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date 2008/6/10(火)08:02 SLEEPさま メーカーの死に場所はダウンマーケットだというのがあります。要は、高付加価値=高利益率を狙い、高級車に注力し、低価格市場を無視するというヤツです。アメリカ三大自動車メーカーというのは、アイビーリーグのMBAを雇い利益率向上=高株価経営をやって、今や半死半生です。 ヒラリー・クリントンが遊説場にピックアップで到着するのをみて、負けるという予感がしました。そこまでして自動車労働者の機嫌をとってはなあ、アメリカ健保皆保険は難しいと思った次第です。 一般にインドで流行した車がアメリカでも受け入れられることはありますが、逆、アメリカで流行した車はなかなかインドでは流行りません。要は、品質が向上しても価格が上っては駄目でしょう。日本メーカーの8ギガSDカードは1万3千円、台湾製8千円、中国製3400円という値段付けです。これでは早晩日本のメーカーは、かつてのアメリカ弱電メーカー化するでしょう。 別宮 |
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date 2008/6/11(水)03:25 別宮様 ペタッチ嬢の逸話として、ドゥーチェと会う約束があったときは、執務室のあるベネチア宮に普通にやってきて(大体午後三時ごろ)、普通に他の政府高官や一般訪問者と一緒に待合室で待っていたそうで、事情を知らない人は、まったく一般の訪問客だと思ったとか。しかも真っ赤なサイドカーで乗り付けて来ていたそうで… そして相当グラマーな女性だったらしく、確かチアノか誰かが日記に描いていることに曰く、「ペタッチ嬢は特大の胸を持っていたが、どうも、彼女自身に聞いた話から察するに、ドゥーチェを誘惑したのはまさにそれだ」、そうです。「本人がそう言ってる」って言うのがすごいですが。 ムッソリーニには他にも愛人がいたんですが、彼女が唯一おおっぴらに目立つのは、どうも彼女本人の性格なんでしょうね。奥さんラケーレ夫人は、女の話や太もものデーンと写ったグラビアを見せられただけで、怒ってお皿を叩き割ってたそうですが。 日本の外交官等々は、任地惚れを起こすと、その国の国民以上に、その国の悪い面を真似る人がでてくるような気がしますね。テレ朝の夜ニュースも、古館の隣にいつも中国がえりの爺様がいて、へんなコメントばかり言っていますが、ああなっちゃうんでしょうか。 メタクサスの話で、韓国とギリシャを同列にしちゃったけど、今晩のソウルの暴動(←本当にあれをデモといっていいのか?)のニュースを見て、さすがに撤回せねばならぬとおもったペルソナングラータでした |
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date 2008/6/11(水)09:36 ペルソナングラータさま イタリアの女優はソフィア・ローレンくらいしか知らない(日本人で平均的?)のですが、彼女の容姿も個性的ですよね。怒られるかもしれませんが、女性問題について、英米、現在の日本は厳しすぎますよね。山卓のように平気なのもいますが、責任のある地位にいませんから、問題にならないのでしょう。この人、選挙に落ちても意に介しませんし。 テレ朝ですが、連日連夜、心無い事を言いまくってますね。昨晩は秋葉原事件の犯行は社会が原因だと言ってました。ヒトラーについて、ムッソリーニについて親のせいだ、社会のせいだという解説はいまだに聞きますし、ある点傾聴できますが、通り魔殺人でそんなことをいってはいけませんよね。 朝の日本テレビでも犯人を逮捕した警察官について、格闘中ひるんだとき二人刺されたとか、手が震えていたとか報道してましたが、報道することはいいでしょうが、非難することは心無いですよね。日本人はとかく公務員がスーパーマンでないといけないと思っている節があります。 でも刃物振り回し目が血走っている犯人と1対1で向き合うというのは、誰でも怖いでしょう。警察官は怖くなく常に冷静に対処しろといっても、できないことはできませんよね。交番勤務のオギノ氏には警視総監賞を授与すべきだと思います。それと銃器を所持したり刃物を振り回したり、現に犯行、または指名手配中の犯人は即射殺すべきでしょう。そういうことをすれば射殺されるということで抑止になります。 公務員のうち外交官は現地の風に染まりやすいですね。とくに日英はその雰囲気があります。幣原・廣田など外交官が外相になると弊風は一層です。やはりアメリカのように大使は一定政治任命にすべきなんでしょう。湾岸戦争のとき駐イラク米大使がフセインのクウェート侵攻にたいし容認するような発言をしたのは有名ですが、彼女も職業外交官出身だったようです。韓教組というのは日教組より過激な親北です。元来、教員には社会主義者が多いですが、韓国にはさらに北が浸透しているんでしょう。 韓国では鉄パイプをふるい警察官を襲撃しても罪が軽いんですよね。儒教は「民信」が全てですから、大衆デモに弱いところがあります。暴力で政策変更を迫ってはならない、または動機は手段を正当化しないという倫理がないんですね。 別宮 |
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date 2008/6/12(木)03:22 別宮様 最近、ほんとうにヨーロッパ映画は鳴かず飛ばずですからネェ… 有名イタリア女優と言うと、ソフィア・ローレンからクラウディア・カルディナーレ、最近ではモニカ・ベルッチといったところですが、みんな、出る所が出た、セクシーかつ、「濃い〜」雰囲気のひとばかりです。ま、一般人はむしろあっさりした人が多いんですが… 知り合いにアンジェラ・アキそっくりな人がいますが、あっちじゃ、彼女はむしろフツーの、影うすい系(雰囲気は文学部系、事務職系かな)で。 その人の旦那さんが警察官で、以前炎上中の事故車から運転手を救出したことがあり、そのときは大統領から直々表彰されることになりまして、ウキウキと周囲一同に自慢して、大喜びでローマに行きました。日本でも、忙しい天皇陛下のお仕事を増やすのは心苦しいですが、首相でもいいですし、もっと派手に、表彰なり叙勲が出来ればいいかもしれませんね。日本じゃ、あの踏切事故の巡査さんみたいに、死んじゃわなきゃ褒められない、では、公僕がみんな少壮官僚化しちゃいますよね。 私は心理学についてはまったくのド素人なんですが、日本の刑事事件等での「心理分析」等々への偏り方って、なんか異常な感じがします。「コンプレックス」って単語も、欧米語の原意では「複合体」の意味ですけど、人間自体がそもそも、いろんなものの複合体ですから、いちいち一つ一つばらばらにして分析したところで、あまり意味もない気がするんですけどね。ま、これもマル理論と同じように、理由と結果をごちゃ混ぜにしたがる、19世紀ドイツ的思考の破綻の一例なんじゃないか、と思えます。世の中を「カネの力」の影響で分析すればマルクスで、「性の力」で分析すればフロイト、と言うわけで… 最低限、「心神耗弱につき無罪放免」っていうシステムだけはどうにかしなくてはいけませんよネェ。古館らが言うように、凶悪犯罪が社会のせい、だとすると、凶悪犯罪のまったく起こらなかった健全な社会、が人間の歴史の中に存在していなければなりませんが、そんなもんありませんし、日本もここ数十年(数百年)、絶えることなくそれなりの凶悪犯罪は起こってますから。今回は秋葉原でしたが、30年前は新宿でバス放火炎上事件、あまり場所の意味や精神、あるいは家族・仕事関係云々(ひどいのは、「格差社会」とか言い出す始末)を突き詰めても、仕方ないですよね。 社会に原因を求める=社会のせいにする、ということは犯人と同じレベルだ、と気がつかないのでは哀れですよね〜。 ペルソナングラータ P.S.親にベニートと名づけられれば行く末独裁者で、ヨシフと名づけられた有田さんは、「枯れおやじ」。これでいいのか日本人 |
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date 2008/6/12(木)08:11 別宮様 ペルソナングラータ様 犯罪に理由はいらない、とも申します。前々から申しているところですが、人間も何億何千万もの個体数がありますと、何%かの確率でヤバイのはいるものです。 犯罪心理学なる言葉が米国経由で輸入され、プロファイリングなる直訳英語がTvで頻出し、古舘みたいな反射脳オンリーのでも普通に言える世の中、何かが起こるたびに心理専門家(頭に児童やら犯罪やらいずれは派遣契約)がもっともらしいフィクションを公器を占領して述べ立てます。 とにかく、物証、リアルな検証が最強。「クビになりそうだから、カッとなって計画的に殺しまわった。反省はしてない。」が案外真実かと凄惨な現場映像を見ながら思った次第です。あとは現場工を一括派遣会社に丸投げしてちゃんとした労務施策の完成に失敗した関東自動車のドジさ加減を見るもよし、でしょう。 イタリア映画というと、偏った趣味の私どもは、こういうサロ共和国万歳映画が最近作れるようになった、というのがうらやましくあり、ビックリでもあり。 http://jp.youtube.com/watch?v=6u_JHXlz7Ck 困ぺい糖 |
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date 2008/6/12(木)09:44 ペルソナングラータさま 困ぺい糖さま 秋葉原事件の犯人は「彼女がいないのがすべての原因」「6月一杯でクビになる」と携帯サイトに書いていたみたいですね。これじゃマルクスとフロイトの線から説明したくなりますよね。 昭和13年に起きた津山事件(『八つ墓村』のモデルとなった事件、ただし殺害された被害者は30人)でも自殺した犯人は、「夜這いを断られた」「病弱で働けない」と遺書にあったようですから、同じですよね。ただし、戦後長い間、日中戦争勃発による「社会の閉塞感」ともいわれました。 確かに女性に取り囲まれ、金満家であればこういった犯罪は起さないでしょうが、圧倒的多数派はあてはまっても、乗り越えようとしますよね。 取り押さえた警察官は、慌てて警棒を1回落とし、向き合ったとき体はブルブル震え、拳銃を取り出そうとしたとき手が震えて出せず、手錠をかけたらしなくともよい上司への報告をやったようですね。それでも立派な警察官だと思うんですよ。こういった警察官がいるうちは日本の安全は安心できる気がします。 別宮 |
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date 2008/6/13(金)05:18 困ぺい糖様、別宮様 何事も「理由は何ぞや」と分析をしすぎると、結局「悪いことをするにしても、理由があって、自分は悪くない」という逆転の発想に陥る輩が一定数生まれるものですから、それに対する抑止の方法こそを、もっと真剣に考えるべきなんですがねぇ。 ただ、大本の背景に、なんとなく学校での左翼教育の致命的失敗、(元来、左翼こそが得意であるはずの)「人権」、「人間性」、「社会的義務」、「友愛」、「(人間的)連帯観」とかいうマターをちっとも教えてこなかったことのツケ、と言うのは、少なからずあるような気はします。ま、いまだに日本では一般的に、個人主義の基礎「他人を侵害してはならぬ」というのよりは、「階級闘争」の理屈のほうがしっくり来る世の中ですから、仕方ないのかもしれません。「格差是正」とか言い過ぎて、一歩間違うと全体主義の害毒に落ちちゃうんですけど、あまり自覚症状もない様子ですからネェ… 結局秋葉原の警察官には、賞は出さないんですかね〜。情けない。私なども、明治生まれの祖父と違い、軍歴などまったくありませんから、生死の際に経たされた経験もありませんし、命がけで公務を執行した方々には頭が下がる思いであります。フランスでは、ここ一ヶ月、第一次大戦での、命令不服従や逃走により軍法会議で処断された兵士たちの名誉回復問題が再び再燃している様子なんですが、一度塹壕に入って、決死で砲弾降る下を突撃することを経験してみると、世界観が変わるかも知れぬ、などと思う今日この頃でございます。 ペルソナングラータ P.S.困ぺい糖様、これはまた貴重な映像を… 日本じゃ、「三丁目の夕日」ですらCG駆使で苦労しまくったぐらいですから、これだけの量のブツを集めるのはムリですかね〜。中国大陸で、「生存日本兵」ならぬ「残存日本軍軍用車」なんか探したら、まだ見つかりましょうや? |
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date 2008/6/13(金)09:19 ペルソナングラータさま 格差是正というのは嫌な言葉ですね。結局、公権力で金持ち(資産家タイプと高収入タイプと二通りありますし)から奪い、貧乏人に与えることですよね。当然、それをやる権力=役人は公権力を振りかざしますよね。 そのうえ、格差是正をいうのは権力亡者=社会主義者が多いようです。これの究極がマルクス=レーニン主義者です。ただロシアも含めて、教師には左翼が多く、その左翼思想は「資本主義ではカネが全てを決定する」「貨幣の物神性」「社会主義になれば直る」とうことですよね。そしてその理想を実現するには、手段は選ばない、というものでしょう。 秋葉原の加藤ももう少し前の時代に生まれれば教師兼共産主義者になったかもしれません。どうして、勝ち組・負け組など棺を覆ってもまだ定まらず、後でも定まらないことに気づかないんでしょうか?発想を変える必要があります。歴史上の成功したといわれる人物ですら、不幸を抱えていない人物はほとんどいませんよね。 秋葉原の警察官について、警棒を取り落としたというのは誤報のようで日本テレビが謝罪していました。私もいい加減なことをいいました。テレビ側が「ウロウロカメラ回して何をやってんだ」という批判に、前もって何かいいたかったのかもしれません。 フランスのテレビは以前、日本の宮城クーデター関係者を呼んで、「1940年、フランスは降伏すべきだったか」の特集をやったことがあります。しぶとく反省してますね。陸続き、隣ドイツと島国日本では条件は違いますが、日本にも中ロがいますね。アメリカは隣国でしょうかね? 別宮 |
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date 2008/6/13(金)15:25 別宮さま 恥ずかしながらMBAというのがよくわかっていないのですが、日本語訳では経営学修士とかいわれるヤツですよね。不思議なのがアメリカで明らかに失敗している業界、企業というのがビッグ3以外さほど見当たらない点です。また別宮さまのおっしゃるビッグ3(まあ実際はビッグ2ですが)の高付加価値路線失敗にも賛成しますが、十年ちょい前のGMやフォードというのは相当良い資産状況でしたから、なぜここで技術開発をやっておかなかったのか・・・それともMBAではそういうことは教えずジャガーやボルボのような高級ブランドを買って、商品単価を上げて利益率を上げるという発想になるんでしょうか。ルイ・ヴィトンやシャネルを買うのとは違うことぐらいわかると思うんですが。 「金儲けのためなら何をやってもいいというのか、石油投機は許せない」って少壮官僚はまだいるんですねね・・・あんたらお役人の給料はその民間の金儲けから出てるんだっつーの。 SLEEP |
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date 2008/6/14(土)08:54 SLEEPさま MBAというのは、二年修士の経済学版です。ただ日本の経済学というのは財政学のことで財務省や日銀の政策について論じています。そのうえ、日本では「もったいない」などといいますよね。経済学では「ムダでもいいから消費を拡大せねば成長できず、全員貧乏になる」と教えます。つまり、個人の家計と政府を含めた国家経済は別なんですね。 それゆえ、福田首相はアフリカで「もったいない」を連発しましたから、アフリカ諸国はますます低成長の淵に追いやられることでしょう。 MBAにおける教育自体は間違えていないと思います。ただ残念なことですが、日本の大学の経済学のレベルが低すぎますから、日本人では理解できる人があまりいないという問題があるんじゃないでしょうか? ビッグ3の問題ですが、利益率または株価上昇に傾注しすぎたということでしょう。小型車を棄てるというのがそもそもの誤りです。そのあとのエンジンの改良について研究費を投入しませんでしたが、外部から買えるという発想があったんじゃないでしょうか?アメリカの車の宣伝ではときどき、漢字がでてきて日本車まがいだという雰囲気を出そうとするのがあります。追い詰められてはいるんでしょう。本当はトヨタ、本田に買ってもらいたいんじゃないですか? 反面、トヨタは外国メーカーの買収というのはやりたがりませんね。これは哲学でしょうか?ジャガーを買ったのはBMWで次インド人と思います。車の購入者は、タバコと違ってブランドに対する忠誠心はないですよね。初めて買う人はブランド信仰があるので、これからもまた廃れたメーカーをインド人、中国人が買うんじゃないでしょうか?戦争直後でも日本人はこれをやりませんでした。役人の差し金もありましたが、カネでは本質的な技術は買えないと考えているんでしょう。最近の新技術をみると的中しているのかもしれません。 別宮 |
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date 2008/6/16(月)03:25 別宮様 大阪圏を騒がした事件で、「痴漢でっち上げ」と言うのがありました。女と結託して、善良なオジサンから金を巻き上げようとたくらんだ大学生(恥ずかしながら京都人)のブログの内容をみてみれば、「日本は危機だ。アメリカから真の独立を」とか、「アジア統合が夢だ」とか、えらく日本の将来を憂いていたそうで… 大きなことを言うくせに、被害者の人生と人そのものに対して思いが至らないのが、情けないですね。(大阪府警も、対応の非道さがとやかく言われましたが、ま、昨日も西成区で大暴動になってますから、大阪はなんか外国みたいでございます) 「フランスは降伏すべきだったか特集」というのは、一度みてみたい物でございますが、ほんとうに徹底抗戦できたのかどうかを考えると… なんとも… ま、ヴィシーの対独協力政権とそれにまつわるさまざまなネタがトラウマで残っているというのはあるんでしょうね。他方ムッソリーニのサロは「元祖独裁者」だけに、ちょっとニュアンスが変わって来ます。ま、クロアチアのパヴェリッチとか、ノルウェーの対独協力政権(名前忘れました)とか、あのあたりではちゃんと反省とかしてるんですかね… ペルソナングラータ |
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date 2008/6/16(月)06:37 SLEEP様、別宮様、皆様 アメリカのメーカーが高付加価値を維持しようとして次々と倒れていった例として、 メインフレームでの覇権を維持しようとしたIBMは一時倒産の危機を向かえ、2位以下の マイクロプロセッサ搭載の小型コンピューターがメインフレームに代わるものとして、 この間、日本メーカーはいったい何をしていたのかということになりますと、一電気屋と |
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date 2008/6/16(月)09:27 ペルソナングラータさま 大阪から西、沖縄まで革命家が多いですよね。1927年にトロツキー批判が起きたとき、ちょうど福本和夫(鳥取県人)がモスクワにいき日共新路線について説明しよとしました。 するとコミンテルン本部で、トリアッチ(伊)・ベラクーン(ハンガリー)・テールマン(独)らが待ち受けていて、トロツキー文書とその極左性についてブハーリンから説明され大混乱に陥っているところでした。福本は訳がわからずブツブツ説明したところ、トリアッチが、 「それどころじゃないんだよね。トロツキー文書を見せられてもいないんだが、ブハーリンに『オレにつけよ』といわれてその気になってるんだ。トロツキーは駄目よ」といったそうです。 福本イズムというのは初期レーニンに従って、党員は全部インテリで秘密組織、組合運動などの大衆運動にはいっさい出ず、ひたすら勉強会をやって組織を拡大するというやり方で、合法闘争の外観で弾圧を免れようとしました。ところが初期レーニンといった途端、「極左」にきこえ全面否定されてしまいました。でも、トリアッチの「理論よりどっちにつくかが重大だ」も時には傾聴しないと、日独伊三国同盟のようになります。 一説では、この福本イズムの否定が日本共産主義運動に堪えているのではといいます。最近の赤軍派は福本イズムの逆ですが、これも関西の人がほとんどですね。北朝鮮を追い出されても懲りないでしょうか?でも福本も14年間獄中で非転向ですから根性ありますね。それと戦間期の日本を暗くしているのは、特高による弾圧ですよね。憲兵・検事エリートの大半は社会主義者というのがまた暗いですね。過激派の内ゲバを思い出します。 ノルウェーのドイツ追随者キスリング"Vidkun Quisling"は、ロシア赤白内乱で白軍に加わり、ロシア人妻を得ました。そのあと、農民党内閣で国防相でしたから、生粋の国粋主義者または「北」「白」の民族主義者で、国家社会主義者ではないようです。ドイツ降伏後、ノルウェー国内で裁かれ銃殺となりました。主たる訴因は「大逆罪」です。ただハーコン国王に害意を抱いた事実はなく、ノルウェーでは現在でも議論になっている所でしょう。 別宮 |
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date 2008/6/16(月)10:21 亀太郎さま 歴史に残るものとしてはタイガー計算機はどうでしょうか?戦前の日本はNCRやIBMを寄せ付けない高度な機械式計算機械メーカーがあったんですね。タイガーで戦艦大和も隼もつくったんですけれども。 ただ惜しむらくは大阪市西成区出身でした。このため三菱とかはキザに輸入機械を使っていました。タイガーという社名も、舶来とみせかけるための仕掛けでした。マークは現在の阪神タイガースに引き継がれました。 軍隊関係では現場は使用したんですが、ヘッポコ軍人は「大阪辺りの中小企業は駄目よ」とかいって使いませんでした。致命的だったのはエレクトロニクスとの組み合わせに失敗したことです。当時、電電公社向けはNEC、民生用は東芝と真空管製造は独占されていましたが、両方ともアメリカのWEとGEの下請けのようでした。これがため、両者ともデッド・コピーをつくるだけで、とりわけ小型化に目を向けませんでした。タイガーもこれで壁につきあたり、IBMの道を辿れず、軍隊は暗号解読に遅れをとり戦敗しました。 戦後、海軍は滅亡しましたがタイガーは生き残り、銀行あたりでも昭和40年代までNCRと市場を分け合っていました。そのあと計算機はソニー(といっても10キロくらいあり、数字はオレンジ色のチカチカ)、帳簿管理はIBMになりました。 アメリカの汎用電算機メーカーは事務機出身で日本は重電機出身という差があります。日本のメーカーは官公需にぶら下がっている気がします。ノートも含めて寿命が短いのでは?消費者ニーズに応えていない印象があります。なぜパソコンは2〜3年で壊れるのかという疑問は消えません。 別宮 |
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date 2008/6/16(月)19:49 別宮さま 『老松堂日本行録ー朝鮮使節の見た中世日本ー』(宋希環 村井章介校注 岩波文庫青版・1987年) 使節の行く先々の地方、例えば筑前国、豊前国、などの、田んぼの総面積が列挙して記録されていたからです。 朝鮮側の使節は情報収集の一環として記録したものでしょうが、これは現在から見て信の置ける記述でしょうか? となると別宮師のおっしゃる『魏志倭人伝』も外国使節が記録した戸数に信をおいて話が進められていますから、 1420年ならば、文永・弘安の役の後の事なので、日本側も外国使節に本当の水田面積など教えなかった、という意見も説得力 このあたりを別宮師の「目」で洞察していただけませんでしょうか? よろしくおねがいします! 黒田 謹言 |
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date 2008/6/17(火)08:45 黒田長政 『老松堂日本行録』に表れた日本各地の石高は、接待に当たった日本人が自慢して吹聴したものを書き取ったものでしょう。日朝は全く別の国ですから、日本人が思うように朝鮮人は考えてくれません。第一に中国・朝鮮には石高という考え方がありません。 石高が軍事力に正比例はしないにしても、ある程度影響すると考えるのは純然たる日本的発想です。加えて、土地面積なり作物取れ高に比例して租税が決定されるというのも日本的です。中朝では租税とは地方役人(吏僚)が恣意的にルールにのらず暴力で取り立てるものです。ゆえに現在の中国でも租税法定主義が成立せず、日本からみて税務がどうなっているかわからないのです。中国進出日系企業も、突然官吏がきて税金を要求、交渉のすえ税額が決定されるという理不尽に悩まされることになります。 李氏朝鮮というのは、近世ヨーロッパなどから連想しては全くわからない国です。まあ弥生時代が明治まで残ったとみてよいでしょう。すなわち日本のような条里制や租庸調税制を経験しませんでした。新羅時代の朝鮮の土地台帳が正倉院に残っていますが(現存する最古の朝鮮の文書)、古代の農村集落制のままであることがわかります。 軍事力にしても、日本で戦争をやるときは、主君の命を奉じて、専門兵の武士が大弓をもって馬上にたち家之子郎党を引き連れて戦場にいくものです。朝鮮では役人数十名が農村集落にいき、槍で脅して農夫を徴用して軍隊を仕立てるんですね。常備軍を持ち得ませんから、倭寇をやられたら勝てないのは当然です。朝鮮の王朝は中国に影響されますから、李朝というのは明の承認を得て成立したようなものです。鎌倉時代まで京都の中央政権は朝鮮との外交は大宰府・小弐氏(大宰府の吏僚)に任せ、直接にはやらない主義でした。足利氏は草深い栃木県出身のうえ遠慮というものがありませんから、従来の慣例を知らず、朝鮮の仲介を得て日中貿易で巨万の富など夢想したのでは?義満が死ぬと大内氏、そのあと宗氏が旧来に復し、朝鮮外交をやっています。 『魏志倭人伝』はそれより圧倒的に古く、2世紀の史料ですよね。陳寿は外国については役所にあった記録を援用したようですから、数字の相対性は、考古学的知見と矛盾しない限り信用していいでしょう。日本全土で魏鏡が出土してますから、記述が日本と関連したものであることは疑いありません。 別宮 |
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date 2008/6/17(火)10:43 別宮さま ありがとうございます。なぜ日本の研究者が『老松堂…』の日本の水田の収穫量(石ではなく貫で書かれていた)を論文に 「草深い栃木出身の足利氏」ですか(笑)。その表現は戦後歴史学で一世を風靡した石母田正さんの表現ですね。 私の系統は石母田さんの5歳上で『鎌倉遺文』の竹内理三さんの系統ですから、石母田さんに全面的に依拠する事 たしか、ライシャワー博士が、「先進国はみな中世を経験している。中世とはなんだったのか?」 「中世的世界の形成」(石母田正著)を読みました!と教授に言うと、以下のような意味の事を言われました。 日本の中世は天皇(および公家)・寺社・武士、と権力が分散していた時代だった、とは聞いていますが 黒田 謹言 |
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date 2008/6/18(水)09:20 黒田さま 中世は被官・本領安堵の関係が地方によって違っていて、有力氏族の武力背景も職業の存在によったのでしょう。 草深い栃木県・群馬県ですと、古くから住んでいる家はほぼ全員、清和源氏だとか俵の藤太がどうしたとか言い出します。あげくただの農家でも屋根瓦に家紋をつけて喜んでいます。戦国時代、有力な大名がいなかったため、武士は帰農するしかなく、そのときの記憶が残っているんでしょう。早稲田の斉藤君も俵の藤太の組でしょう。 大宰府は軍事力をもっていましたから、九州ではその在庁官人が力をもつのは当然です。 ライシャワーの中世の発見は日本歴史からきていると思います。分析の内容は中世とは身分制であり、めいめいが自己の職業以外に興味をもつことがなく、自分の分野を発展させることができたというものでしょう。それと日中の社会があまりにも違っていることにアメリカ人が驚いたということがあるのかもしれません。 石母田氏は唯物史観の持ち主で、いわば日本の中世を西ヨーロッパの発展にアナロジーできその点でライシャワーと似ていますが、それに組せない西嶋定生は面白くないでしょうね。我孫子でケチをつけていたという話がありますが、冊封体制のほころびである日本という観点にたてば、違ってきますよね。一方で今回地震にあった地区をみると孤立して屋敷森を構え傲然と暮らしている方が多いわけで、確かにイギリスのジェントリーと似た雰囲気は感じますよね。サンチョ・パンサではないですが家来は馬丁1人という雰囲気ですね。 別宮 |
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date 2008/6/18(水)13:18 別宮様、皆様、 タイガー計算機の事はまったく存じませんでした。わが身の無知を知るばかり 「計算器製造は不急の事業であると、労務・資材両面から創業が圧迫させ と書かれているのには驚きました。 電気屋である私にとって以前から不思議だったのはソ連の半導体産業の情報が PCは、でございますが、、、 動作不良があっても、インテルのホームページに掲載される「エラッタ」が増える |
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date 2008/6/18(水)14:11 別宮さま 別宮さまの文章から、急に勢いが感じられなくなりました。お話は私の為になる事を書いてくださる 17年ほど前でしょうか、激辛評論家の佐高信氏の本で、(当時)ミサワホーム社長の三沢さんの経験談 三沢社長が給料を払っている以上、まぁ、たわいもない話といえばそうなのですが、出版界でこれをやられると 彼の意識は文章からにじみ出ています。彼の言いたい事は以下の事なのです。 |
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date 2008/6/18(水)16:05 別宮様、 ・台湾と中国は、軍事侵攻しないことで話がついている。 こんな感じだったりするんでしょうか。中国が信用できるかどうかはともかく、これが成れば、台湾にとっては悪い選択ではないのかもしれない気もします。台湾人なら大陸でも負けずに商売やってけるのかもしれませんし。日本が大きく態度を変えるということもまずなく、日本に対してどう出ても、リスクにはならないでしょうし。親日家が政府転覆を図るということもなさそうです。 太平洋戦争中でも、日本にアメリカ好きは健在であったでしょう。野球選手もたくさん戦死しましたね。戦場に原書の詩集を持っていくような学徒兵もいたでしょう。 もちろん日本が親中なのは嫌です。自由と人道無視の国はやはり。 |
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date 2008/6/19(木)07:51 みなさま、 いわゆる科学技術計算ではありませんが、一部の国では IBM の製品が重宝がられていた 戦後は、例えばアポロ計画などは、膨大な数・種類の部品やそれらの工程を管理する |
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date 2008/6/19(木)08:41 タオルさま 馬というのは国民党ですよね。国民党はかつてコミンテルン傘下の団体でした。ここが日本人の意識の中で曖昧なんですね。なぜかといえば外務省がはっきり伝えなかったんですね。当時は是非はともかく治安維持法がありましたから、国民党支援というのは日本の法令に違反し、とくに公務員が国民党支持をやるのは問題ですよね。ところが幣原喜重郎を筆頭に国民党による中国統一を支援していたんですね。 よく外交でイデオロギーは関係ないようなことをいうリベラルがいますが、「戦争を選択肢に入れる」と発言する政治家は社会主義信奉者以外まずありません。馬も中共も「戦争を辞さず」と具体的にいってるんですよ。しかも、中国が有史以来みたこともない海面をめぐってです。社会主義者というのは本源的に「モノ」のために人間は行動するという考え方で、「土地」「金銭」「資源」のためであれば、国家は他国に暴力を行使して構わないという思考に陥るんですね。中共のチベット侵攻が問題にされますが、国民党も同様のことをやろうとしました。儒教と社会主義は相性がいいんですよね。 一方、中国が台湾併合意欲をなくしたとは思われません。日米が妥協すれば必ずや侵攻するでしょう。中国人は軍事リアリズムがありませんから「勝てない戦争」に平気で飛び込みます。また重要なことは日本人が思うほどヨーロッパもアメリカも中国に興味がありません。日本にはありますけどね。ヨーロッパ人にとり、エスニック・クレンジングを阻止することは、二国間貿易より重要でしょう。 日本人にとり重大なのはむしろ「国際法」理解でしょう。「領土」「資源」よりこちらがより重要です。共産党も国民党も国際法など無視しましたし、今も同じです。国家指導者が「戦争を辞さず」というのは国際法違反です。ここを日本人がわからないんですね。現在の日本の外務省、首相は、台湾の馬や共産党の「戦争を辞さず」を表に出し、騒いでませんよね。本来は国連安保理に出す話です。先制攻撃(するということも含め)は国連憲章とパリ不戦条約違反です。満州事変のとき「日本を愛した男」スチムソンが叫んだのもその点でした。ところがマスコミは反日男に仕立てたんですよね。 ですが、リットン調査団報告(内容はアメリカも了解)では、「日本軍は満鉄附属地に撤退し、どうぞそのまま満州国をやってください」まで降りました。満州全土に派兵したくば、撤退のあと満州国と協定結べばいいんですよね。ところが日本の新聞はこれに怒って、「満州は女真族の支配地だ!認識不足だ」です。満州事変はスチムソンのいう通りで、日本の侵略です。日本人は違法行為を居直ろうとすると出鱈目なことをし出します。そして他国の同様の違法行為には黙るんですね。台湾の馬は未熟な男ですから、そのうち引き下がるでしょうが、大陸中国は頭痛いですね。日本はとにかく、「心血を注いだ」交渉などやらず、中国と距離を置き、日系企業がストックホルム・シンドロームに陥らせないようにすることでしょう。 別宮 |
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date 2008/6/19(木)09:31 亀太郎さま やさま 戦前の日本ですが、コンピューターへのブレーク・スルーに決定的に欠けていた何かがあったと思います。 いわゆるディジタル・コンピューターへの発展ではチューリングとフォンノイマンの研究が決定的です。いずれも記号論理学に係わりますが、この分野に日本が遅れていることはいいんですが、意図的に反対したところが問題でしょう。 ノイマンのコンピューターはメモリーとCPUからなります。チューリングの偉大なところはこの二つである種の数学的命題は説明できるとした点ですよね。ですが問題は明晰にすぎることでしょう。例えば、ヘーゲル・マルクスの弁証法などチューリング・モデルから簡単に否定できます。それと進歩史観の否定はほぼ等価です。すると社会主義が進歩でないことも明らかであり、日共の科学的社会主義など無価値であることも明白です。 つまり、コンピューターはドクトリンにもとづいた時間的発展を否定するところがあります。少なくともプログラムが発見できなければ、動かないということがわかるんですね。そうすれば、社会主義者・統制主義者は立つ瀬がなくなります。ソ連でコンピューターが全く発展しなかったことは理由があり、日本が統制経済に入った昭和11年以降、新兵器開発に悲惨なほど劣後したのも理解しうると思います。 V2号計画やマンハッタン計画は、チューリング的発想がなければ不可能だったでしょう。日本がゲッチンゲン大学と距離的に離れていることは大きかったですね。 別宮 |
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date 2008/6/19(木)11:30 別宮さま みなさま コメントしにくい文章で失礼いたしました。 ある程度、偏差値の高い高校で採用されている、山川出版社の『日本史』の教科書についてです。 1980年代中盤からしか私は知りませんが、執筆した歴史学者の配慮にまったく現場の教師が気づいていません! そこにはハッキリ、「小山朝光(の)母堂に所領を安堵する」と書かれてあるではないですか! 第二は江戸時代の離婚についてです。数ある三行半(みくだりはん=離婚通知)の中からわざわざ女性の方から出された 社会科の教師よ!このくらいはちゃんと生徒に教えろ!さもなくば教員免許の再更新はオレが阻止してやる! 黒田 謹言 |
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date 2008/6/19(木)11:44 タオル様 純粋に軍事の面で言えば、台湾そのものが日米のバックアップなしでは立ち行きません。これはお隣の半島南半分国と同様です。中国が台湾を攻めない(逆に国府軍が大陸反攻をあきらめる)も確たる証拠も無いですから、フォークロアと見ていいでしょう。 先制開戦を口にすること自体がルール無視なのは確かなことではありますが、それを気楽に口にしてしまうという彼らの現実無視はやはり今後も気をつけておくべきでしょう。 台湾は反中共だから、親日である、したがって肩入れして小異を捨てて大同に付かねばならん、ではチャイナスクールそのものでしょう。で、今回のようなことが起こると「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!!」とヤンデレになる。これ、もう明治以降何回も繰り返されてきたことです。 中華民国政府が大陸反攻を公式に撤廃したと宣言したことはありません。つまり、この国をうかうかと独立承認するということは、この”国是”まで認めてしまう結果になりかねない。調停者としていい顔をしたい米国としてはこれは絶対に忌避したいところでしょうし、日米同盟による東アジアの静謐を旨とするわが国の国益にもめぐりめぐって影響します。 とにかく、馬はレベルの低い男ですが、小国の無責任さは現実感覚を見失わせます。ノムヒョンのバランサー並みの妄言ですね。お灸をすえる必要はありますかね。 困ぺい糖 |
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date 2008/6/19(木)17:24 別宮様、困ぺい糖様、 ご回答ありがとうございます。 >よく外交でイデオロギーは関係ないようなことをいうリベラルがいますが、「戦争を選択 正直、私自身はリベラルを笑えないと思いました。中共の話も、何か良心の問題のように理解していた面があります。中華共産主義を損得勘定のオバケにすぎないというように、甘く見てはいけませんね。イデオロギーがメカニズムとして彼らを侵略戦争に駆り立てるというのは、軋む歯車を見るようなリアリズムがあって慄然とします。 >一方、中国が台湾併合意欲をなくしたとは思われません。日米が妥協すれば必ずや侵攻 台湾の繁栄を維持するのは、自分たち(大陸人)には無理だ、だからドル箱として利用するなら自由にさせてうまく付き合った方がいい、とあるいは中国人も考えるのではないかと思ったのですが、軍事に限らず彼らのリアリズムの欠如はゆめ忘れてはいけないのでしょうね。考えてみれば、彼らは「自分たちならもっとうまくやれる」といつも考えている連中なんですよね。俺たちには無理だ、なんて殊勝なことは絶対思わないよな、と思いなおしてしまいました。だから聖火リレーで、こんなもんどっから見ても大失敗だろうと思う状況でも、トンチキにもうまくやったように思っている。唯物論者がリアリズムに欠けるというのも変に聞こえますが、唯物史観自体がリアリティに欠けるのを思えば、それもそうなるべくしてなっているのかもしれませんね。 >中国が台湾を攻めない(逆に国府軍が大陸反攻をあきらめる)も確たる証拠も無いです>から、フォークロアと見ていいでしょう。 別宮様のご指摘を見たときに思ったのですが、中国を損得勘定の欲の化け物だと思うのは、まだ自分の理解できる範囲で中国を理解しようとしていて甘いと思いました。そして困ぺい糖様のおっしゃるフォークロアという表現が、自分の認識を表すのにピッタリ来ます。つまり、こっちの心底から生まれた幻想なんですよね。希望的観測、願いがそういう物語を作り出している。台湾−中国連携という最悪のシナリオを思い描いてるつもりでも、やはり希望的観測がしのびこんでいる。逆方向に思えても、自分にも大陸幻想につながるような根っ子が確かにあるのだなあと、しみじみ思いました。 >中華民国政府が大陸反攻を公式に撤廃したと宣言したことはありません。つまり、こ なるほど、というか、ここを考えたことがありませんでした。台湾が大陸反攻を、たとえリアリティがなくなっても捨てない。儒教的ということかもしれませんが、この重要性についてあまり語られるのを聞いたことがありません。招来している結果もそうですが、独立をどうしても第一にできない、骨がらみの性格的なものを感じます。 台湾人の留学生は、近未来に中国が経済的に発展して、民主化も進めば、平和的に統一できると思う、と言っていました。台湾―中国フォークロアにもいろいろな形があると思いますが、穏便な形にしても、統一フォークロアはもう民族の神話みたいに離れられない。大陸中国人にとっては共産主義のファンタジーに組み込まれている。そして彼らが夢想に取り付かれているのは紛れもなくリアルなのだという怖さ。で、肯定するにしても否定するにしてもそれに巻き込まれる資質を自分も持っているという怖さ。前近代の世界に引きずり込まれてしまっては、日本政府も日本企業も国際法なんか知ったことでなくなるのもうなずけます。 |
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date 2008/6/20(金)09:05 黒田さま 文芸とノンフィクションは、ジャンルの違う分野です。文芸とは、歴史に背景を借り(散文となれば、ほとんど借ります)、内容で読者に感動を与えようとするものです。ですから事実相違や解釈誤謬があったとしても、それは当然です。トルストイの『戦争と平和』はナポレオン遠征を書いたものですが、史実とほとんど合っていませんが、大いに感動した記憶があります。ソルジェニツィンも似たところがあるでしょう。 ですから、文芸として書かれたものを、私のような立場から批判しても意味がないのです。福田和也氏は私と違って、登場人物の心の中を推定するという厄介な作業をやっています。これについて批判があったとしても、それはその断片について当てはまることにすぎず、全体やその氏の作品群全てに有効ではありません。私が司馬遼太郎の『坂の上の雲』やそれに関連する作品について批判するのは、氏が「あとがき」で、全部事実に立脚しており、たんなる歴史小説ではない、と書いているためです。 そのようなことで、存命中の作家について部分や全体をとりあげて批判することはしていません。またそういった方法が適切と思いません。でも福田氏や司馬氏のような方がいて、初めて歴史に興味をもつことができ、また感動することもできます。次元が異なり憚られますが、実際に戦場に臨んだ人の戦記というのは全然面白くありません。しかも、事実に反する誇張・虚偽に満ちています。「南京事件」の経験者の戦後になって書かれた「戦記」を読めば、この点はよく理解できると思います。また作家について「原稿料」相当の仕事をしろはないでしょう。目当てもあるかもしれませんが、それほど出版社の機嫌をとって動いているわけでもないと思います。また原稿料をもらえないとしたら、いい加減なことをいっていいのでしょぅか?たとえば、この文章です。 別宮 |
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date 2008/6/20(金)12:58 別宮さま お返事、ありがとうございます。目から鱗が落ちたようです。 福田氏がフィクションに重きを置く方ならば、それはそれでかまいません。 文芸方面の方だとハッキリ教えていただいた以上、福田批判は全部取り消します。 「福田さん、まぎらわしい題名、歴史家のごとき伝記体の文面はやめてくださよ〜」 別宮師、こんな事で貴重なお時間をさいていただいて、申し訳ありません。感謝しております。 いつか別宮師の論の訂正ができる日まで、精進いたします! ありがとうございました! 黒田 謹言 |
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date 2008/6/20(金)21:39 別宮様、皆様、 IBMのスーパーコンピューター"Roadrunner"がついに1ペタフロップスを達成したそうす。 電気屋の仕事でここしばらく成長が著しいもののひとつにカメラがあります。これが、 ところが、この認識というのが天才の細道が目的地まで到達していない分野のようで、 どうしてこうなるのかなと、ぼんやり思っていたのですが、別宮様のご教授を拝見して |
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date 2008/6/21(土)06:45 別宮さま 一晩、冷静になって考えてみると、私は中世専攻なのでありえない事ですが、 確か先帝陛下を語る上で根本史料となる書物は…?たしか、『天皇本紀』? もしかしたら100年後くらいに公開されることがあるかもしれませんが、それまでに それでも「今この瞬間の読者の需要」のために執筆する?いえいえ、わたしは出来ないです(笑)。 別宮師はいかがですか?私の考えている事は臆病にすぎるでしょうか? 黒田 謹言 |
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date 2008/6/21(土)07:03 亀太郎様 >この間、日本メーカーはいったい何をしていたのかということになりますと、 そんなことはないでしょう。マイクロプロセッサ、64KDRAM、ファミコン、これらは日本人の偉大な功績です。 これらがなかったら、今のコンピュータはかなり違ったものになった可能性が高い。 マイクロプロセッサの島さんは、実質、インテルを作った人だ。 横井軍平、宮本茂は、トランプ・花札とコンピュータという異質なものを組み合わせてこれまでに無いものを作り上げた。イノベーションそのものです。 64KDRAMの開発プロセスは、日本が苦手といわれたプロジェクト管理の成果でしょう。 チューリングやノイマンはいなかったかもしれないが、そういう一握りの天才に頼らなくてもよいのはたいしたものではないでしょうか。 |
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date 2008/6/21(土)08:59 黒田長政様 別宮様 横合いから失礼します。 これは本当にファンタジーなことなんで、本人の思いのみに基づく完全オリジナルといえます。つまり、歴史史実はいかに精緻に書いていても、よくできた小道具大道具にすぎません。 実は以前、鶴屋南北の「東海道四谷怪談」を現代物に翻案しようとお岩さんを調べたことがあります。どうも実在の人物らしく、早死にした娘を儚んで旗本だった親御さんが祠を建てたのが四谷のお岩稲荷のオリジンらしいんですね。 プロの創作執筆と版元やらの要望についてはネットで漫画家雷句誠と小学館をめぐる訴訟沙汰が今ホットですので調べて見られるといいでしょう。結構頭の痛いネタなんですが、編集(版元)と作家の関係がよく透けて見えて、ほう、こんなこともあるのかと思わせます。 今回奥歯に挟まった言い方ばかりで恐縮ですが、原典を仮に史実と置換して2次創作なる若い同人に今はやりの分野を一度ご覧になると、「史実」を変えずにいかにねじくれまがったことが可能かわかります。一度「とらのあな」や「アニメイト」(両方とも天神に福岡店があります)を覗かれるとわかります。いや、たいへんですよ。どうすりゃガンダムをこんなにたくさん18禁ものに化かせるのかというくらいです。 ようするにフィクションというのは「おもしろい」「つまらない」の判断基準で良いわけですよ。それ以外は作者の言い訳といって語弊じゃない。だから、「坂之上の雲」の山本権兵衛が好き、というおじさんはそれはそれでかまわないと思います。史実は違うぞと判りやすくアカウントしてやる必要は当然生じますが、それも耳傾けずに怪我してもそれは自己責任。 もちろんある対象に対してスペック決め手執筆依頼があった場合はその限りではありません。むしろ最近心配なのは、この手の依頼主のニーズと読者の読み勝手を両立させる(大概二律背反します)プロの書き手が減っていることが重大でしょう。表現力そのものに問題を抱えているケースも多いんですね。 では、ゴシックホラー風味のヤンデレ女王様や寡黙な爆弾娘や有史以来最もドジな奴が楽しそうに七転八倒するお話創作に戻るといたします まる 困ぺい糖 |