過去ログ350-389

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date 2007/11/26(月)19:43
uname sai 夫

subject re(1):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

 別宮様,困ぺい糖様,ありがとうございました。

 風邪は,9割方,なおりました。 家内は会社を休みましたが…。 息子は,元気
です。 家内の両親が旅行から帰ってきたので,ひと安心。 あとを任せて出勤できました。

 2000万人を死に至らしめたと伝えられる「スペイン風邪」も,要するに,インフルエンザ
でしょう。 風邪を侮っては,いけませんね。

  困ぺい糖様,レシピを読んだだけでヨダレが出てきますが,風邪で弱った頭と握力では
作るに難しすぎます…。 元気な時に,試してみます。 羅漢果のノド飴を入れるとは
想像だにいたしませんでした。

  TVドラマ『点と線』は面白かったなぁ。 風邪の頭でも,見ることができました。

   別冊宝島の南京本が見当たりません,渡来s

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353

date 2007/11/26(月)21:30
uname だだえもん

subject re(2):支那事変はなぜ長引いたのか

別宮様

大変参考になるご回答ありがとうございます。
支那事変に調べていくうちに痛切に感じることは、およそ近衛ほど「わかりやすい形で国を誤った」人はいないということです。
例の「トラウトマン工作」にしても、第二条件が第一条件より随分過酷だとは言われていますが、よく読むと内容そのものはそんなに大差ないように感じます。(素人だからそう見えるのかもしれませんが。)
重要なのは「日本に賠償を払う」というところと「和を乞う態度」という箇所でしょうか。(後者は英訳では「講和の意志を表明する態度」となったらしいですが。)
何でこんな余計なことを付け足すのか、という思いです。陳腐な物言いで申し訳ありませんが、どうみても勝利に酔って舞い上がっていい気になっていた、としか思えません。
普襖戦争のときのビスマルクの爪の垢でも煎じて飲んだほうがいいように感じます。

ただ、こういう人が人気があった、というのはそんなに不思議でもないように思います。
中身はないけど威勢だけはとにかくいい、という人は常に人気者ですから、日本では。

しかし、1938年9月の時点といえば、武漢が陥落寸前だった時期ですから、この時期既に蒋介石の「気持ち」は実は相当ぐらついていた、ということなのですね。
(文の調子からは、それこそルーズベルトのズボンの裾にすがりつかんばかりの感じが漂いますので。)
そんな情報を入手していれば、もうすこしまともな判断ができそうなのに…と悔やまれます。

本筋からはそれますが、支那事変に関する書物は、著者の政治的立場が露骨に反映されるので、いちいち記述を読むたび著者の政治的立場を忖度して「割り引いて」受け取らなければならないので、私のようなものにとっては難儀です。

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date 2007/11/27(火)07:23
uname 海軍好き

subject re(1):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

やや遅れてしまいましたが、久しぶりに書かせてくださいませ。

sai 夫> 英国が大陸に派遣している軍隊への人・物の補給を,ドイツがその水上艦隊で
sai 夫> もって直に攻撃するという方法は,ダメだったのでしょうか?

第一次世界大戦当時のドイツ海軍は、通商破壊を行える艦隊編成をしておらず、
艦隊決戦用の戦艦/巡洋戦艦、水雷戦指揮の巡洋艦(日本で言う龍田型、球磨型、
夕張などが当てはまる−いわゆる軽巡洋艦)に特化した艦隊編成でした。

また、ドイツ海軍は北海での活動を前提としていたので、おそらく外洋へ出ることは
苦手だったのだと思います。

何かの本で読んだことがあるのですが、ド級戦間以降の建艦競争以降、
ドイツ海軍の通商破壊力は落ちた、と言われています。これは、艦隊決戦に特化した
戦艦/巡洋戦艦、軽巡洋艦中心の艦隊編成を第一としたためで、装甲巡洋艦のような
艦隊決戦には中途半端なものの、通商破壊戦向きな艦の建造を後回しにした
ためでした。

シュペー艦隊の追撃に巡洋戦艦2隻を派遣し、スペック的には並みの巡洋艦エムデンが
あれだけの活動を行ったことを考えると、シュペー艦隊がもう2セットもあれば、
もっとあれこれ出来たのでは、と考えられ、一次大戦におけるドイツ海軍は先細りと
言われても致し方ない気がいたします。

もっとも、自国周辺での活動と、艦隊決戦に特化した艦隊を編成した某国海軍も
似たようなものですが。

海軍好き

356

date 2007/11/27(火)09:00
uname betsumiya

subject re(3):支那事変はなぜ長引いたのか

別宮

1938年9月といえば、開戦1年後にあたります。そして汪兆銘工作(これは松本重治など近衛ブレーン、朝日新聞記者が中心。汪は国民党左派であることに注意)など厄介なことはまだ起きてません。

汪兆銘工作がなぜいかがわしいかといえば、既に満州国がありますから、日本の傀儡国家を大陸に二つつくっても意味がないということでしょう。今でも朝日新聞がよくいう「不可能要求」のようなものです。そして、南京・上海地区は一体の場所(戦場としては阿片戦争と同じ)ですから、そこから他の地域に拡大することは、全体として日本が新たな戦争を引き起こしたという印象を与えかねず、外交的に不利は明確です。このときFDRは、「中国もいい加減にしろ」という態度でしたが、その後徐々に親中に変わります。中国空軍は米国人を殺傷し、米国艦船も爆撃しています。

近衛か廣田かの第2条件というのは、第1と賠償金を除くと大差ありません。でも、蒋介石の拒否を見越した要求なんですね。というのは、蒋介石が「ちょっと内容を詳しく教えて欲しい」といった段階で日本側が拒絶してます。両者とも「反陸軍」で一致し、頭に血が昇ったとしか思えません。

木戸日記によると、近衛がイギリスからの仲介を断ったのは、「蒋介石を相手にせず、といってしまった手前」だそうです。どうも日本国民の方しかみてませんよね。

あえて、日本人的メンタリティを批判すれば、いわゆる「外交的不利」を勘定に入れませんよね。アメリカですら、朝鮮戦争で満州核攻撃を「外交的不利」でやめたんですね。ソ連のヨーロッパ正面における突出を怖れる英仏に配慮したんですね。この結果、米兵が2万人以上死にました。それでもトルーマンは意に介しませんでした。中国と戦争やって、中国応援のドイツはともかく、英米ソを敵に回しちゃいけませんよね。でも、近衛・廣田は英米工作をやるという観念がないんですよ。「黙ってみてろ、口を出すな(乃至は出せないだろ)」という態度です。これは日本人以外わかりにくいですよね。英米の方は日本が機嫌をとりにくるのを待っているんですから。近衛・廣田が「待てよ」と思えば、世界史は変わったでしょうね。

戦間期陸軍人によると、一般に戦闘敗北の第1原因は政治の作戦への介入だといいます。これはセクショナリズム根性の役人の狭い料簡ですよね(作戦くらいは軍人の勝手にさせろ)。でも、司馬遼太郎は「作戦はその中で純度高かるべき」と書いていますから、日本人の気持ちにしっくり来るんでしょう。福田首相も、揮発油税の一般財源化(国交省「役人」のための財源として維持)、天下り禁止に反対ですから、古い役人意識に賛成という驚くべき状態です。簡単にいきませんよね。

別宮

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358

date 2007/11/27(火)21:18
uname sai 夫

subject re(9):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

 別宮様,皆様,標題の本,やっと購入しました。

 別宮様,私は,資源争奪で戦争になったことはあったし,これからもありうる,
と考えております。 これからこそありうる,と言った方がいいかもしれませんね。

 ただ,両大戦は,違うでしょう。 第1次大戦は,例のシュリーフェン計画によるベルギー
侵攻が無ければ,欧州大戦にはならずに済んだと思われますし,日米戦は,要するに,
日本が中華民国との戦争の処理をしくじったのが原因です。 あれこそ,日本にとっての
自衛戦争だったのに。

 真珠湾は石油の禁輸から,というのは,いくらなんでも短絡的。 とはいえ,渡来s
がFDRを嫌っていることは,変わりません。

 ああ,辛亥革命の時に「満洲は中国ではない」と欧米列強を納得させておけば! 
これこそ「死んだ児の歳を数える」というヤツでしょう…。

 蛇足ながら,もうちょっと。 実は,私は「財政赤字解消は紙幣の増刷で」論者だった
のです。 白状しました。 …でも,もう遅い。 5年前までにやっておけばよかったの
ですが。 あとは「景気浮揚は軍備拡充で」しか残ってないなぁ。 あ,「宣伝啓発省を
創れ」が有った(笑)。

  風邪がのこる頭で愚にもつかぬ繰り言を書いてしまいました。 多謝。 

359

date 2007/11/27(火)21:20
uname sai 夫

subject re(2):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

 海軍好き様,要件のみにて失礼します。

 第1次大戦時のドイツ海軍が「帯たすき」な中途半端になってしまった原因を,
私は,カイザーの性向に由来する,と考えたことがあるのですが,この考え方は
どんなもんでしょう?

 御意見をお聞かせくださいませ。

360

date 2007/11/28(水)00:15
uname はぐメタ=軟体金属

subject re(10):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

別宮さま、sai夫さま

横レス失礼します。はぐれメタル=軟体金属であります。

>石炭液化が進まない理由
石炭液化のためには水素が必要ですが、この水素を作るためにも石炭が必要で、結局、石炭液化のコストは石炭価格に依存します。
日本の石炭輸入価格も1tあたり7000円と、2003年時点の2倍となっております。
ゆえに、石炭液化の採算ラインも、石炭価格に併せて上昇しているのです。

しかも、石油消費量を減らすため、日本を始め世界中で石炭火力発電所がフル稼働している状況です。石炭を液化する余裕は当分ないかと。

>石炭増産
日本国内の炭鉱の採算ラインは、15000〜20000円/tと聞いています。
今の輸入炭の価格はそれを下回っており、日本の炭鉱を再開させるには、もう少し石炭価格が上昇しなければ難しそうな情勢です。

北米やロシアの炭鉱は増産しても採算が取れると思うのですが、何故、増産が進まないのでしょうか。
ロシアは景気が良いので、炭鉱のようなキツイ職場には従業員が集まらないのかもしれません。

http://www.fepc-atomic.jp/library/e-note/200702.pdf
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2007energyhtml/html/2-1-3-3.html

361

date 2007/11/28(水)00:32
uname だだえもん

subject 軍事と政治

別宮様

たびたびで恐れ入ります。

外交以前の常識論だけで考えても、大国の利害が錯綜する地域で戦争している以上、他の大国に「仁義をきる」必要があると考えるのが自然だと思えます。
少なくとも広田がそのくらいのことをわかっていなかったとはとても思えず、それなのに何故近衛におもねるようなことをしたのか、実に不思議です。
東京裁判で広田がほぼ沈黙していたのは、好意的に解釈すれば、自己弁護をするのはプライドが許さなかったから、ということになるのでしょう。
それでも、(負の側面だとしても)歴史を作り、動かした人間は、自己の動機を明らかにする義務があったのではないでしょうか。
証言しても判決はおそらく変わらなかったにせよ、そうすればまだしも後世に資するところがあったかもしれません。残念なことです。

「作戦はその中で純度高かるべき」という言葉をみて連想したのは次のようなことです。
こういう比喩は不正確かつ不謹慎かもしれませんが、会社、特にメーカーにおける技術畑と営業や企画畑との確執と、似ているところがあるように思えます。
往々にして、純技術的な側面からは「邪道」であったり、古臭かったりするようなことでも、「それが売れる」ということになれば、営業や企画はそれを要求します。
技術屋が集まって酒を飲めば、自然と「技術のことなどわからないのに無茶を言う」という類の悪口になります。昔は私もこの手の悪口に同調していました。
しかしよく考えてみれば、営利企業である以上、売れる、利益の出るものを作らねば話にならないわけで、技術がビジネスに従属するのは(会社の中では)当然ともいえます。

「技術」を「軍事」、「ビジネス」を「政治」に置き換えれば、当時の陸海軍人の気持ち、およびその誤りがわかるような気がします。

とはいうものの、「ビジネス」の側にも問題があります。
例えばある特定の個人、集団のスタンドプレー、点数稼ぎが主目的のプロジェクトが発足されるような場合で、こういうプロジェクトは大体失敗するのが常です。
プロジェクトの失敗によって、会社の存亡が危機にさらされることもよくあります。

同様に、(官僚機構をも含めた広い意味での)「政治」が暴走することもあります。

それを抑止するにはどうすれば良いのでしょうか?
民主主義国家ならまず「選挙で落とす」とか「議会で予算をつけない」というのが標準的な抑止手段になるのでしょうけれども…

「戦闘敗北の第1原因は政治の作戦への介入」というのは、ベトナム戦争に従軍した軍人の回顧録などにもしばしば同趣旨の文章がみつかります。
どこの国の軍人も思考のパターンは良く似ているのだな、と思いました。
ちなみに、先日なくなった瀬島龍三氏によると、支那事変が長引いた原因は、
「不拡大方針が武力行使に決した後においても潜在的に尾を引き、用兵を不徹底ならしめたこと」
「米、英、仏等欧米諸国の牽制により大胆なる用兵ができなかった」
だそうです…

362

date 2007/11/28(水)01:49
uname 海軍好き

subject re(3):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

sai 夫 さま

以前、何かの本(確かウォーゲームの雑誌だったような)で読んだのですが、
元々ドイツ海軍は通商破壊活動を行える装甲巡洋艦主体の艦隊編成をしていた
のを、

ロンドンを訪問したカイザーがイギリス海軍の戦艦の観艦式に圧倒され

わが国も沢山の戦艦がほしいなあ、と考えているところに

ティルピッツが戦艦主体の海軍編成を主張

したために、これに乗っかった、とありました。
別の本でもそのように取れるような内容の記述をしていたように覚えています。

正直、オイオイと思ったのですが、一次対戦直前のカイザーの行動を
見ていくと、これはアリでは、と思ってしまうのです。

しかし、この考え方、なかなか周りでは受け入れてもらえません。
国家の指導者はもっとマシな人がやっている、と考えているみたいです。

それはそれとして、元々、プロイセンは18世紀からイギリスと協調して
フランスに当たる、を国是にしていたにも関わらず、19世紀後半にして
こんなくだらない理由でイギリスと対立していくあたりが何ともいえません。

大学時代に学んだ国際関係史という授業ではドイツ−イギリスの対立に
カイザーの性癖はまったく関係ないように説明していたのですが、
はたしてどうなのでしょう?

海軍好き(最近、別宮&兵頭先生の東京裁判本を読み、当掲示板で帝国海軍が
叩かれていることの理由が良く分かりました)

363

date 2007/11/28(水)09:26
uname betsumiya

subject re(1):軍事と政治

だだえもんさま

近衛や廣田は、革新貴族・革新官僚と名づけられた如く、社会主義者でした。今でも同じですが、社会主義とは、個人の生命・自由・財産を社会(≒国家)のため制限していいという考え方です。さらに、国策についても議会によってでなく、エリート集団(党)や個人に任せるべきだという考え方が支配的でした。

このイデオロギーは常に自由主義に対抗し、戦間期においては主流の考え方でした。廣田は、西園寺・牧野のアンチテーゼであって、反英米・親蒋介石を旨としていました。この点で、近衛の親独・親中に近いんですね。そして廣田は出世主義者であって、城山氏のいうような善意の官僚ではとてもありません。東京裁判では蒋介石に訴追されたにもかかわらず、蒋介石が最後には救ってくれると思ったんでしょう。でも中国人からみれば、北支工作の背後の廣田あり、としかみえませんよね。北支工作は出鱈目な政治工作(ただし武力行使はない)であって、日本政府はこういったことを支那通に投げたということ自体を反省すべきでしょう。

現代日本人は文民の廣田がなぜ東京裁判で処刑されたのか疑問をもつ人が多いのですが、BC級戦犯として国府・中共によって処刑されたのは167人に達しています。ほとんどが政治的理由で、支那通・大アジア主義者でした。B(C)級というのは「陸戦規定違反」が主たる要件のはずです。支那通やチャイナスクールは、日本人からも蛇蝎のように嫌われていましたから、今でも同情をひきませんが、この復讐裁判は異常であって、連合国の犯罪性は明らかです。またこの流れからすれば、廣田が死刑になることは自然ですよね。

近衛文麿のようなスタンドプレーは困ったもんですよね。とりわけ、外国からのオファーを「曖昧」「不決断」で拒絶し、対外的には硬の格好をするんですよね。前のテールエンドチャーリー首相、次の小沢民主党代表の「米中にものをいえる首相」ですか、困ったもんですが、日本国民・マスコミが喝采を浴びせることが問題でしょう。米中を同列に置くことのいかがわしさ、という点で、近衛・廣田メンタリティーと軌を一にします。

ライシャワーが松村謙三が米大使館に再三きて「私が米中の橋渡しをやります」といって、無下にも断れず困った、と書いています。瀬島龍三もこういった評論家的社会主義官僚で、失敗は「他人のせい」にするんですよね。成功は自分の実力のせいだ、となりますけれども。もっとも唾棄すべき人間ではないでしょうか。前の防衛次官も政治家のせいにするのに失敗して今日逮捕ですかね。

別宮

364

date 2007/11/28(水)10:01
uname betsumiya

subject re(11):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

sai夫さま 軟体金属さま

資源は、相場があり、代替財が大体あります。そのうえ採掘にはコストがかかります。例えば、世界第5位の産出量を誇った亜鉛の神岡鉱山は鉱量枯渇ではなく、コストが合わず閉山しました。東京を中心とする南関東ガス田もコストが合わないため、鉱区をもっている関東天然瓦斯は採掘しないんですね。

このコストというのは設備費・地代・人件費です。それでも、戦争に係る費用と比較すれば九牛の一毛です。そして一見、資源をめぐる戦争のようでも、実は通行路狙いの場合が多いものです。産油国の戦争をみてみましょう。チャコ戦争は、油田をもっているボリビアが引き起こしたもので、パラニャ河の通行権狙いです。ブライミ戦争も同じで、サウジアラビアが(ホルムズ海峡を通らない)インド洋出口を求めて、マスカット・オマーンに攻め込んだものです。イライラ戦争はシャトル・アラブ河の通行権狙いです。

私は資源狙いの戦争は今後も起きないと思います。危ないのは通行路狙いであり、日本人はそれに鈍感すぎます。日露戦争のロシアの狙いは対馬海峡です。現在の中国にしても、北米航路は津軽海峡通過ですよね。これから北極海航路ができたら、中国人はますます首根っこを日本に掴まれると思うに違いありません。台湾・先島の防衛は急務だと思います。東支那海のガス田が中国の真の狙いではありません。北太平洋の制海権です。

それで空母を!

そして石炭採掘ですが、嫌がらせのようなことをいえば、最近の技術者は根本を変えずに、応用だけ変えようというところがあります。初めは、政府支援も必要と思いますが、無人炭鉱・ロボット採掘を考えるべきではないでしょうか。切歯に人がいなくなれば、保安は相当に改善できます。炭塵やガスは切歯からほとんど出ます。胃カメラがあるんですからロボット採掘が不可能と思えないんですよ。今は炭労・通産省鉱山保安局も三井・北炭・三菱高島(以上とにかく保守的なラッダイト運動家)もありませんから、インセンティブさせ働かすことができれば可能と思います。

別宮

365

date 2007/11/28(水)10:42
uname 困

subject re(4):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

海軍好き様

前置きが長くなりますが、軍事の世界ほどイノベーションの影響がドラスチックなものはない、ということは良くご存知のことと思います。
たとえば、ロボット導入により製造業の軽作業無人化でのコスト浮かしと中国お姐さん大動員狙いの工場移転のいずれか?と問われて後者を選択した経営者が多かったということは、軍事以外では意外とイノベーションは選択肢が多すぎる分重視されないのかもしれません。

しかし、軍事において技術格差は決定的です。青銅砲は間接射撃可能な野砲に出会えば木っ端微塵ですものね。

これと同じ現象が20世紀初頭に日本海で発生しました。バルチック艦隊のうち、主力のボロジノ級4隻中3隻討ち死に、その他も大損害で、残された装甲巡洋艦はとにかくあとは逃げの一手しかありませんでした。つまり、戦艦というウェポンシステムが海上では圧倒的だと事実が残りました。
ドイツ海軍としては、やはり仮想敵(英海軍)を考えた場合、戦艦は欲しくなったでしょう。ただ、もともとドイツ海軍にはこれをいかに運用して英軍戦艦隊を北洋上で討ち取るかという具体的な作戦プランは用意がなかったのではないでしょうか。つまり、テルピッツは建艦家ではあってもその下に東郷のように明けても暮れても艦隊決戦の組み立てを考える者はいなかったのでは?
でなければ、シュペー艦隊を世界周回の帰り道討ち取られると言う見方によってはこれほど無様なこともなかったと思います。つまりゲーベンのようにトルコ向けてわき目を振らずに突進させるという手でしょう。

また、当時通商破壊というのはあまり人気のある任務ではなくなったともいえます。Uボートの両大戦での記録を見ると、艦長以下クルーのそのあまりの若さに圧倒されます。WW2でも艦長は30越せばもうロートルで地上勤務にまわされました。といいますか、そこまで生き延びるのが奇跡の過酷な任務でした。

ドイツ海軍の失敗は、どうも今の中国軍を見るような感じです。世の趨勢とかで空母、ミサイル原潜、攻撃機ですが、それをどう使うか、いささかまじめに考えて難しい状況でしょう。ただ、日本としてはやはりフィールドで圧倒できるように備えるのが軍事の常識ですから、核、空母、原潜上等、というのが正しい道と思いますが、まず、内部の頭の黒いネズミ退治を、といういささか情けない状況にはあります。

炊く前に炊飯器の御米に軽く胡麻油 困ぺい糖

366 削除
367

date 2007/11/28(水)19:27
uname ロック

subject re(5):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

皆様へ

かなり時期を逸してしまいましたが
私は海軍の存在意義の問題かと思うのです
海軍の本来の任務は 味方の海上輸送を守り 敵の海上輸送を叩く事だと思うのですが
ドイツは大陸の大陸軍国なので海上輸送を守るという事は低く
敵の輸送を叩く事が高く評価されると思うのです
必然的に攻撃に特化していったものと思うのですが英国なみの装備をしてしまうと
同じ土俵で戦わねばなりません
艦隊決戦という事になれば対等かそれ以上の数を揃えなければ無理かと思います
または相手を分断して敵を疲弊させ予め想定した海域で有利な戦闘でも出来れば良いのですが
そうそう上手くはいかないものだと思います
大きな艦を作るなら英国艦隊を各個撃破できる作戦が必要ですし
そうでなければ英国艦隊となるべく戦わず輸送船だけを狙い続ける
ドイツは装備としてかなり中途半端になってしまったと思います

中途半端になったのは皇帝の趣味が主な理由かとは思いますが
何故そういった趣味になったのかは皇帝が無能だから とは言えないと思います
しかし作ったは良いが
どうやって英国艦隊を分断し疲弊させつつ予め想定した海域に引きずり込んで決戦を強要するか
などの戦術研究がなされていなかったものと思われます
皇帝の趣味の悪さというよりは 大陸の大陸軍国であるが故に
艦隊決戦への戦術的な研究が不足していたのかもしれません
艦隊決戦は輸送路攻撃側はあまり望まず 輸送路確保側が望むと思うのですよね

368

date 2007/11/28(水)21:22
uname 海軍好き

subject re(6):おさらい:第1次大戦のドイツ海軍

皆様

貴重なご意見をありがとうございました。
確かに、20世紀前半の建艦技術の進歩には凄まじいものがあり、
列強各国ともそれに乗り遅れるまいとばかりで、肝心の軍事ドクトリンの
方が等閑にされてしまったのでしょう。

第一次大戦開戦時で、しっかりした戦略を持てていたのはイギリスと、せいぜい
アメリカくらいでしょうか?

軍艦は一隻あたりの価格がバカ高いですから、しっかりとしたドクトリンなしに
建艦計画をしてはいけない、ということですね。

いろいろと参考になりました。ありがとうございます。

海軍好き(さしあたり今しばらく今のままでいきます)

369

date 2007/11/29(木)04:27
uname 火竜

subject 間接侵略と国際法

別宮さま

いつも拝見して勉強させていただいております。火竜と申します。

ところで最近ネット上でヒートアップしている問題があります。外国人参政権です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071127/stt0711271001000-n1.htm

三重県で在日朝鮮人が住民税を減免されていたのが発覚した問題が、マスコミでろくに報道されない事に
疑念が広がっていたところに、世論と関係なくこんな重大な法案が勝手に推進されていたという記事です。
またこれに先立って、なぜか韓国が外国人参政権を認めているのですが、こんな内容です。

・韓国で外国人参政権を持つ日本人の数は。
 (51人)

・参政権を与えられる在日の数は。
(在日約60万人、成人とするなら40万人以上か)

・韓国で外国人参政権を得るための条件は。
(永住権を獲得して3年以上経過した19歳以上であること。
そして永住権の取得には200万ドル以上の投資や一定以上の年収が必要。
必然的に200万ドル以上の投資をしなければ参政権も取得できないことになる。)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0601&f=politics_0601_003.shtml

つまり韓国のは、実質普通の外国人は持てないペテンのような参政権で、日本の外国人参政権を意識してつくられたものとしか思えません。

外国籍人に参政権を付与する事は憲法違反ではないのでしょうか。
また、もし日本の外国人参政権に韓国政府や中国政府の工作、関与がある場合は
間接侵略になって国際法に抵触するということはないのでしょうか。

370

date 2007/11/29(木)07:44
uname 困ぺい糖

subject re(1):間接侵略と国際法

火竜様

間接侵略という用語はマスコミ造語ではないでしょうか。

ずいぶん昔、元自(というか旧軍上がり)が書いたものを読んだことがありますが、敵性勢力(今回の場合は中朝韓)が直接武力を用いずに言論その他で忍び込むことで、なんと商取引まで含むというような書き方をしていました。
そしてやはり国がしっかり管理統制しなければいかん、高度国防体制をみたいな、タイムワープしたようなことを吼えていました。

これが間違いなのはわかりますよね。つまりまず、政府(というか将来牛耳る自分たち軍人や官僚)が敵認定した国相手には一切貿易も出来ないと言うことになります。むしろ、相手国との外交も考えずにいる脳天気には唖然たるものがありました。たとえ、戦争継続中でも外交は中断しませんのにね。

今回の外国人参政権と言うのは、ちょうどこの論理の合わせ鏡の裏返しと思います。つまり両方とも民主主義、あるいはその根幹をなす国民政治というものについてまったく定義が欠けているところから出発しています。ですから内国人待遇とその他を混同してしまうようなことを論者も吐くのです。

簡単な話でこれは法務省の外国人帰化への対応を緩めればすみます。憲法上の資格はこのとき発生しますから。
たぶん、福田首相は媚中とは言われながらも、この程度の国益認識はあると思います。

困ぺい糖

371

date 2007/11/29(木)09:37
uname betsumiya

subject re(2):間接侵略と国際法

火竜さま 困ぺい糖さま

韓国が、外国人に参政権付与したというのは面白いですが、まったく参考になりませんし、商売じゃありませんから相互互恵も関係ありませんよね。外国人参政権付与というのは、純然たる内政問題です。ただ、啓蒙主義の規範的国家の法制、英仏米は参考になります。これらの国は外国人に参政権を与えてません。

ただ、困ぺい糖さまのいう通りで間接侵略も関係ないでしょう。昔の間接侵略論というのは共産革命(すなわち主としてソ連の片棒担ぎが、日本で暴力革命を起こすこと)への警戒ですよね。韓国社会というのは飲み屋姉さんの勢力争いのようなところがあって、「正邪」抜きのどっちにつくか論争ばかりですよね。こんなものに影響される日本人は公明党くらいなもんじゃないでしょうか。この政党には正邪を分けるイデオロギーがありません。韓国内布教活動自由化程度が動機ですよね。

それと日本人側の問題ですが、入管行政も純然たる内政問題です。ここがわかっていない人が多いんですね。日本は加州の日本人問題について外交問題にすべきではなく、同様に韓国は在日朝鮮人問題について外交問題にすべきではないんですね。もちろん、日本政府が個人としての加州在住日本人を金銭など支援することもまた自然です。ですが、日本政府による米国市民権要求や加州参政権獲得支援は誤りです。また入管とは「国籍差別」は当然の世界です。英仏米人に入国ビザ廃止を認めたとしても、北朝鮮人・中国人に同様の処置をとることは難しいですよね。

そしてややこしいですが、いったん入国させた外国人については平等の権利を認めるしかないですよね。また、日本人の中に2等市民をつくることはできません。いったん帰化を認めた外国系日本人は、韓国系であれ、ジンバブエ系であれ、オリジナル日本人と平等であって、公民権上の差別があってはなりません。

在日韓国・朝鮮人問題は、そもそも世襲的永住権を戦前から住む朝鮮人を与えたことが発端です。この人達は2等市民に思えてなりません。よく税の軽減などが話題になりますが、誇りのある日本人はこんなものを受け付けるでしょうか?加州日本人をなぜ国際法を無視しても応援したくなるのは、彼らは日露戦争が勃発するとサンフランシスコの郵船波止場に泊まりこんで予備役応召に備えたためです。今でもサンフランシスコの高台のもっとも良い場所に日本領事館があり、ジャパンセンターも含めてあらゆる応援をやっています。

韓国政府は在日韓国・朝鮮人に一体何をやったんでしょうか?勢力争い関与以外記憶にありません。ともあれ2等市民をつくってはなりません。

別宮

372

date 2007/11/29(木)10:24
uname taka

subject re(1):間接侵略と国際法

火竜> つまり韓国のは、実質普通の外国人は持てないペテンのような参政権で、日本の外国人参政権を意識してつくられたものとしか思えません。

相互主義を主張するには不均衡が過ぎると言うのは頷けますが、
ペテンとは言いすぎだと思います。

火竜> 外国籍人に参政権を付与する事は憲法違反ではないのでしょうか。

最高裁は、平成7年2月28日付判決において、
国政への参政権については憲法上認められないと判断しましたが、同時に、
地方参政権については、住民自治の趣旨から憲法が禁じているとまで言えず、
法律で認めることも可能としています。

373

date 2007/11/29(木)11:12
uname taka

subject インパール作戦の対案

インパール作戦が危険な(危険すぎる)賭けだったとしても、
まともな対案がありませんからねえ…

東條−河辺−牟田口ラインの意思決定過程と意思疎通、
牟田口の人格面に問題があったことには同意しますけれど、
人格者の将軍と、最良の幕僚と意思疎通を以ってしても、
インパール作戦という選択肢は十分ありうると思います。

私は、インパール作戦は、
不可能な任務(現有兵力でのビルマ防衛)を押し付けられた
日本人組織の典型的反応だと思います。
(日本人に限らないようにも思いますが)

達成不可能な売上目標や納期を下達され、
それに対して楽観的・投機的な計画を立てざるを得ず、
(ハナから未達の計画を立てるような部門長は更迭されるだけです)
現場担当者の危惧どおりに失敗に終わる・・・てのは、
日本中どこにでもある風景じゃないでしょうか?

私には、牟田口らの失敗を「愚かだ」と笑えるほど自分が賢いとは思えません

374

date 2007/11/29(木)19:41
uname sai 夫

subject re(7):まとめて,お礼

 皆様,ありがとうございました!!!

375

date 2007/11/29(木)19:51
uname sai 夫

subject re(2):間接侵略と国際法

 皆様,私は,在日外国人に「地方参政権」を与えることにも反対です。
もし,在日中国人の知事や市長が誕生すれば,どうなるでしょう。 日本にとって
中国を課題とする国防問題が起きたとき,関係自治体の首長が誰であるか/その自治体
の議会の多数派が何派であるか,は看過しえない事柄です。 「難民爆弾」をやりかね
ない連中でっせ。

 地方自治体が国防政策を邪魔するためにできる事は,何でもやるでしょう。

 反日勢力は,日本の国と国民の権利・利益を蚕食してゆくのです。 美辞麗句の仮面
を被って,ね。

 最高裁はアテになりません,立法が望まれます。

376

date 2007/11/29(木)20:03
uname sai 夫

subject 浸透戦術と攻勢移転と自動車

 別宮様,皆様,「おさらい:第1次大戦」も,ひとまず今回をもってウチドメと
させていただきます。

 と申しますのは。 …昨夜,学生時代の友人に会ったのですが,彼は産業史の編纂
のような仕事をやっていまして,「戦争が機械の進歩に与えた影響を,どの程度,評価
していいのか,悩みの種だ」とメシを食いながら語ってくれました。

 彼は「第1次大戦は分水嶺」とも言っていて,カイザー戦のことも知っていました。

 @戦場は砲撃でデコボコ,馬はダメ
 Aドイツ軍側の突撃部隊は徒歩で進撃(キャタピラの兵車は無い)
 Bルーデンドルフは多点突破の重要性を充分に理解していなかったようだ
 C突破された側は「穴ふざぎ」に自動車を利用できるから浸透しようとする側より有利
 Dこれを突撃部隊が克服しようとすれば多点突破しかないのだが(ここでBに戻る)

 彼に代わってお尋ねしますが,第1次大戦で自動車が果たした役割を,どのように評価
すればよいのでしょう? すくなくとも,攻勢移転の時には,どうだったのでしょう?

 皆様の御意見をお聞かせくださいませ。

377 削除
378

date 2007/11/29(木)22:54
uname だだえもん

subject re(1):インパール作戦の対案

taka様

はじめまして。
対案、ということに関しては、このスレッドの上のほうで、別宮様が仰っていることが参考になるのではないかと思います。
少なくとも、私は納得でした。

taka様の問題意識は十分理解できるつもりです。
むしろ、インパール作戦が「日本人のある種の行動様式が導きがちな過ち」をあらわしているからこそ、この作戦は記憶にとどめられるべきだと私は思うのです。
現代の我々が同種の過ちを繰返さないように。

言われたとおりのことをする一兵卒というのではない(兵卒だって無能な将軍の命令にただ従うだけではありませんが)、作戦の立案と決行に関与している参謀や高級指揮官が、作戦の失敗を相当の確度をもって予見できるのならば、彼らは命がけで反対し、阻止を試みるべきだった筈でしょう。
むろん、そうしても小畑参謀長のように更迭されたり、最悪の場合軍法会議で処断されたとしても、それでもできる限りの抵抗を試みるべきでした。
それはプロフェッショナルとしての責務であるとすら思います。
なぜなら、判断次第で死ななくてもよかった筈の何万の命が死ぬことになるかもしれないのですから。

第二次大戦後のアメリカで、当時はまだフランスの植民地だったインドシナへの介入が検討されたことがありました。
当時の陸軍参謀総長だったリッジウェイは、それが破滅的な結果を招くことを予見しました。
しかし、彼は正面から反対するかわり、介入し敵軍を殲滅するために必要な兵力、費用を詳細に検討し、それを淡々と報告書にまとめました。
そこで示された見積もりは多くの人の予想をはるかに超えるものでした。結果、このときの介入は見送られました。
(このときの大統領がアイゼンハワーだった、というのが幸いしたのかもしれませんが。)
彼はプロフェッショナルとして、自分が仕える国家に対し、このような形で責務を全うしたのだといえます。

これは理想論、言うのは易く行うは難し、というのは私も承知しています。
ただ、少なくとも私は、今でも企業やその他の組織にいる現代版牟田口や現代版花谷のような人間が、多大の損害を招くようなことを進めようとしたとき、自分がそれに反対できる立場にいれば全力で反対し阻止できる(もちろん反対のための反対にとどまってはなりませんが)人間でありたいと、そう願っています。

379

date 2007/11/29(木)23:44
uname はぐメタ=軟体金属

host i125-204-186-192.s04.a023.ap.plala.or.jp
subject re(12):別冊宝島「南京大虐殺」という陰謀

別宮さま、sai夫さま

はぐれメタル=軟体金属であります。

>資源採掘コストと戦争
資源の採掘コストですが、最終的には採掘に要するエネルギーが問題になると考えます。
つまり、1tの石炭を採掘するために、1t以上の石炭(が生み出すエネルギー)を使うようでは、採掘を行う意味がありません。
そのような状態になって、初めてその炭田・油田は枯渇したと言えるでしょう。

人件費が払えない等と言っている間はまだ余裕があるわけで、その段階では資源目当ての戦争は起きないと考えます。
若者を戦場に送るよりも、炭鉱に送った方が効率的に石炭を得られます。

>通行路狙いの戦争
自分も、通行路狙いの戦争の方が発生しやすいというご意見に同意できます。
コーカサスの油田地帯で燃料不足に陥ったドイツ軍の例もありますが、そもそも敵から奪った鉱山を維持していくことは容易ではありません。

>ロボットによる石炭採掘技術
技術的にはすでに可能と思いますが、私も何らかのインセンティブは必要と感じます。
工業製品の開発には試作&テストを繰り返す必要がありますが、国内に炭鉱が無いため、試験が容易ではありません。(機械化を進めても労働争議が起きないという利点もありますが)。
故に、海外に鉱山を持っている商社と産業機械メーカーの提携が必要になりますが、向こう数年間は採算が取れないであろう事業に、数社で提携して投資するのは難しかろうと思います。

380 削除
381

date 2007/11/30(金)04:29
uname 火竜

subject re(3):間接侵略と国際法

困ぺい糖さま、別宮さま、takaさま、sai夫さま

どうもありがとうございます。非常に参考になりました。

要点をまとめると
・間接侵略とは呼べない
・米英仏の啓蒙主義の規範国に外国人参政権はない
・韓国の参政権の事例は参考にならない
・入管は内政問題で、どんな国でも外交問題にすべきでない
・帰化人を差別してはいけない
・地方参政権は違憲でないという判例があるが、中国の侵略に利用される恐れあり

といった形でよろしいでしょうか。

福田総理の常識に期待ですが、やはりマスコミがほとんど報道しないというのは不気味です。
三重県では、在日韓国、朝鮮人の税の減免を利用して、公務員が私服を肥やしていました。
http://www.j-cast.com/2007/11/21013643.html
守屋と同じ税金の私物化を、極めて卑劣な形で行っていたわけですが、恐ろしい事にテレビ、大新聞、週刊誌が全く報じません。

このため2ちゃんねるなどネットの一部では軽いパニックが起きているのです。黒幕は中国なんだと思いますが。
せめてマスコミには中立の報道をしてほしいのですが、今の時点でそれは可能なのでしょうか・・・。
重い質問ばかりで申し訳ありません。しかし正直気になって仕事に影響がでそうです(笑)

382

date 2007/11/30(金)09:16
uname betsumiya

subject re(4):間接侵略と国際法

火竜さま

ご指摘の通りで当っているでしょう。細かいことをいえば、違憲審査については最高裁ですが、近時タガが緩んでいます。例えば、「1票の重さ」訴訟などで、平等性は概ね3倍以内と判決していますが、これは法の精神・啓蒙主義の精神に反しているといわざるを得ません。

選挙で鳥取と神奈川を比較して、神奈川県人が不満を感じれば、鳥取に引っ越せばいい話です。ロードアイランド州もカリフォルニア州も上院議員は二人です。日本の最高裁は「居住の自由」「選挙区の性格」を理解できず、司法権によって立法府に介入しているとしか思えません。外人地方参政権も同種の問題で、「自由」「平等」に関する問題であって、同一人が本国と居住国の二カ所で持ちうる可能性を排除できない限り不当であり、国政との関係で「忠誠」の問題を排除できません。

もちろん、韓国系外国人だけ他の外国人より優遇することはできません。

日本とはかつて朔北に戦い、南海に散った人の子孫でできた国です。そういった国家に忠誠を誓うのが国民だということは帰化人も理解する必要があり、義務について不当な要求をする外国人については、帰化申請を認めるべきではないということです。在外公使館などを襲撃した外国人についても顔写真をとり、外務省はそれを法務省に提供し入国を拒否する体制をとるべきでしょう。

第一次大戦でアメリカにいた元フランス人は「自分はフランス人だ」といって、本国に戻り志願しました。アメリカに住む元ドイツ人は、アメリカに中立を求める運動をしただけです。松岡洋右はこの違いに気づかなかったんですね。

朝鮮動乱が勃発したとき、本国に構わず日本にいたいという人の子孫が在日韓国・朝鮮人です。現在、朝鮮語も喋れないんですね。税の減免を要求する国民は、もし本国の国籍に戻ったならば同様のことを本国でするんでしょうか?

また地方税徴税体系については、さっぱりわかりません。私事の話で恐縮ですが、固定資産税について、再三、県が金額を誤るんですよ。理由を問いただすと「プログラム・ミス」だと。文句いうと上がったり下がったりするんですかね?とにかく自動引き落としを止めました。役人が自己裁量する余地がある気がしてなりません。社会保険庁もアレですよね。憂鬱な世の中になりました。

別宮

383

date 2007/11/30(金)09:38
uname betsumiya

subject 呪われた炭鉱

軟体金属さま

日本には高品質の炭鉱はあるんですが、呪われているんですよね。誰もいいませんが、鉱山保安行政の失敗と思われてなりません。

具体的には、三井三池有明、北炭大夕張で300人を超える死者を出す大事故が起きました。その事故の前に三池に見学にいきましたが、炭層自体は有明海海底全域にあり、無尽蔵といっていいくらいの埋蔵量がありました。

ただし、切歯が遠いこともありますが、坑道は人間ワザと思えないほどの距離・深さです。見学に当っては、パンツ脱げなどいわれ、作業着とヘッドランプをつけます。地底は暑く暗いですから、かなりのものです。昭和天皇も見学にきたといわれましたが、大変だったでしょうね。また、見学にあたっては鉱山保安局の許可がいるなどのものものしさでした。

現在、三池は海水に漬かっていますが、ポンプで汲み出しエレベーターを修理すれば、すぐ再開できるはずです。これは行政問題の気がしますが、どうでしょうか?

別宮

384

date 2007/11/30(金)09:54
uname betsumiya

subject re(1):浸透戦術と攻勢移転と自動車

sai夫さま

カイザー攻勢に絞ると、ドイツ軍あるいはルーデンドルフは自動車について将校用乗用車以外の用途は理解してなかったのでは?ルーデンドルフは参謀本部にいたとき、動員課長でしたから鉄道で頭が一杯ですよね。

そのうえ、このときドイツ軍は大量の捕虜を出しています。しかもサンミエル突起部など本来すぐ引く必要のある場所でも一緒でした。作戦の失敗はありますが、前線部隊を急速に撤収する対策、とりわけ移動手段について事前に検討がなされなかったんでしょう。でも、ドイツ軍は「暁の撤収作戦」の類の日英米軍にみられる瞬発力がありませんよね。

ルーデンドルフは、1917年徴募兵が本国の反戦勢力の宣伝に頭脳がいかれ、戦意が低かったと説明してますが、これ言い過ぎですよね。自動車といってもバス・トラックですが、事前に兵力を撤収させる手はあったんではないでしょうか?でもこれは索敵能力の問題でしょうか?

別宮

385 削除
386 削除
387

date 2007/11/30(金)15:14
uname SLEEP

subject re(2):軍事と政治

だだえもんさま、別宮さま

こういった革新官僚、社会主義者について考えるのですが、つまりはフランス革命の理念、自由と平等を否定する一種の反革命であったということでしょうか。

困ぺい糖さまから解説がありましたがなるほど、間接侵略とはちょうど中共の言う和平演変の反対語(?)ですよね。両者ともなるほどたしかに良く似た連中ですよね。自分の責任は取りませんし、結果何百万人死のうがあれは仕方がなかったですませる連中でしょう。

松村謙三の話は背筋が寒くなるというか・・・高級官僚というのは政治がやりたくなるものなんでしょうかね。

SLEEP

388

date 2007/11/30(金)17:10
uname だだえもん

subject 固定資産税

別宮様

以下、サイトの趣旨とも、このスレッドの話題ともほとんど関係ない内容で申し訳ありませんが、少し気になりましたので書かせていただきます。

>また地方税徴税体系については、さっぱりわかりません。私事の話で恐縮ですが、固定資産税に
>ついて、再三、県が金額を誤るんですよ。理由を問いただすと「プログラム・ミス」だと。
>文句いうと上がったり下がったりするんですかね?とにかく自動引き落としを止めました。
>役人が自己裁量する余地がある気がしてなりません。

実は今の私の仕事は固定資産税システムの開発でして、このへんについてはほんの少し知っていることもあります。以下記します。

地方税の徴税体系は、地方税法および政令により規律されますので、現場の役人はもちろん各自治体が裁量する余地はほとんどありません。できるのは税率の上げ下げ、独自の目的税設置くらいです。

市町村の課税ミスが時々新聞沙汰になりますが、その大半は固定資産税の課税ミスです。
なぜ固定資産税の課税によく誤りが起きるかというと、徴税体系が他の税目と比べても特に複雑だからです。

どう複雑かをこの場で説明しきるのはとても不可能ですが、概略だけだと次のようになります。

固定資産税課税の基礎となるのは、固定資産税課税台帳に記録された土地や家屋の評価額です。
例えば土地の評価額は大雑把には、その土地の路線価×地積ですが、それぞれの土地の状態(公道に面していない土地だとか、崖地だとか、公道に面する間口が狭いとか…)によって更に補正が加わります。さらに土地の場合だと、評価額をそのまま課税の基礎にはせず(地価が急に上昇したりすると、税負担までが急増して納税者に酷ですから)、負担調整というのを行って更に補正します(詳細は割愛します)。
この上にさらに地目や用途、その他によって軽減、減免措置を加えたりするので、もう何がなんだかよくわからない複雑怪奇な徴税体系となります。
これをフォローするのは誰にとっても容易なことではありません。

固定資産税の課税ミスの原因のほとんどは「システムのバグ」か「担当者の入力誤り」のどちらかです。特に後者については、固定資産税課税台帳の評価額は三年に一度評価替えを行うのですが、このときに多発します。
前者、後者ともに、担当者の怠慢や無能とか、組織のチェック体制の不備とかも原因にはもちろんあるでしょう。
ただ、固定資産税の課税ミスが他の税目と比べて突出していること、課税ミスが地域の偏りなく全国津々浦々で起きていることなどから、徴税体系にも結びつけうる問題なのだということはなにとぞご理解ください。

私はまだ新聞沙汰になるような大きなミスをしたことはないのですが、これは私が優秀だからではなく、単に幸運の賜物だと思っています。

とはいっても、役所の側にも問題はあるでしょうね。
最大の問題は、役所のローテーション人事でしょう。
去年まで税のことなどまるで知らなかった人が、いきなり固定資産税の主担当になったりすると、こちらが唖然とするようなことをして下さったりします。三年くらいたってようやく習熟してきたと思ったら、他の部署へ異動になったりします。そして次にくるのはまた「素人さん」だったりします。
部署内でスキルが蓄積されないため、ミスが起こりやすい、またはミスが見つかりにくいのです。
同じようなミスを何度もしているというのは、たぶんそのあたりに原因があるのだと思います。

とまれ、現実にとりうる手段はやはり「自己防衛」に尽きるでしょう。
税金の還付請求権は5年で消滅時効にかかり、しかも立証責任は請求者(つまり納税者)の側にあるので、過去5年の納税通知書、課税明細書は全部捨てずに取っておいて、過去と比較して少しでも不審な点があればすぐさま抗議するしかないでしょう。厄介な話です。

しかしよく考えると、この間の年金騒動でも同様の問題がありましたが、「5年で消滅時効」なんて納得できる人がいるのでしょうか。そちらの過失で被害をこうむったんだから民法上の不法行為じゃないか(不法行為の損害賠償請求権は損害と加害者を知ってから3年、不法行為のときから20年)と思うのですが。
こんな話もあります。(7/13の日記をご覧ください。)これはいくらなんでも言い訳の仕様がありません。

http://ikoffice.txt-nifty.com/blog/2007/07/index.html

関係ない話題で長くなり失礼致しました。

389

date 2007/11/30(金)22:22
uname sai 夫

subject re(2):浸透戦術と攻勢移転と自動車

 別宮様,早速の御回答,ありがとうございました。

 ハードコピィとって,見せてやることにします。 後は,自分で,あちこちのサイト
を探すでしょう。

 彼は,軍事史家ではありませんので,索敵云々は理解できるでしょうか? しかし,
あの男も,言うなれば「プロの学究」だ。 多点突破に着目したのは,たいしたもの
だと思います。 (私も理解できているのだろうか…?)

 去年のことだったか,「ルーデンドルフの大攻勢は,斉頭面を保っての進撃という点
で,不徹底」と書かれていた方がいらっしゃった,と記憶していますが,突破された側
が何処に予備を送ったらよいのかわからない,というところまで混乱させないと,浸透
戦術は成功とはいえない,という意味なら,鋭いツッコミです。 私は,なかなか,
そこまで理解できなかった。

 第1次大戦では守備側に利があった。 自動車にしても,兵や物を運ぶ手段としての
理解に留まったフランスは,成功体験に呪縛されたのでしょうか。 機甲師団までの
距離は,近いようで遠い。 …あ,家内の言いそうな事を書いてしまった(笑)。

   『風林火山』も最終回が近い/騎兵が活躍してくれますように,sai夫。