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date 2008/1/6(日)09:46 ROM人さま 中国は意外と会社(単位)社会で、福祉もご承知のように単位ごとにやっています。その単位も国務院レベルから郷鎮レベルまで上下があって、トップは党員ですが、その党員にも等級があって、それに応じて任命されます。中国国営企業と合弁を組んだ日系企業の場合も同じで、中国側から派遣されてくる副社長などの役職員は、全部党推薦です。これが無能の極みで、車だ個室だベットだ、を要求する割りに、朝、会社に出てきません。10時出勤で2時間食事、1時間昼ね、4時退社です。業務知識はゼロで、経理などとんでもないという状態です。 日本のマスコミは資本主義化した中国といいますが、そう思いたいだけでしょう。資本主義は「自由」「平等」が拠り所で一つしかなく、崩れると社会主義に転落しますが、社会主義というのは様々なバリエーションがあるんですね。はっきりしているのは、人民は「真面目に働かず、政治的にアクティブ」なことだけです。政治も指導者にどう迎合するかだけです。中国の都市を歩けばわかりますが帰宅ラッシュは4時ごろから生じます。また日中サボって歩いている男女の多いこと、驚くべきです。働くインセンティブがなく、老後も単位が保障します。要は全員、社会保険庁職員です。 私有財産を保障すると中国政府が発表しても、それは民事、すなわち財産上の係争について個人間の暴力による解決は認めないといっているだけです。日本人でも社会主義者はここがわかりませんが、私有財産保護というのは政府による私有財産没収の禁止であり、租税法定主義の採用です。中国人はこういった法学の基礎的なことを否定してかかり、役人(=党員)が善意をもって接すれば解決できると信じるようなんですね。 日系企業でも個人にいく賃金は月1万2千円程度ですが、じっさいの一人当たり人件費は3万円に達します。この差額は、役人への様々な賄賂で消えているんですね。日本の中国進出企業はこの事実を知って大量雇用してるんですね。欧米企業はほとんど中国に工場をつくることはありません。狡賢いのはIBMやゼロックス(両方とも製品時代遅れの結果ですが)のように、日本法人にやらせてます。日本では合法ですが、欧米では現地役人に賄賂をおくることは、国内法にひっかかり、非合法です(ロッキードのコーチャン氏はこれで免責を得ようとしたんですね)。でも、共産党員に賄賂をおくることによって、安い労働力を得るというのは企業家にとってどうなんでしょうか? 為替の持高規制というのは、少なくとも支店、セクション、個人ごとに行われます。ただ、デイライトの取引は3時までに、利益確定または損切りをしなさいということで、プラザ合意のときのように1日の中で相場が動くと、大きな損が出る(益がでる)ことはあります。また債券投資や派生物取引についても適用になります。 最近の金融庁検査方針では、さらに精緻を極めるようになり、期間の種別の変動幅によって損がどの程度発生しうるか、その損について各人にどうのような権限を与えるかということまで検査対象になります。これだと、膨大なコンピューター処理が必要でアメリカ人から技術を買うしかないのが現状です。大体、日本の大学に口座がないんですよ。わかっているのは役人だけ(いろいろ貶しますが、とにかく日本の役人は頭がいいし、キャリアはみなアイビーリーグのMBAくらい出ている)で、銀行はどのソフトがいいのか「お伺い」をたてる状態です。日本が勝つ技術は生産関係ばかりで、文科系になるとまことにお寒い状態です。 別宮 |
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date 2008/1/6(日)10:01 SLEEPさま 中国は広いですから、とにかく日本よりも統治が分散的なんですね。一度、中国の銀行本店が、某支店は本店にきちんと稟議してこないので、そこがした債務については本店は保障しないと言い出しました。 中国の銀行は会社法によって設立されず、国営企業ですから表見代理といった商法の基礎をいっても仕方ないですよね。人事についても支店ごと、省ごとで格付けができており、ヒラの相互交流はありません。清朝の官僚組織のようなものです。吏僚とかマンダリンとかいう類でしょう。 兌換制度をやめても即、インフレにはなりません。インフレは自由経済が前提です。社会主義経済の場合は、政府が価格に介入しますから、ハイパー・インフレは起きにくいんですね。中国バブルの崩壊といってますが、これもないでしょう。中国はみな国営企業ですから、損切りの必要がなく、全部塩漬けで終わりです。投資機会がないので、投機は止むを得ない選択です。 中国は通貨をドルに転換するというのはアイデアですね。ただドル不足が起きるでしょう。 別宮 |
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date 2008/1/7(月)04:26 別宮様 共産党に賄賂でコスト上昇ですかw うーん、大規模工場・投資案件となると王子製紙・森ビル・ 銀行の外貨建て投資は想像以上に硬いんですね。ある種感心します。金融庁の人に物を紹介してもらう 質問に答えていただきありがとうございました。 |
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date 2008/1/8(火)09:16 皆様 本日1月8日(火曜日)午後9:10〜10:00、NHK BS1<奇跡の映像 よみがえる 100年前の世界>の第4回『塹壕から見た人類初の大戦』が放映されます。 http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/080108.html 2007年のBBC制作です。お見逃し無く! ♪もういくつ寝ると陸風塾♪ レオーネ 追伸 |
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date 2008/1/8(火)12:53 別宮様 すみません横からレスになります 米国側はミッドウェー島を人質に取られる格好になりますので誘引される可能性はあると思います レーダーなどの電子機器が未発達だったのは明らかで 翔鶴やヨークタウンを見ると 空の空母は意外と頑丈ですね |
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date 2008/1/8(火)19:27 別宮様,早速の御教示,ありがとうございました。 スコットランドが独立したら,当然,国旗のデザインも変わるんでしょうね。 その時 もし,スコットランドが独立しないままだったら,わたしは,3つの十字の交点に赤竜 ま,日本人のわたしが英国旗のデザインの心配をしてやる義理は,ありませんね。 正月休みで肥った,渡来静(仕事を始めたらスグにやせます…) |
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date 2008/1/8(火)19:33 ロック様,わりこみ,失礼。 以下は,記憶を頼りに書きますので,間違っていたら御容赦ください。 ほぼ同じ排水量で比べた場合,米空母の搭載機数が日本空母のそれを上回っていた理由は, @米軍機の多くが「折りたたみ翼」を採用していた A米軍機は露天駐機をしていた(もちろん格納庫に入りきらないぶん,という意味) 本当にこんな事が理由なんでしょうか? |
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date 2008/1/8(火)19:51 難民様,旦那が山陰山陽方面へ出張に行ってしまいましたので,代わりに もうすぐ,NHKの木曜時代劇の枠で鞍馬天狗が始まります。 鞍馬天狗ですよ,鞍馬天狗。 わたしは,この物語を知りませんが,ただ1つだけ知っているセリフがあります。 それは 「杉作,日本の夜明けは近いぞ」。 つまり,江戸時代は夜/明治時代は朝,というワケです。 幕府を倒した連中の始めた このセリフに,江戸と明治の断絶が象徴されていると思うのです。 ひとたび忘れ去られた もちろん,これは日本型「勤労の精神」を説明していません。 ただ,明治指導者の中に くりかえしますが,日本式資本主義の説明にはなっていません。 江戸時代は,捨て去る やっぱり,ここまでにしておきましょう。 続きは,鞍馬天狗を見てから(笑)。 |
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date 2008/1/8(火)22:53 レオーネさま 仲々よかったですね。ただし、NHKのナレーションがなければもっと良かったですね。 NHKは「フランスの青年は最前線に駆りだされ・・・」といっていましたが、敵が国境に迫っているところで、なだれをうって逃げたらヘンですよね。正月番組のピラミッド建設は奴隷労働ではなく、民衆が熱心に働いた結果だと放映していました。今でもNHK労組は極端な社会主義者に占領されているんでしょうね。 ただ、CASカードだとかで、左下に黒いマスクが入るため、一部みえませんでした。1年後は不評でシステム変えるらしいですが、なんか面白くありません。 別宮 |
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date 2008/1/8(火)23:36 ロックさま 渡来さま 飛行甲板駐機方式は2割程度、搭載機数を増やすようです。ただ、全機発進といっても、文字通り全機ではなく飛行中隊単位になるようですから、稼働率や乗員のスペアーも重大でしょう。これも日本側は旗色悪いですよね。アメリカ空母の乗員は日本は1千とすると2千ですよね。戦艦や巡洋艦も多いようですが、日本と考え方が違い兵員について「消耗品」的割り切りをしてるんじゃないでしょうか。 戦闘経過をみると、『ヨークタウン』『エンタプライズ』からの雷撃機約35機を零戦と対空砲火で全滅させたあと、上空から突如、急降下爆撃機ドーントレスに襲われ、4・3・2発づつ『加賀』『赤城』『蒼龍』に命中、そのまま炎上、自沈ですよね。『ヨークタウン』『飛龍』刺違えの2回戦ありますが、3隻がやられれば終わりですよね。ミッドウェーで実働可能な空母8隻が4隻になりましたから、戦争そのものも負けです。 草鹿など旧海軍将校が「惜しかった5分」とかいいますが、負け惜しみでしょう。甲板に飛行機があろうがなかろうが、ドーントレスは撃墜できず、もっと命中多数で火達磨でしょう。そして発進済みのマボロシの日本側攻撃隊は『ヨークタウン』は撃沈できても残りの2隻は無理でしょう。というのは日本側は散開陣形をとっていませんでした。アメリカの急降下爆撃機は、1隻炎上であれば近くの別の1隻を狙えたんですね。アメリカは散開陣形でした。 これで敗因はわかると思います。困ぺい糖さんの表の通りで、アメリカ側は急降下爆撃機(艦爆)重視ですよね。にもかかわらず、日本側は急降下爆撃への対策をもっていませんでした。急降下爆撃機を撃墜するには護衛戦闘機を急降下開始地点の上空近くで待機させねばなりません。とくに零戦は上昇力が弱いという欠陥がありました。 さらに、防空レーダー(ミッドウェーではアメリカ側は対艦レーダーはなかったが、これはもっていた)で爆撃機の接近方向と高度を把握して、零戦に連絡する必要があります。ところが零戦のラジオというのは性能が悪くて聞こえないんですね。日本側がなぜ散開陣形をとれなかったかといえば、距離限定無線機の性能が悪かったためです。つまり、ラジオ・レーダー・無線機全部駄目。これじゃ戦争は勝てませんよね。VT信管も同じですが、真空管の技術進歩についていけなかった、または役人が進歩を邪魔したんですね。昭和30年代に入ると全米市場で、パナソニックがラジオでGEを駆逐してますからブラック・ジョークです。海軍の調達の役人は戦後になっても、威張りくさりながら、中小企業に大切な無線機など任せられないといってますが・・・。 アメリカが気合をこめたドーントレスは知っていたのですから、対策を編み出してから「誘引」にいって遅くなかったのでは? 別宮 |
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date 2008/1/9(水)08:54 枯山さま 森の慣習を無視し、法学をわかろうとしないというのはいい得て妙ですね。文学者によくあるタイプ、言葉にすると「お節介」のようなものでしょうか? 教育者というのは、英米でも社会主義かつリベラルに傾倒し勝ちですよね。リベラルにも拘らず、政府が国民の使用する言語に介入していいと思っているんですよね。もちろん、教育者が標準語を学習し、それにもとづいて教えることは必要ですが、方言を使う子供を矯正してはなりませんよね。教育者は自分は行政の一環という頭がありますから、営利企業を胡散臭く感じ、配当制限と課税強化とかという手段が当然と思ってしまうんでしょうね。 公使職は意外でしたが、文部大臣というのは明治政府もわかってますよね。この人、32歳でイギリス公使になってますよね。余程、語学ができる薩長がいなかったんでしょう。安倍晋太郎は49歳で首相になりましが、歴代では近衛文麿の46歳に若い年齢で負けたのかと思いましたが、伊藤博文は44歳で初代首相になってるんですね。 でも、伊藤博文という人は例えば地租改正については細心の注意を払っています。明治初頭は江戸時代の米納の名残で、国税の中心は地租だったんですね。これを皆知らないうちに、現在の地方税である固定資産税にまで落とし込みましたから、大変な力ですよね。国民への説明も忘れず、外遊のあとは必ず演説会を開催してます。「女」問題があったらしいですが、長州はみなそうです。近代日本が生んだ偉大な政治家でしょう。この人と比べると、森はどうでしょうか?子供の方は森の方が優秀といえば優秀ですね。伊藤公爵家は浪費による内輪揉めで、昭和天皇の御宸襟まで悩ませています。ピューリタンと芸者を妻にした差でしょうか? 別宮 |
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date 2008/1/9(水)09:42 別宮先生、皆様 パンタロン・ルージュはお洒落ですけど、本当に真っ赤で、どう見ても目立ち過ぎです。ズアーブ兵のユニフォームも観光客向けかと思いました。 日露戦争の戦訓なんか「そんなの関係ねえ!」なのでしょうか。 ルーデンドルフの焦土作戦は、カラーで見ると一層怒りが込み上げてきて、何だか気持ち悪くなりました。 こうして第一次大戦の仏軍兵士をカラーで拝めるのも、大富豪アルベール・カーンのお陰です。ありがたや、ありがたや。 本日(1/9水)も第一次大戦モノが放映されます。 『第5回 市民たちの大戦』 皆様お見逃し無く!NHKのコメントは「そんなの関係ねえ!」で。 レオーネ NHKの社会主義者はどうやって育成されるのでしょう? |
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date 2008/1/9(水)10:39 別宮さま ピラミッド建設は、奴隷労働ではなくて、農作業の暇な時に、暇つぶしで造ったものではないでしょうか。 正月に、ローマ帝国のBS特集をみていたら、「胡椒の使いすぎで滅びた」に続いて、「金持ちが帝国に寄付しすぎた」が出てきました。 一般的に言われる「軍団を含む官僚組織の肥大化によって、国力を失っていった」という説が出てこないのが、不思議です(社会主義者がそんな事をいうわけがないので、不思議でもなんでもない?) |
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date 2008/1/9(水)11:20 皆様 私はファルマンのカラーが見られたのが収穫でした。 日本が買った仏軍機はみんなニスのみだったようです。戦後戦利品でもらったドイツ機はローゼンジパターンで珍しがられました。 困ぺい糖 |
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date 2008/1/9(水)14:29 渡来様 別宮様 日本も機体その物を すぐに組み立てられる程度にパラした物も搭載していましたが 空母はやはり1機でも多く飛ばせる事が大切で 飛行甲板がやられたらただの船なのですが レーダーや電子機器の遅れが敗因なのは大戦を通じて共通するもので あの状況で何が出来たのか と考えるのはゲーマーの考え方なのかもしれませんが |
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date 2008/1/9(水)16:20 だだえもん様。SLEEP様。 |
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date 2008/1/9(水)17:16 別宮様、他皆様へ、 ミッドウェーについての私の意見ですが、・・・。 まず日本軍の参加兵力ですが、ダッチハーバー空襲なんてことをして戦力を分散させたのは愚策とよく言われます。 空母の搭載航空機数についてはご指摘のように、飛行甲板上の露天係留が大きかったというのに賛成します。 日本軍の空母の集中使用ですが、ある意味仕方が無かったとも言えます。 また、日本軍機動部隊は艦隊防衛をCAPの戦闘機に大きく頼っていました。 一方、カタパルトを持つアメリカ軍空母は1隻でも短時間で多くの航空機が発進可能でした。これは攻撃でも防御でも大きな意味を持ちます。 集中運用すると一度に見つかるという欠点があります。 史実の戦力でのミッドウェー戦の検証ですが、ウォーゲーム的には日本軍が簡単に勝てると思います。 日本の連合艦隊司令長官は「最強の艦」で指揮をとるのが伝統でした。 ちなみに既存のウォーゲームで日本軍戦艦隊を先行させて艦砲射撃で飛行場が破壊できる、というものは知りません。やったらゲームにならないとは思います。 med |
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date 2008/1/9(水)21:33 ロックさま medさま ロックさまのご指摘の通りで、昭和11年ごろから海軍は雷撃優先に凝り固まっていました。例えば、97艦攻は栄11型で零戦と同じエンジンですが、制式化のスピードでは3年早いんですね。これは戦闘機より雷撃機を優先したことの表れでしょう。こときの雷撃機はイギリスのソードフィッシュが代表で複葉機でした。もう少し近代的なのはアメリカのデバステーターですが、97式は上回っていました。 さらに艦上雷撃機をもてたのは日英米の三カ国だけです。おそらく日本にとって飛行機の分野で最高機種というのは97艦攻しかないでしょう(今に至るまで同じ)。この雷撃優先は「飛行界の大御所」の山本五十六の方針でした。これが戦艦狙いの泊地奇襲に結びついたのは自然の流れだと思います。 日本の空母の防空は初期は意外といいんですよ。とくに『翔鶴』は優秀でした。ミッドウェーでも『飛龍』はドーントレスを25ミリで数機リリース前に撃墜しています。でもこれは何によっているかというと、兵器でも兵員でも艦長他でもなく、つまりシステムでなく、中堅将校の能力によってました。高角機銃砲座や仰角は中央管制で電動でした。ですから中尉の高角機銃砲術班長は、双眼鏡で落ちてくるドーントレスをみながら、ローリングなどを読み、目盛をあわせ「ブッブー」「テー」と指示するんね。一瞬の数学ですが、日本の中堅将校はこういうのには滅茶苦茶強かったんですね。でも27機まとめて落ちてくると厳しいですよね。 護衛の零戦は上昇力弱いし、ラジオ聞こえませよね。低空から侵入してくる雷撃機にはいいんですが、3千メートル上空から落ちてくるドーントレス(空中レーダーまであり)の捕捉は無理でした。私の考えでは、誘引ということであれば、第一撃を撃たれる公算は強く、急降下爆撃に対する準備がなければ、作戦をやめるべきだったと思います。 戦艦囮作戦ですが、ビスマルクがソードフィッシュにやられ、プリンスオブウェールズもレパルスも96式と1式に沈められてますから、正常な神経では無理でしょう。もちろん、そこにチャンスがあり、成功すれば名将です。でも戦艦がデバステーターにみな沈められ、米空母は皆逃げたとなると、死にそうなりますよね。じっさい起きたことはもっと悲惨でしたが・・・。むしろ日本の戦艦が遅く、空母に随伴できない方が問題でしょう。ミッドウェー島をとってもマキンタラワがもう1個増えるだけですよね。 別宮 |
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date 2008/1/9(水)22:37 別宮 様 皆 様 これまた周知の通り、アメリカは日本軍の動向をよく把握していました。それでも、最終的な作戦目標は有名な「浄水設備故障」の偽情報を使うまで判明しませんでした。また日本軍は作戦の奇襲性と秘匿性を、真珠湾攻撃と比べればかなり緊張感が緩んでいましたが、主観的に重視していました。 |
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date 2008/1/10(木)09:16 渡来さま 国旗はとにかく揉めますが、清時代の中国には国旗がなく、あるのは皇帝の青竜旗でした。ところが、外洋船舶には国旗をつけないと適用法がわかりませんから問題になります。それで欧州以外では、外国と通商条約を結んでから、国旗の制定を強要される場合が多いんですね。 http://www3.kiwi-us.com/~ingle/sib/sinojapanese%20war.html が、清時代の国旗黄竜旗ですが、船舶用は意識されてなかったといえます。龍の形はウェールズと似てますし、モチーフは同じですよね。しかしこれだと、船尾につけると目立ちませんよね(それゆえ旗が3角という説あり)。そのうえ亡くしたとき、テーブルクロスでつくるということも出来ません。日本の場合、船舶旗としての日の丸は安政条約以降ですが、国内戦闘用の錦旗や国章である菊を用いなかったのは理由があったというべきでしょう。 見やすい旗となれば、デザイン的に縦横切り、十字、真ん中○、斜めきりくらいしかありませんよね。戦国時代の武家の紋章のようなものになります。島津クロスとか。韓国の旗は大極旗で、日本では筮竹占いの紋章です(どうも儒教のシンボルらしい)。ただ周りの≡が4つだけなのは、元来8つだったのを、朝鮮人がつくったオリジナル案をみた日本の小役人が「こんな細かくちゃ、遠目でわからんじゃないか」といい、減らしたそうです(イギリス人がいったという説もあり。/全部とると日の丸に似て迷惑)。 現在の台湾国旗は青天白日旗ですが、これは国民党の旗でした(白日は天に二日なくを意味し漢民族/駆除達虜を示す)。これもデザインは日の丸の影響です。これにたいし、辛亥革命を代表する北洋軍閥の旗は5色旗(漢・満・蒙・蔵・回を示す)でした。満州国の旗が5色旗を踏襲していることは、当時の日本人満州組がいかに「反清革命」的であったかがわかりますが、ただ国家社会主義の花谷君が知性を欠いていたのかもしれません。 ウェールズの旗ですが、おそらく最近つくられたものだと思います。これでは船舶旗には複雑すぎて使えません。イギリス人にとっては「腫れ物」ですからいわないでしょうけれども。 別宮 |
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date 2008/1/10(木)10:32 庵さま ミッドウェーは米海軍基地がありましたから、もし日本海軍が接近すれば、反撃するか逃げますよね。何もしなければ奇襲ということになります。日本の情報担当がたるんでいたともいわれますが、人員などは相当数投入しています。ただ、質の悪いエリート官僚を大量投入しました。戦後になって海軍人は陸軍に徴兵されて無駄死するのを防いだと自慢していますが、どうでしょうか? 戦後の日本の首相は従軍経験がありません。あったのは宇野宗佑と村山富市くらいで、両方とも実戦に参加していません。中曽根康弘の主計中尉ドノは前述の海軍による庇護の一環です。高級官僚はこのように守られたんですね。ただ田中角栄が徴兵にならなかったのは不思議ですね。でも法律を操る人間は、情報担当には向きませんよね。 いずれにせよ、文科的手法で誘引できると確実に予想できていたと思います。あとは利根(重巡を偵察機母艦に改造)の偵察機が米空母部隊の一部を発見したようです。日本の長距離無線発信機は重くて専用機にしか積めないんですね(それもボイスでなくモールス?)。源田参謀殿は、米艦隊がドーントレスやデバステーターを偵察機としても活用しているのを、戦後になり米軍尋問で聞き、何をいわれているのかわからなったそうです。米軍尋問官が笑って書き残しています。 偵察機母艦などつくらず、無線機を改良して97艦攻に搭載、利根は防空巡洋艦に改造すべきだったですよね。旧海軍人とそれを真に受ける海軍オタクは聞く耳もちませんけどね。海軍というのは国民や民間企業を信用してませんから、北朝鮮と同じで無線機の改良などできないんですね。ともあれ白村江以来の大敗北です。 別宮 |
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date 2008/1/10(木)11:56 別宮さま 皆様 いろいろ初めて知る事があり、勉強になりました。 マリアナ沖会戦に、正規空母四隻追加があったとしても、アメリカの技術力と大量の空母の前に大敗しているのではないでしょうか |
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date 2008/1/10(木)20:44 遼馬さま そりゃ、大きく変わるでしょう。こういった世界戦争の場合、自分のことばかり考えたり、同盟国をコケにすると必ず失敗します。 ミッドウェーに勝利すれば、ソ連に攻め込むことができたでしょう。ドイツはAA線で和睦を考え、日本は2月にヒトラーに独ソ講和を申し入れています。この動きは小磯内閣まで続いています。もし、日本がソ連と戦えば、ヒトラーも独ソ和睦について日本が一定の発言権を有することを認めるでしょう。スターリンは屈服すると思います。 これが実現すればドイツは北アフリカで英米と向き合うことになります。米軍は当初北アフリカに上陸したときコテンパンでしたよね。まあ、エジプトは手中にできトルコが枢軸にたって参戦までは確実でしょう。 こうなっても、英米は徹底抗戦でしょう。日本はバトルオブジャパンが勝負の分かれ目ですが、連合艦隊をウラジオまで引かせることができるかですよね。そのうち、ベルリンと東京に原爆が落とされ、ドイツも核開発に成功、ロンドンに落とすことになります。このあたりで、アメリカ以外は厭戦気分でどうでしょうか? 枢軸側第2次大戦最大の失敗は日本陸軍が遊軍と化したことです。またヒトラーの失敗は独ソ戦ですが、同盟関係からいけば、イタリアにいったん協力し、北アフリカに注力すべきでした。ドイツにはこれができないんですね。オーストリアの乾坤一擲の大勝負南チロル攻勢に助力せず、自分の作戦ベルダンをやりましたよね。それゆえドイツは2度とも世界大戦に敗れたんですね。 別宮 |
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date 2008/1/10(木)23:40 別宮 様 昨年はお世話になりました。 偵察機を非空母からはよろしくない、とのお説は賛成です。珊瑚海海戦の経験を考えれば、敵基地に挑むわけですから、一隻は偵察と直掩専門にするか、あるいはせめて、偵察任務専用の非正規空母を引っ張っていくなどの工夫、もしくは覚悟は必要だったかと。 利根の偵察機による発見というのは攻撃隊が出てから遅れて発進したものだと思います。 もっとも、ここをやたらと気にするのは、私が指揮官としてもただ臆病なだけなのかな? 東郷提督やネルソン提督と会敵したら慎重に構えようとして何かする前にただただ思いっきりぶちのめされそうな気がしてきました……。 「白村江以来」という表現は言い得て妙かと。 遼馬 様 ミッドウェーで、もし日本が勝利した場合について、個人的には同じ予感がします。 |
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date 2008/1/11(金)10:19 庵さま 空母艦隊決戦は、距離400キロから500キロで戦われます。米軍はマリアナでは片道だけの攻撃で、帰投は不時着・潜水艦を予定している場合がありました。要は索敵に成功すれば勝利の公算は強くなります。対馬では10キロ、ユトランドでは20キロからすれば、恐ろしい距離です。 ところが、日本にも戦艦とか重巡とかという艦種がありました。米軍もあったんですが、徹底性を求めれば廃棄すべきだったと思います。というのは、兵器の正しさを判断する一番わかりやすい方法は、後世をみることです。現在、自衛隊がもつ、もちたい艦種は空母・イージス艦・潜水艦・駆逐艦ですよね。決戦となれば前2者です。ところが太平洋戦争の日本海軍は戦艦・重巡がかなりあって、それについて中途半端な転換をなそうとしたんですね。海軍全体が今でいう大企業病になっていたんでしょう。 またこの当時、空母の用途ですが英海軍をみれば、中心目的は索敵・弾着観測でした。つまり空母が補助艦艇でした。また換装ですが『パールハーバーの真実』(兵頭二十八)によると、海戦または何かありそうとなると、グランドクルーは雷撃機には前夜来から航空魚雷をとりつけていたそうです。これは時間が4時間以上かかかったためのようで現場の知恵のようなものでしょう。そして作戦目的が誘引ですから、それに向けた準備をするのは当然ですよね。ただ、兵頭師が指摘していますが、南雲司令官以下が知っていたかどうかは疑問だそうです。また、クルーが少ないという問題もあったんでしょう。 日本人は「もったいない」「キチキチ」が好きですから、兵員居住室を狭くし、弾薬庫にでもしたんでしょうか。また日本人はペアレントモンスターがいるように、くだらんことに文句をいいすぎるんですね。アメリカの空母や兵員輸送船の居住性の悪さはとんでもないものがあります。時代をあげても、秋山真之は降将ネボガトフと面会し「汚穢なる服装で」出てきたと報告していますが、これはネボガトフが石炭運びをやっていたためです。日本じゃ、東郷平八郎や山本五十六が石炭運びをやるというのは考えられませよね。塹壕が糞尿まみれでやってられるかといえば、戦争止めた方がいいですよね。とにかく、日本の空母内の作業は効率的とはいえません。 いずれにせよ、海戦というのは紙一重で、わずかな知恵が勝敗を分けます。ただ、発進を早くすれば勝てたというのは単純すぎるかと。急降下爆撃対策は護衛戦闘機に頼らねば、現代のイージス艦のように(これはミサイル対策ですが)、空母の両側に防空巡洋艦を4隻程度配置して、ローリング・ピッチング調整可能な交叉射撃で機銃弾幕を傘型に空母上空に張り付けるしかないようです。こんな発想は「もったいない」の日本海軍には無理でしょうから、散開しかないでしょう。または、雷撃機を扇状に前方配置しておく手はありますよね。できれば潜水艦による不時着措置を講じるとかですね。こういえば、日本人は特攻だ、潔くやるとかいいますけどね。 別宮 |
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date 2008/1/11(金)10:59 庵様、他皆様へ ミッドウェーに付いての疑問は尤もだと思います。 元々、ミッドウェー攻略はハワイ攻略のための中継基地確保という目的がありました。 日本軍は第1次作戦が成功裏に終わった段階で次をどうするのか、という話があり、ハワイ攻略は無理だからFS作戦とかポートモレスビーとかに行こうという話しになったのでした。 ところが、ドゥーリットル空襲などもあり、MI作戦は復活してしまいます。 さて、当時の根本的な問題として、大型艦の動静を完全に秘匿するのは困難という話がありました。 と、言うことで、空母機動部隊の出撃はある程度敵に判るという前提で作戦を考える必要がありました。 日本軍は「敵空母の誘引と撃滅」を主目的に掲げてはいたのです。 画して、おざなりの索敵で敵が見つからなかっただけで、 まあ、日本軍が用心して、第2次対地攻撃なんかを考えなかったとしても勝てた可能性はそう高くなかったようにも思います。 med |
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date 2008/1/11(金)11:14 皆様へ、 ミッドウェーで日本が勝っていたら、・・・ 1942年6月の時点から日本が対ソ戦を開始してどうなるか、という話は興味深いですが、・・・。 ミッドウェーで勝った場合、海軍の勢いが更に強くなると思われますので、とても対ソ戦などという話にはならないと考えます。 恐らくはハワイ攻略に関東軍から3個師団引き抜けとかいう話になった可能性が高いのでは。 で、ミッドウェー近海辺りで、3万人位沈んだんじゃないかと、・・・。 まあ、アメリカ軍のガダルカナル作戦なんかは中止になるでしょうから、アメリカ軍の反抗作戦は半年から1年遅れると思います。 日本の国力低下はアメリカ軍空母数よりも潜水艦数に反比例していたようですので、終戦日時は、3ヶ月ぐらいしか変わらないようにも思います。 med |
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date 2008/1/11(金)18:09 別宮先生、参加者の皆様、初めまして。笹野といいます。いつも興味深く拝見させて |
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date 2008/1/11(金)19:00 皆々さま 少しご無沙汰いたしておりました。遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。 ご紹介のNHKの番組、残念ながら見損ねましたが、私、ここ数日、イタリアの知人に紹介されたあるブログを読んで過ごしております。 http://wwar1.blogspot.com/ ブログの主人は、干支10周り前に生まれた方で、日付はちょうど90年前で日にちを追って、家族宛の手紙等が紹介される、という趣向になっております。彼はヨーク、ランカスター連隊第九大隊所属の三十歳の、若いとはいえない平凡な(写真からの、個人的でいい加減な印象ですけど…)お兄さんで、日を追ってブログが更新されるようになってるので、無事に終戦を迎えられるのか、戦死されるのかもわからない、と言う事になっています。(ちなみに、読む方は、面倒ですけど、17年から読んだほうが、判りやすいです) かれの大隊は、幸運にも(伊のカポレット大敗おかげで?)地獄のイープルから、イタリアへ転戦された様子で、ひとまずは安心なのですが。 それにしても、イギリスにも面白いアイデアを持った人がいるものだなぁ〜、と感心します。昔の日本人はそんなに筆まめじゃないから、戦地からの手紙をブログにするのは難しいですかね。 ペルソナングラータ |
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date 2008/1/11(金)19:34 シシィ様 すこし返事の時機を逸してしまい、遅くなりましたが、「軍船が女性名詞あつかい」の理由を私なりに考えて見ました。(あくまで私見ですので、正しいかどうかは判りませんが…) ちなみに、イタリア語とラテン語では、船(Nave-Navis)は女性名詞ですが、フランス語(Navire、あるいはBateau)は男性名詞、ドイツ語(Schiff)では中性名詞で、ばらばらです。フランス語とイタリア語、親戚のようでいて、男性名詞と女性名詞がひっくり返る例(たとえば「花」)、と言うのもけっこうあるんですよね。 ところが、軍船となりますと、ガレー船(Galera-galere)も、フリゲート(Fregata-fregate)も、両方女性名詞になります。たぶん当時イタリアのほうが長けていた分野だったので、イタリア語→フランス語と言う流れで借用されたからでしょうね。ひょっとするとイギリス人も、その流れに乗ったのかもしれません。(でも、空母Porte-avionsは仏語で男性名詞、「××運び(Porte-ナントカ)」のシリーズは、小銭入れ等々すべて全部男性名詞、イタリア語は、なぜかヘリ空母や空母だけわざわざ女性名詞扱いになる。理由不明) 昔スペインに行った時、公園に「○○ちゃんは機関車だ」と言う落書きを発見しまして、同行のスペイン人の友人に聞いたら、「あれは、出てる所が出ていて、引っ込んでるところが引っ込んでる、ナイスバディのお嬢さん(時代遅れの表現…)、と言う意味だ」とか言ってました。実は、英語の表現も、同じように見た目からかもしれませんね。(私には、どこをどう見たら機関車が女性の肢体に見えるのか、理解出来ませんし…) エリーザベト皇后は、ウエスト50センチだったそうですが、私は普通のおなかが良いと断言する。 |
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date 2008/1/11(金)20:07 渡来様、別宮様 ウェールズ問題は、英国人にとって腫れ物なんでしょうけど、この腫れ物に堂々と乗り込んできたのが、日本の2ちゃんねるの連中だったということで、一ヶ月ほど前(たぶん)ですけど、英国のニュースになっていたようです。私は確か、関西ローカルのテレビか、ネットのニュースで見かけました。ネギの模様(ウェールズ特産?)が入ったユニオンジャックとか。 それより、年末イタリアのニュースで、エリザベス女王が任天堂のWiiにはまってる、とかいうのを聞いて、英国の将来を心配しております。なんでも、ボーリングとかがお好みだそうで。 ペルソナングラータ |
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date 2008/1/11(金)20:37 笹野さま ご慧眼おそれいります。インド・ハワイをなぜ?は当然の疑問で、当時の軍令部参謀も戦後そう書いています。この当時、山本五十六は米艦隊でも米不動産でもなく、米空母を撃滅せんとしてたんですね。ある意味で戦争の帰趨よりこちらが大事と・・・。 山本は条約派でかつ重臣と接触する軍政畑でした。海軍条約派は、日本を信用せず国民を愚か者とみる集団でした。坂野常善(軍事普及部委員長=海軍のスポークスマン)は「国民ノ低能、特ニ政治知識ノ欠如、又国民道義ノ墜落、信念ニ邁進スベキ勇気ノ不足」と書き残しています。日本国民は幣原外交もロンドン会議にも反対で、みな艦隊つくれだったんですね。当時の国民はあばら家に住み、道が舗装されなくとも、横浜沖に連合艦隊が遊弋すればそれで満足だったんですね。 第3者の確認による山本の発言(1940年11月24日原田熊雄、午後3時大船から途中4〜5時間車中)に「聯合艦隊の艦の数は、どうしてもこの倍にしてもらはなければならないし、飛行機の数も無論倍にしてもらはなければならん。さういう大きな艦隊がいよいよ編成された場合に、たとへばもし戦争が始まつて、東京がアメリカの空軍のために非常に爆撃されて火事になるといふやうな場合に、作戦上、なほ聯合艦隊は瀬戸内海等に引込んで、或る時機まで待機してゐなくちやあならないといふやうな余裕は、自分には到底ない。東京に非常な火災が起つて、三度も四度もまる焼けになるやうな時に、それを見ながら作戦上の或る時期まで黙つてゐるといふやうなことは、到底自分のよくするところでない。さういふ時に、どうしても米内大将が最も適任で、あの人に優る提督はないと思ふ。今日、かういふ人物沸底の時に、たとへ一度豫備になつても、とにかくまた一年、経たず、海軍の知識には少しも欠けてをらないのだから、いま自分は、大臣や次官に、米内大将をぜひ現役に復帰させてくれと要望してをるんだ。今日も、発つ前に催促に行つたけれども、お客があつて会へなかつた。」とあります。 この発言には謎解きが必要です。山本は、東京炎上が、もし海軍伝統の漸減邀撃作戦をやれば、米空母の重爆撃機搭載・東京空襲・ソ連沿海州脱出により発生するとみていました。すると首相・海軍首脳は国民のテロにあうと予想していたのです。それを食い止めるには、真珠湾奇襲が絶対と信じたんですね。後段の米内現役復帰は米内を連合艦隊司令長官にして、自分を降格、機動部隊司令官にせよ、という意味です。なぜ真珠湾奇襲=戦争必勝とみたかといえば、米国民が回復不能まで士気阻喪するとみたんですね。ところが真珠湾で米国民の士気に火がつき、ドーリットル空襲があると、今度は自分の番だと思い始めたんですね。 それで米空母をこちらの犠牲はともかく全滅させようと、「誘引」という難しい作戦に出たんですね。 おかしなことに、西園寺公望の秘書の原田熊雄、山本と親しい永野とよく話した木戸孝一、互いに嫌いでしたが近衛文麿らは、全然、山本の真意がわかっていないんですね。ちょっと憎らしいことをいえば、山本も含め歳が若いですよね。経験がなく、「諸国民の戦争"War of Peoples"」がいかなるものかわかっていない印象です。平気で危ない橋を渡ってしまうんですね。お友達内閣のような感じです。 別宮 |
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date 2008/1/11(金)20:54 渡来静様 このくらいでと言いましたが、本意が伝わっていないので、 >つまり,江戸時代は夜/明治時代は朝,というワケです。 幕府を倒した連中の始めた 江戸時代を褒めるわけにはいかない、そんなことは言っていません。 明治も江戸もある意味、同じではないですか。明治と江戸の毀誉褒貶を個別にやるのは不可能だと思います。 難民 |
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date 2008/1/11(金)22:05 難民様,おっしゃる通りです。 出張から帰ってきたばかりの疲れた頭でも理解できることが,なぜ,わかっとらん それはそうとして。 裸でくらせるほど快適で,水も食物も手をのばせばそこに有り,外敵もいない。 …人類 どうして働かなきゃいけないの?という疑問を,これからも我々は抱き続けるでしょう。 くさる程の大金があったら,皆様は,どうなさいますか? 私は,会社をやめて,牧場 つまらぬオチで失礼しました,おやすみなさい。 |
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