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date 2008/5/22(木)11:24 タオルさま みなさま 仕事が忙しくしばらく投降できないままでしたので この中国の方の言葉というか字幕のままに解釈すれば コメンテータ達の言葉を聞いて感情が激しましたが |
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date 2008/5/22(木)13:07 SLEEP様 長篠の戦いについては鳶の巣城への別働機動が決め手ではなかったでしょうか? 当時の兵力は織田徳川35000vs武田15000です。しかし、この兵力差を勝頼周辺は把握していたでしょうか?いろいろ読んでいて、ここまでの差とは把握していなかったのでは? 野戦築城ですが、当時の方法では、心理的な影響のほうがたぶんに大きかったでしょう。後の小牧長久手の合戦では両者野戦築城、しかし、池田勢がやはり分進夜襲を図って逆に本多勢に返り討ちにあい、戦線全般を膠着させてしまいました。 鉄砲が合戦を止めたというのは少し不分明ですね。むしろ兵站と訓練の必要な鉄砲の整備によって日本の軍事組織はより効率化したといえます。また、塹壕=散兵戦の必要とされた状況とは、後にライフルと野砲が射程300m以上から間断ない弾幕射撃を半端な防具など打ち抜く威力で襲い掛かるような様相でした。つまり、19世紀も後半以降の現象で、それまでの密集隊形が完全に粉砕されたからです。 3段撃ちはこのへんや、統合射撃の指揮をどうするかという難題もかかってきますね。 旧軍の着眼戦術史観では史実を見誤るのは当然ですが、当時からの軍事史の流れを見ないというのもどんなものでしょうか、と思います。 ちなみにご参考までに、「火器の誕生とヨーロッパの戦争」(バートン=ホール著 平凡社)をお勧めします。 困ぺい糖 |
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date 2008/5/22(木)18:17 困ぺい糖様 SLEEP様 皆様 少なくとも源平の戦いでの騎馬隊は間違いなく存在しますので、武田騎馬隊は可能だったでしょう。騎馬隊の規模はいろいろな学説があって不明です。 ヨーロッパでの火縄銃の使い方をみていると、長槍隊で騎馬の突撃から守られながら、撃っています。射程が50mでも、突撃蹂躙ができない状態では、騎馬は単なる大きな的です。 ちなみに、最初に火縄銃を大規模に使用したのは、オスマン帝国で、その影響を受けて(トルコと何度も戦ったためか)、ドイツ傭兵隊が大量使用しています。 ところで、話は変わりますが、自由というのは文明の賜物なのでしょうか? 平家物語、ニーベルンゲンの歌、アーサー王物語、ローランの歌、これらの物語には、上の人間に従わなければならないという、文明的?な思想が根本的に欠落しています。 命をかけて、自らの名誉の為に、自らの意志で、絶対に勝てない戦いにおもむく。 |
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date 2008/5/22(木)21:10 困ぺい糖様 SLEEP様 遼馬様 こんにちは。原則ROMでたまにお邪魔する海軍好きでございます。 困ぺい糖様が長篠について冷静に書いてくださったのを読んで、感動しております。 武田騎馬隊ですが、まず、戦国日本の馬(というか日本産の馬)は頑丈ですが、 http://zookan.lin.go.jp/kototen/uma/u324.htm 勿論、戦国時代は品種改良をしているでしょうが、騎兵突撃という発想そのものが これは、騎乗して戦う日本刀はあっても、突撃用に特化した日本刀が無い また、例えば、長篠合戦図屏風を見ても分かります。 また、長篠の地形は騎兵突撃に向いていたとはとても思えないのですが、 では、武田騎馬軍団とは何だったのか、という疑問が残ります。 そこで、信玄は街道を整備した、と言われていますが、兵糧の運搬などに そもそも、騎兵に関しては壬申の乱には存在していたようです。 では、源平合戦の義経は何だったのか、という疑問が残ります。 わたしが気にしているのは、鈴木真哉さん他の方々が『覆された長篠の定説』と、 これは、なんでだろうか、実は根が深いのでは、と考えています。 ちなみに、わたしは20年位前に新田次郎の『武田勝頼』を読んでからの勝頼贔屓 どちらにしても、間違いなどありましたら指摘をお願いします。 こんなに書いたのはもしかして初めてかもしれない海軍好き |
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date 2008/5/22(木)23:50 海軍好き 様 皆様 以前も何かの話題の折に、既に指摘されておりましたが、 さて、テレビや映画などのドラマは題材にしている以上、史実に沿っている必要はあると思いますが、史実に厳密である必要はありません。 鳶の巣城攻撃でにっちもさっちもいかず、9時間戦い、武田軍のほとんどの死傷者も他の戦いと同じく敗勢後によるもの、という他の戦と似たような展開は、定説と比べてドラマにはしにくいものがあります。 本能寺の変で、織田信長は「是非に及ばず」と言ったと伝えられます。 |
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date 2008/5/23(金)00:20 遼馬さま、皆様 以下、私見にすぎませんが。 自由と文明(近代)ですけど、自由と言う概念自体は、そもそも「奴隷かあるいは自由民か」、みたいな話になりますと大昔からの話になりますが、近代的な意味での自由、という事になりますと、やはり「他人の自由を認めて、自分の自由に限界があることを学ぶことで、結果的に自身の自由を保障する」(つまり「他人に害を与えるまでの自由は、人間はもっていない」自覚)という事なんじゃないかと思います。それでも、やっぱり自由は必要だ(「お上に抑圧される義務はない」)、と言うことを認めて、必死にバランスを取りながら法治主義を確立する工程が、近代という事でしょうか。 以前「フラテルニテ」について書き込みをしましたが、たてのつながり(封建的主従や「忠誠」)の概念中での自由ではなくて、横のつながり(「平等・友愛」)の中の自由を真剣に考え出したのは、やはり19世紀、という事になるかと思います。 中世自由都市でリベルタス(羅)といえば、たいてい皇帝や領主さまの代官ヌキで、自分たちで物事を決めるお墨付きをもらってる、って言う意味でありました。フランス革命では、大王国の首都の騒動ですから、(神聖ローマ)皇帝もクソもなく、共和制=ローマ時代の復古趣味のようなものに走って変質したのかもしれませんね(でも反動で自分たちで皇帝を作っちゃいましたからネェ〜)。 自由が近代文明を作ったのか、近代文明(進歩)が(近代的意味での)自由を作ったのか、と言われると、どっちなんですかね〜。「自由なくして近代なし」(「自由、しからずんば死」とほとんど同じ)とか。 でも、こう説明をすると、(一応、フランス人に言わせるとフランス生まれですけど)“共和国”アメリカで原理主義化しているかの如き「自由」に対する、ほとんど宗教的な「おせっかい精神」(押し売り)の根源は、なんとなく理解できるんじゃないかと。 ペルソナングラータ |
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date 2008/5/23(金)07:28 庵様、他皆様 >さて、テレビや映画などのドラマは題材にしている以上、 ここ、わたしも同感なのですが、勝頼(長篠)ウォッチャーとして 長篠の戦では(中略)織田信長が3000丁の鉄砲を用い(中略)、武田勝頼は みたいなことを平気で書いているのを見かけます。長篠の定説への疑問を おかげで、最近、海外でも長篠はとりあげられることが多いのですが、いわゆる やや話が変わりますが、文藝春秋に別宮さんが書かれた『昭和十一年体制の呪縛』 わたしは、兵頭さんが紹介した山本ドクトリンを知ったときは唸りました。 ところが、兵頭さんがこれを公にしたのは2001年なんですね。 長篠もそうですが、この鈍さってなんなんだろう、日本人の特性なのか、 などと感じていて、その疑問が、 >>『覆された長篠の定説』と、取り上げたりしているにも関わらず、 を書かせました。でも、それだけ読んで、ここまで読み取れ、というのは でも、上記の疑問について、どなたかご教示していただけるとありがたいのですが。 例によってこれから出勤準備を行う海軍好き |
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date 2008/5/23(金)08:25 海軍好きさま 庵さま 他皆様 日本の合戦史について「権威」を持ち出すと、同じ官学ということで参謀本部戦史が土台ということになります。 ところで、これが歴史研究資料足りうるかというと、いささか疑問を呈せざるをえません。これは元来が陸大教材として編まれたためで、当時の陸軍の作戦思想が色濃く反映します。 放送や戯作者はこれまた自身が資料批判をしながら史実を組み立てる立場にはほとんどいません。たまにいればこれは凄いのですがね。 問題は官学自体が検証能力のある研究者を養成できなかったところでしょう。日本の歴史学界で主流を占めるマルクス歴史学は資料批判はやりますし、本はたくさん読みますが、事実とドグマの相違ではドグマを優先しますから、結論は大概間違えます。 海軍の戦史については、もとからの隠蔽体質と戦後のダンマリが大きく影響します。戦後の海軍上がりで声のでかいのは大概軍政にいた山本子分ばかりですから、ミッドウェーについては公には具合の悪いことばかりです。 困ぺい糖 |
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date 2008/5/23(金)08:52 庵さま 海軍好きさま 長篠の合戦についての「定説」の大本は明治時代の参謀本部ではないでしょうか?なぜ戦国時代の歴史考証をやったかといえば、陸軍大学や士官学校の教育のため試験のためです。試験となれば、必ず模範解答が必要であり、生徒はそれに沿って答解せねば誤りだとなります。 そして歴史書を書く歴史家の方は、自分で調べるのは大変ですから、参謀本部という権威に従えば安全ということになります。間違いと指摘されたら、参謀本部のせいだといえば済みますし、自分の本分は「経済論」であって、「戦争という表面など重要ではなく、その背後にある経済的諸要因を分析するのが本旨」とかいうんですね。戦争が経済を動かすんで、逆じゃないんですけどね。 武田勝頼が織田信長に勝てば、日本歴史は大いに変わりましたよね。ただ、進歩か反動かといえば、反動でしょう(海軍好きさまへ、怒らないでくださいね)。 第二次大戦のフランス戦におけるドイツ軍の作戦計画「黄色の件」"Fall Gelb"について、日本のミリタリー雑誌の多くは「マンシュタイン計画」といいます。でも、これを策案したのはヒトラーであって、マンシュタインは食事の席で耳打ちした程度です。でもマンシュタイン計画ときけば、シュリーフェン計画のような偉大さを感じますよね。それでどうしてこうなったかを調べると、出本は西ドイツ国防軍です。西ドイツ国防軍は、スターリンと対抗する意味もあって、ユンカーの巣だったんですね。それで、米軍のウケもよかったフォンマンシュタイン将軍を英雄として持ち上げ、次第に「黄色の件」という冴えない名前をマンシュタイン計画といい直したんですね。 日本とは逆に英米独の歴史家はマンシュタイン計画とはまずいいません。長篠については、参謀本部の意図が重要でしょう。明治陸軍の歩兵操典は、「司馬史観」からは意外かもしれませんが、火力重視で白兵戦を避け、(当時のヨーロッパの基準からは)散兵を主張しています。長州兵がいつも寡兵で戦ったことからきたようです。これもメッケルがゴチャゴチャにしました。日本人のドイツ信仰は怖いですよね。 別宮 |
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date 2008/5/23(金)10:14 別宮さま、困ぺい糖さま、みなさま 日本の歴史にはフィールドワークがありませんよね。長篠の地形ですとか(蒲郡に行ったことがありますがすぐ山ですよね)あるいは武装した人間や馬の最大速度、火縄銃の発射速度などそういったデータを無視して更には織田徳川連合軍が2倍以上の優勢だったことなどまったく無視です。また庵さまがおっしゃるように武田側の半数以上が討ち死にとなれば、それはやはり敗走時の掃討戦の結果ですよね。突進した騎馬隊が鉄砲で打ち倒されるのは絵になるかもしれませんが。 むしろ武田側の決心の動機などの方が講談にしても面白いでしょうね。「ナポレオン〜獅子の時代」という漫画を読むと虚実ないまぜてここまで面白く書けるものかと感動します。 グランダルメーは世界最強!SLEEP |
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date 2008/5/23(金)12:30 ペルソナ・ングラータさま、皆様 >必死にバランスを取りながら法治主義を確立する工程 ヨーロッパや日本の英雄物語では、王様でも口の利き方ひとつで、あっさり裏切られるし、皆、ちょっとした事で、すぐに切れて大変な事になります。 ところで、ルネサンス期のイタリアの騎士道物語は面白いですよ。みんな好き勝手に恋愛やら決闘やらをやっています。 |
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date 2008/5/23(金)13:01 betsumiyaさま 庵さま 海軍好きさま |
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date 2008/5/23(金)16:22 海軍好き様 戦国時代の馬でも騎馬突撃は可能であったと思います。ほぼ同じ大きさのモンゴル馬で、ちゃんと騎馬突撃がありますから。 武田軍に関しては、全軍の約一割が騎兵です。 騎馬突撃せずにこれだけの騎馬武者はいらないでしょう。 地形の制約から何千という騎馬隊は無理でしょうが、数十騎での突撃ぐらいはしていたでしょう。 ただし、義経のような騎馬のみによる機動という意味での騎馬隊は、戦国ではあまりされていないと思います。 |
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date 2008/5/23(金)23:24 皆様 日本に限らず歴史学者はテンプレを暗記しては書き出しているだけの人士が多すぎますね。 満濃池が放置プレイで農村にされていたと聞いて驚いた よしくん |
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date 2008/5/24(土)02:03 困ぺい糖様、別宮様、他皆様 いろいろとご教示いただき、ありがとうございます。 むしろ、定説に対してなんとも思わない現代の歴史学会に対して嫌なものを 藤井尚夫さん(なんと工業デザイナーです)が長篠の定説化には参謀本部が このあたりは、井沢元彦が『逆説』シリーズでしつこいくらいに述べていますが、 帝国海軍についても、隠蔽体質と山本の子分がデカイ声をはりあげるから、 こんなことではダメダメですね。中国に対してはともかく、欧米には勝てませんよ。 よく、長篠の定説に対して文句を言うと、そんな過去のことで熱くなるなよ、 明日は、文藝春秋の大和&ゼロ戦特集を読みに図書館へ出かける予定の海軍好き |
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date 2008/5/24(土)02:15 遼馬さま ご指摘、ありがとうございます。 ただ、件の鈴木真哉さんの別の書によると、戦国時代の合戦は総じて おそらく、本多忠勝とか馬場信春、島左近といった相当に戦場の空気を読める 範頼(蒲冠者)は、わたしも高く評価しています。 海軍好き |
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date 2008/5/24(土)08:24 別宮さま ウタリ協会の加藤忠理事長が町村官房長官にアイヌ民族の経済的困窮と社会的地位の向上 英米系では先住民族を認めているところもあるが、補助金付けにされて向上心が見られなくなる フランスではボルドーなど、フランク族系ではなく、先住民のケルト系の人々もいるのですが、 日本では司馬遼太郎も書いているとおり、日本人の成年男性は大半がふとももからすねまで黒いすね毛 この文章を読んで、「すでにアイヌと日本人は混じっているのでは?」と思いました。 日本人なら多かれ少なかれアイヌとの混血は事実ではないでしょうか? 黒田 謹言 |
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date 2008/5/24(土)09:46 国民自由主義者さま マンシュタインは自慢癖がありますから、自分が戦後いったことだけで判断するのは危険でしょう。アービングはイギリス人ですが、ドイツ好きがこうじてベンツの工場に勤めたくらいですよね。ときどきイギリス人に多いですが、事業にはリスクがあることがわからず、イギリス自動車業界の衰退はどこに理由があるのか、などと考えすぎてしまうのでは? 一般に野戦における勝利は包囲戦しかなく、包囲をやるには片翼・両翼、近接・遠隔と4通りあります。近接とは敵との接点を失わずに包囲するカンネーのようなやり方で、遠隔とは敵との接点をなうべくもたず、到達目標を予め決めておく方法です。ヒトラーは遠隔・片翼を選択したのであって、突破地点のセダンは重要ですが、もう少し下流を突破したところで大差はなかったでしょう。またアルデンヌの森というのは日本の富士の樹海のようなところではなく、シャンパーニュやブルゴーニュより、いくらか緑が多いかな、農地がないな(泥炭地のため牧場が多い)という程度で、フランス軍が通過不能とみて防禦を軽くしたというのはウソです。 むしろヒトラーの着眼が優れていたのは、英仏軍のD計画にもとづくベルギーへの突進を見抜いたことでしょう。それでご指摘の通りヒトラーは喜んだんですね。 包囲戦を成功させるには、敵の向かってくる衝力、または現在地死守の力を利用しないとなかなか成功しません。タンネンベルグでは、サムソノフのショルツの第20軍を殲滅しようとする前進が死を招きました。日露の得利寺では、ロシア軍の金城へ向かおうとする力、上海決戦では国府中央軍の上海全周陣地を死守しようとする力をうまく利用しました。タンネンベルグのヒンデンブルグはのち英雄になりました。 でも得利寺の小川又次や上海の松井石根など、現代日本人はほとんど知りませんよね。あとの陸大教授などは戦いの推移を分析できず、また大体東京にいてヘボな命令しか出してないもんですから、英雄を消そうとするんですね。それと日本の英雄は謙虚で黙ってますよね。それが問題ともいえます。 別宮 |
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date 2008/5/24(土)10:38 黒田長政さま 横から失礼します。 |
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date 2008/5/24(土)10:42 黒田さま アイヌ人は、他の多くの日本人やヨーロッパ人と同じく発祥はよくわからいようです。アイヌ語は金田一京助によって日本語とは別、ドイツ人の人種差別的言語分類に従って、屈折語だか膠着語だかにされてしまったんですね。最近ではこれは謬説とされ、日本語と類似した言語とされます。 米内光政・板垣征四郎・郷古潔・及川古志郎・野村胡堂・石川啄木は全員、盛岡高校の同一世代に属します。このうち米内・及川は4修で海兵、板垣は2修で仙台幼年学校にいきました。学者・文士・会社員より兵隊の方が成績がよかったんですね。 野村胡堂の話によると、このうち一番の「変わり者」は金田一だったそうです。ともあれ、金田一の説は罪作りですよね。要は関東から岐阜くらいまでアイヌ語が語源とされる地名が残りますが、こちらの方がオリジナルの日本人であった公算が強いんですね。日露戦争のころ、新聞記事に硫黄島とあるので読み進めると沖縄本島そばの硫黄島のことでした。そこが噴火で脱出せざるを得なくなり県庁から米をもって救援船を出したら島民は全員半裸で米を食べたことがなかったそうです。 明治後期の離島でこういった状態ですから、卑弥呼の時代はといわれれば現代から想像するのは無理、いわんやドイツ十九世紀的分類に従うのは無理でしょう。 ともあれピルヅスキーの弟とか、アイヌ人はヨーロッパ人の祖形だとか、日本人は白人の一種だとかいうのが流行しました。一般に先住民族について民族浄化とか一体化をやるべきではないでしょう。その点から明治の「土人保護法」は問題があります。多少の保護政策、アファーマティブ・アクションは仕方ないでしょう。中国人もチベット人に対して早くそうすべきだと思います。それと血の混じりはあまり気にしてもどうでしょうか。日本人は全員相当程度混血では? 別宮 |
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date 2008/5/25(日)07:46 困平糖様 東工大 山室恭子教授のOCW http://www.ocw.titech.ac.jp/index.php?module=General&action=T 第13回 長篠の合戦の「音」を聴く〜日本を変えた1日 で同様なことを説明しています。 長篠の合戦は勝頼の勘違いで起こった。 このサイトは、理系学生の教育のためなので、シンプルかつ大胆に説明していて、非常に興味深い。 楽しく見れます。 |
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date 2008/5/25(日)08:06 別宮様 SLEEPさま 他皆様 これはものすごく誤解されていることですが、銃に限らず武器というものは所持するというだけで負担が半端ではありません。 刀剣ひとつとっても、錆び防止や手入れ、研ぎやら曲がりの直し、そして、シコロの緩みや腐敗など、普通の農作業やらとは異質の技量を必要とします。鋤や鎌の泥落として研いでの比ではありません。 銃が使われるようになって、この武器の所持についてはおのずとハードルが高くなりました。まず危険(当時の暴発や同士討ちの統計は残っていませんが)、そして消耗品も安価でなかったという事情があり、さらに戦場でコンスタントに敵に発砲できる部隊運動が訓練されねばならないでしょう。 戦前の日本の銃器犯罪で最大なのは、1932年の熱海事件です。これはスパイ松村の手引きによる共産党一斉検挙なのですが、日共側が拳銃で応戦、銃撃戦が発生しました。 あの付録の解説が異様に詳しい漫画ですねわかります 困ぺい糖 |
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date 2008/5/25(日)16:35 難民様、皆様 資料が満載で、面白いページでした。ありがとうございます。 題名は、勝頼ファンからすれば、ちょっと酷ですが。 長篠の戦は、 騎馬隊と鉄砲隊の戦いと言われているのは、この両翼の戦いの事だと思います。 家康も武田軍の騎馬隊に注意せよという台詞を言っていますし、鈴木氏の考察はちょっと司馬遼太郎みたいで、好きにはなれないです。 ついで?に、イタリア産、騎士物語のあらすじのホームページ紹介します。マカロニウエスタンといい、イタリア人って面白すぎます。 http://www5b.biglobe.ne.jp/~moonover/2goukan/charl/story.htm |
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date 2008/5/26(月)03:24 遼馬様、皆様 土日と遊びに出かけたもので、レスが遅くなり申し訳ありませんです。 【275】でご紹介いただいたサイト、面白いですね。ひじょーに良いところを突いておりますです。私に言わせますと、「狂乱のオルランド」の作者アリオストなんか、いっつも本題を忘れてワキのほうへと話を脱線させまくるので、読んでいてこっちが狂乱します。それにしても、英雄たちが女にそそのかされてボロボロ、と言うパターンは、その後タッソーの「解放されたエルサレム」でも続きますから(魔女アルミーダのお色気に、戦士リナルド、呼び戻しに来た騎士たちにむかって「帰りたくな〜い。戦争なんか、ど〜でもいい〜」を連発、その間、軍はボロ負け中)、勇ましい、と言うよりも、お茶目、と言う感じであります。 ま、イタリア物でなくても、アーサー王物語も、ランスロットとギネビア王妃の間の不倫劇の泥沼に落ちちゃいますし、クレティアン・ド・トロワの「トリスタンとイズー」で、イズー姫(イソルデ)は「肩車で私を運んだとき、彼は私の太ももの間に頭を入れましたよ」、なんて言い出すんで、とても良家の婦女とは…(私の持ってる「フランス詩史」には、なぜかこれが例文として引用されておりまして…) プロバンスの「宮廷風恋愛」詩なんかも、ご婦人の名前等々は内緒で(セニャル、と言うコードネーム多用)、言う事は好き放題、ですから、ほとんど現代のイニシャルトーク暴露本… おっしゃられるとおり、この時代の「宮廷」等、上の人間の間、同一身分内では相当の自由があったんでしょう。(同じように、下々の人間も結構、その中では自由に動けなくもなかったでしょう) 「恋愛至上主義」と言えば、日本の平安時代も同じような感じですね。光源氏のみならず、源平の武将も結構女性関係に引きずられてますし。ま、さすがに静御前が魔性の女だったり、義経が発狂したりはしませんけど。 ペルソナングラータ |
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date 2008/5/26(月)13:57 よしくんさま 困ぺい糖さま 別宮さま 皆様へ 鉄砲隊も含めてですが 信長の評価でポイントは 鉄砲以前の問題で兵力差や状況などをみて 武田側は完全にしてやられたのだと思いますので 戦の武器と生活用の刃物では大きく違いますが |
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date 2008/5/26(月)17:47 ロック様、皆様 兵農分離がポイントだというお話に、思い当たることがありました。 鉄砲の二段撃ち陣や、機関銃兵のように弾ごめ係と射手を分けた早打ちの工夫も、たしか信長より早いはずです。 そして、これらすべてが、農閑期のお百姓にはシステム上もモチベーションからも無理なことであり、兵農分離、あるいはもっと一般的に専門職のシステムの整備がなければできないですよね。 |
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date 2008/5/26(月)20:00 遼馬様、ペルソナングラータ様 乗り遅れました。ペルソナングラータ様、お久しぶりです。 私も近代西洋以前に自由を享受した人々がいた、と思います。 さて、1万年以上前に存在したと、文献おびただしいキンメリアのコナンは、映画でも大剣で鎖を断ち落としていましたが、他の子供は全部過酷な労働でとっくにおっちんでしまいました。マッチョにあらざれば、人にあらず。 |
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date 2008/5/27(火)03:15 難民様、遼馬様 勝頼ファンでもありますが、興味深く拝見しました。 長篠合戦については、武田方の負けは動かせない事実なので、 ただ、個人的には、当時の戦国大名家は当主が近世ヨーロッパの絶対君主 他にも興味深い講義録が多々あり、なかなか面白かったです。 海軍好き |
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date 2008/5/27(火)08:08 海軍好きさま 範頼を高評価して頂きありがとうございます。 北条家史観の吾妻鏡では、義経にはすごく同情的なのに範頼は無視。 ところで、山県昌景は身長は130センチから140センチです。 |
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date 2008/5/27(火)10:29 タオル様、ペルソナングラータ様 西洋の騎士道物の能天気さって面白いですよね。昔、はまったので懐かしかったです。 「自由の女神」ってなんぞや。近代史でいつも思うのです。 騎士道物語や武士道物語では、無力な人間をいたぶって殺す英雄は、ほとんどいないし、いても非難される行為です。 それが、水滸伝などの中国ものでは、一般人は、英雄に適当に虐殺されるし、だまされて食われるし、ろくなものではありません。 不思議なのは、中国では民衆が民衆を虐殺するような英雄物語を喜んで読む事です。 騎士道物語なら、力を持ってしたい事は、美女との恋愛、もしくは強者との決闘。 |
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date 2008/5/27(火)22:55 タオルさま、みなさま 色々わからんなりに当時の合戦について考えてみると、歩兵が突撃するのがどの程度の速度かが重要な気がします。だいたい徒歩で時速4kmですから、いざとなれば3倍ぐらいの速さで敵陣に突っ込むと仮定して時速12kmで分速200mですね。火縄銃の射程が50mだとすると15秒、まあ場所やら疲労やらでもう少しかかることにしてだいたい25秒ぐらいですか。百発百中でもありませんし、火縄銃の装填速度を考えれば突破可能ですね。甲冑を脱いで身軽になっての決死攻撃というのもありそうですね。 ちなみに今の人間は200m20秒ですから、トレーニングというのは凄いものです。案外忍者というのも陸上選手のようなものだったのかも。 でも斜度24%を自転車で登っちゃうのはどうかと思ったSLEEP |
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date 2008/5/28(水)01:12 SLEEPさま タオルさま たぶん柵と歩兵で前線を膠着させていたのだろうと思うのですよね |
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date 2008/5/28(水)12:38 タオル様、遼馬さま、 タオル様ありがとうございます。ご壮健の様子、何よりでございます。 私も、考えてみれば、(少なくともガソリンよりは安いかな〜、という)自由を気軽に享受する身の上でございますが、今回、世界中を喧騒に巻き込んだ聖火リレー騒動とビルマや中国での天災=人災の様子を見るにつけ、つくづく日本(自由国家)に生まれてよかったな〜、と思います。次にイタリアへ帰るときは、京都新京極のお土産やで「北斗の拳」のTシャツを買い込んで、イタリアで五割増で売り飛ばしてやろう、とか、せこいことを考える自由も、考えてみれば日本に生まれたおかげであります。(ちなみに、私、本名がケンちゃんなもんで、ケンシローがらみで欧州ではいつもいい思いをしておりまして… そんなこと、どうでもいいって?) 北斗の拳が伊仏等で大人気なのは、(一部の人士には嫌われてますけど・・・たとえば仏の大統領候補だった社会党のロワイヤル女史)、たぶん19世紀から20世紀初頭に欧州で異様なまでに「中世回帰」がはやったのと同じようなものかもしれませんね。イギリスなど、あちこちに人口の廃墟を作ったり、国会議事堂まで偽ゴシック様式で作ってしまいましたし、さらに「スコットランドもの」が流行して(なんか、田舎ちっく=ロマンチックだったんでしょうかねぇ)、ウォルター・スコットの歴史小説が人気だったりしました。(「アイヴァンホー」など、なかなか面白いですし、映画のネタにはもってこいと言う感じ)。たぶん、法的、身分的に生活がものすごく自由になって、なおかつ、生活はもちろん経済的などの面ですべてが自由になるわけでなく、そのような日常生活の中では、とんでもない(非日常的=非常識的な)困難と戦う英雄像は魅力的だったのでございましょう。 日本で、田舎チック、未開・野蛮チック、かつ歴史的でロマンチック、と言うと、なんかチャイナものに走っちゃう傾向があるんであぶないんですけどね〜。欧州中世騎士道だと、騎士としてLiberty(自由)のなかにある以前に、君主や愛する女性にLoyalty(忠誠)を示さなきゃだめですけど、中国モノは、下克上世界かつ、女性は愛人、お飾り、好き放題ですからネェ。(これのほうが楽は楽ですけど… その代わり、日本のアジア好きはやっぱり下品かも。ついつい山拓なんかを思い出しちゃうんですよね。) それにしても、アメリカ人はどうして、映画で自由の女神像を爆破させたり、津波に襲わせたり、首をはねたり、ちょっといじめすぎじゃありませんかな〜。日米は二大自虐民族だから、仕方ないですかね。 ペルソナングラータ |
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date 2008/5/29(木)01:39 ペルソナ・ングラータ様、タオル様、皆さま 例え映画であっても、自由の女神以外の神像もしくは、宗教書を破壊したら大変な事になりますから。 やはり、自由は与えられるものではなくて、奪い取るものでしょう。 北条政子は別格としても、他の日本の女性も強いです。むざむざ殺されたりはしません。 http://www009.upp.so-net.ne.jp/TDSF/text/mad05.html |
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date 2008/5/30(金)19:29 別宮様、皆様 >主張の内容は私有財産制度を廃止すれば、全ての人間はバイロン、ビクトル・ユーゴー、モーパッサンのようになれる。慈善は今の貧困を固定化する。国家が収入を管理すれば、貧困はなくなり(慈善で総量は足りていることがわかるから)、個人主義を発展させることができるとした。 すいません。一般人には意味がわかりません(笑)。 近衛文麿が本気でこんな事を信じていたとするなら、経験以前の問題で、単なる馬鹿です。 日中戦争が始まって、情報統制が取られる前ならば、近衛文麿の経歴は十分に報道可能なはずです。 何か研究があれば、お教えして下さい。 |
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date 2008/5/31(土)09:24 僚馬さま 近衛文麿がオスカー・ワイルドの"The soul of man under socialism"を訳し(一部、伏字になった)ましたが、その中の一節です。近衛の訳のオリジナルが手に入らず、英文からとりました。 「現在では個人主義の発展のためには多かれ少なかれ個人資産が必要である。だが、そういった個人資産の廃止が個人主義の発展に役立つかということも考えねばならない。答えは単純である。既存の情況では、バイロン、シェリー、ブラウニング、ビクトル・ユーゴー、ボードレールのような少数の固有財産を得ている人々の場合は、多かれ少なかれ完全に自らの個性を実現できる。こういった人間は雇われて1日も働いたことがない。彼らと貧困は無縁だ」 「彼らは有利な立場にある。疑問なのはその有利性が失われたときその個人主義はどう働くかである。なくなったとき、個人主義は一体どうなるのか?一体、個人主義とは益のあるものだろうか?」「(私有財産が廃止された)新しい条件の下では個人主義ははるかに発展できる。私がいった詩人の想像上の創造性ではなくて、人類の隠れたポテンシャルのある偉大な現実の個人主義について語っているのだ。私有財産は個人主義に害がある。個人財産をもつことによって人間を混乱させ、むしろ曖昧なものにしてしまう」 いいたいことは、優秀は詩人は皆金持ちだ。なぜならば労働しないから。もし、金持ちがなくなり、ある一定時間、人類全部が働か無くて済むならば、みな優秀な詩人になれるかもしれない、という所でしょう。 オスカー・ワイルドは劇作家ですが、なぜか昔から詩人というのは暇人ですよね。そこから着想を得たのでは?当時の英仏の貴族の生活が念頭にあったのは事実でしょう。武者小路実篤とか「白樺運動」というのがありました(今でも我孫子でやってるんですか?)。兄は三国同盟の公共ですか・・・。当時の貴族は無為徒食に忸怩たるものがあったのでしょうが、ひっこんで何もしなかった方がよかったですね。 マスコミが近衛文麿を持ち上げたのは他の軍官僚・官僚上がり首相よりも、よかったからでしょう。近衛は演説がうまいですし、国民がわかるように説明しました。議会説明については、犬養毅以来、最高の出来でした。ここが民主主義社会の難しい所です。 別宮 |
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date 2008/5/31(土)10:21 別宮様 遼馬様 横から失礼いたします。 昔はヒマな貴族しか詩や小説をひねるのはいなかった、は確かなところです。(小説は叙事詩、劇の台本からの派生品) でも、作家詩人脚本家が貴族であるゆえその作品が「換金作物」でなかった時代は終わりました。公教育の普及のおかげでしょう。いまやちょっと野心や志のあるのはブログやら携帯やらでパカパカお話を紡ぎだします。80年代以降、WPが普及したおかげで欧米のベストセラーは軒並み500p以上です。たまに300pとか出すと、こいつ体の具合悪いんじゃないか?と言われます。 もちろん、換金作物を作る者として売れなきゃしょうがないですね。SF作家のP.K.ディックは極貧時代にペットフード用のジャンク肉をおかずにしてましたが、肉屋の親父に「おめえが食うんだろ」と図星指されてビビッたそうな。 ちなみに最近「蟹工船」がまた売れてるようなんですが、書いたのは拓銀の人だからね。 困ぺい糖 |
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date 2008/5/31(土)15:45 海軍好き様 皆様 |
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date 2008/6/1(日)06:12 海軍好き様 あの授業の目的は、高度な資料の読解力を養うことで、歴史の真実を解き明かすことではないと思います。 勝頼が賢かったか愚かだったかはひとまず置いて、信長公記や長篠合戦絵巻等の資料をあるロジックで読み解くと、勝頼の判断ミスという結論に至るというだけです。 他の信頼できる、または信頼できるということにした資料があれば、同じロジックでも結論が変わる可能性もあります。 ただ、あの結論は、常識的には無理のないものだと言えるでしょう。 損害が続出しても遮二無二敵陣に殺到する行為は、傍から見ると愚かに見えるが、万単位の人間を組織的に動かすにはそれが最適であるのも事実です。鉄の規律というやつです。 鉄砲の三段撃ちは、当時確立していたと思われますが、長篠では使う必然もなかったようです。 戦国時代の鉄砲の組織的活用もですが、ナポレオン戦争なみの鉄の規律が確立していたことは、もっと驚くべきことだと思います。 しかし、鉄の規律は、言うだけなら誰でも言えることで、いざ実行となると具体的な方法論の説明は難しい。その点、鉄砲は説明が簡単でわかりやすい。 今でも、似たようなことがあります。ガダルカナルでは、アメリカは自動小銃で日本は三八小銃だったから負けたとね。 |
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date 2008/6/1(日)07:53 夢幻さま ありがとうございます。 兵頭さんも、メジャーで活躍されている方から見れば、異端視されているのかもしれません。 海軍好き |
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date 2008/6/1(日)09:07 困ぺい糖さま オスカー・ワイルドは十九世紀後半の人間であり、家産は相当にあった人で、いわば金持ちが地主としての貴族を批判しているんでしょう。十九世紀後半になると西ヨーロッパでは義務教育が普及して、文盲率は3割程度に落ち、作家も大衆を需要層として考えねばならない時節に入りました。 それでラジオもない時代でしたから、人々の情報媒体は活字でしかなかったんですね。オスカー・ワイルドの社会主義は、サッチャーにいわせれば「金持ちを貧乏人にしたところで、貧乏人が金持ちになれるわけではない」でお終いでしょう。オスカー・ワイルドが配慮する必要があったのは、労働者階級ではなくて中産階級だったんですね。ところが、より窮乏化しているようにみえた労働者にどうしても目がいくんですね。共産主義の啓蒙主義に対する反論は「皆、労働者階級になるのだから、労働者を代表する政党が独裁をやっても、それは民主主義だ」というものでしょう。 近衛文麿の場合は、「日本人はみな労働者階級だから、政党政治は必要なく官僚独裁であるべきだ」となったんでしょう。大正時代、思想は百花繚乱ですが、けっきょく社会主義が勝利し、統制経済採用となり、戦争以前に経済競争・技術競争で日本は敗北していました。 ハイチの元大統領が「富める国は益々富み、貧しい国は益々貧しくなっている」といいましたが、十九世紀と異なり、現代において貧しい国が近代化することは至難になりました。それでもアイルランドはイギリスと対立しているうちは、ヨーロッパ後進国でしたが、ECに加入したとたん高度成長を遂げました。労働力や資本の自由化を同時にやったためです。東ヨーロッパの旧共産圏も後を追うでしょう。小国にとって繁栄の道は鎖国でなく自由化です。国家主義と社会主義が最大の敵です(国家社会主義は指導者が優秀であれば成功することがありますが)。 アジア諸国はこの逆で、貿易・資本とも自由化してませんよね。韓国・台湾ともにアイルランドに抜かれつつあります。中国は見栄だけ張りますが、インドに抜かれるのは時間の問題でしょう。加藤紘一が「玉蜀黍をバイオ燃料にするアメリカがけしからん、ブッシュに文句いう」といってました。アメリカは自由経済の国ですが、加藤はどうしてもそこがわからないんでしょうね。日本のビジネスマンで「どうも売上が落ちたので政府に文句つける」というのは、土建業界を除いて狂気の沙汰でしょうが、東北の庄内地方農家にはあるんですね。 別宮 |
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date 2008/6/1(日)23:57 別宮さま 福田和也著『乃木希典』を読みました。納得できません。 福田和也は明らかに勘違いしています。でなければ編集者からおだてられて木にのばった 座談会では平気に「わたしは司令官という立場でものを見る」などと言っていますが、 この肥満児が付け焼刃の軍事の知識で保守系雑誌に戦前・戦争に関する文章を書きなぐるのを 別宮師、いつぞやの文藝春秋の記事、まことに感服いたしました。福田との力量の差は歴然としています。 黒田 謹言 |
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date 2008/6/2(月)08:38 別宮さま 困ぺい糖さま レスありがとうございます。 近衛の演説が上手かったのは事実だと思います。でも、同じように上手かった犬養毅は暗殺されています。 ところで、金持ちを貧乏人にしたら、貧乏人が中産階級になれるというのは、公務員については当てはまると思います。 日本の社会主義者の誰も、この点には触れないのが不思議です。 |