。

外見が似ているモンロー主義についていえば、アメリカが主体でヨーロッパ勢力に対抗しようとしたもので、人種的なものは関係ありません。大アジア主義は人種か同文・同種か、黄色か、そんなようなものに基盤を置いてます。孫文はもっとわかりやすく、核心は中国文明だといっています。ですから、日本人としては「支那趣味」と「ボルシェビズム趣味」に染まった連中でしょう。右・左、年齢には関係ないことが特徴です。

この当時、仏語ですがアンファンテリブルという言葉があって、「手のつけられない子供」の意味でした。現在例でいくと船場吉兆の38歳取締役氏はそれでしょう。アイデアマンであり、「生きた鮎をそのまますくった天麩羅」を発明したそうです。アイデアを実行する直前に現場・経験者からのアドバイスやコンプライアンスを受け取らない人です。第一次大戦の結果から、それまでの大人は一切信用できなくなってしまった世代ともいえます。船場吉兆の方は、我儘坊主でしょうけれども。

現在の企業でも「死ぬ気でやれ」の類をいうのは、むしろ若手であまり伸びない上司に多いでしょう。アメリカでも「林檎こすり」「筋肉しごき」「妻殴り」といわれる同類の人はいます。「気の小さい男ほど女房をよく殴る」は当ってますよね。でも、こんなのに当ると宮仕えとはね、と情けなくなります。花谷の作戦会議で連隊長殴ったのはいくつか証言あって事実です。今でこんなことを会社でやったら、本人がクビになると信じましょう。

「糧(カテ・糧食)は敵(駐留地)に求める」は軍事学上は当然です。しかし求める人は輜重部隊であって、前線兵士じゃありませんよね。前線には倉庫番も商人もなく、そんなことはやれませんよね。じっさいの意味は、イギリス軍陣地に攻め込み、敵のレーションをとる積もりだったようです。でもイギリス軍は将校戦死者から、桃太郎戦術についてのメモを押収、驚き真剣に対策を検討したようです。

別宮

298

date 2007/11/19(月)15:06
uname med

subject 農業への企業進出

ロック様、ペルソナ・ングラータ様、

農業への企業の進出ですが、既に進出しているものもありますが、本格的な進出は現状では難しいのではないでしょうか。

一番の問題と思えるのは農地の値段です。
日本人の土地信仰、特に農民の農地信仰はとっても強いです。そのためか農地代は明らかに高いと考えます。
商業地や住宅地では、バブル崩壊以降、その土地の生み出す収益や利便性で値段が、一部遅れているところもあるにせよ、決まるようになってきていますが、農地はいまだほとんど変化していないようです。

現状の農地の値段では、農地を買い取って進出しようという企業は少ないでしょう。

農地の値段に付いて、高すぎるのではないかと、以前、関係者に聞いてみたことがあるのですが、下げるわけには行かない、との返事でした。

現状では多くの農家が、農地を担保に借金して農機具などを購入しているのであり、農地価格が下がると、少なくない農家が担保割れで破滅するとのことでした。
農家が破綻すると、多くの場合、農地はそこに出資していた農協の物になります。農協は周辺農地の値下がりを恐れて農地の安売りをするぐらいなら、そのまま塩漬けにすることを選択するのだそうです。
で、日本全国に農協保有の荒れ果てた農地が広がるわけです。

農協改革が叫ばれて久しいですが、進んでいるのでしょうか?

農業でも企業進出が進んでいるものはありますね。
「エリンギ」なんかは確か過半が工場生産のはずです。
以前、お話を聞きましたが、完全無菌栽培で無農薬だとのことでした。従業員も農業をやっているという感じではありません。

農地が安くなったら企業の農業進出も進むかもしれませんが、現在の農家の多くはやっぱり難しいような感じはします。

med

299

date 2007/11/19(月)15:10
uname med

subject Englandの食糧事情、

皆様へ、

別宮様を一として、イギリス滞在者はどうもその食事に対しての「偏見」が強いように思われます。人数はそう多くは無いのですが。(^。^)
似たようなものでもアメリカのニューイングランドに行った人間は、そこまでの不平は言いません。やはり、Englandには何か特別な物があるのでしょう。

と、言うことで、以下、私がコレクションしたイギリス滞在者の不平、不満、偏見、です。
ご参考までに。

「一番うまいのは、トラファルガー広場のフイッシュ&チップスってのは本当だった。いろいろと(レストランには)行ったんだけどね。」

「まず、レストランガイドってもんがないんだよ。」

「イギリスの一般家庭では夜はキッチンに30分しか明かりがつかない。作り始めてから食べ終わるまで30分なんだ。」

「いいか、イギリスってのはまず水がまずい。まずい水を飲むためにやたらと濃いお茶にして、ミルクと砂糖をどばどばいれたのが、イギリスのお茶だ。風味もへったくれも有ったもんじゃない。
なのに、ミルクはジャージー種に限るとか言いやがる。
俺は後半ずっとコーヒーだった。これがまた、まずい。コーヒーの入れ方なんて知らないんだろうな。でも甘ったるい紅茶よりましだった。
にしても、あのお茶に対する執着は異常だ。手術室で術衣着てファイバー握っている背中をトントンと叩いて、カフィー・オワ・ティーと聞きやがる。
俺はいっつもコーヒーだって言ってるのに、だ。」

「料理は兎も角、スコーンとマフィンには期待して行ったの。幻想だったわ。」

「ビスケットはしょうが味が標準みたいなんだが、あれってうまいのかな。どうもイギリス人以外は食べないように思うんだが。」

「ローストビーフの元祖とかいう所に行ってきたよ。プリンス(札幌プリンスホテル)の方がうまいな。」

「いや、意外と食べられないほどの物ではなかったよ。ある意味シンプルだから、変な味が付いていない分いいと思った。野菜なんか、ただ煮ただけ、っていうのが結構出るから、逆に好きに味付けして食べてたよ。醤油は何時も持ち歩いてたね。」

「高額料理は逆にダメだったね。近所のパブみたいので出てたカレーとかベーコン&ビーンズなんかはそれなりだったけどね。」

「一番、閉口したのが、カスタード・プディングってやつ。大学の食堂で夕食に出てきたのがこれだった。
シュークリームとかに入ってるカスタードクリームってあるだろ。あれがシチュー皿にどっぷり入ってるんだ。それも熱くなく、冷たくなく、変に生暖かくべた甘いのが。
そのクリームの中にプディングが入ってるんだが、これが固い白玉ダンゴみたいな代物で味も何もないぐにゃっとした粘土みたいな歯ざわりで、・・・入ってるのはそれだけなんだ。
このカスタードクリーム白玉ダンゴ入りが、夕食のメインというか、他に何もないんだ。
猛烈に腹が減ってたし、他に食料の当てもなかったんで、頑張って食べたんだが、白玉3個目ぐらいで挫折した。
まずいとかそーゆーのを超越してたね。腹が減ってるのに口に入れたら吐き気がするんだ。
余ってたパンを恵んでもらって飢えをしのいだよ。」

以上、私の友人・先輩より、
私が直接体験したものではありませんので、真偽はわかりません。供述者の偏見とうらみから多分にゆがんでいる可能性は少なくないと考えます。

「イギリス人の一般家庭には包丁というものがありません。」
別宮暖朗、談

以上、変なコレクションでした。

med

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